劇場公開日 2012年7月21日

「選択するチカラと勇気」おおかみこどもの雨と雪 harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0選択するチカラと勇気

2012年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

人は日々の生活の中で、また生きていく上で、大小様々な"選択"をしている。それは年齢に関係なく、大人も子供もそれぞれの立場でそれぞれの選択をしながら生きている。人生など選択の連続なのだ。「おおかみこどもの雨と雪」はそういう映画だと私は感じた。
花、雪、雨がそれぞれの生きる道を選択をしていく、変えられないことは受け入れながら…時に悩み、衝突しながらも、自分たちが選択した道を必死に努力しながら生きている。
きっとそれは誰のせいにも出来ない。きっとそれは悔いを残さない。それぞれの選択なのだ。どれが正しいかなんて分からない。分からないけど自分で決めなければならないのだ。花が選択した生活を理解し、雪の努力を応援し、雨の選択に涙した。そして雪の友だちの男の子が選択した行為にも感動した。良い映画だと思います。

harukita