桐島、部活やめるってよのレビュー・感想・評価
全192件中、121~140件目を表示
ぽっかりあいたなにか
分からないけど、最近の日本の映画を観ると、なにかぽっかり自分の中でなんとも言えない感情になる。
ストーリーの内容は結局何が
言いたかったのだろう。
私にはいまいち何かが伝わってくるような内容ではなかった気がする。学生の気持ちの葛藤?
神木くんと東出さんの共演がすごく新鮮に感じた。
青春学園映画の終結。わかる人にはとことんわかる
全編を通して描かれる誰も心の内を言葉にしない、という最近の映画には無い凝った造りになっていて、こちら側が考えて観なければわかりません。
何でもできる宏樹が最後、、、というフィナーレにただただ圧巻でした。
サルトル?の嘔吐や、ナッシュビル、ゴドーを待ちながらなど
吉田監督が考えたもの全てをわかるわけではありませんが、映画→小説→映画という順で観たらいかがでしょうか。
人間模様が醍醐味
桐島は結局顔を出しません。でも桐島が部活をやめる、それだけの出来事でここまで作品を作り上げるなんてすごいと率直に思いました。桐島の親友、部活仲間、彼女たち、映画研究会のみんな、席が後ろの女の子…いろんなところでそれぞれドラマがいくつもあって、複雑な人間模様を描いています。
若者目線にたったストーリーで、共感できる学生も多いのではないでしょうか。
ひとりひとりの感情を探れば探るほど面白いし、その複雑な感情こそ人間的だと思います。普通に見てしまうとただの高校生のお遊びに見えるかもしれない。でも、登場人物ひとりひとりの中に入って考えれば何十倍も面白いドラマになると思いますね。
ぜひ原作を読んでみたいと思う作品でした。
なぜこれが話題作だったのか。
わたしにはこの映画の良さはよく分からなかった…
というのも、
対照的であるさまざまな人のリアルすぎる高校生活が描かれているのだけど、どの人にも感情移入ができなかった。
誰か1人の気持ちでも分かれば、面白い映画だったんだろうなと思います。
野球部主将のドラフトのくだりがとてもよかった。
客観的に見て「上位」である菊池が、客観的に見て「下位」である前田にカメラを向けられ、泣くシーンは必見。
桐島が部活をやめた理由が、そこにある。
それにしても、桐島の演出は最高だと思う。
難しい…
話題になってるからずっと見ようと思っててやっと見れたと思ったら期待しすぎてしまっていた。
それぞれの角度から撮られていて自分と共感する部分があったのは良かったかな。
けどレビューとか読んで深いところが分かったぐらいだしもう一度見たいと思わなかったのでワタシには微妙だった。
人それぞれ
何でかわかんないけど所々で涙が溢れてきた
俺病んでんのかなぁなんて心配になったけど…^_^; ただ分かったことは言い方変かもだけど頭に入ってくるというよりは心にダイレクトに入ってくる 映画だったと思います だから意味がわからんっていう感想が多いのかなぁとは思いました
懐かしい感じが
評判が良かったのでどんな映画かと。
自分の高校時代を思い出すような感じはとても良い。
(学生さんには単調かも・・・・)
同じ時を何回か違う視点で撮っているが、思うほど違う印象がない。
最初は興味を持ったが少し・・・・
ゾンビ映画と混乱を組み合わせたのは良かったが、最後に二人が分かり合えた様な描写の根拠が分かりません。
しかし、もう一回見る気はしないので・・・・。
誰のための映画か
同じ日を様々な視点で映すのは面白かった。けど中身はくだらない高校の日常
学校という社会に、アウトロー気取りの"イケてる"奴ら、我を忘れ部活に入魂しているアホ、ゴシップネタが大好物のビッチ、片思いをする不細工、思わせぶりビッチ、悲劇の主人公に酔いしれるビッチ、そして趣味に勤しむ映画野郎。
と、様々なキャラクターが日々を過ごしている。
たぶん この作品は他の誰でもない、まさしく"趣味に勤しむ映画野郎"のための映画なんだろう。
それ以上でもそれ以下でもない
ただ…僕はゾンビ映画は興味ないかな 笑
あとパーマ野郎、すごい嫌い
あまりにも残酷で希望に溢れた、人生への解答
この映画を観た感想として「意味がわからない」と答える人がいる。
正直言ってわからない人にはわからないと思うし、きっとわかる必要もないんじゃないかな。わからないって幸せなことだと思う。こう書くと嫌味ったらしく聞こえて嫌なんだけど、これは紛れもない本心。きっとそういう人のほうが人生を謳歌してると思う。
この映画を観て刺さるものがあった人。きっとその人は劇中の誰かに自分自身を見出した人。そしてそれは同時に、自分が抱えている劣等感とか惨めさを自分で否定できないまま今を迎えた人なのだと思う。無力感、倦怠感。人生とは何なのか。この映画が与えてくれるものはそんな問いに対するひとつの解答である。
衝撃、という言葉がこれほどふさわしい映画はない。
永遠に語り継がれるであろう、日本映画史のマスターピース。
高校という特別な場所
かなり前に公開されてて、最初は変なチャラい映画なんだろうなーって思ってたけど、いろいろなところで絶賛されてるのを聞いて、見たくなってた映画。
高校という場所での微妙なバランスがリアルに出てた。
力があって、自分の好き勝手にできる人、自分をあまり出さずにそれが心地よい人、誰かの前では大声で笑っても、誰かの前では知らんぷりしてる。
そんなことって今もあるけど、高校時代ってほんとにそれが多かったなって思う。
今は見た目とか部活がどうこうよりも、仕事できるとか慣れてるとかが、その人の立ち位置になってるけど、高校とかはほんとに見た目がいいとか、仲間がどうかとかがその人のグループ決めてたなぁ。
私はやっぱり吹奏楽部の子が一番印象に残った。
モテモテ男のことが好きでも、絶対に言い出せなくて、ひそかに見てる+どこかで知らせたいみたいな。
なんか、こう書いてるともう一度見たいなーって言う気持ちになってきた。
うたまるさんが言ってた、この映画のテーマ「結局何か自分が打ち込めることがあることが一番強い」っていうのをもう一度考えながら、見てみたい。
1人の人間が大きなものを動かす
2D、DVDにて観賞
青春ドラマものはほぼ初めてです
この映画、現代の高校生を男女共にとてもリアルに再現できていると思う。
「男の考える女」や「女の考える男」などの生半可な台詞や描写が無い。こうすることによって、高校生の思春期特有の繊細さや動揺、心情などがくっきりと綺麗に描くことが出来ている。
話のメインとなる「桐島」という存在による直接的、間接的な『歪み』も良くできていた。
『桐島、部活やめるってよ』
今さら観ました。時間軸のズラし方と見せ方が良いリズム感だった。
キスシーンで女の怖さを改めて思い知らされた。
若い人はオラオラで恋してイイと思う、いや若くない人だってガンガン恋してイイと思う。そんな映画でした。
ふーん…
自分にはあわない作品でした。
評判もいいし
設定もなにか気になるとワクワクしてました。
鑑賞し始め
あー!こういうのあるよね!
→うんうん、これもある
→あーあるある
→え?終わり?
という感じで
毎日のようにタダで見ている光景を
わざわざお金払って映画で観てもなあ…という感じでした。
言いたいことはなんとなくわかりますが
「ふーん…」で終わってしまいました。
もう少し
歳をとってから観たら、また違う受け取りかたができるのかもしれませんね。
主人公はだれ?
てっきり「桐島」が主役と思いきや、ラストまで1度も出て来ませんでした
斬新な映画です
どこの学校にもヒーロー的、アイドル的な存在の生徒がひとりやふたりはいるはずです
そのヒーローが突然姿を消したことから生徒たちは騒ぎ始め、人間関係に微妙な変化をもたらします
「桐島」と直接関係がない生徒までも影響を受けます
「桐島」は生徒たちにとって絶対的ヒーローです
学校という狭い世界の中で生徒が右往左往する姿に現役高校生は「あるある」、私のようにかつての古い高校生も、当時と空気感は違えど「そうだったな」と懐かしく思えることでしょう
様々なキャラクターの高校生が登場します
きっと誰もが誰かに自分を重ね合わせて鑑賞することと思います
「桐島」が不在である以上(一応神木隆之介さん演じる前田が主人公なのでしょうが)、主人公は観ている人が自分で決めることが出来る映画です
全192件中、121~140件目を表示