「圧巻の背面飛行シーン」フライト RAIさんの映画レビュー(感想・評価)
圧巻の背面飛行シーン
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こういう飛行機墜落ものは山場である墜落シーンが前半にあり、その後の主人公の葛藤が後半に描かれるため中だるみが生じやすいのが最大の弱点。
けどこの映画は圧巻のフライトシーン後の主人公のダメっぷり、弱さっぷりをとことん見せつける。しかし、主人公のデンゼルワシントンは見事な操縦で大勢の命を救っているため、心の底からこいつホントクズだなとは言いにくい。(例えるなら白い巨塔の財前五郎)なんなら魅力すら感じる。それがデンゼルワシントンがこの映画でアカデミー賞優秀主演男優賞のノミネートできた理由だと思う。
個人的に大好きな俳優ドンチードル案じる弁護士が最高。ダメ主人公だと思っていながらも僕と同じように圧巻のフライトに尊敬し、必死で助けようとする。
やー、意外と面白かったな。と見終わりエンドロールに映し出された監督の名前
ロバート•ゼメキス
そりゃおもろいわ!
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