アイアンマン3のレビュー・感想・評価
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苦悩と再起
「マーベル・シネマティック・ユニバース」第7作。
「アイアンマン」シリーズ第3作。
「金曜ロードSHOW!」で2回目の鑑賞。
コミックは未読です。
ニューヨーク決戦の後、トニーはさらなる強大な敵の襲来に常に怯え、危機感を募らせており、一心不乱にパワードスーツをつくり続けていました。つくっては改造し、つくっては改造し、眠れない夜を過ごす替わりにスーツづくりに励む日々…。パニック障害まで発症していました。
そりゃあそうやな、と…。核ミサイルを宇宙まで運んで、一時は地球に戻れないかもしれないというギリギリの状態に置かれたのですから、心身ともにボロボロになってしまうのも無理無いなと思いました。普通の人間なら、とっくの昔に壊れてしまってもおかしくないレベルのトラウマ…。ヒーローである前にひとりの人間だったのだと気付かされました。
そんな満身創痍のトニーに、アメリカ全土を脅かすマンダリンという謎のテロリストが襲い掛かり、さらにエクストリミスという強化人間まで現れ、惨事に巻き込まれたハッピー・ホーガンが意識不明の重体に…。そして、テロリストを挑発した報復で自宅を戦闘ヘリの攻撃で木っ端微塵に破壊された上、愛するペッパーまで誘拐されてしまいました…。
心の拠りどころとなっていたパワードスーツを破壊されて、辛くも逃げ延びた先の知らない土地で孤立無援の中、生身のままで自身の知恵と技術を駆使して戦わざるを得ない状況に陥ってしまいました…。これまであまり描かれて来なかった生身のトニーのアクションが堪能できました。
偶然出会った“ポテトボーイ”との交流を通して、困難に立ち向かう強い心を取り戻して行く様が秀逸。ホームセンターで仕入れた材料で即席の武器をつくり、単身マンダリンのアジトへと踏み込んで行く姿が勇ましくてカッコ良かったです。
驚愕の事実を知って困惑するも、持ち前の機転で脱出! アイアン・パトリオットを強奪されたローディと合流して、敵のアジトに殴り込み! 満を持して出撃するアイアン・レギオン! 敵味方入り乱れてのバトルに手に汗握りました。
大統領も巻き込んだ激闘を征して、スーツ依存から見事脱しました…。ひとりの人間として、また一皮剥けました…。本来の自分を取り戻し、パワードスーツが無かったとしても、「僕はアイアンマンだ」と決意を新たにして、見事復活を遂げたトニーの姿がとても男らしく、素晴らしい限りでした。
※鑑賞記録
2018/08/08:Blu-rayで鑑賞
尻尾の先までシェーン・ブラック
海辺のトニー・スターク邸がヘリで襲撃されるシーンに物凄い既視感があったのは今回監督・脚本にシェーン・ブラックを採用した効果によるもの。そこはまるっきり『リーサル・ウェポン2』だし、トニーが拉致されるシーンは『リーサル・ウェポン』、ラストの船上バトルも『リーサル・ウェポン2』・・・要するに主人公が拉致されて脱出してからアジトに乱入する話といえばシェーン・ブラックです。前作ではハードロック主体だったサントラをバッサリ切り捨てたのも思い切った英断。その効果もあってか『キスキス、バンバン』みたいなノワール感も漂っていました。
さりげなく細かいギャグもかなり気が効いてました。トニーの大ファンを自称するTVマンが「これ見て下さい!」とトニーの似顔絵タトゥーが入った自慢の腕を見せた時にトニーが「誰、それ?スコット・バイオ?」とシレっと訊き返す自虐ギャグが解るのはアラフィフだけだと思います。
ということでMCU作品としてはかなり異色の作風ですが、シェーン・ブラックの作家性がギッシリ詰まった傑作です。
アイアンマンは不滅なり
マーベル・シネマティック・ユニバース第7作目にしてアイアンマン3部作完結編+フェイズ2の1作目。(ややこしっ)
巷では一部の原作ファンから改悪(主に悪役のマンダリンに関してだったかな…?)だと言うことで批判されたらしい。
しかし、自分はアイアンマン3部作ではこの3が一番好きだ。
アベンジャーズ1作目でキャプテン・アメリカがトニーに向かって言う「スーツを脱いだら何が残る?」に対してのアンサーが本作である。
ニューヨークでの戦いを経て、トニーは心身ともにボロボロになってしまう。
パニック障害を患ったり、不眠症に陥ったり、スーツ依存性になったりとまぁ彼らしくないが、それも仕方ないことだろう。
何せ、得体の知れない未知の宇宙人がいつまた地球に襲来してくるか分からない最中、とてもじゃないが普通にのほほんと生きてられる訳がない。
雷神も、超人兵士も、緑の人もいない中、彼だけが怯えながら一心不乱にスーツを作り続け、さらに謎の敵マンダリンと戦う訳だから、今回のトニーは前2作と比べて、試練の連続だ。(テイストも前2作と異なり、本作は少しダークさや緊張感、恐怖描写がちょろっとある)
Mark42が結構な頻度でバラバラになったりするけど、遠隔操作の構えがいちいちカッコいいのでつい真似してしまう。
特に自宅が強襲されてからのMark42装着シーンは作中屈指の名シーン。
超カッコいいぜ!!
本作の素晴らしい所は、トニーがスーツに頼らずに自らの知識で敵との戦いを通しながら、トニー自身がスーツがなければアイアンマンじゃないのかと言う答えを見つけることだ。
無論、答えはNOだ。
自身のトラウマはもちろん消えた訳じゃない。
いつまた地球が危機に晒されるか分からないと言う恐怖感はまだ心にある。
スーツは自分を包み込む繭だったのだろう。
自分はその殻を破り、新たに生まれ変わった。
だが、何があってもこれだけは決して変わらない。
「僕はアイアンマンだ。」
スーツ依存から脱し、これからもアイアンマン=トニー・スタークであることを高らかに宣言し、新たなスタートを切る、トニー・スタークの生き様に自分は感動した。
本作は音楽も素晴らしく、ブライアン・タイラーが作り上げたオリジナル・サウンド・トラックはシリーズでも指折りの完成度を誇ってる。
特にエンドテーマ曲「Can You Dig It」はアイアンマンの完結編に相応しい、最高のテーマ曲だ。
アイアンマン単独作はこれで終わりだが、彼がいる限り、MCUは光り続けるだろう。
アイアンマンは不滅だ!!
Why don't you just build something? MCUフェーズ2の幕を開けるアイアンマン完結編
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の立役者「アイアンマン」の完結編です。MCUとしては7作目になります。もちろん、この作品の後もアイアンマンはよく出てくるので終わった感は全くないのですが、単独作品としては今作で終了です。
原作アメコミではアイアンマンを強化してる「エクストリミス」の設定が全然変わっていってビックリです。そして何より「テン・リングス」の首領「マンダリン」!改変し過ぎやろー!!原作ではメッチャ強いヴィラン(悪役)だったのが、う○この臭いオッサンとか!!原作好きの予想を裏切る展開を目指したのかと思われますが、原作好きには唖然となりました。「マンダリン」に関しては批判も多かったのか、それとも人気があったのか「マイティ・ソー ダーク・ワールド」のBlu-rayのおまけ映像「マーベル・ワンショット」にその後が描かれてます。
相変わらず芸達者なロバート・ダウニーJr、「アベンジャーズ」での戦いでPTSDになったトニー・スタークを上手いこと演じてます。スーツが飛んできてカシャーンっと装着するシーンは何だか好きです。どことなくカンフーっぽい動きしてるのは「エイジ・オブ・ウルトロン」でブルース・リーTシャツ着る前降りでしょうか?
アカデミー賞女優グウィネス・パルトロー演じるペッパーが最強です。最後にあんな事になっちゃって、その後元に戻れたのでしょうか?1と2の監督ジョン・ファブロー演じるハッピーが意外と活躍してます。ガイ・ピアーズは出てきた瞬間から悪そうでしたね!ベン・キングスレー、何やっとんねーん!!
何だかんだとアクションも豊富で楽しめる今作。最後のアイアンマン・スーツがこれでもかと出てくるシーン本当好き。きっと今作までで観るのを止めればMCU におけるアイアンマンのストーリーは上手くまとまる事でしょう。ま、止めないけどね!さぁ、お次は「マイティ・ソー ダーク・ワールド」だっ!
別に観なくて良いけど観たら面白い
2まではDVDになるとすぐ観てたけど3まで行くともうどうでも良いやと長らく観てなかったけど、やっぱり観たら面白い。
アベンジャーズもそれぞれキャラが立って面白いけど、ストーリーがわちゃわちゃして観終わったあと何も残らない感じなんだけど、アイアンマンはトニースタークの話なので分かりやすいし良いキャラなので、観終わった時に満足感を得られる。
しかしロバートダウニーjrがアイアンマンになった時も驚いたけどドンチードルのアイアンパトリオットはたまげた。
まだしっくり来ない。
個人的にはアベンジャーズの中ではアイアンマンとスパイダーマンが群を抜いて単体映画も面白いと思う。
トニースタークの自己中だけど、弱さに気付き、それに向き合い、そして戦う姿に好きにならずにいられない。
視聴は3回目かな
アベンジャーズ観とけばよかった…
アベンジャーズの出来事がトニーに与えた影響が描かれていたようで、アイアンマンシリーズしか観てなかったので先に観ておけばと後悔です。
何体ものアイアンマンの登場シーンはカッコ良かったです。
トニーの姿をみていると、いつも感じる事ですが物作りに対する意欲が湧いてきます。
物語としては一つ節目を迎えた感じかな。
いつもの様にエンドロール後にワンシーンあるのでお見逃しなく!
ペッパーがかっこい。
アイアンマンがパニック発作
これまで自信家だったトニーがアベンジャーズの戦いを経て自分の無力さを感じてしまったことがテーマとなっている今作。空母を救って、ミサイルを地球圏外へ運び重要な役割は全部アイアンマンが果たしたのに地球外生物や本物の神には叶わないという気持ちが自分を追い詰めていた。そんな中、愛するペッパーに近づく敵キリアンの影。マリブのトニーの自宅が攻撃されるシーンは物凄い迫力でした。そしてお決まりのエンディングはハルクのバナー博士が登場。今回のトニーの戦いを聞かされているのだがすぐに寝てしまったというオチwww
ペッパーさんんん
間違えてマイティソーを先に見ちゃったけど、
フェイズ1よりは前後のつながり関係ないようだったからよかった。
月並みな感想を言うと
おもしろかった!笑
アイアンマンはいつも笑える部分あるけど
いつもより多かった気がして
子供といるトニーいいね
子供ならではの他人にズカズカ踏み入っちゃう感じと、でもその素直な言葉に救われるトニー
イイネ!
でも恋人なのにトニーの神経症に気付けないペッパーさん、、、
いくらトニーがばれないように気丈に振舞ってたとしてもね。ローディーとジャービスは気づいてたよ〜ペッパーさんんんん
トニーが打ち明けてくれた後も、マークナントカに襲われかけたとはいえ見放しちゃうペッパーさんんんん
もっと寛容にトニーを受け入れてあげてええ
まぁでもトニーと関わったことで人間兵器にされちゃうなんてたまったもんじゃないよね
わたしだったら絶対嫌だ
マンダリンには笑った
なにこの怖いおっちゃんと思ってたらなんとも間抜けなおっちゃんwww
差が、差が激しいwwww
おもしろすぎ
銃向けられてるのに寝ちゃうとかwww
ペッパー強すぎ
最後の戦闘シーンはアイアンマンが何体もでてきて気持ちよかった
そしてペッパーまじつええ
スーツも使いこなすし、いきなりすごかった
最後の、I am ironmanはかっこよかった
トニー・スタークの「アイアンマン」の物語として綺麗に終わった
「アベンジャーズ」事件でスーツ依存症になったトニーが、テロリストのせいで自宅もスーツも無い孤立無援の状況に陥り、そこから立ち上がっていく話。
今作はスーツの新型が出るだけでなく、使い方もバリエーション豊富。かなり工夫された使い方も有って楽しかった。
敵は頭脳派で厄介だったけれど、意外すぎる決着には脱力。裏切者は描写が最低限過ぎて、うっかりすると見逃しそうだと思った。
トニーとインセンとの初対面のシーンが有ったのは嬉しかったが、逆にS.H.I.E.L.D.が今回の件だけ絡んでこないのは不思議だった。
スーツ無しでの覚悟を決めて、普通の体に戻り、恋人や友人も助かり、トニー・スタークの「アイアンマン」の物語として綺麗に終わったと思う。
やっぱり最高だった!
「アイアンマン3」字幕版、PS storeで鑑賞。
アイアンマンは1~2、アベンジャーズは、もうすでに鑑賞済みです。(^^)
アベンジャーズの戦いから1年後の物語が描かれて、今作のトニー・スタークは、前の戦いで、不眠症やパニック障害に患い、どこに行くにも、アーマーを持ち歩く「アーマー依存症」というべき状態に陥っていた。
その頃、アメリカ国内では、マンダリン率いるテロリスト組織「テン・リングス」が爆破テロを行っては、電波ジャックによる犯行声明を出していた。
今作の新たな敵である、テロリストのマンダリン。
トニー・スタークを恨む科学者キリアン。
人間の脳の未使用領域を利用して、人の能力を向上させるウィルス、エクストリミス。
今作は、前作より、さらにスケールアップされてました!
トニー・スターク邸がテロ組織によって破壊され、すべてを失うも、アイアンマンのファンの少年と出会い、協力し、あと、ローズ大佐も今作でも大活躍してました!特に終盤、吊るされた大統領をローズが助けるところもカッコ良かったw
俳優も非常に豪華で、なんといっても、「メメント」に出演してたガイ・ピアースが最高の悪役でしたね~(^^)
レビューを見てると、若干、低いような気がしましたが、個人的には、面白かったですよw
ド派手な映像、ド派手なアクションが最高だったなー
トニー・スタークが手を伸ばすと、アイアンマンの各パーツが飛んでくるところも面白い、ローズ大佐との掛け合いも面白いし、現社長・ペッパーも前作より、活躍してました!(^^)
そして、もうすぐ「シビルウォー」!
公開まで準備は整いました!あとは、公開まで待つのみ!!\(^o^)/
そういえば、エンドロール後に、ハルクのブルース・バナーがちょこっと出演されてましたw
トニーの話半分しか聞いてなかったのがウケたなぁ~w
全179件中、61~80件目を表示












