プロメテウスのレビュー・感想・評価
全227件中、21~40件目を表示
なぜ人類誕生の瞬間は、空白のままなのか。
原題
Prometheus
感想
リドリー•スコットが挑んだ新たなSFの金字塔!
エイリアンの原点、謎が明らかに!
うーん、私には合わなかったです。
映像美は凄かったと思います。
なぜ最初にエンジニアは黒い液体を飲んだんでしょうか?
デヴィッドがホロウェイに黒い液体をなぜ飲ませた?なぜファイフィールドは凶暴化した?謎です。
帝王切開のシーンは嫌でした、ショウ博士はタフな女性でした笑
船長のヤネックがまともな人だったんじゃないんですかね笑
唯一最後の腹を突き破ってエイリアン登場はテンション上がりました!
※人類最大の謎、それは人間の起源
難解だから何度も見れる
エイリアン
気になる情報が入ったので再度見た。
この作品に描かれているのが人類の起源だ。
我々のDNAとチンパンジーのそれだが、98.8%が一致することはよく知られているが、この作品ではエンジニアと人間のDNAは完全に一致する。
ここでも登場するのが「極秘」任務だ。
初代エイリアンでもクルーの命よりも人類が初めて出会う有機生命体を持ち帰ることが最優先課題だった。
巨大財閥の長老の目論見は、「病気を治してもらう」と言っていたが、実際には若返り、または不老不死だろうか。
それこそが極秘であり彼の最優先事項だった。
ところが目覚めたエンジニアはすぐにアンドロイドを見抜くと首を引っこ抜き、その他を力任せに叩きつけて殺した。
彼らの言葉を駆使したデイビッドに何ひとつ答えることもなかった。
初めて見た当時から疑問だったこのシーン。
何故エンジニアは暴力を振るったのだろう?
どうやらアンドロイドのデイビッドはそれを知っていたのではないかと思われる。
そしてこの部分に原案から削除された内容がある。
エリザベスが首からかけていた十字架のネックレス
このシーンがいくつか登場する。
そして彼女はエンジニアの攻撃から逃れる。
さて、
エンジニアが地球に向かおうとした理由は達成すべき使命を持っていたからであり、その時にエイリアンと出会ってしまったのだろうか?
そもそもエイリアンそのものが大きな疑問だ。
それとも、エイリアンとは地球を滅ぼすための兵器なのだろうか?
ホログラムには逃げ惑う彼らの姿があった。
エイリアンは誰かが持ち込んだのか、それとも兵器の事故が起きたのだろうか?
いずれにせよエンジニアの一人だけが生き残ったことになる。
最後にエリザベスはデイビッドとあの宇宙船でエンジニアたちの惑星へと向かった。
その行動もまたぶっ飛んではいるが、同時にそのことがデイビッドの思惑をまったく別の選択肢へと向かわせたのかもしれない。
彼はベスが地球ではなくそこへ行くと言った時、困惑した。
その前に長老という絶対者の死で、自由という概念を持っていた。
その時それは単に言葉遊びだったのだろう。
しかし、地球を離れてしまうということで、彼を縛るものはなくなったことになる。
これこそ彼を目覚めさせる原因だったのではないだろうか?
次回作でそれが明確になるが、
彼に芽生えたのが「創造主」となること。
そして「完全無欠な有機生命体」を作る想いが生まれたのだろう。
また製作者は、
過去人類の文明が消えた理由は、それぞれの文明崩壊と同様の理由として設定したのかもしれない。
史実上わかっていないが、どの文明にもイエスのような人物が現れ、人はそのたびに彼を殺し続けたのかもしれない。
つまり地球の文明もろとも崩壊させる理由は、エンジニアが派遣した「イエス・キリスト」を人類が殺したからだ。
これは原案にあって削除された事実だ。
だからエリザベスと十字架が関係する。
しかしそれでもエンジニアたちは根気よく同じことを続けたのだろうか?
このように考えると、じゃあエイリアンとは何? という疑問が出る。
初代エイリアンとこの作中のそれとは少し違うが、それはデイビッドによっていじられたからだろう。
実際、コヴェナントではデイビッドがエンジニアの技術を使って新たな種類のエイリアンを作り出しているが、その起源は不明のままだ。
エイリアンはいったいどこからやってきたのだろう?
初代エイリアンの惑星はエンジニアの惑星とは違うが、同じ宇宙船が登場する。
プロメテウスが言った惑星も初代とは違うが同じ宇宙船がある。
こうなれば、ますますエイリアン製作チームが、出し惜しみしているような気になってしまうが…。
ただ一つ、
デイビッドの情報とエリザベスの一言で船長らクルーが宇宙船に神風アタックしたが、あんな判断は日本人でもできないだろう。
そこだけはちょっとやっちゃた感が残ってしまった。
まさにエイリアンでした。
いろいろな意見があると思いますが、相変わらずのエイリアンでした。 いつものように、謎めきにドキドキしつつ、来るな、これは来る…… 来んのかーい! または、来たー! など、非常に楽しみました。
JPホーガンの「星を継ぐもの」を思い出す一作でした。たぶん宇宙人のビジュアルかな。
ラストはセコい!
エイリアンの原点回帰!!
エイリアンの前日譚として描かれていますが
エイリアンの他作品とさほど変わらないストーリーでした。
近未来の地球、プロメテウス号のスリープ
カプセルに眠る人間たち!
目を覚ましたときの悪夢を見ていたような
感覚。
エイリアンの卵が孵化する前の不穏な雰囲気。
透明なガラスから視えるおぞましい生物!
寄生された人間が陥るパニックと
火炎放射器から放出される炎!
宇宙船の扉にエイリアンの『手』が
挟まれた瞬間!
エイリアンと人間のあいだに生まれた
起源とも思える、決して地球に持ち帰っては
ならない煙幕を張る存在。
エイリアンに襲われて、宇宙服の顔のガラス
部分まで喰い破るシーン。
近未来のSF要素もあって、リドリー・スコットらしい描き方で面白かったです。
ラスト近くの不合理な展開に興醒め
エイリアン1〜4とは別系統の作品として、美しい映像とともに中盤まではかなり楽しめた。だがしかし。
①生き残ったエンジニア(人類と同一のDNAを持つ)の一人が十分な理由も明かされないままプロメテウス号の乗組員たちを敵視して襲いかかる。ショウ博士の後をしつこく追いかけて宇宙船まで乗り込み、挙げ句の果てに「タコ入道」(朝ドラ『おちょやん』のワンシーンが蘇る(^O^))みたいな外観の新型エイリアンと密室の中でくんずほぐれつの格闘をする。吉本新喜劇か?
②プロメテウス号本船に残っているクルーたちがショウ博士からの短い連絡だけを根拠に「よし、俺たちが自らの命を犠牲にしてエンジニアの宇宙船に体当りして奴が地球へエイリアンを持ち込むのを断固阻止するぞ!」とまさかの特攻自◯をする。日本の昭和アニメか?
リドリー・スコットは巨匠・・・なのか・・・?
「エイリアン」はさすがに歴史に残る作品と思いますが、特にエイリアンファンというわけではありません。
でも押井守監督は、リドリー・スコットをいつも「サー」と呼んで称賛しているので、これも観てみました。
うーん、リドリー・スコットは、この映画(と「コヴェナント」)で、何を描きたかったのか。
正直、人間の起源について本気で考察する姿勢は全く感じない。
結局、エイリアンを撮りたかったのか?
でもそれなら、もう1作目で完璧な映画を作ったではないか?
エイリアンの起源を撮りたかったのか。
でもそれなら、異星人が作った生物兵器、というのは、別に深みもないし、それで何作も撮る必要はないのでは?
また、緻密なSF考証を期待する映画ではないとは分かっていても、宇宙船の中で当たり前に重力があることや、開腹手術の後で皮膚にホチキスしただけで走り回る描写や、異星でいきなりヘルメットを取ったりとか、さすがにSFを名乗るにはどうなのか・・と気になってしまいました。
「ブレードランナー」、「エイリアン」、「ブラックホーク・ダウン」など、すごいと思う映画も多いので、名監督なのだろうとは思うのですが、ちょっとこの作品は、観客をどこへ連れていきたいのだろう?と心配になってしまう内容でした。
起源?
レビュー
書くの忘れてたので、ディズニー+で観なおした。
確か謳い文句が、人類発祥の秘密が明かされるような感じだったと思うが、見事に裏切られ、実はエイリアンの発祥の秘密だったという、当時の騙された感じが甦った(笑)
メモ
・人類には創造主がいる。彼らと人間はDNAが同じ。しかし、肉体的なスペックに完全に差があり、劣化コピーされている、もしくは地球のサイズに合わせて小型化されているのだと思われる(島嶼化。大型動物の矮小化と小型動物の巨大化)
・人間も人型アンドロイドの創造はできている。ただし、心の実装はできていない点で技術力の差がある。
・エイリアンは創造主が人類を滅ぼすために作った兵器。製造過程で暴走して創造主は殺された。
・創造主が人類を滅ぼそうとする背景は不明。もし続編があれば触れられるのではなかろうか。
・映像美
・エイリアンシリーズを見てきた人たちであれば楽しめるが、本作単体で見ると説明不足感はある。
・SFとしては設定に違和感を感じるところがある。航行期間が2.5年だが、地球から最も近いケンタウルス座α星でも4.4光年離れているので光速より速いことになるが、相対性理論が成り立たなくなる。(ワープしているなら別)。宇宙船のエンジンが常に点火されていたが、慣性の法則で移動するため、十分に加速したらアクセルは不要のはず。そして惑星に近づいたらブレーキが必要。
・ちょいちょい人間模様を描写しつつ、あまり語り切れていないので不完全燃焼。割り切って映像美やSF的想像力に振り切っても良かったのでは。
変態絶倫
他の方のレビューで答え合わせ
ほぼ予備知識0で鑑賞しました。映像はすごいと思いますし世界観はつかめるのですが肝心の話の筋がよくわからない。物語が動く中盤以降、要所に「ん?」「なんで?」「意味不明」がどうしても浮かんでしまう。ラストの主人公のように、解答を求め他の方のレビューを見に行きます!
コヴェナントの前にご鑑賞ください
最初は『エイリアン』のセルフリメイクなのかと思って見ていた。進化論を再び原始に戻し、新しいコンテンツをいっぱい詰め込んで、現代的な宇宙物理学なんかの解釈を混ぜたりするのかとも思わせておいて、結局は『エイリアン』当時の雰囲気そのもの・・・さすがに映像は面白いのだが。
ショウ博士が恋人チャーリー(ローガン・マーシャル=グリーン)と一夜を過ごすのだが、その前夜に惑星の洞窟を探検した際に、アンドロイドのデヴィッド(ファスベンダー)が採取した微生物をチャーリーに飲ませていたのだ!(なぜ?)
案の定、ショウは妊娠してエイリアンを孕んでしまう。しかも体内で急成長したためにショウは激痛を。そして機械に手術を任せてほとんど自分で帝王切開するという展開・・・あ、『エイリアン』ならここで終了だぞ!てな感じで。
デヴィッドは探検隊と同行した際に人類創造主が一人生き残っていることを発見していたのだが、彼を蘇らせたおかげで大変なことに・・・創造主は地球を侵略するために息をひそめていた雰囲気。周りのこつぶなエイリアンたちは防衛目的で創ったのに逆に絶滅させられそうになってた!という意味か?
なんとなく生物兵器についての社会派らしさもあるが、あくまでも創造主探しであり侵略しようとはしていないと言い訳しているようにも感じる。そして、生き残りの創造主とエイリアンを戦わせて、最後には『エイリアン』につながるエイリアン誕生というオチ。結局はエイリアン・ビギニングだったのか・・・
登場した意味すらわからないシャーリーズ・セロン。たどたどしい動きなどから、もしや彼女もロボット?と疑ってしまうが、プロメテウスプロジェクトの出資企業のCEOの娘だったとわかる。しかも高齢で気持ち悪いほどのよぼよぼCEOがガイ・ピアース!やっぱり意味がわからない・・・この映画を作った意味が・・・(笑)
全227件中、21~40件目を表示