ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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ストーリー性は全く無い駄作です。
映像の撮影技術は凄いですが、ストーリーには何の面白みを感じない。
「事故で宇宙を漂流したが、運良く地球に帰還出来ました」ってだけの話。
駄作です。
凄絶な宇宙空間
宇宙から観た美しい地球、精緻な映像が圧巻。
サンドラ・ブロック演じるライアン・ストーン博士が、極限状態で生きたい!という思いを強く認識した場面からラストシーン迄が特に感動的でした。
映画館で鑑賞していたら、より引き込まれたかも知れません。
テレ東を録画にて鑑賞
SFXの進化を見せつける圧倒的映像世界!!
SFXの進化により今や恐竜はおろか、幽霊でもなんでも未知なる世界を精密に描く事が出来るようになったが、この映画で描かれる”宇宙”はまさに圧巻の一言!
もちろんドラマとして極限化における人間の生への渇望を手に汗握る感動で描ききっている事も素晴らしいのだが、やっぱり未だかつて見た事のないような革命的映像世界に触れ、8年前の作品であるがSFXの更なる進化を感じさせる圧倒的映像世界にただただ脱帽!
SFX]の進化がこの先何を描いてくれるのか!?本当に楽しみである!
2014年アカデミー最多7部門受賞作品。ハラハラが止まらない…
久しぶりにNetflixで鑑賞。当時映画館で観た時の衝撃はすごかった…。何よりも映像の綺麗さと、音響のリアルさ。まるで本当に宇宙にいるかのような気分でした。
ほとんどサンドラブロック1人のシーンなのに派手なアクション映画よりも緊張感がすごいです。気づかないうちに自分も息を止めている時があるほど😅
90分と少し短めの映画ですが、説明があまりなくてもわかりやすい設定なのも👍
ハリウッドの壁
観たい映画が全然公開されないので、以前から書こう書こうと思いつつ敬遠してきたこの作品のレビューを、えっこらせと書きます。
もう7年も前の作品なのだなあ。
けどこの映画の前にも後にも、3D演出で思わず瞬きしてしまったのはこの作品だけだ。背景の美しい地球と臨場感のある音響効果が相俟って、まるで自分も同じ宇宙に居るかの様に錯覚してしまった。
IMAX3Dで2回観たが、この映画程3D上映の有る劇場で鑑賞しなければ魅力半減な作品は無いだろう。
で、そんな音と映像を愉しむだけのアトラクションムービーかと云うとそんな事は無い。この映画で描かれるテーマは「死と新生」なのだ。(あれ?何かと被った)
その事をセリフでは無く演出で分かり易く伝えるのは、この監督の上手さだろうなあ。テーマ的には前作「トゥモロー・ワールド」と同じかと思うが、全く違う映画なのだからその手腕には敬服します。
その「トゥモロー・ワールド」でも一体どうやって撮った?と思える長回しのシーンが有ったのだが、この映画ではその撮影技術が更に進化している。
最早どうやって撮ったのかと考えるのが馬鹿らしくなる程の撮影技術を、監督はこの映画で披露している。
レビューのタイトルはここで繋がります。
自分は映画のメイキング映像を観るのが好きで、気に入った映画はついお値段張っても映像特典付きのパッケージ版で購入してしまうのだが、この映画のメイキング映像はむしろ観たくないと思った。壁の高さに絶望感を感じるだけだと思ったのだ。
そうは言っても結局CGだろうと鑑賞済みの方は思うでしょう。現在のCGIならば俳優の顔を本人と区別出来ない程のクオリティで描ける訳で、自分もそう思っていました。
が、違った。
結局BD買ってしまい判ったのだが、勿論CGは映画全編で使われている様だが俳優が映るシーンはほぼ全て俳優本人が演じているのだ。例のハァハァの長回しのシーンでさえ。
あるシーンでは俳優は遊園地のアトラクションみたいな機械に固定され、グルングルン振り回されながら演技していたのだ。
映画のラストにあたるシーンでは重し付けられ必死に浮上する演技も勿論俳優本人が演じている。
この作品はアカデミー賞7部門授賞しているが、サンドラ・ブロックは役の為の身体作りといい大変な環境での演技といい、主演女優賞を貰わなかったのはおかしいよなあ。
技術だけで無くこういった俳優の頑張りも壁を感じる要因の1つです。(長澤まさみに「脚太くして」なんて誰が言える?)
この作品の映像美に負けない生命の美しさを、サンドラ・ブロックは表現していると思う。
おそらく半世紀後には宇宙服なんてプラグスーツみたいになっててこの作品に古さを感じるかも知れないが、この作品の美しさは廃れる事は無いだろう。
あと最後に、よく云われるこの作品の邦題についてだが、自分は「ゼロ・グラヴィティ」で大正解だと思う。センス無い邦題溢れてるが、原題に「ゼロ」を加えるだけでポスタービジュアルを見ればどんな映画か分かり、かつラストの2度目のタイトルインで誰もが邦題との違いに気付き、原題の持つテーマについても考える事になる。
天才じゃないの。
自分がいま日頃の運動不足のせいでふくらはぎの筋肉痛を感じているのも、GRAVITY(命)あればこそだ。
3Dでも観ようと予定していたのに、2Dでさえこれだけ酔ってめまいがしたので、断念・・・
ストーンは宇宙体験が初めてのクルーであり、自ら作った危機をハッブル宇宙望遠鏡に取り付ける作業をしていた。このハッブル、全世界に今まで見えなかった遠い星雲や銀河の綺麗な映像を送り続けている貴重な存在。BSプレミアムで放映されている「コズミック・フロント」でその圧倒的映像に驚かされ、ハッブルを直してくれと祈るばかり・・・最初から感情移入してしまいました。一方のコワルスキーは宇宙遊泳の記録更新!などと遊んでいるばかりだが、宇宙経験の長い彼の存在によってストーンも危機を乗り切ることができたのだ。
登場人物もたった二人だけの珍しい作品でもあるが、何と言ってもド迫力の無重力映像に酔ってしまいそうになる作品だ。気圧も音も無い空間。しかし、90分で地球を一周するという猛スピードの世界でもあるのだ。破片が飛んできて機体を大破。他のクルーもあっけなく死んでしまう(また、その映像もすごい)。
酸素もわずか、コワルスキーのジェット燃料もわずか。2人は一本のロープで結ばれていただけ。それでも一方的な連絡をヒューストンに取り続ける。やがて国際宇宙ステーションを見つけ、そこへ乗り込むことを決意した2人だったが、簡単にはいかない。かろうじてそのISSにしがみついたストーン。しかし、コワルスキーは飛ばされてしまい、自分がいたら彼女が船内に入ることすらできないと判断して、自らロープを切り離すのだった・・・
酸欠状態のままISSに乗り込んだまでは良かったが、火災が発生。ソユーズに乗り込み、中国の宇宙船へと移動して単独で地球帰還にチャレンジすることになる。ロシア語ならOKなのか、なんとか中国船に乗り込んだが、爆破破片が90分するとまた同じ軌道でぶつかってくるのだ。早く逃げなきゃ・・・と思いつつも中国語のマニュアル見てもさっぱりわからないストーン。ソユーズとほぼ同じだ!と当てずっぽうでスイッチを押しまくるのだ。
前半部分でかなり気持ち悪くなったが、最後にはホッとして気持ち悪かったことすら忘れ、清涼感に包まれる。どこの海に着陸したのだろう?カエルが泳いでいたのが印象的。もひとつ忘れてならないのが、中国船内部で卓球ラケットが宙を舞っていたのも印象的(笑)。
【2014年1月映画館2Dにて】
宇宙に放り出される恐怖
想像を絶する空間にたった1人で放り出されて、かつ絶望的な状況で、考えただけでもパニックで発狂しそうで、とてもじゃないけど耐えられへんくて、こわすぎるってなりました。
宇宙は好きやけど、行くのは無理やな。笑
すごい人しかなれないんやけど、改めて、宇宙飛行士の方々はすごい人たちなんやと思いました。
正直分からないけど私の理解不足か?
まず言いたいんだけど
主人公の女イラッとした〜!!!!
それ以外は
映像が綺麗すぎて驚いたのと
宇宙って表現が的確にできていて凄かった。
内容やストーリーとしてよりも
映像として素晴らしかったとは思う。
というか本当に
女にイライラしすぎて
内容が入らなかったっていうのもあるかも?
3D、IMAXで酔いました。
騙されたと思って高い金を払ってIMAXで3Dで観たのが大正解でした。
SFXの技術がここまで進化したのかと目を疑うばかりでした。
サンドラ・ブロックほか登場人物少数。
きっとギャラも抑えて、ひたすらSFXに投資したのだろうなと感じました。
映画のストーリーについても、よく練られて楽しめました。
このワクワク感のうち、何割が3D-IMAXの効果なのか正確には分からないのですが、どうせ時間を過ごすのなら、ぜひ高い金を払って観ることをお勧めしたいと思います。
映画館で宇宙に放り出されてこその映画
この映画はテレビやモニターじゃ伝わらない
"3D"で"映画館"で宇宙に投げ出されなくちゃ意味がない
初めて観た3D映画がこれだった
その後、様々な3D映画を観てきたがこれを超える3D体験は無かった…思い出補正もあるかもしれない
けれども、再び観て思った
やっぱり3Dの最高峰だった
IMAX3Dが物語のテーマと一体化した作品
7年前、IMAX3Dで観た衝撃が忘れられない。
当時、「アバター」以来の3D作品は、3D技術を見せるシーンが物語のシークエンスから微妙に浮いているような印象を持っていた。ところがこの作品は、IMAX3Dによる広大な宇宙の臨場感溢れる映像が、主人公の孤独感や絶望感、後半の彼女の決心の重さに強烈な説得力を与えており、エフェクトが出しゃばることなく物語のテーマと融合していた。
裏を返せば、テレビ画面で2Dで観たのではせっかくの良質な物語の説得力が半減してしまう、そういうタイプの映画だ。それは作品の本質的な価値が低いということでは決してない。ただ悩ましいのは、上映期間終了後に家であの感動をもう一度、というわけにはなかなかいかないという点だ。
今回コロナ禍で新作公開が滞った折に、そんな本作を再上映作品に選んだTOHOシネマの素晴らしいチョイス。7年経っても映像の力は全く色あせておらず、手に汗握りながら心地よく宇宙酔いした。また、こちらが年を取ったせいか主人公の心の機微を余計に切実に感じた。
オンデマンド隆盛の時代とは言え、映画館での映像体験から遠ざかるのはあまりにもったいない。日常から離れて一人でも気軽にイベント的な映像体験が出来て、思い出を作れる場所。IMAXやドルビーシネマもいいし、ひなびた映画館で気楽に鑑賞するのもまた楽しい。
少しずつ新作公開も復活しつつある。がんばれ映画館。
宇宙で事故にあって地球帰還を目指すっていう思ったよりシンプルな内容...
宇宙で事故にあって地球帰還を目指すっていう思ったよりシンプルな内容で、わりと早い段階で1人になっちゃうからなんだか退屈だった。
良くまとまっていて素晴らしいシーンもありましたが、少々薄口です。
スペースシャトルの船外作業中に宇宙空間に放り出された、二人の宇宙飛行士のサバイバルの物語。
中々良い作品でした。設定もストーリーもしっかりとして無駄がなく、宇宙空間の映像も迫力がありました。
夭逝した娘を思い、生を諦め静かに死を受け入れる主人公。そして・・・名シーンでした。
ただ、映画全般を通して、もう一波乱があっても良かったかもしれません。或はISSの爆発シーンをもう少し引っ張るとか。あっと言う間の90分でしたが、少々あっさり感が残り評点が少々低くなりました。
ラストの
水、虫の音、手や足につく泥、それらの気持ち良さそうなこと。重力のある素晴らしい地球。
やはりタイトルは日本の「ゼログラヴィティー」無重力ではなく、原題の「グラヴィティー」重力、としないと監督の意図は反映されないと思います。
【宇宙サバイバル映画の傑作。アルフォンソ・キュアロン監督の”GRAVITY”の描き方に脱帽である。】
冒頭からカットなしのロングテイクで、一気に観ている自分も宇宙空間へ。
宇宙ゴミの飛来シーン。
国際宇宙ステーションへ向かうシーンでのマット(ジョージ・クルーニー)とライアン(サンドラ・ブロック)の会話。
ライアンの目線で描かれる猛スピードで回転し続ける映像。
自らを犠牲にして、宇宙空間に投げ出された筈のマットがライアンに語り掛ける姿。
ライアン自身の悲しい過去も挟み込まれつつ、”天宮””神舟”という、中国の実在の宇宙ステーション、宇宙船を頼りに地球生還を試みる極限状態でのライアンの姿。
そして、海岸の砂地を踏みしめるライアンの足のショット・・・。
<91分間の宇宙空間体験を堪能したとともに、アルフォンソ&ホナス・キュアロン親子の凄腕に平伏した作品>
<2013年12月14日 劇場にて鑑賞>
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