Red Tails
2012年製作/アメリカ
原題または英題:Red Tails
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンソニー・ヘミングウェイ
- 製作
- リック・マッカラム
- チャールズ・フロイド・ジョンソン
- 製作総指揮
- ジョージ・ルーカス
- 原案
- ジョン・リドリー
- 脚本
- ジョン・リドリー
- アーロン・マクグルーダー
- 撮影
- ジョン・アロンソン
- 音楽
- テレンス・ブランチャード
2012年製作/アメリカ
原題または英題:Red Tails
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2024年10月26日白人を悪役に徹底した黒人が主役の珍しい映画です。
ジョージ・ルーカスも白人一辺倒のハリウッド映画に対抗して、黒人だらけの出演者にしたみたいだけど、皮肉にもその内容はいかにもアメリカ最強のハリウッド映画でした。
サーシュミットMe262をコバエのように撃ち落としたり、駆逐艦を戦闘機の機銃掃射だけで撃沈させるなど、実に素晴らしい演出で片手間で見れました。
史実に基づいて制作したらしいけど、それはおそらくストーリー部分だけで演出部分は厨二病丸出しでした。
スターウォ-ズ的第二次世界戦だと思えば楽しめて見れます。
ウォーホークやムスタングB-17、メッサーシュミットBf109やメッサーシュミットMe262などが出てきて、時間を持て余してる戦闘機好きな人にはいいかもしれません。
実話にヒントを得て作られた本作品。 第二次世界大戦中、米国防省は戦闘の激化によって兵士が不足したため、空軍パイロットに 初めて黒人兵士の採用を決める。 訓練を終えた部隊は「タスキーギ・エアメン」として戦場に赴きし、大活躍するのだが…(ネット情報より引用)
人種差別が厳しい時代、戦地でも 不当な扱いを受ける黒人兵士(パイロット)たち。 それでも 愛国心を捨てず戦い抜いた男たちを描いた本作品。 とてもわかりやすいストーリー構成です。 役者さんの演技も 監督の指示通りに動いた感がアリアリで 可もなく不可もなく。。 ただ キーワードとなる人種差別においては、先に観た 『ヘルプ 心がつなぐストーリー』と比べるとあまりにも(表現が)ソフトで 不自然な印象を受けました。
主人公・マーティを演じた ネイト・パーカー。 イケメンです。 ですが、彼の表情からイマイチ不安感が伝わってこないんですね。。 意外と背も低くて、なんだか残念です。。
マーティの弟・ライトニングを演じた デビッド・オイェロウォ。 彼は演技はわるくなかったけど、セリフがどれも残らない感じでした。
その他、NE-YOが出ていたり(兵隊役、好きだね)、キューバ・グッディング・Jrやテレンス・ハワードも 花を添えていました(この二人は助演なのに 若手を押さえて目立ってました、笑)
製作指揮にジョージ・ルーカスが加わったことで 戦闘(飛行)シーンなどはなかなか迫力ありました。
歴史に埋もれていた武勇伝を掘り返す意味では 良かったと思いますが、全体的なバランスとしては (ポスターも含め)“軽すぎる”と思いました。