進撃の巨人 ATTACK ON TITANのレビュー・感想・評価
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音楽がよろしくない
ようやく参戦できましたよ、『進撃の巨人』への評価合戦!! 映画を観ることを楽しみにしている者として、これだけ盛り上がっている作品について自分の意見を言わないで済ますわけにはいきません!! なかなか時間が取れなかった中で、ようやく本日、鑑賞の機会を得たわけであります!
で、一番に気になったのは、音楽・・・ なんだろ、これ・・・ なんか変に感情にマッチさせたような音楽がほぼずっと鳴っているんで、逆に白けたりしちゃったいましたよ。計10回ぐらい、『この音楽を止めてくれ!』って心の中で叫んでおりました・・・
そして録音・・・ 市井の人々の無駄な会話の入れ方、主要人物たちの会話の声、そのどれもが変に浮き上がってる感じで、なんかしっくりこないんですよ・・・
そして巨人・・・ はっきり申しますと、私的には全然怖くなかったです。なんでだろうなぁ・・・と自分でも思うのですが、グロさも特に感じず、なんかそこら辺にいるおじちゃんやおばちゃんが、頑張って演技している感じばかりがしてしまって、むしろ親しみさえ感じたりして・・・ たぶん、もっと巨大さを感じさせてくれる撮り方だったら、その恐怖も増したのかなって気はしますね。今書いていると、往年の『キングコング』を思い出すのですが、そこではもっと大きさを感じられた気がするんですよね。その大きさの感覚が今回の巨人には感じられませんでした。
と、ここまで否定的な印象を積み重ねてきたわけですが、でもっ! でもですよ! ラストは良かった!! 原作にあるのでネタバレにはならないとは思うのですが、エレンが巨人化した後!! その暴れっぷりは結構、興奮させられましたねっ!
あまり邦画を観ていないので偉そうなことは言えないのですが、でも結構本気でパニックムービーを撮ろうとしていることは頷けて、それはやっぱり嬉しいことでしたね。だって変におちゃらけた邦画ばっかりのような気がするから、最近ね。
樋口は特撮だけやったほうがいい。
ひどい
人喰い巨人の描写は強く印象に残る作品。
特筆すべきは人喰い巨人の描写。
実際の人間が演じる巨人はフルCGとは異なる趣が有りました。
人喰い巨人。
ヒトに限りなく近いフォルムだが。
フォルムの近いヒトを食する恐怖。
有るべきモノが有るべき所に無い違和感。
圧倒的な体格と再生力を保持する絶望。
本作に限らず“人喰い巨人”が持つ特性。
その特性が巧く表現されていたと思います。
人喰い巨人を彩る哀れな人間達も良く。
引き千切られ、食い千切られ、壁に叩きつけられ、丸呑みされる人間。
彼等の哀れな断末魔、末路がキチンと描かれており。
昨今のヌルたい志の低い邦画の中では誠意を感じました。
また序盤の教会場面も良かった。
鉄格子越しに手を犇めき合う様子の浅ましい人間達。
絶望の声と共に隙間から夥しい量の絵の具が流れる。
仲間を排除して閉ざした扉が、自らを閉じ込める檻となる。
その皮肉さにグッときました。
また終盤のウルトラマン場面も割合好きでした。
グロさを伴った巨人同士の格闘。
片や怠惰なフォルムの巨人、片や筋肉線維が剥き出しの巨人。
彼等のスピーディな取っ組み合いは観ていて楽しかったです。
画面に飛び散る飛沫表現も好みでした。
惜しむらくは戦闘以外のドラマ部分。
特に調査兵団の設立以降のドラマは……正直しんどい。
次の展開に転がすための契機、切欠が酷く。
水崎綾女が「子供の声がする」と言い単独行動を始めた時には思わず嘆息。
その後も『素人集団だから』では乗り切れない程の間抜けな行動の釣瓶打ち。
作り手が意図したか否かは分かりませんが水崎綾女がアレな事になった瞬間は思わずガッツポーズが出ました。
また作品内の設定も色々とノイズに。
原作に想い入れが無いため登場人物の名前は然程気になりませんでしたが。
軍用車や不発弾やガスがブイブイ幅を利かせている世界。
デカい軍用車を穴に詰めれば、一兵隊に支給されている噴射ガスを集約して爆発させれば…と後生大事にしている爆発物の代替物が色々思い当たってしまいノイズに。
残された技術レベルとミッションのチグハグ感が最後まで残ってしまいました。
人喰い巨人の描写は強く印象に残る本作。
“特撮好事家”な或る年齢層の方が「あの時代、再び」を志した作品とも言えます。
これはこれで潤沢な予算を基に構築されるフルCGのハリウッド大作とはまた違った趣が。
何十分の一の予算でも技術と工夫で面白い作品は作れるのではないか、という日本特撮技術への誠意と愛情は感じる作品だと思います。
そこら辺の心意気を受け取るか否かで拒絶/否定の度合いが変わってくるような気がします。
オススメです。
原作&アニメ
原作&アニメのコアなファンの方にはお薦め出来ません……とはいえ、きっと観てしまうんでしょうね。(私も観ましたし)
全く別物として見たら少しは観られるか……とも思いましたが、監督さんがそうしてるのか違うルートを通ってでも原作に絡めてくるんで嫌でも原作と比べてしまう。
もーね、シキシマさんなんて高等遊民だしね。ミョーにフェロモン洩らしてる高等遊民。
何か人妻が出て来てエレンを誘惑したりして、なんぞ?!この昼ドラ?!とかね。
入れたい場面が沢山あるのは分かるけど、あれもこれも入れすぎてどっ散らかっちゃった感じ。何か一つに絞れば良かったのに。
後編も併せて観て少しでも纏まってたら良いなあ……
迫力満点
(*^^*)予想以上に面白かったですが?
あまりに評価が低く、本当であるか確かめに行ってきました。
あまりにひどくて途中退場もありなのか?と思ってましたが、結論から言うと星0.5とか1はないんじゃないでしょうかね?
小生、普通に映画全体を見れたら星2 何かちょっとでも印象に残ったら2.5はつけているつもりです。少し辛めにつけてます。
進撃の巨人のファンの人だと許せないんでしょうが、普通に見れましたし、巨人の理不尽な進撃の描写がとても興味深かったし
物語自身が何か哲学っぽいものを残しているのもいい感じです。
架空の世界の世界観をよく出していたし、役者も大根までいかず、許せる範囲なのでは?
石原さとみの演技は良かったよね。
進撃のファンが故意に得点を低くしている気がしてなりません。
想像以上に期待ハズレ
原作ファンです。でも実写版にもそれなりに期待するところはありました。キャストの発表や役の名前の公表で、その期待はだいぶ削がれましたが見ないことには何も言えないので、見てきました。
ハッキリ言ってまずかなり映像力として落ちます。特撮なので、その点は理解しつつも、古いゴジラの映画を見ているような気にさえなりました。効果音も古く、昔の戦闘ヒーローものかと思うところも。脚本としてかなり原作から変えているものの、変えきれてない部分が中途半端。時代背景もよくわからないし、キャラクターの名前の違和感も最後まで払拭できませんでした。マフラーの部分の使い方も雑。あんな感じで出すならはじめからあのシーンはいらないと思います。また巨人がリアルすぎる。ほぼ青白いただの人間。青白いのでホラー感が増し、おばけにみえます。全体的に邦画独特の暗さも出てしまっていて、ワクワク感がありません。よかったのは巨人エレンくらいです。あれは映像としてよかったかなと思います。
進撃の巨人
やばい!
最初見て、面白いと思ったが、酷評とのうわさきいて、自分の感覚を確かめたくなり、もう一度観た。
やはり、なかなか面白い。
私たちが、スナック菓子をたべるように、人間を捕食する巨人たちは実におぞましい。そして、極限状態の人間の混乱がリアルに描かれている。そのなかでの恐怖や怒り、悲しみ、とまどいなどの心理は叫びでしか表現できないだろう。エレンの苦悩する表情もうまく演じられている。
あの赤ちゃん巨人は、ミカサが抱いていた赤ちゃんなのか?とか林檎は天地創造のイメージなのか?とか想像すると愉快だ。
後編が楽しみだ。エレンたちの活躍にも期待したい。
これはね〜序盤から白けるキャラクターの崩壊。原作ファンの憤りは分か...
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