桐島、部活やめるってよのレビュー・感想・評価
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懐かしい学生時代
校舎に反響する部活学生の声、廊下を歩く音、学生たちの会話の内容...。あぁ、そうだったそうだったと懐かしさだけで同意できる映画。
フィルムのカラーも雰囲気出していて、いい雰囲気。
音楽なし。
内容も時間軸が前後しながら、主役不在で進みながらも、先を読ませない面白い展開。
各キャラの動向も片付けつつ、物語を収束させる辺りが秀逸。
派手さはないが、学生を通り越した大人は皆楽しめると思う。
死ぬまでに観るべき日本映画の一本
どんな年齢層でもどんなタイミングでも楽しむ事が出来る作品です。面白いとかそういう意味ではなく、観る人の状況や過去によっては観ていて辛く感じられる事もある事でしょう。でも如何様にでも観客に対して何かを伝えられる事は映画として理想の形であり、映画の存在や面白さを再認識させられました。
神木くん前野さん!最高!
何度観てもいい。後から後からじわじわくる。
前野朋哉さん、最高です。
スクリーム3観た?
日本映画たちという所沢でのイベントでトークショー行きました!
浅香航大さんも落合モトキさんも東出昌大さんも、この映画から好きになりました。
そして間違いない神木隆之介くんは神です。
ため息が止まらない
わかる!という箇所が何度も出てくる親近感、リアリティで構成された映画のように感じました。
桐島という姿のない渦中の人物に振り回されているみんなに、私自身の周りの人物を垣間見ました。
つい見入ってしまって、登場人物の関係性にため息が止まりませんでした。軋轢を生まないように気を使うところとか特に…
それも映像技術の高さや役者さんの演技の上手さの結果だと思います。
DVDに入っているエチュードは面白いのでオススメです。
不意にくる若さが故の静寂
思ったことを簡潔に、淡々と。
できるやつとできないやつ
容赦のない現実
夢みたいな時間があるから
少し期待してしまう、日常
生きがいも熱い情熱も持たないで
上手に、生きる
空っぽなまま
実は中身なんてない
自分よりもずっとずっと不器用で
ずっとずっとカッコ悪くて
ずっとずっと報われない人の方が
充実感に満ちた世界を
のびのびと生きているのではないか?
野球部の声のする校庭を
見つめる背中が
印象的でした
胸の奥にストンと収まる感じ
そして彼の日常は続いていく
松岡茉優さん、とても上手
橋本愛さん雰囲気ありすぎ
おっまた〜
物語の中心人物なのに出てこない桐島と、スクールカーストトップが揺らいだことで最下層にも影響がおよび、崩壊していく様が新しい演出。
女子の関係性とか、映画部のビクビクさとか、リアルでおもしろかった。
高校時代を思い出し、自分のまわりと重ねながら観た。なんでもできるや...
高校時代を思い出し、自分のまわりと重ねながら観た。なんでもできるやつとなにもできないやつ。大学生になってこの作品を観てよかった気がする。
映画に入り込めるかがキモ
初感、物足りないな、と思いました。話の波が明確ではなく、最後にあっと言わせるシーンもなく、よく分からないな。。といった感想を持ちました。しかし!あまりにすっきりしなかったので他の方が書かれているレビューを読んでみると映画の印象がガラッと変わりました!単純な青春映画ではなく、映画を通して人生の在り方を問いてくるような内容に仕上がっています。自分もそうなのですが、割と数学的に計算されたストーリーや『オチ』を意識してしまう方は、人の感情に焦点を当てた今回のような映画にあまりいい感想を持たれないのかなぁと思います。個人的にはネタバレになっても構わないので、他の人のレビュー等から映画の真の意図を予習してから観ると楽しめると思います。自分は劇中そこまで気がつけなかったのが、悔しい。。。(笑)という意味で星を落としています。
映画、沢山観よう。
ちなみに私がみたレビューはnaverでまとめられている町山智浩さんのレビューです。観る前でも後でも、一度目を通すとよりこの映画を楽しめると思いますよ!
全員が主役
神木さんが主役なのは物語を産む真っ直ぐな軸となれるポジションってだけで、全員が主役とも観れる素晴らしい群像劇
観る人によって千差万別の姿となりえるし、何よりその見方を交換するだけで話が尽きない
結局何も解決してないしハリウッド的なハッピーエンドは当然ないけれど、だからこそ素晴らしい作品
今更ながら
前見たのは学生だったが社会人になって久々に見直して見て色々と感じるものがあった
何かを好きになったり、探したり、向き合ったりする事に一生懸命になれる時間って人生で凄く短いし、それが世に言う青春だと思うけど この映画における青春っていうのは 何かをやり残す事 だった気がする
この映画を見た時に感じる、心が捻られるような感覚っていうのはきっとこの喪失感を作り手が念頭に置いて作ってるからなんだろう
そしてそれを決して悲しい事とせず、その美しさを切り取ってみせる手腕にはただただ脱帽
特に、何かをやり残す事になっても何かに向き合う覚悟がなかった事に宏樹が8ミリカメラを通して気付くシーンは大人になった今見ると凄くズシンとくるものがあった
何かが欠けてるという思いを抱えて生きていく事から逃げてはいけないし、それは実は物凄く幸せな事かもしれない
プロットは地味といえば地味 だけど何も起こらない何てことはない というかこんなの複雑な年齢の生き物が一箇所に集まって生活してて何も起こらないわけがない 今振り返れば全てが特別だった気すらしてくるぐらい青春とやらの濃厚さは凄まじい
ただこの映画の恐ろしいのはこの 今振り返れば という注釈を外してしまうというところだと思う
もはや思い出せない 思い出そうともしないような瞬間に宿る 二度と戻ってこない、自分の一生を左右してしまう時間としての青春を切り取ってみせたこの映画は 世に言う青春映画とは一線を画す 青春映画の傑作だと思う
あと30分観ていたかった。
あと30分観ていたかった。
高校生独特の、あのグループで群れる感じは、どこも同じなのだと思った。懐かしい感覚がおりてきた。
言わずもがな、桐島は劇中に出てこないけど、その影響力に翻弄される周りの子たちのお話。
甘酸っぱい切ない気持ちでいっぱいになりました。
高校生は、夢と希望に満ちている。
さすが吉田大八。
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