ヤング≒アダルトのレビュー・感想・評価
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『We've Only Just Begun』カーペンターズで流行...
『We've Only Just Begun』カーペンターズで流行ったね。
日本では『ライトノベルの作家』だが、こんな自由な発想で書かせては貰えないと思う。だから、このながれでは、作家としてはご用済みな作家だと思う。
前に進んでいるのはどっち?
主人公(シャーリーズ・セロン)は田舎から飛び出し都会で一山、なんて思っていたがゴーストライター止まり、毎晩酒を飲んで男を漁る毎日だった。
故郷の田舎町に帰るチャンスが有り、女王様のお帰りだぞ、元カレなんてイチコロだ、と乗り込んだが・・・。
シャーリーズ・セロンの美しさを堪能でき、ヌーブラ姿まで拝める。
早く大人にならないと、これからの人生が大変だよ、と思っています。
身近にいたら嫌かな・・(笑)
1番輝いていた頃を取り戻したくて頑張ること自体は何も悪くないでしょうが、「頭大丈夫か?」と思われるほど勘違いしている考えがあるなら身近にはいてほしくないですね、指摘されたことがないから自分がまともだと思ってる、指摘しても全く効果はありません、家族にそういう人間がいるのでよくわかります、メイビスと違って見た目もよくないのでなおさら怒鳴ってやりたくなります、その人は男性ですけどね。
痛い主人公≠痛いストーリー
おそらく少数の「自分にも当てはまる」っていう人たち(女性)の熱狂と、多数の「なんじゃこりゃ」という人たちに評価が二分される映画でしょうね。
学園の女王様だと持ち上げられ、勘違いしたまま成功の道を走ってきたものの、20年経って気がついたら、かつての成功は色あせ、勘違いだけが残っていましたという映画です。
この映画のチラシには「棘があるのに、なぜか温かい、感動のヒューマンドラマ」なんてことが書いてあります。
えええぇぇ……????
どこに感動があるの? どこに温かみがあるの? ヒューマンドラマって、言葉の意味を知ってるの?
たしかに棘だけは、いっぱいありすぎる映画ですけどね。
あなたが「仕事のためなら嘘をついてもぜんぜん平気な宣伝係」なら、この映画をお勧めします。
たしかに主人公は、この手の大嘘を平気でつきそうなキャラクターですから。
化粧一つで美人にもブスにもなれる主人公には、ストーリーとはまったく無関係に、女って凄いなーと感心しました。
でも、私には全体として「なんじゃこりゃ」以外に評価の言葉もない映画でした。
なんとなく痛いところを突かれる
わたしの高校には卒業生ぜんたいのパーティーがある。300人くらいになるので、大味なことになる。おちついて話というより、名刺交換しまくるとか、お酌にまわるとか、ただ側にいる知友と話していることもできるが、それにしても踏み込んだ話はしない。
世の中には同窓会的なものへ出たくない人がいる。正直わたしもそうだ。ただし地元にいると役が巡ってくる。そういう地域社会の抜擢というものは、大人としては横を向き続けているわけにはいかない。
かつての考え方とすると、同級会へ出席しないことはかっこいいことだった。過去を捨て去っているような潔さがある。
それにも増して、わたしはぜんぜん誰にも会う気がしないのである。会いたくないひとがいるわけじゃない。でも、みんな出世してたり子供を育て上げていたり、人生のestablishmentの階梯を順風に登っている(ように見える)のであって、なんにも成し得ていない、役無しでバツ付きのわたしなんか、居心地が悪くってしょうがないのだ。
学生時代を引っ張ってなんかいない。
しかしinferiority complexみたいな、明瞭ではないけれどやるせない感情は消えてくれないものだ。
わたしはモラトリアムなんて言葉を輸入してその概念を浸透させてしまったひとに文句を言いたい。人は大なり小なりモラトリアムなものだと思う。
ヤング≒アダルトはシャーリーズセロンと脚本家ディアブロコーディ、監督ジェイソンライトマンの映画。三人はタリーと私の秘密の時間(2018)でも再度トリオを組んでいる。
ヤングアダルトはハイティーン向け小説で、メイビス(シャーリーズセロン)はその作家。過去の栄光で、もはや売れていないが虚勢をはって生きている。
どろどろに過去を引きずっていて、学校時代の元彼──結婚して子供もいて幸せな男──に猛烈アタックして派手に撃沈する。
コメディだがわたしにはメイビスの気持ちがわかった。マット(パットンオズワルト)の気持ちもわかった。
ひるがえって、ディアブロコーディは亡霊のごとくにわたしたちをつかまえる、学校時代の思い出という普遍のペーソスを絶妙に料理していた──笑える一方で、なんとなく心が締め付けられる話でもあった。
コーディはユーモラスでブラックでモラトリアムだが、夢や理想を追う人の吐息みたいなものがリアルにあらわれる。彼女自身、職を転々し直前歴はストリッパーだった。その等身大が投影される。タリーにもJunoにもそれがあった。
これはコメディ?
う〜ん。
作り手はこれをコメディと言うけど、私は笑えず。
どちらかというと、ホラー?的なくらい、主人公メイビスが怖かった。
現在の自分に満足していないのに、満足しているフリをして、フリだけでは満足できずに元カレを巻き込もうと試みて、結果、自分も周りも傷つける。
ただ、最終的にはありのままの自分を受け入れて、再出発をする彼女は本当に強い。(巻き込まれた人たちは大いに迷惑だっただろうけど)
かなり曲がったというか、自分よがりの考え方をする女性だったので、見ていて気分が悪かったですが、シャーリーズ・セロンの人並外れた美しさで、その嫌な女が最初から最後まで観られました。
美人であっても、幸せに鈍感な人は幸せにはなれない事がよく分かりました。美人は得するだとかも、結局無意味な言葉なんだということが。
メイビスは本当に両親から大切に愛されて育ったのだろうか?と疑問に思います。
本当に大切に育てられたのなら、もう少しまともになったようにも思う。
結婚式の思い出なんて、離婚したら即捨てて欲しいと思うだろうなー。捨てないで済むような思い出があるなら、離婚なんてしてないかもしれないし。
そういう鈍感な両親のことを私なら好きにはなれない。
平坦で、
もっとドラマが欲しかったかなって。
リアルにわかるから、実行したか、してないかの差。
過去の輝きが恋しくなったりもする。
大人になって、一番想いを焦がした人とも、
都心で再会してバーでお酒飲んで…
けど、違った。
あの頃とは全て。
キラキラな想い出を壊したくなかったら、過去にすがることなく、今の自身と周りの環境を、大切に生きる。
それが青春を綺麗な宝物(想い出)にする唯一の方法。
そうね。いつだって、これからがスタート!
イタすぎて笑えない
「学生時代の私がサイコーだった」
と思ってしまう事って誰でもあるのでしょうか?
男と女の立場の違いこそあれ、
メイビス(シャーリーズセロン)の行動は分からんでもない。
じゃあ何で別れちゃったの?とも思う。
結局無い物ねだりな人でわがままなだけで、
仕事も上手くいってるから諭す人もいない。
過去にはある程度の失敗は必要で、
今まで無かったからこういう大きな躓きを生む。
「あたし、イケてるでしょ」が如何にイタイか。
ヌーブラ外すシーンはその骨頂。
生々しい
笑いよりも痛々しさを感じさせるドラマなので、軽いコメディではありません。
サイコサスペンスにもなり得る設定で、映像もリアルよりで生々しい感じです。
上手く女性の持っている部分を表現できていると思いますが、それ故に痛々し過ぎて笑うという感じになります。
負け犬モードの嫌な女の破綻から復活(成長)までを描くには、主人公のダメな部分を描くパート長過ぎて復活ターンがアッサリし過ぎかなと(それ故に意外性がありますが)。
この映画では田舎に残った側も都会に出た側も手放しで賞賛するワケでもなく、一面的で説教臭くならず最後まで傍観者的な視点を崩さなかった点は良いと思います。
子供だろうが大人だろうが、私は私でしかないの
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#映画 #ヤングアダルト
#脚本 #ディアブロコディ
#主演女優 #シャーリーズセロン
ディアブロ・コディの脚本。
【※ネタバレあり】
今回も「あー、そうなんだよ‼︎」と
イヤな自分を見ているようで
かなりの居心地の悪さを延々と
感じながら、ラストが気になって
観てしまった。
そしてやっぱり泣いてしまった。
主人公は「自分らしさ」を
貫くあまりに孤立しがちなタイプ。
映画#juno と似た設定。
彼女の「らしさ」は
はっきり言って、勝手気ままで、
プライドだけが孤高のように高い。
仕事の実力は田舎では華やかでも
一歩都会に出たら埋まってしまう。
当然寂しいし、誰かの理解も欲しい。
でもその誰かくらいは、どうしても
自分で選ばなきゃ自分じゃなくなる。
愛してくれるから愛するんじゃない。
何もかもうまくいってないから
愛する人くらいは自分で決めたい。
だけどそれは、実は周囲の大人も
願っていながら行動には移さない。
どこかで妥協して愛される安心感や
生活していける仕事や家庭を持ち、
協調性を持ち、思いやれる関係性に
身を委ねたほうが「大人」だからだ。
そういう大人になっていけば
孤立せずに、生きていける。
穏やかに、過ごしていける。
だけどいくつになっても
自分への期待が捨てられずにいて
過去の悲しみも捨てられずにいて
少しずつでもいい、描いた未来を
この手に掴みたくて仕方がない。
そうこうしているうちに、
地元の同級生たちは「大人」に
なっていくことに気づく。
一度は愛を誓った過去の恋人でさえ。
いつのまにか違う方向を向いて、
ともに描いたしあわせとは違う
しあわせを実現して生きていた。
皆両手におさまるしあわせを
手に入れるために生きている。
本当はそれさえも
生きていくということは大変。
自分の身の丈を決めるのが早いほうが
「大人」的しあわせは掴みやすい。
そしてそのほうがきっと格好いい。
自分にも、そのチャンスはあった。
不幸にも、叶わなかった。
悲しくも、違う方向を向いて生きなきゃいられなくなった。
これで良かったのだと何度も思い、
過去と決別できた気がしていた。
ある日見下していた周囲に
見下されていたことを知る。
本当はもうプライドもズタズタで
描いていた夢も終わりを迎えそう。
見て見ぬ振りをたくさんしてきた。
自分に都合の良いことだけを
見ては、信じようとしていた。
見えてしまった、都合の悪い事実。
知ってしまった、中身のない自分。
まだ癒せそうにない悲しい出来事。
全部持って帰るという覚悟を決めて、
また埋まってもきっと這って生きる。
主人公演じるシャーリーズセロンが
心底楽しそうな表情は、運転のとき。
元カレからもらったカセットテープのワンフレーズを繰り返し口ずさむ。
帰り道の光景は一部だけ切り取られたように、映し出される。
今までのように、辺りにいるヤング層女子から見聞きしたりヒントを得た、ヤング層そのままの想いを打ち込む文章ではなく、アダルト、つまりは彼女が少女から女性になっていく過程の心境を、軽快にタイピングする姿は、
とても凛として力強く、しなやか。
一筋の光が感じられて、映画全体の中で彼女が唯一周りから浮いて見えないのはこの場面くらいかも、と思った。
ディアブロ・コディの、心の芯の部分をジンと熱くさせる脚本・セリフのひとつひとつはもちろん、キャスティングが絶妙だった。
役づくりに余念のないことで有名な、シャーリーズセロンが主役なのは本当に良かった。
抜毛症の癖が出る時の顔つきや、相手によって態度を変える様は見方によっては、気が触れたように見えるかもしれない。
アルコールを好きで飲んでいないということがわかる表情や仕草、帰宅後にひとり、他人とおそらく自分に、呆れてヌーブラを剥がすときの苛立ちと疲れ果てた眼つきなどの感情の起伏は、正直、映画「モンスター」より見ものだと感じた。
「#juno 」も良かったが、今回観た
「#youngadult 」もますます良くて、脚本の#diablocody #ディアブロコディ のファンになってしまった。
作品の印象と同じように、
#diablocody #ディアブロコディ 本人のWikipediaによる経歴には、華々しさはあまり無い。
それよりも世界の隅のほうで、ようやく輝いて内なる激しさを原動力に、生きてきたような経験をしてきている。
写真で見た限り、本人の性格や人生経験が「#youngadult 」では反映されたのではないかとも感じた。
痛いシャーリーズ
美しいシャーリーズでも痛すぎる〜。昔より素敵になっているとは思えない元彼に会ってやらかしてしまう。パンスト姿が強烈です。妹が言ってた言葉は間違いないですね。彼女超美人で本を書く才能もあるから、モテない筈ないでしょ。
何故か応援したくなる。
とても面白かった。
シャーリーズセロン史上、
最も醜悪で怖くて高飛車で自分勝手な
キャラクターだけど、
僕も性格が悪いから、何故か応援したくなり、
これ以上傷付いて欲しくないと思った。
シャーリーズセロンがとても素晴らしい。
女の子が化ける様をこれでもかとみせてくれたし、
ヌーブラ姿は
威風堂々としてた。
めちゃくちゃ口も悪いし、
周りも傷付けてどうしようもないけど、
仕方ないじゃん自分はもう傷付きたくないんだもん。
と言う振る舞いは好感すら持てた。
過去に縛られた鎖を千切ってくれるのが、
自分が一番下に見てたオタクの妹だったのも良かった。
性格悪い女の自分勝手な物語だけど、
頑張れ!僕も頑張る!と思える
不思議な素晴らしい物語だった。
醜くも美しい。
本当にこんな人いそう。
シャーリーズセロンの演技は
やっぱり素晴らしい。
美人で、憧れの的だった主人公。
欲しいものを意のままにし
周りからはチヤホヤされ
間違っていても、嫌われまいと賛同してくれる
人たちに囲まれ生きてきたのだろう。
美人が年取ってもまだ
昔のように振る舞う痛い感じが
よく表現されていた。
38歳にして、学生の頃に付き合っていた元彼と
よりを戻そうとする様は
観ていてかなり痛い女だった。
酔っ払って目が覚めて朝、
男の腕をすり抜けるシーンが印象的。
分かっているのにまた同じ失敗を繰り返して
朝、最悪な気分になる感じは分かる(笑)
最後、やっと流石に改心するかと思いきや
また味方の一言で
この街がつまらない。
わたしは悪くない。
と、元に戻ってしまう。
でも、車のへこみだけは
元には戻らない。
そんな風に見えた。
なんか見終わった後、少し落ち込む(笑)
ハッピーエンド
すごいよかった。
自己中で相手を顧みないどうしよもない主人公が、最後は吹っ切れて、やっと過去と決別して、前に進み出す。ま、最後まで感じの悪い雰囲気はそのままだったけど(笑)
メイビスの悩みに共感。「周りと同じように幸せを見つけられない。自分だけ大人になれない」。何が自分の幸せで、どんな人生にすればいいのか、悩むよなあ。メイビスは、ちゃんともがいて、動いてる。自分も頑張ろう。あ、でもメイビスはちょっとバディ夫妻に迷惑かけすぎ(笑)
そして、マットとサンドラが良いこと言うなあ。自分が落ちてて、なんの自信も持てないとき、あんな言葉掛けられたらほんと頑張れるだろうな。自分が特別なんて、自分じゃなかなか感じられない。
落ち込んでるとき、過去を忘れられないとき、是非見るのをオススメする作品。
過去になんか縛られないで、
元彼からの、子供が産まれました、誕生会に来て下さいの招待メール。
田舎を離れ、都会で暮らしていた彼女(シャーリーズ・セロン)は、
元彼と寄りを戻す目的で田舎に帰る。
だけど元彼は、全くなびかない・・・。
あの手この手で迫るのだけれど、、、
田舎の人間関係は、密度が濃くて、
皆、全てお見通しな感じで、同情の眼差し。
そして最後には結局、都会に戻って行く・・・。
そうだよ。
過去になんか縛られないで、未来を生きなくちゃ!o(^-^)o
痛い美人の話
学生時代の過去の栄光を忘れられず、
過去を引きずりまくり、
こんなはずでは…
自分よりいけてなかった人が自分より幸せを手にしてる、
分かる気もしますね。
元カレの妻に心配されるとか耐えられない。
もうそれらみんな、田舎街をディスるしかない。
自分は他の人と違い大都会に住んでるんだ、
と自信を少し取り戻して帰っていくけど
都会へ行くのは自分だけでいいって
本質は何も変わっておらず(笑)
彼と寝たことは一生封印するんだろうね。
シャーリーズセロン相変わらずきれいですな。
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