ヘルタースケルターのレビュー・感想・評価
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主演の沢尻さんに拍手ですね。話題になっててずっと気になってたけど、...
主演の沢尻さんに拍手ですね。話題になっててずっと気になってたけど、想像以上にすごかった。リリコの生きざまを見せつけられた、大迫力です。
映像美と音楽がド派手なんだけど、色彩ばっかりになってる映画ではなくて、凄く効果的、印象的に使われていました。
例えばリリコの撮影シーンがひたすら続くシーンのバックで流れるまくし立てるような音楽はとても不安にさせるし、薬の飲みすぎで収録現場で幻覚を見るシーンなんかはとても奇妙な世界に仕上がってる。
全体的に流れが滞るところもなくいいテンポだったし面白かったです。
主演の沢尻が凄いのはもちろんだけど、周りのキャストもまあ豪華で。それでも主演たる風格ある沢尻さんが凄い。他の誰でもできなかっただろうなあ。元々沢尻さんのイメージが問題児って感じだったから余計ハマった。
めちゃくちゃで危うくて美しくてかっこいい。圧倒的カリスマ性。
最初の華やかさからどんどん落ちていく様の見せ方が良かったです。本当に怖い。見ていて可哀想になってくる。感情移入させてくれる。
可哀想なんだけど周りの人達がみんながみんな酷いわけじゃなくて救われた。寺島しのぶは特に最後まで一緒に落ちてくけど、なんか一緒にいてくれて良かったっておもった。
リリコは欠点だらけなんだけど何故か嫌いになれないのは、頑張ってるからなのかな。必死に生きようとしてる、戦ってるところがみんな目を離せないんかな。
女子高生の会話がよくでてくるけど、あれがまたマヌケで、普段の自分たちもこんなマヌケなのかとか……考えさせられる。みんなの欲しがるものを身を削って晒したリリコと、それを何も考えずあーだこーだ言う関係ない人々。私達も消費する側で、芸能人の普段の生活のことなんて、気持ちなんて、大抵考えてない。自分の日々が忙しくなればすぐ忘れてしまう。んー。
うん、ほんと豪華な映画ですね。役者もみんな良かったし映像も音楽もいい。ぶらぼー。
ただひとつ言えるのは、リリコはかっこいいけど絶対に真似しちゃいけませんってことだな。
内容というより展覧会のような…
体をはった沢尻エリカにお疲れ様と言いたい。
初監督であったために、エリカ様はこれで良いのか分からない、と演技に戸惑ってたと言うのを知っていて観たので、エリカ様の演技力がより見えやすかった。
ハッキリ言ってエロエロだけれど
女性の憧れる美について描かれていた
セットや世界観はとても綺麗だとは思ったけれど
内容というよりは展覧会とかそういう芸術的な感覚で見てしまった。
綺麗なので見てて飽きなくて、わりとサラッと最後まで観れたけれど
内容はと言われるとうーん。
マネージャーに目の前でやらせたり、そういうシーンにあまり意味を感じなかった…
監督?社長?とやって名前を売らせてもらったりなどのシーンのほかの、そういったセックスシーンはあまり意味がなかったのでは?と思ってしまった。
やはりこれは内容より閲覧とか芸術的な展覧会のような感じがしてしまった。
また、桃井かおりの母親として
「食べすぎなんじゃないの?あとで吐いておきなさいよ」というセリフ
これは印象的
寂しく愛されてない形だけの、
美しさあっての女、というような、
そんな事を表してる一言のような
ビジネスとしてリリコを扱っているというのが判る発言。
セットはリリコの部屋に目を引く。
下にフサフサした絨毯やビーズやキラキラしたもの宝石、布や下に散らばる服や枕の中の羽
汚そうで片付いてなさそうで
色合いが全て虻川世界であったので綺麗で
やはり女子が憧れるようなそんな世界観。
これは素敵だと思った。
リリコの食べるサンドイッチやそんな些細な部分ですら
レタスチーズハムパンでさえもなんだかハッキリした色合いを使っていて
あるもの全てに虻川世界を感じた。
もちろん、幻覚を見るのはイモムシや幼虫ではなく、蝶だったことも虻川世界を感んじる1つでした。
もちろん一個人の感想です。
わたしたちの時、そのポジション美輪明宏だったな、と。
「りりこを待ち受けにすると二重になるらしーよ?」
「りりこの写真を枕の下に入れて寝るとニキビ治るらしーよ?」
で、わらった。
わたしたちの時、そのポジション美輪明宏だったな、と。
見たいものを見せてあげる?
”見たいものを見せてあげる”
いいえ、蜷川実花の見たいものを見せられている、が正しい。沢尻エリカが実写化するには、華奢すぎる体つき。ヘルタースケルターには合わない。もっと、肉々しく、毒々しくなければ。
とにかく、引き算ができてなくて疲れる。
キャストは豪華です、しかし映画ではない、ショーに近い。舞台でやるのが良いかもしれません。
毒まみれの万華鏡
よく動くきらびやかで色鮮やかな世界は、巨大な万華鏡を覗いているようだった。
美しく、毒々しい。
りりこ役は沢尻エリカさん以外考えられない。
あのギラギラした映像の中、少しも埋もれないビジュアルと高い演技力を持っているのだから驚きだ。
可愛らしさ、いやらしさ、精神崩壊していく様、全てが惜しみなく出し切られている。
残念なのは、ストーリーがもう少し面白ければよかったのに…という点のみ。
見終えた直後でさえ、どんなストーリーだったかハッキリ印象に残っていない。
映像は終始豪華だったのに、もったいない。
女性なら誰もが気にする"美"について、こんなにも絶望的に取り上げて...
女性なら誰もが気にする"美"について、こんなにも絶望的に取り上げていて、少し怖かった。沢尻エリカが錯乱するあたりとか、依存症の人が狂った感じで演技上手いな〜って感心してしまった。
やっぱり虻川さんの作品は色彩が鮮やかでエロい。でもそこに引き込まれるものがあるな。スクランブル交差点での刑事2人のセリフにすごい重みがあってよかった。最後水原希子どうなったんだろ…。
怖いのにリアルすぎる
あり得ないように見えてすごく身近な世界で、
どうしようもなく現実的なお話。
蜷川さんの色彩美推しかと思ってみたら、
ストーリーとセリフの一つ一つがすごく重くて、よかった!!!
美しくなりたい女たちと、ミーハーすぎる私たち…リアルすぎる…そこがまた刺さる理由かも。
何よりBGMの使い方がめちゃくちゃ良かった!!!!
タイガーのラスト結構すき、おすすめ!
エリカ様の美しさはえげつない
とりあえずエリカ様の美しさのレベルが想像のはるか上をいっていたなというのが一つ。
蜷川監督のところどころに散りばめられた色彩と派手で妖艶なエリカ様はとてもマッチしていたと思う。
内容としては何を伝えたいのかというテーマがあまり伝わってこなかった。
後半は映像にこだわりすぎてグダグダ感が否めなかった。
好き嫌いはあると思うがわたしは好んでもう一度観たいとは思わない。
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