プロメテウスのレビュー・感想・評価
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まさにエイリアンでした。
いろいろな意見があると思いますが、相変わらずのエイリアンでした。 いつものように、謎めきにドキドキしつつ、来るな、これは来る…… 来んのかーい! または、来たー! など、非常に楽しみました。
JPホーガンの「星を継ぐもの」を思い出す一作でした。たぶん宇宙人のビジュアルかな。
ラストはセコい!
エイリアンの原点回帰!!
エイリアンの前日譚として描かれていますが
エイリアンの他作品とさほど変わらないストーリーでした。
近未来の地球、プロメテウス号のスリープ
カプセルに眠る人間たち!
目を覚ましたときの悪夢を見ていたような
感覚。
エイリアンの卵が孵化する前の不穏な雰囲気。
透明なガラスから視えるおぞましい生物!
寄生された人間が陥るパニックと
火炎放射器から放出される炎!
宇宙船の扉にエイリアンの『手』が
挟まれた瞬間!
エイリアンと人間のあいだに生まれた
起源とも思える、決して地球に持ち帰っては
ならない煙幕を張る存在。
エイリアンに襲われて、宇宙服の顔のガラス
部分まで喰い破るシーン。
近未来のSF要素もあって、リドリー・スコットらしい描き方で面白かったです。
ラスト近くの不合理な展開に興醒め
エイリアン1〜4とは別系統の作品として、美しい映像とともに中盤まではかなり楽しめた。だがしかし。
①生き残ったエンジニア(人類と同一のDNAを持つ)の一人が十分な理由も明かされないままプロメテウス号の乗組員たちを敵視して襲いかかる。ショウ博士の後をしつこく追いかけて宇宙船まで乗り込み、挙げ句の果てに「タコ入道」(朝ドラ『おちょやん』のワンシーンが蘇る(^O^))みたいな外観の新型エイリアンと密室の中でくんずほぐれつの格闘をする。吉本新喜劇か?
②プロメテウス号本船に残っているクルーたちがショウ博士からの短い連絡だけを根拠に「よし、俺たちが自らの命を犠牲にしてエンジニアの宇宙船に体当りして奴が地球へエイリアンを持ち込むのを断固阻止するぞ!」とまさかの特攻自◯をする。日本の昭和アニメか?
リドリー・スコットは巨匠・・・なのか・・・?
「エイリアン」はさすがに歴史に残る作品と思いますが、特にエイリアンファンというわけではありません。
でも押井守監督は、リドリー・スコットをいつも「サー」と呼んで称賛しているので、これも観てみました。
うーん、リドリー・スコットは、この映画(と「コヴェナント」)で、何を描きたかったのか。
正直、人間の起源について本気で考察する姿勢は全く感じない。
結局、エイリアンを撮りたかったのか?
でもそれなら、もう1作目で完璧な映画を作ったではないか?
エイリアンの起源を撮りたかったのか。
でもそれなら、異星人が作った生物兵器、というのは、別に深みもないし、それで何作も撮る必要はないのでは?
また、緻密なSF考証を期待する映画ではないとは分かっていても、宇宙船の中で当たり前に重力があることや、開腹手術の後で皮膚にホチキスしただけで走り回る描写や、異星でいきなりヘルメットを取ったりとか、さすがにSFを名乗るにはどうなのか・・と気になってしまいました。
「ブレードランナー」、「エイリアン」、「ブラックホーク・ダウン」など、すごいと思う映画も多いので、名監督なのだろうとは思うのですが、ちょっとこの作品は、観客をどこへ連れていきたいのだろう?と心配になってしまう内容でした。
起源?
レビュー
書くの忘れてたので、ディズニー+で観なおした。
確か謳い文句が、人類発祥の秘密が明かされるような感じだったと思うが、見事に裏切られ、実はエイリアンの発祥の秘密だったという、当時の騙された感じが甦った(笑)
メモ
・人類には創造主がいる。彼らと人間はDNAが同じ。しかし、肉体的なスペックに完全に差があり、劣化コピーされている、もしくは地球のサイズに合わせて小型化されているのだと思われる(島嶼化。大型動物の矮小化と小型動物の巨大化)
・人間も人型アンドロイドの創造はできている。ただし、心の実装はできていない点で技術力の差がある。
・エイリアンは創造主が人類を滅ぼすために作った兵器。製造過程で暴走して創造主は殺された。
・創造主が人類を滅ぼそうとする背景は不明。もし続編があれば触れられるのではなかろうか。
・映像美
・エイリアンシリーズを見てきた人たちであれば楽しめるが、本作単体で見ると説明不足感はある。
・SFとしては設定に違和感を感じるところがある。航行期間が2.5年だが、地球から最も近いケンタウルス座α星でも4.4光年離れているので光速より速いことになるが、相対性理論が成り立たなくなる。(ワープしているなら別)。宇宙船のエンジンが常に点火されていたが、慣性の法則で移動するため、十分に加速したらアクセルは不要のはず。そして惑星に近づいたらブレーキが必要。
・ちょいちょい人間模様を描写しつつ、あまり語り切れていないので不完全燃焼。割り切って映像美やSF的想像力に振り切っても良かったのでは。
変態絶倫
他の方のレビューで答え合わせ
ほぼ予備知識0で鑑賞しました。映像はすごいと思いますし世界観はつかめるのですが肝心の話の筋がよくわからない。物語が動く中盤以降、要所に「ん?」「なんで?」「意味不明」がどうしても浮かんでしまう。ラストの主人公のように、解答を求め他の方のレビューを見に行きます!
コヴェナントの前にご鑑賞ください
最初は『エイリアン』のセルフリメイクなのかと思って見ていた。進化論を再び原始に戻し、新しいコンテンツをいっぱい詰め込んで、現代的な宇宙物理学なんかの解釈を混ぜたりするのかとも思わせておいて、結局は『エイリアン』当時の雰囲気そのもの・・・さすがに映像は面白いのだが。
ショウ博士が恋人チャーリー(ローガン・マーシャル=グリーン)と一夜を過ごすのだが、その前夜に惑星の洞窟を探検した際に、アンドロイドのデヴィッド(ファスベンダー)が採取した微生物をチャーリーに飲ませていたのだ!(なぜ?)
案の定、ショウは妊娠してエイリアンを孕んでしまう。しかも体内で急成長したためにショウは激痛を。そして機械に手術を任せてほとんど自分で帝王切開するという展開・・・あ、『エイリアン』ならここで終了だぞ!てな感じで。
デヴィッドは探検隊と同行した際に人類創造主が一人生き残っていることを発見していたのだが、彼を蘇らせたおかげで大変なことに・・・創造主は地球を侵略するために息をひそめていた雰囲気。周りのこつぶなエイリアンたちは防衛目的で創ったのに逆に絶滅させられそうになってた!という意味か?
なんとなく生物兵器についての社会派らしさもあるが、あくまでも創造主探しであり侵略しようとはしていないと言い訳しているようにも感じる。そして、生き残りの創造主とエイリアンを戦わせて、最後には『エイリアン』につながるエイリアン誕生というオチ。結局はエイリアン・ビギニングだったのか・・・
登場した意味すらわからないシャーリーズ・セロン。たどたどしい動きなどから、もしや彼女もロボット?と疑ってしまうが、プロメテウスプロジェクトの出資企業のCEOの娘だったとわかる。しかも高齢で気持ち悪いほどのよぼよぼCEOがガイ・ピアース!やっぱり意味がわからない・・・この映画を作った意味が・・・(笑)
好きな作品✨
びっくりするくらい面白くなかった。。
リドリー・スコット監督なので、ちょっとは期待したんだけど。。びっくりするくらいつまらない映画だった。
で、皆さんのレビュー観た後でわかったんだけど、なるほど「プレ・エイリアン」だったのか。そりゃ、つまらんわ。「エイリアン」は興味無いから観たこと無いし。
これは明らかに映画のコピーが悪いな。。「人類起源の謎」って、全然関係ないじゃんか。。しかも、詳細は結局わからなかったわけだし。
最初から「プレ・エイリアン」ってコピーにしといてよ。そうすれば観に行かないか、あるいは仮に行くとしても、予備知識としてあらかじめ「エイリアン」観とくことも出来たわけなんだから。。
おかけで、最初の10分くらいで駄作の臭いが漂ってきて、このまま終わらないよな?と思ってるうちに作品が終わってしまった。苦痛の2時間。。
サービスディだったから1000円で観れたけど、1000円でも高い。今年観た中で一番面白くない映画だった。
"エンジニア"
本作が単独で一本の作品ならば、それなりに面白い感想は出るけれども、よくもまぁ「エイリアン」のワンシーンから壮大?な物語を考えたものだ。
オリジナルの「エイリアン」は未鑑賞で、比べるのがディレクターズ・カットになるけれど違和感を大いに感じてしまうのは否めない。
ジョン・ハートが見た宇宙人の死体と本作の生き残りは同一なのか?
それならば、瀕死の状態で宇宙船の操縦席に戻ったって訳で無理があるような!?
その宇宙人から産まれた?"エイリアン"は完成された形だったけれど、ジョン・ハートから出て来たのは未完成の赤ちゃんみたいだった。
意地悪なツッコミになるが、オリジナルの方が物語の年代設定も新しく本作の方が前の話になる訳で、映画を撮った年代は逆になるけれど、宇宙船や船内のハイテク加減が違い過ぎて、オリジナルを完全にシカト。
イアン・ホルムと比べるとデヴィッドの行動に理解出来ないことが多く、スッキリしない。
あのデカい宇宙人たちは、エイリアンによって絶滅したのか?そもそも、あのタコみたいなのは何だ!?エイリアンの誕生過程も府に落ちない。
ラストに白々しくエイリアンを登場させる演出に強引さが垣間見れ、本作の必要性があるとは思えない。
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