図書館戦争 革命のつばさ
劇場公開日:2012年6月16日
解説
作家・有川浩の人気シリーズ小説で、2008年にTVアニメ版も放送された「図書館戦争」を映画化。公序良俗を乱す表現を取り締まるため制定された「メディア良化法」の下で行われる不当な検閲に対し、良書を守るため戦う「図書隊」所属の笠原郁と堂上篤は、デート中に緊急招集がかかってしまう。続発するテロ事件の手口が小説家・当麻蔵人の作品内容と酷似していることから、メディア良化委員会が当麻を捕えようとしており、郁と堂上は当麻の身辺警護を任される。しかし、良化隊との戦いのなかで堂上が重傷を負ってしまい……。アニメーション制作を手がけるプロダクションI.Gほか、メインスタッフ、キャストもTV版から続投。
2012年製作/105分/G/日本
配給:角川映画
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2022年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2022年5月4日
映画 #図書館戦争 革命のつばさ(2012年)鑑賞
原作が大好きだったので、実写版も見てました。#岡田准一 と #榮倉奈々 が原作のイメージどおりだったと記憶してます。
アニメ版は、少し可愛らしいキャラになってる感じがしました。
2022年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
TVの続編で完結編でした
原作、実写は見てはいないのでニュアンスや結末の違いがあるのかはわかりませんが、
シナリオに大きな破綻もなく、スッキリといい形で終わっており、すがすがしい気持ちになりました
何かの機会に見かけたら、リピありです
2021年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
ネタバレ! クリックして本文を読む
アクションとか銃撃とか自由に描けるから、迫力面ではアニメ版の勝ち。最終版的にアニメにしたのは悪くない。それでいて、ラストの病院の屋上、干したシーツはやっぱりね、だけど、爽やかに印象的なシーンだった。
2020年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
前々から観ようと思ってた「図書館戦争」。
原作は小説で、アニメ化されたのは2008年だからもう4年も前か。。
ちょうど今劇場版をやってて、観ようかどうか悩んでた。ので、まずはテレビ版を全部観てから劇場版観ようと思って、良い機会なのでアニメを観たわけです。
・・小説の方はまだ読んでないけれど。
まぁ、DVD借りるまでも無いので、ネットで観ました。制作者の方たち申し訳無いです。。。
アニメの制作は「プロダクションI.G」。
日本でも最高峰のアニメスタジオなので、クオリティについては、観る前から高いのはわかってた。で、実際にかなり高かった。そういう意味で、「アニメ的な出来」はすごく良かった。
ただ、自分が興味を持った設定は、政府が焚書を合法化(メディア良化法だったか?)し、「良化隊」という武装組織を用いて焚書を実施しているのに対して、各図書館は独自の武装組織「図書隊」を作り、それに対抗しているという環境。この設定が面白かった。この設定の中で、登場人物達がどういう行動を取り、どんなドラマが生まれるか、それが観たかったのだ。
ちなみに、この設定は、まんまレイ・ブラッドベリの小説「華氏451度」の世界観で、アニメ版でも「予言書」として登場してたので、間違いなくこの小説から拝借した世界観なんでしょう。
・・のだけど、まぁ、アニメ的と言えばそれまでだけど、とにかく「恋愛」要素が強すぎて、設定はもうどうでも良くなってしまうようなストーリー、恋愛色ベタベタで終わっちゃったんだよね。。テレビ版のアニメは。
わかる。こういうストーリーになるのはよくわかる。
アニメは子供をターゲットにしてるわけだし、自分も昔はよくこの手のアニメを観て楽しんでたわけだから。けどなー、大人になった自分の立場から言わせると、こういうストーリーになるなら、こんなややこしい設定を使う必要ないわけだ。
スタジオも「プロダクションI.G」だし、自分の大好きな「攻殻機動隊 S.A.C」のような、骨太のストーリーを期待してたんだけど・・やっぱりあれは監督が神山さんだったから、なんだろうな。。
で、アニメ版を一気に観て、ちょっと失望したわけだけど、映画版はもっと面白い展開を期待して、その日のうちに劇場版を観に行ったわけです。行動は自分の中で熱を持ってるうちに起こした方がいいので。
劇場版は、アニメ版よりはよく練られたストーリーだったように思う。そういう意味で楽しめた。大阪の中之島なんてよく知ってる土地も出てきたし。東京も大阪もどっちも知ってる自分としては、土地観がはっきり分かるってのは、他の人より楽しめる要素だったように思う。武蔵境駅とかも出てきたもんなー。懐かしいね。スタジオがあるのかな?アニメスタジオは中央線沿いが多いからな(笑)
ただ、最後は何と言うか「当たり前」の結末だったように思う。
小説の方観てないから、そもそも「何故、メディア良化法なんてあり得ない法律が制定されたのか」、その経緯はわからないんだけど、今の政治制度の中で「メディア良化法」が成立するってことはあり得ないんじゃないか?
主人公達の活躍で国際世論の後押しがあったとは言え、国会の審議で「メディア良化法」が無くなってしまうくらいなら、そもそもこんな法律制定されるはずが無い。何かしら違う政治制度で成り立っている組織(国)という前提でしか、この法律は成立しないものでしょう。それこそ「華氏451度」の世界のように。
タイトルにある「革命のつばさ」、たしかに主人公達が行ったのは一種の「革命」なんだろうけど、ちょっと呆気なさすぎる。。。すげー物足りない。。
元が小説の割には、環境設定甘いんじゃないだろうか?
それとも、小説自体があまり練られてないのかな?
期待した割には残念な結果に終わった。
まぁ、高校生くらいまでの子供だったら十分楽しめる内容ではあったと思うけど。
小説などのフィクションの設定を考えるのであれば、「環境設定(ゲームのルール)」だけはしっかり練り、その上で登場人物達を遊ばせるようにしてもらいたい。自分はそういうの細かいところ観るのが好きなので。そうすれば、アニメとかに展開してもしっかりとしたバックボーンになるわけで。
もっとも、そういう作品作れる監督さんって数が少ないんだけどね。