ツナグのレビュー・感想・評価
全21件中、1~20件目を表示
長いかな
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死んだ人は1回だけ生き返って現世の人と少しの時間だけ会える。
それを執り行うのがツナグという職業?であり、松坂の婆だった。
遠藤は亡くした母に本当の病名を告げなかった事を後悔していた。
そしてツナグで会って心満たされた。
橋本は道路を凍結させて親友を殺そうとし、本当に親友死亡。
ツナグで確認しに行き、親友はそれを知っていたと分かって後悔。
佐藤は婚約相手に失踪された事を引きずっていて、
ツナグで会って、彼女が死んでいたことを知る。
ツナグが本当に意味があるのか疑問視していた松坂は、
経験を通じて価値を見出だし、婆から後継する。
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まあ面白いんやが、一話完結型の連続ドラマで良かった感じ。
しかも終わるかなと思ったらそこから長いパターン。
ぼちぼち感動系映画
Amazonプライムにて鑑賞
小説を読んだので映画との違いが気になり鑑賞
死者に会わせれるツナグになる青年の話をいくつかのエピソードでまとめている
まあ大体小説通りに作っていてそこまで外してないかなと言う感じ
話も少し映画ようにタイトにはしているがそこまで違和感もない
ただ俳優の演技が気になった
特に橋本愛の演技はこの映画の見せ場のシーンだが少しわざとらしく感じさめてしまった。
最近の作品を見てそう言うふうには感じないのでそこから上手になったんだなあと思う。
樹木希林の演技も全体的に少し浮いてるイメージ
占い師とかをイメージしすぎなのかな?
佐藤隆太の演技は素晴らしかった。
彼女が生きていて欲しかった
会ってしまったら死んだことを認めてしまうというところもリアルに感じた
この映画では改変で雨の中嵐が傘を渡しにくるがそのシーンのやりとりで原作よりかはいくらか嵐に救いのある展開になってる。
話数を少なくしたところをいい感じでまとめたなと思った。
全体的に綺麗にまとまっていて同じような感動系の日本映画好きな人にはオススメかな
一度だけ死者と会えるなら…
誰と会いたいだろうか…見終わった後、誰しもがそう思っただろう。特に遠藤憲一パートは早く、時間配分的にパートパート毎に駆け足感は否めないが、どれも心に残った。ラスト松坂桃李が、親とも会わないで想像して、樹木希林をなだめるのが印象的。成長し、ツナグを引き受けるようになる姿を好演している。やっぱり樹木希林は安定感あるし、仲代達矢、八千草薫が出演しているのは豪華。大野いとは上手いし、橋本愛は存在感があった。しかし、自分のツナグ仕事のせいで、息子夫婦を殺してしまったと思うなら、孫に継がせるかな?と思ってしまう面もあった
心温まる優しい作品。この一年で観た映画の中で一番いいです。
脚本・演出・役者さんたち、全てが素敵でした。
優しくて、リアリティのある、観手に訴える内容です。
私は大切な人を亡くしたので、この作品の中で語られる、いくつもの背景やストーリー・言葉を、自分ごとのようにありありと理解することが出来ました。
だから、何回も泣いてしまいました。
本当に「ツナグ」の人達がいたら私も頼みたい。
だけど、本当にはいなくても、作品の中で語られる言葉が、残された者(生者)に対して、とても救いになっていて、温かく救われ慰められ、希望・未来に生きていけるように励ましてくれるものでした。
奇しくも、今となっては、「ツナグ」の樹木希林さんも他界されているのが、より作品に深みを増させているのかもしれません。
ありがちな、「死者は実体がないから触れない」「魂だけの存在」とかではなく、きちんと死者に姿・形があり、死者と生者がお互いに触れ合うことが出来て‥というのがすごく良かった。
死者も生者も対等です。
死者たちは、普通にリンゴを向いていたり、お茶を出していたりしましたもんね。
観ていて嬉しかったです。
どこまでも、温かく、優しく、死者のことも・残された生者のことも、癒しく慰めてくれるような内容でした。
もう2012年、今から7年も前の作品なのですね。
観れて良かったです。
演技力がすごい
大野いとちゃん橋本愛ちゃんの演技力に脱帽です!
御園が伝言頼んだ時の心情を考えただけで
苦しくて苦しくて。
青春時代大好きだった人と話したかった話題を
親友が自分の言葉の如くその人に話していたら
ショックだろうなぁ。
だから伝言っていう形で残したのかな?
もし嵐が歩美に御園への伝言聞かなかったら
道路凍ってなかったよ
っていうメッセージ聞かずじまいなんだから。
そこら辺のストーリー設定と進み方すごい好きでした。
いきなり涙がぶわぁって。
最初は普通に見てたんです。
でも大野いとからの伝言
道路は凍ってなかったよ
で自分でもびっくりしたけど
涙がいきなりどばぁって流れ出したんです。
うわぁって心が苦しくなりました。
きらりの宝物がはいった缶の中身を見たあとの
佐藤隆太の一言が多くは語らずでよかったです。
松坂桃李が樹木希林を思いやって言った
お父さんとお母さんの死んだ仮説でまた泣きました。
想像以上に涙が出ました。びっくりです。笑
エンディングの唄ズルイ
原作読んで泣いて映画見て泣いて、エンディングの唄聴いて泣いた。
女子高生の最後の慟哭、サラリーマンと彼女のキス、震えました、
全ての役が俳優さんとピッタリとマッチしてる映画って洋画も含めて珍しいかもね。
死者の物語は残された者のためにある
ただのお涙ちょうだいなんかじゃ全然なかった。一生考えさせられる生死について、少し諭されるような気分で観ました。
ただただハッピーエンドだけぢゃない嵐と御園の関係が(ハッピーエンドじゃなかったと言ったら嘘になる)印象的でした。嵐が最後に言った、後悔はしてないよの言葉に私は号泣で、まだ身近な死をさほど経験していない私にもズシンと残るものがありました。
私は別の作品で、「人は生きたようにしか死ねない」と言う言葉に印象を受けていましたがまた1つそれだけではないんじゃないか?と考えさせられました。
やはり、正解などない問題ですが。まだまだガキんちょの私は御園が言った後悔はしないようにという言葉を受け止め一生懸命生きることしか出来ないですね。
後はこの映画をこれから何度も観返し、私なりに答えに近づいていけたら、と思います。
彼らから叱られることさえ望みながら、日々を続ける。
映画「ツナグ」(平川雄一朗監督)から。
「死んだ人間と生きた人間を会わせる窓口、それがツナグです」
このワンフレーズで、物語は思い出せるから、これ以上は書かない。
ただ、生きている(生かされている)私たちにとって、
身近な存在であった死者とは、死後、どういう存在に変わるのか、
高校3年の時に父親が他界してから、ずっと考えてきたことだ。
その後も、大切な人の死を何度も経験し、その度に号泣した。
その答えが、ちょっとみつかった気がする。
「僕たちの世界では、何かをする時、
目にはみえない誰かにみられていると感じて、行動を決めることがある。
時には、あの人ならどうしただろうと。
彼らから叱られることさえ望みながら、日々を続ける。
きっと僕たちは、その人たちに支えられて、
生かされているんじゃないだろうか」
「神様がみている、お天道様がみている」よりも、より現実的であり、
それは、人間だけでなく、可愛がっていた動物でも同じ気がする。
人間、歳を重ねてくると、叱ってくれる人はいなくなるが、
死んだ人なら、いくつになっても叱ってくれるし励ましてくれる。
久しぶりに「死」を前向きに考えることが出来た作品である。
「こうやって、死んでからも会いたいと思ってくれる人がいるなんて、
私の人生、捨てたもんじゃなかったかもしれないわね」
「あの、会いたい、と思ってもらうと嬉しいものですか?」
「えぇ、とっても嬉しいわ」この会話が、一番心に残っている。
P.S.
作品の中で紹介されていた、ヘルマン・ホイヴェルス著
『人生の秋に』に掲載されている「最上のわざ」の一部。
もう「人生の秋」を過ごしている私、参考になりました。
おんなじ作品ばかり。
原作は、読んでいません。
確かに泣けました。
最近、僕自身も母ちゃんを亡くしているし、ツナグなんて仕事をしている方がいるなら、ぜひお願いしたい。
ストーリーは、3パターン。
世にも奇妙な物語みたいです(笑)
高校生のストーリーだけで良かったんやないかなー?!
シェイクスピアのようで良かった。
友情が憎悪や殺意に変貌していく様を、もう少し時間を費やして描いてほしかったなぁ。
そしたら、もっと深い作品になってただろうし。
女性の友情って、男性には分からないものですね。
アラシの赤い赤い真っ赤なコートと、ミソノが持つ、リンゴとナイフは、かなり意味深ですよね〜。
謝る気ないだろっ!とツッコミたくなるぐらい真っ赤でしたからね。
いつか、アラシはミソノに謝ることができるのだろうか?
うーん。
自分だったら、呪っちゃいそうですよね(笑)
そして、
1番疑問なのは、
何故、この手の作品ばかりを作りつづけるのか。
お涙ちょーだいの方が、
興行収益があがるからなのか?
ほんと、俳優を変えただけで、おんなじような作品ばかり。
死んだ人が、どこへ行くのだろう。というより、日本映画がどこへ行くのか知りたい。
10年前から、なんの成長も見られない日本映画は、そのまま世界から見た日本という国の低迷を象徴している。
死者と生者の思いを繋ぐ
「黄泉がえり」「いま、会いにゆきます」「この胸いっぱいの愛を」に続く、和製スピリチュアル・ファンタジー。
死者と生者の仲介人“ツナグ”。
この世じゃない場所からやって来た…という設定ではなく、代々受け継がれてきた能力というのが、非現実的な設定に多少なりとも説得力を与えている。
“ツナグ”の見習いである男子高校生・歩美を主人公にする事によって、見る側も彼と一緒になって死者と生者の再会に向き合える。
たった一人、たった一度だけ、死んだ人に会える。
死者にとっても生者にとっても、伝えられなかった思いを伝える事が出来る。
だが、癌で亡くなった母に再会した中年男性のように、全てが甘美ではない。
演劇部の役の事で気まずくなったまま死別した二人の女子高生。やり直せる最後の機会だったのに…正直になれなかった。
7年前に失踪した恋人を忘れられないサラリーマン。“ツナグ”を介して会う事になるが…それは恋人が死んでいたという現実を受け入れる事だった。
そして“ツナグ”である歩美にも、会いたい人、聞きたい事があった…。
死者に会う事で生者は救われるのか。
死者に会いたいというのは生者のエゴではないのか。
歩美は思い悩む。
しかし、それでも会いたい。会って生者が前に進めるのなら。
会わなければ後悔する。
やらないで後悔するより、やって後悔する方がいい。
様々な人の思いに触れ、歩美は“ツナグ”を引き継ぐ決心を固める。
同時に、自分の会いたい人=突然自分を残して自殺した両親の思いにも触れていく…。
若手、中堅、ベテランのアンサンブル。
主演の松坂桃李にとっては、樹木希林、仲代達矢、八千草薫ら名優との共演は自身のキャリアに大きなプラスになった事だろう。
歩美の祖母で先代“ツナグ”の樹木希林の、とぼけた味わいとある苦悩を秘めた、いつもながらの見事な巧演も付け加えておきたい。
やたらと「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝るだけの台詞や演出にぎこちなさも感じるが、全体的に好感触。
アナタには会いたい人がいますか? 伝えたい思いがありますか?
俺は好きだけどね(・∀・)イイ!!
この映画、結構評価が割れていますね~(;・∀・)
まあ設定に無理があるのは分かります。
死者を呼び出せるツナグがあんな簡単にネットで連絡取れんのか?とか
ツナグを受け継ぐ人間だけが使うことを許されて、それ以外の人間が観たらツナグもろとも命を取られるという恐ろしい鏡をあんな茶箪笥みたいなところに無造作に入れといていいのか?とか
登場人物の名前がキラキラネームばっかじゃねえか( ゚Д゚)ゴルァ!!とか
確かにその通り(・∀・)ウン!!
ただ俺はこの映画好きですワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
まず死者を呼び出す時に、幽霊っぽくないのがいいと思う。
生きてる人間と全く同じ感じで、触れたり話したり普通にできるというあたり、あまりにも突拍子なさ過ぎて俺は好きですよ(^O^)
面会をするホテルの、何とも宗教的な雰囲気と言うか厳か過ぎる雰囲気も俺は悪くないと思う。
遠藤憲一が母親に会う時に、部屋のドアを開けたらそこにいることが部屋の鏡に写るという演出は良かったけど・・・
ただその前に主人公と思いっきり普通に会話してるから鏡の演出の効果がかなり薄れてるのは否定できない(;・∀・)
そこでする話が息子と上手くいってないという、スケールが小さ過ぎるし愚にもつかない理由だというのも分かるけど、実際にツナグがいて依頼するとしたら大体そんな理由が多いんじゃないか?とも思うな俺は(・∀・)ウン!!
2番目の橋本愛と大野いとのエピソードは、サスペンス的な雰囲気と要素があって一番良かった(゚∀゚)アヒャ
ただ人ん家の水道を勝手にひねったりするのはどうかと思うが(;´Д`)
些細な嫉妬心から死なせてしまったという罪悪感は分かるけど、その直前にある「あたしには敵わないよ」の聞き違いの下りは・・・( ゚Д゚)ハァ?
つうか思いっきり「嵐」じゃなくて「あたし」って言ってたぞ???ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
そしてツナグに依頼して会うが、その時リンゴの皮をむいてるのは若干意味不明だけど、その前に発覚するコートの件で決定的に殺意を抱いたのでは?と俺は思ったが・・・
だからこそこのナイフで今にも突き刺しかねない雰囲気が出てくるんじゃないかと思ったんだけどそれがなかった。
そして最後に「道は凍ってなかったよ」という言伝を聞いて、一生後悔することになってしまうということ。
うーん分かりづらい(;´∀`)
ただ一番はらはらした場面ではありました。
そして3つ目の佐藤隆太と桐山美玲のエピソードだけど・・・
ここは佐藤隆太の淡々とした演技が観られたのが俺としては新鮮だった(・∀・)
平山キラリだっけ?この名前を本名と思うか??
つうか捜索願出さなかったのか???
とまあ突っ込みどころはあります。
樹木希林とか仲代達也の演技は実に安定感があったし、役者は総じて演技が良かったと思う。
駄目なところが多々あるのは分かってるけど、俺はこの映画好きです。
食卓は家族をツナグ。
原作は、第32回吉川英治文学新人賞受賞作なのだそうだ。
最近では「鍵のない夢を見る」で直木賞をとり、
山本周五郎賞を受賞した「本日は大安なり」はドラマ化された。
何やらすごい作家さんの原作じゃないの~。と期待したものの、
鑑賞後の感想は意外と普通で、小ざっぱりとした物語だった。
(映像化したら印象が変わった、とはよく聞く話だけど)
死者と生者を結んだり、どこぞで出逢ったりという話は多い。
もともとそんなことできやしない、有りはしない、の発想から
できたらいいな…逢えたらいいな…のファンタジーでもある。
私にも、叶うなら逢ってみたい人はいたりするが、
しかし今回の話でもほとんどがそうだったように、
もし逢えたとしても、互いの口から出るのはきっと
「ごめんなさい」「ありがとう」「これからもずっと見守っている」
なんだろうと思う。
それが分かっているから、今作の歩美の「逢わずに生きたい」と
いう気持ちがよく分かる。
その頃の後悔や反省がどれだけ自分を苦しめ、苛んだとしても
大切なのは今こうして自分が生きていることに他ならず。
死者への供養は遺された者がどう生きるかに託されているのだ。
今作も何らかの事情で、どうしても死者に逢いたいと願う人々が
ツナグ見習いの歩美のもとへ申し出てくる。
単にその仲介をするのがツナグなのだが、人生でそれは一度きり、
つまりこの先もっと大きな不幸が起こって、もっと逢いたい人が
現れても、過去に逢ってしまえばもう二度と逢うことはできない。
けっこう無情な選択肢(だって高校生とかさ)という部分でもある。
何が普通に感じられたかというと、ここで紹介される三組のうち
二組はほぼ見たことがあるような設定に終始していることなのだ。
感動がないワケではないが、それはそうなるよね(の確認)といった
かなり当たり前の展開を見せるので、特に感動に繋がらなかった。
それより一風ホラーかと思わせる女子高生のやりとりが、今作では
一番気味悪く胸にのしかかる一編となった気がする。
親友、親友というが、あの頃の親友などもう顔も覚えてなかったり、
あるいは懐かしさの賜物(逢ってないから)のようなところがあるが、
今作のように、もし自分の嫉妬(未必の故意)からくる殺意のような
そんな行為が事故を起こし、相手が亡くなってしまったとしたら…?
主演の二人の(ややオーバーな)演技もさることながら、
最後まで怖いわ気味悪いわ、ナイフの意味は何?まで心に残った。
ワケも分からず、呆然としていた歩美の姿が印象に残る…。
このまま終わらせちゃうの?というところでラストは巧く纏めていたが。
ツナグである祖母アイ子と歩美のやりとりがとてもいい。
毎日食卓を囲むシーンで、さり気なく登場する料理を囲む二人の姿。
多少のギャグやアドリブが多く見受けられるものの、普段の生活を
きちんと見せることで、不幸ではない温かみのある生活感が感じられる。
他人の世往来を見届ける使者たちが、不満タラタラの醜悪な生活なんて
(あるわけないが)やっぱり見たくはなかったもので^^;
全体的にサラッとしていて観やすい分、ここは長いんじゃないか?と
思える描写も多く、バランス良く場面をツナグ編集が必要かもしれない。
(登場人物の名前が変わってるなぁ。日向キラリって^^;なんか凄い名前)
長く感じた。
ハンカチを握りしめ準備万端!と構えていたのがよくなかったのか、全く泣けませんでした。
泣きたいから観たかったわけではないけれど、期待していた分あれ?という感じ。
この「死者に再会できるという奇跡のようなチャンスがたった一度だけ与えられる」という設定の割にはなんか軽いというか。
親子、親友、恋人。
恋人を最後に持ってきたからかな、でもやっぱりこの順番だよな、と悶々としてしまいました。
しかし佐藤隆太はあれで前に進めるのかな?
そりゃ行方不明のままずっと思い続けるのよりは救われていると思うけど、やっぱり彼はこの先もずっと彼女を思い続けてしまうのでは…。
それも幸せなのかな。
全体的にツナグを引き継ぐという流れで祖母が孫に説明をしながら進んでいくのが、観ていて若干面倒くさくなってきました。
でも孫と祖母のシーンはほのぼのしていて、緊迫感のあるラストでも温かいものがありました。
あとばーちゃんの作るご飯はハイカラでとても美味しそうでした。
続編観たい。
良かったです。御園と嵐の回が一番グッときました。
御園の伝言についての受け取り方は、観る人によって解釈が違うと思います。復讐的とも取れるし、優しさとも取れます。
どの道嵐は御園に対しての裏切りと謝罪の気持ちを持ち続けて生きていかなければならない。そこで御園が言っていた、「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」が思い出されます。
御園は歩美君のコートの件で、嵐が言ってくれないかもしれないと思った。結果、嵐は御園に真実を伝え、謝罪する事ができずに後悔を生涯背負う。ひょっとして御園は、その事を身を持って、辛いけれど伝えたかったんじゃないかと思いました。
御園は歩美君にも言っていました。後悔しない生き方をして、と。嵐が御園に言っていれば、後悔しない生き方を選択できたが、できなかった。御園は嵐に、後悔しない生き方をして欲しいと言う願いを込めて、あえて伝言を残したんじゃないかと思いました。御園は嵐の事を、ずっと親友だと思っているから。
書いてて重いw
グッときた
後悔、という言葉を考えさせられた。
留まるか進むか。。。どう悔いが残っても、進まなきゃいけないんだって思わされた。
いろいろな面で心打たれ、考えさせられ、良い作品だったと思う。
原作読みたい!!
文句なしに泣けます
原作を読んでいたので、冒頭のシーン(御園が蛇口を締めるところ)で早くも泣けました。
原作でも女子高生二人のエピソードは衝撃的ですが、実写でも原作を裏切ることなく良かったです。
特に嵐役の橋本愛さんの演技は素晴らしかった。
「嵐ってこんな顔だったんだ」と。原作のイメージにぴったりだと思いましたし、歩美から御園の伝言を聞いた後の「ごめんなさい!ごめんなさい!」と絶叫するシーンは迫力でした。
原作で、
鍬本輝子が上京した時に、風俗で働くつもりで考えた源氏名が「日向キラリ」だと説明していますが、なぜ偽名を使ってたのかっていうところが、映画では説明されてなかったので、原作を読んでない方はたぶん「?」だったのではないかと思います。
上京したばかりのキラリは、ピンクのコートを着た田舎のギャルっていうイメージがあったので、実写キラリはロリータ風でイメージ以上にかわいくて良かったです。
あと、ジュンヤワタナベのコートがどういう物かが見られて良かったです(笑)
死者に会えるのは良いこと?
死者と会いたい人をつなぐ使者、ツナグ。死者に思い入れの強い人、亡くなったことを受け入れられない人を逢わせる役の樹木希林が孫の松坂桃季に役目を譲ろうとする。この二人の演技は淡々として、愛情がありとても良い。色々なエピソードは簡単に描かれているが、松坂の両親の死の訳、それに苦しんでいる祖母の樹木希林を理解し、ツナグになろうとする松坂の意思が強い、松坂が会いたい人はおばあちゃんという所が泣かせる。私も昨年、主人に亡くなられ、周りからはふっきれた様に見えるが、時折なにかのきっかけで涙が止まらない時があります。どんな気持ちで亡くなったか知りたい気もしますが、もし会えたら良いかどうかはわかりません。
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