瞳は静かに

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瞳は静かに

解説

軍事政権下のアルゼンチンで生活するある家族の姿を、子どもの視点から描いたヒューマンドラマ。1977年、アルゼンチン北東部の州都サンタ・フェに暮らす少年アンドレスは交通事故で母を亡くし、祖母オルガの家に移り住む。貧しくとも愛情に溢れた母との生活とは異なり、自分のルールを押し付けてくるオルガの家で次第に居場所を失っていくアンドレスは、安らぎを求めて母と暮らしていた家に忍びこむが、そこで母が隠していた反体制派のビラを見つける。陽気だったアンドレスは次第に無口になり、大人たちや家族を静かに見つめながら真実を見極めていく。

2009年製作/108分/アルゼンチン
原題:Andres no quiere dormir la siesta
配給:Action Inc.
劇場公開日:2011年12月10日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0無垢な子供

2017年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

軍事政権下時代のお話。
とにかくアンドレス(コンラッド・バレンスエラ)の瞳の演技が凄い。
前半無垢な子供の彼の瞳は後半になるにつれて
大人たちの毒に侵されていき最後にはとてつもない瞳をしている。
あんなにも無垢な子供が大人たちを見るに連れて
こんなにも濁ってしまうものなのかと。
今の時代にも同じようなことが言えるのではないでしょうか。
こうして恐ろしい大人になっていってしまうのだろう。
見終わった後にも印象に残る作品だと思います。

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Gomez
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