ヘルタースケルターのレビュー・感想・評価
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いま改めて観返すと
当時は沢尻エリカのヌードや濡れ場が見られることだとか、コスプレのように様変わりする全盛期のリリコがクローズアップされたことと、沢尻エリカの素行など、本作の完成度自体と無関係なところばかり評価されていたように思う。
2024年現在、あらためて観返すとまた違った意味を持った作品として私には鮮やかに感じた。
ルッキズムという、当時は使われなかった言葉。
多様性という価値観。
にも関わらず相反して拡大していく美容整形マーケットや、SNSの中にしかいない“キラキラしかしてない”存在などが、みんな小さなタイガーリリコだと言っている大森南朋のセリフの通りで、もしかしたらこれは、早すぎた実写化だったのかもしれない、などと思ってしまった。
若さと美しさのうち、若さが消える頃
人はなくしたものより大きな何かを手にしているのだろうか?心の成長や経験や能力などといった、引き換えにしても堂々と生きられるものを。
羽田ちゃんにもう少し、想像力と人としての奥行きがあったなら、また違ったのではないか。
35歳に相応しい強さがあったなら…
当時はまるで思わなかったそんなことを
今回は感じました。
点数も当時より1点くらいは高い印象。
面白かったです。
「あわてふためき、混乱、大騒ぎ」
頭おかしいだけでつまらん
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整形美女の沢尻が有名モデルになる。
性格が最悪で、マネージャーとその恋人を精神的に支配し、
ライバルの顔に硫酸をかけたり目茶苦茶する。
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何が言いたいんかわからんし、おもろない。
何一つ同調出来ないし、こんな奴おらんやろって思うだけ。
沢尻はこんな映画に出たらますます印象悪くなるよね。
何か物足りない
原作が好きなだけに残念無念。
公開当時、映画館で観たはずがクライマックスの無音のシーン以外は全く覚えていなかったので改めて観てみたけど原作が素晴らしいだけに、実写化は難しかったか。
中弛みシーンも多いし、体のアザがただの汚れに見える。もっと特殊メイク頑張ってほしかった。
沢尻エリカの顔の小ささや手足の長さ、四肢のほどよい肉付きの細さはほんとに完璧。
だけど、やっぱり水原希子はすごい。肌質とか細すぎる体の妖精感とか、異質。原作のこずえを完璧に再現してる。10年前の作品とは思えない、今とほぼ変わらないよね美しさ。
俳優陣も、窪塚、綾野剛、新井浩史、大森南朋、吉田鋼太郎、ってなんという豪華なキャスティングなんだよ、、新井さんには銀幕に帰ってきてほしいなー。やっぱり好き。
しかし、8年後に薬物で逮捕されるなんて思ってなかっただろうなー。薬を打つシーンとか役作りしなくても良かったのかな、とか邪推してしまう…。
ラストは、原作どおりにして欲しかった。むむー。
刺激的で毒々しくて美しすぎて・・・蜷川ワールド全開です!
ファッション・メイク・トレンド・インテリア・色彩美…
これでもかというほど刺激的で濃密な蜷川ワールド♡
お洒落大好きな女の子には
かなり楽しめるシーンが満載です
さすがモテ女蜷川監督のキャスティング
全員ハマり役で独特で圧倒的なオーラが渋滞していました
何といっても主演エリカ様の圧倒的な演技力は
想像をはるかに裏切られて
キメ過ぎ注意報発令
自由奔放で傲慢な振る舞い
驚くほどのか弱さ
セクシーなシーン
錯乱して崩壊していくさま
極めつけは整形モンスターをリアルで演じられる美貌♡...
蜷川監督に
『沢尻エリカ以外考えられなかった』と
全幅の信頼を寄せられた意味に全身で頷きました
ヘルタースケルターというのは
『ひっちゃかめっちゃか』という意味らしく
まさに主人公自身
ストーリーがしんどいとかグロいとかよく耳にするけど
私はその逆かもしれない
りりこのだれにも言えない秘密
(=目ん玉と耳と爪とアソコ以外は作り物)って
それだけでもう気になりすぎるでしょ!!
どんな展開になっていくのかって
ハラハラドキドキが止まらなくて
見終わった後も
世界にどっぷりとめり込んでおかしくなりそうなくらいだった
りりこはトップスターなので
モデル撮影シーンもたくさん出てくるんだけど
なんとそこに実花さんも登場!!!
くるかな?って思ったら...
来たー!!やっぱり—!!
なんだかお茶目で
そういうの大好き嬉しい
それに蜷川実花さんの現場を
のぞき見させてもらってるみたいで
現実と映画の境目が分かんなくなる幸せ
ファンにはたまらない名場面です
ところで作中の重要なポイントとなる
りりこのお部屋...
あのギラギラした毒々しい官能的な空間は…
半分近くが蜷川監督自身の私物を使用しているのだとか...
嘘でしょ??
センスが尊すぎて死ぬムリw
あのその...
1秒でいいから住ませてもらえませんかw??
(いや...出来れば永住でお願いします!!!)
原作の岡崎京子のファンです。 蜷川実花のもつ世界観はこの映画によく...
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