「ブサイクな美人さん。」ヤング≒アダルト オイラさんの映画レビュー(感想・評価)
ブサイクな美人さん。
その美貌で学生時代には皆の憧れの的だったエイビス。
だけど今は仕事もうまく行かず、ペットとお酒だけが癒しのバツイチ37歳。
そしてその現実を見つめる事もできず、過去の栄光が今も続いてると本気で思っちゃってるイタ〜いオンナ…。
大好きな映画「JUNO/ジュノ」の脚本家さんの新作っていうからワクワクして観に行ったんだけど、う〜ん…期待していたほど共感は出来なかったな。
そりゃオイラには、そんな華々しい過去もなければ、一応は現実を見てる…なんなら足掻いてるつもりでもいるからさ。
とは言え、
エイビスに対して「わゎ〜!いるいる〜こういうヤツ!」とか「ヒドい女だな〜コワッ!」なんて思いの中に、実は彼女をどこか責められない気持ちもあったりして…コレって共感?
個人的には、
ステキなアパート住まいなのに、彼女の部屋にはポリプロピレンの引き出しや紙製の衣装ボックスが置かれてる…っていう細かいリアリティーがツボだった。
それと、
美人さんな上に張り切って着飾っているのに、それでも内面から滲み出てしまう醜さ…それがホントにリアルでドキッとしたよ。
それを演技でやっちゃうんだから、シャーリーズ・セロンって凄い女優さんなんだな〜!と思たわ。
まぁ何だかんだ言って、すんなり観られたしチョイチョイ笑えたし、楽しんでまいりましたとさ。
チキチンッ♪
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