ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
全681件中、141~160件目を表示
宇宙を五感で感じる映画
本編が始まって直ぐに、本当に宇宙にいるかのような無重力感が広がった。思わず座席の取っ手部分を掴んでしまった位だ。3Dではないが、劇場で高さを肌で感じたのは初めてに近い。本編が始まって5分もしないうちにやって来る非常事態。そこから更に予想できない展開へと進んでいく。
いや、これは驚いた。アルフォンソ・キュアロン監督の過去作、「トゥモロー・ワールド」でも長回しシーンで味わった臨場感にも驚かされたが、宇宙空間に放られたかのような感覚まで映像化出来るとは、流石である。
本編も短く、宇宙空間での緊急事態に巻き込まれた女性を中心に描くだけであり、ストーリー自体は非常にシンプル。宇宙にはもちろん行った事が無いが、無重力故の恐怖感がリアルで非常に引き込まれる構成であった。終盤に行くに連れて、ご都合主義的な展開となったのは否めないが、90分弱の短いようで長い宇宙体験を思う存分味わうというのが第一の目的として鑑賞するのが最も良いだろう。本作は是非IMAXで鑑賞するべき映画だ。
映像は凄い、内容は酷い
映像作品としては5をつけても良いと思います
が、トータルで1になるくらい内容がお粗末
パニック映画とかにありがちな「人の話を聞かずに事態を悪化させる人間」が主人公というのも物語に入り込めない大きな要因、もう少し物語が展開する原因に納得できる内容なら違ったかもしれません、主人公が苦悩したり憔悴したりするシーンが来る度に「お前が人の話を聞いてりゃこんなことになってない」という、第三者視点だからこその憤りしか沸いてきません
またそういった作品のお荷物でも見せ場があり、他の誰かを助ける事で印象が多少改善され最終的に生き残ったとしてもパニックになったのを人間味があったと消化できますが、自分勝手な行動をしてパニックを起こして他人をした人間「だけ」が生還しても生還を喜べないどころか犠牲者と代われよって思ってしまう
あとは物理法則がおかしい部分がちょいちょいあるので、現実の物理法則を重ねてしまうと没頭できないというのも楽しみきれない一因
トムとジェリーで空中に飛び出してから間があって落下する、これが受け入れられるのはコメディやギャグ的な要素でそういったアニメだから、リアルを描写する映像作品では受け入れがたい違和感でしかありません
最初に書きましたが映像作品としては非常に良いものです、いっその事音声や字幕なしで見た方が良いかもしれません、そうすればトラブルに見舞われた主人公の生還劇に見えるかもしれません
登場人物二人で魅せる!緊迫の宇宙空間
90分間の宇宙遊泳
邦題以外は最高。
原題はただのグラビティ。次々と万有引力が引き起こす数々の困難に立ち...
映画館で見たかったー
一昨年度アカデミー賞作品賞にノミネートされていたので鑑賞したが、素晴らしかった。個人的にSFは得意ではないのだが、この作品のようなヒューマンサスペンス色が強いSFは大好きになった。この作品特にも音響、演出が素晴らしく映画館でぜひ見たい。サンドラ・ブロックの演技は完璧で、極限状態からの脱出を図る女性を見事に演じていた。90分程の映画なので忙しい人にもオススメ。
知らなければ楽しい
映像がきれいです。
割と宇宙を表現てきているそうです。
宇宙空間では音がしないを一応守っています。
だけど、一番の感動シーンである、手を放すシーンですが、
物理的にまったくもって手を放す必要性がないのに、カッコつけて手を放す演出で一気にシラけてしまいました。
ロープが伸び切った時点で加速度は0なので、それ以上引っ張られる力は働かないし、遠心力がかかっていたら手を放した瞬間、ロープが張って・・・って考えるので、なまじ物理を知らないほうが楽しめてかも。
新映像体験。宇宙への恐怖を感じる。
凄い映像。宇宙に放り出された時の絶望感を肌で感じる。無重力空間の恐ろしさ。制御の効かない恐ろしさ。途中息苦しさも感じる。最後の地球帰還シーンは感動する。
全681件中、141~160件目を表示