おおかみこどもの雨と雪のレビュー・感想・評価
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はい、泣いてね作品(海猿状態)
何が言いたいのかよくわかりません。
親が必死で子供を育てること。
外野から見ればどんな親子でも感動がありますが
おおかみとの子供たちって、あえての設定がよくわからん・・・
お父さんが死んでしまった理由が
最後にはわかるのかな?って思って見てたけど・・・
泣かせようという演出が、僕にはすごくうざい。
よく解らん
誰も彼も必死に生きている
花のバックグラウンドがほとんど見えませんがあまり重要ではないです。おそらく。
二人の「おおかみこども」を育てるただ一人の母親としてひたむきに奮闘する様を画面いっぱいに見せてもらいました。
見ながら色々な事を考え想像し、母と子、それぞれの思いに心を揺さぶられます。
微笑ましくもなり、苦しくもなり、愛しくなり。
見せたかったのは親離れ子離れという点に尽きる気がします。
ラストシーンははとても良かったですし、監督が込めた思いも伝わってきます。
ただ最初に述べたように母親のバックグラウンドが見えない分、彼女の葛藤が薄く思えてしまう。
画で表現出来ているかというとそうでもない。
ほんの少しの見せ方で随分変わる気がします。次の作品に期待したいです。
宮崎あおいさんの優しい演技は素敵でした。
作品の色や匂いにぴったりとハマる女優さんです。
現実に向き合い笑って悩んでへこんで転んで立ち上がる。
命あるものの生き様を、丁寧に丁寧に描いた一作だと思います。
見てよかったです。
物足りなさを感じてしまった・・・
いつか訪れる“子離れ”準備映画。
ラストだけ魂を感じた
飛行機の中で見ました。
この映画は知らなかったです。監督さんも知りませんでしたが、アニメ「時をかける少女は」見たことがあります。(退屈な映画という印象。)
この映画の絵は、コンプレックスアニメにならないように注意し工夫した絵って感じ。
本質はコンプレックスアニメの絵と同じように思えます。
見れなくはないが、むずがゆい。
雨が最後に選んだ道が、それに答える花が、監督さんが一番見せたかったところでしょう。
そこには、魂を感じました。
感動しました。
ただ、それ以外のストーリーが・・・
妄想だから、魂は感じない。
頭でも考えてないから、関心もしない。
一枚の絵にもバックグラウンドをスケッチブックいっぱい妄想しないのでしょうかね。
花の両親は?友達は?花の好きな食べ物は?好きな色は?好きな教科は?初恋の人は?実家は一軒屋?犬を飼っていた?
そういうの何も設定してないような軽いストーリー。
田舎の人に受け入れました^^のクダリは必要だったんでしょうかね?
この監督さんはまだ発展途中って感じですね。期待してます。
雪の声はよかった!
母親への手紙。
丁寧な自然描写だが本物にはとうてい及ばず
上映時間が2時間弱、なのにまるで3時間以上座らされていたかのような退屈感のある映画でした。
人間である母と狼男の父の出会いから、子供達の一定の成長までを描いたストーリーなのですが、どんなテーマを念頭に作られたのか、正直全く判りませんでした。
上映中に印象に残ったのは、数がやたらと多く、時間も余分にたっぷりと掛けられた自然描写の数々。風のささやき、草の息吹、水の調べなどが一生懸命にアニメーションで描かれています。
・・・が、やはり本物に叶うはずも無く。森の中の動物達のたたずまいなど、きちんと撮影されたドキュメンタリーでなら非常に興味をそそられますが、敢えてアニメで観たいとは思いません。スタッフの誰かが、不必要なチャレンジ精神を発揮してしまったのでしょうか。
作品中の時間の流れもあまりにご都合主義が鼻につきますし(畑1面を耕して畝をつくり、さらに新しく1面を一から開墾するシーンが、観客の立場からは1日か2日で女性一人でやり遂げたように見えました・・・無しでしょう)、とてもあの傑作を作った方々とは思えない残念な結果でした。
暴言覚悟で正直な感想を記すと、常識に欠ける若者が、いきおいで出来ちゃった婚してもきっと幸せになれるよ、子供は勝手に育つんだから、というエール?を送る映画なのかな?
子供時代の、特に雪ちゃんの表情は可愛かったですね。
親と子の成長をじっくり追った作品
選択するチカラと勇気
人は日々の生活の中で、また生きていく上で、大小様々な"選択"をしている。それは年齢に関係なく、大人も子供もそれぞれの立場でそれぞれの選択をしながら生きている。人生など選択の連続なのだ。「おおかみこどもの雨と雪」はそういう映画だと私は感じた。
花、雪、雨がそれぞれの生きる道を選択をしていく、変えられないことは受け入れながら…時に悩み、衝突しながらも、自分たちが選択した道を必死に努力しながら生きている。
きっとそれは誰のせいにも出来ない。きっとそれは悔いを残さない。それぞれの選択なのだ。どれが正しいかなんて分からない。分からないけど自分で決めなければならないのだ。花が選択した生活を理解し、雪の努力を応援し、雨の選択に涙した。そして雪の友だちの男の子が選択した行為にも感動した。良い映画だと思います。
本作の意義について【再レビュー】
既に本作のレビューは書いていましたが、それは一旦削除して再度改めてレビューを書かせて頂きました。まかまちさん(当サイトに「これは作品です」とのレビューを書いた方)へのコメントを書くにあたって思う所がありましたので。
本作は賛否両論ですね。まああくまでネット上では、という事ですけども。
当サイトに限らず、本作に対する低評価レビューを読んで私はものすごく違和感を感じていました。というのも、誰一人この映画の意義について論じてないんですよね。そこには殆ど触れずに、あくまで手法についてレビューされてる。
本作は、東日本大震災後の日本に対して希望的なメッセージを打ち出した、初めての映画じゃないですか?
相次ぐ景気低迷や社会不安。原発の問題も有る中で、「子育てと巣立ち」にひとつの答えを見出した本作は、きちんと評価されるべきだと私は思います。
はっきり言って上記の問題に正面向かって作られた映画って、ありましたっけ?私は知りません。当然ハリウッドなど海外映画には出来ないので(日本自身の問題だから)、日本の誰かが作らなければいけなかったんです。それがアニメ作品だった、というのが何とも日本らしいですけどね。
細田監督は本作でただ「母親の子育ての大変さ」や「可愛らしい理想の母親像」を描きたかったのではなく、何とかして「子育てと巣立ち」をヒロイックにロマンチックに描きたかったんだと思います。それが多くの人の励みになると信じて。
まだ未見の方は、是非とも劇場に足を運んでもらいたいです。それだけこの「おおかみこどもの雨と雪」は素晴らしい作品です。
大人のためのアニメーション
雪ちゃんがかわいすぎる
これまでの『時をかける少女』『サマーウォーズ』が虫唾が走るほど大嫌いで、それを褒めている人すら嫌いになりそうなほど嫌だったため、そんな嫌な気分にわざわざなるために映画を見る必要などなく細田監督の映画はもう見ない方針だった。ところが数人の知人と一緒に『桐島、部活やめるってな』を見ようとしたら満席で見れなかったため、時間調整のためにこの映画を見たら、とんでもなく素晴らしかった。
お父さんの狼が死ぬまでが導入で、ドラマが始まるのは田舎暮らしからと言ってもいいくらい、冒頭はあらすじみたいでドラマがなかった。自給自足と貯蓄の切り崩しで生活しようとは、大学に入れるくらい優秀なのにあまりに情弱ではなかろうか。母子手当てくらい申請すれば大抵の自治体でもらえるだろう。
しかし、そんな重箱の隅なんてどうでもよくなるくらい子供たちが素晴らしく魅力的で、子育ての喜びを伝えてくれる作品だった。この映画では狼人間なのだが、人間も含めて生き物であり、勝手に生きることを是とする道を示しているところもよかった。
映画を通してスクリーンに自らを投影する作品だなぁ
映画には色んな楽しみ方、哀しみ方、感じ方があると思いますが、
この映画は映画の世界に、自分自身の人生を投影させて感動する作品だと思います。
ですから劇場にも多くのお子様が、保護者に連れられて来場されていましたが、傍から見ていても思うほど感動はしていませんでした。
要するに大人向け、しかも子育て、親離れ・子離れを経験された大人向け、あるいは自分の親との類似の経験を持っている大人向けなのかもしれません。
人生はドラマですよね。日常は淡々と過ぎていきますが、やはりそれぞれの人には、それぞれの人生が、ドラマがありますよね。
この2時間のアニメ映画は、それを静かに、豊かに語っていきます。
日本映画っていいなぁ…と思いますね。
製作された方々に感謝したいと思います。
久しぶりに泣ける映画です
こんなに心を揺さぶられた映画は久しぶりです
子供が見たいと言っていたので、一緒に見に行ったのですが、私の方が見入ってしまいました。
描写はきれいですし、貞本さんの書くキャラは魅力的。子供たちのはつらつとした表現や、スピード感にあふれる描写等々、多くの人が楽しめる作品だと思います。ただ、子供を持っている方、特にお母さんにとって、感じることが最も多い作品なのだろうと、感じました。
ある程度、展開の予想ができる場面もあるのですが、それでも、グッと来て、涙してしまうシーンも多く、子供の横で涙を拭いていました。当の子供も、楽しんではいたようですが、それほどピンと来ていた感じでは無かったです。
それにしても、これほど心を揺さぶられる映画とは、予想していませんでした。ハンカチを持って行けば良かった。
サマーウォーズも面白かったですが、全く違う印象の映画で、今後の細田監督の作品も楽しみです。
人それぞれ
私も期待以上でした
私は。予告を何回も見て、途中までのストーリーはわかっていました。
前半は、台詞なしの映像で想像させる場面多く、うまい演出です。しかし、子供には、わからないかも・・・・・
大人には、先が結構読めてしまうが、よかったーとか、よしよし、と嬉しくなったりする。後半の画像の景色は本当の画像を使っているのか?あの本物見たいな景色すっごいきれい!が、絵CGならすごいね!どこかで調べたいと思ってます。
大人用の絵本、ファンタジーとして見て幸せ感じで、花を褒めたいです。
花の顔が、声役の宮崎あおい(私ファンです)にそっくりに見えてきます。
菅原文太の爺さん役もぴったり、というか、これ、初めから声優を決めて顔作って、性格まで一緒にしてるって感じでした。
期待以上でした。
予告などほとんど見ない状態で足を運びました。
私は育児まっただ中の専業主婦ですが、夫との関係や育児につまずき気味で、家庭問題満載だったところにこの映画を見たのですが、本気で泣けました。
夫に対して初めの頃の優しい気持ちを思い出すことができたし、同じ子育てをする花を見習う部分もあり、姉弟が育っていく姿と我が子の成長を重ねて泣きっぱなしでした。
とても良い収穫のある映画でした。
ストーリーの細かい事はさておき、音楽や映像にもとても癒されました。
ジブリも大好きなのですが、個人としてはジブリと同等以上の素敵な作品でした。
DVD化したら買って家に置いておき、初心を取り戻す為に見返したくなりました。
この作品に出会えて本当に良かったです。感謝。
素晴らしい映像、音楽、そして演出
『おおかみこどもの雨と雪』観てきた。
演出がいい。すごく。特に物語終盤の雪にとって分岐点になるシーンの演出は感動した。映像と音楽をすごく巧く使ってるように感じた。
花の母親としての物語だけでなく、雪と雨の自身の在り方の葛藤もしっかり描いていて、どちらの立場からも入って行ける。語りが雪なのはそういう意味もあるのかなぁと思う。母の話でもあり、自分の話でもあるっていう。
俺の周りで結構評価が分かれてたというか、やっぱりサマーウォーズと比べると…っていう意見が多かったけど、これはサマーウォーズの延長線上にある映画じゃないと思うし描いてるものも全然違うのでこれはこれとして切り離して観たらまた変わるんじゃないかな。
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