アウトローのレビュー・感想・評価
全145件中、61~80件目を表示
撮影手法から音響まで徹底的に70‘sが貫かれたトム先輩主演としては恐ろしく地味な推理モノ
主演作だけでなく『ロック・オブ・エイジズ』や『トロピック・サンダー』では助演なのに完全に主役を食ってしまう獰猛なカリスマ性を持ったトム先輩が今回選んだのは70’sフレイバームンムンで地味な推理モノ。もう登場シーンからキメキメでサラっと事件を解決。共演に色気と知性を併せ持った長身でスレンダーな美女ロザムンド・パイクをチョイスというのもグウの音も出ません。
今回はライフルでの無差別狙撃事件というモロ70’sな題材なので基本オーソドックスなロケ撮影。カーアクションもフェンダーミラー辺りに付けたカメラで運転席を撮ったりと手の込んだ手法を採用、銃声や薬莢が床に落ちる音等こだわり抜いたリアルな音響も作品に見事に花を添えています。
良い意味で地味
傑作だと思います。
男の映画
トムクルーズがカッコイイ
小さな事柄を見逃さず推理してくれる
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
事件が起きたとき、得体の知れない凄腕の漂流者が突然現れ完璧に事件に取組み大活躍してしまうという話。現実性を追及した真面目な犯罪映画というよりも、娯楽活劇を真剣に迫力のあるように仕上げました、という感じ。何でも原作がハードボイルド作品で、読んではいないが恐らくこらちも娯楽性の強い内容なのだろう。
トム・クルーズは免許も持たない謎の男ということで珍しく今回は車に乗らないのかと思ったら、全くそんなことはなく途中ではシボレー・シェベルを派手に乗り回す。だけど普段はバスに乗って移動。変な設定で無理矢理な感じは否めない。敵と対決のための潜入に銃を用意しないなど色々と変な流れがあって何となく馬鹿っぽい。古い形式の犯罪小説ではこういうのが格好いいんだろう。
だけど彼の頭脳と行動は一流で、いちいち小さな事柄を見つけては解説して成程と思わせてくれてここは気に入った。出演者の演技は真剣だし派手な活劇もあり、演出はそれなりに良い出来映え。
ジャック・リーチャー NEVER GO BACKを見て前作があった...
また問題を起こしたら…姿を現わす
アクション映画の王道のようで実は違う
リー・チャイルド原作の世界的なシリーズ物である
ジャック・リーチャーシリーズの映画化。
原作のジャックの体格とは、全然違うトムがキャスティングされたことに
疑問の声が当初あったようだけど、さすがトム。
めちゃくちゃはまり役です。
こんな感じのスーパーマンを演じさせたら、右に出る者はいないのでは?
映画自体はトムにしては、割と地味な部類。
ミッションインポッシブルやナイト&デイのような派手さはないです。
音楽もあまり入っておらず、車がぶっ壊れまくる、爆発するなんてシーンもないので、全然お金かかってないんじゃないかな?
それでもカーチェイスやアクションの見せ方、時折挟まれるクスッとくるような演出で、かなり魅せてくれる映画ですね。
全体的に控えめな印象ですが、それがかえってこの作品の個性になってます。
導入部ですでに、犯人がわかってる状態で話が進んでいくので
コロンボのような倒叙+ハードボイルドアクションて感じの
まさに武骨で男らしいところが好感を持てます。
最後までロザムンド・パイク扮するヘレンと男女の関係にならずに終わった所も個人的に◎。
絶対に最後までキスするなと思いながら見てました。笑
続編では監督が変わっているので、この作風が変わっていないことを祈るばかり。
それにしても、ロザムンド・パイクはエロ良い女優さんだなぁ…
原作となる小説は読んだことがないけど,たぶん面白い小説なのだろう。...
強力助っ人!
いい意味で古臭い
全145件中、61~80件目を表示