時をかける少女(1997)

劇場公開日:

解説・あらすじ

1983年に大林宣彦監督が映画化して主演の原田知世を一躍スターの座に押しあげた、筒井康隆原作の傑作SF小説を、大林監督版の製作を手がけた角川春樹が自らメガホンを取って再映画化。昭和40年。高校生の芳山和子は、学校の実験室でラベンダーのような香りをかいだ瞬間、気を失ってしまう。それ以来、和子はタイムトラベルの能力を身につけてしまい……。主演には新人の中本奈奈が抜てきされた。原田知世がナレーションを担当。

1997年製作/106分/日本
劇場公開日:1997年11月8日

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映画レビュー

2.0意思の不在、整いすぎた不思議な感じ、それが温かみのない内容に通じたのか

2025年5月1日
スマートフォンから投稿

実写・アニメ含め、時をかける少女は全部観ていますが、これは不思議な印象の残る映画です。
綺麗なんですね、全てにおいて整いすぎていて綺麗なんです。色も構図もいい、もちろん物語は言うことはない。

多感な少女の内面の不在、平均化されたクラスの仲間や個性を感じられない教師、それが美しいんです。きっとデコボコ感の無い世界を構築しているから、心に届かない違和感が残る。歩いてはいるけど、よく見ると右手右足の動きが同じだった、そんな印象。

意思の不在。
意味の無い距離感。

クレーン、ドリー、俯瞰のキャメラ位置が多い。
大幅に整理をし不思議さを別方向に深めれば、映画では無く深夜のTVドラマ放送に最適だと思う。

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星組

3.5分かっているに、引きつけられた。

2024年12月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

最初のドラマと最初の映画を足したようなモノクロ映画
主演の中本奈奈さんと、ナレーションの原田知世さんの声が似ている。
そして、中村俊介さんがイケメンだし、イケボだし、そりゃ転校してきたら惚れるに決まってるだろう。
そしてそして、浅倉吾郎役の早見城さんが、和子を見る目がキュン。
切ない!切ない!
ストーリーも分かっているに、引きつけられました。
ユーミンが歌う『時のカンツォーネ』も必聴

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七色姫

2.01983年版と概ね同じストーリーですが…

2024年7月14日
PCから投稿

1983年版と概ね同じストーリーですが、1983年の方が丁寧に作られており初めて見られる方はそちらを見ることをおススメします。
また一番のおススメは原作小説です。

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みる

2.0全編モノクロで、リメイク

2023年2月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

まず、主演の女優さんが全然まったく合ってない。

致命的。

シリアスな作風は良いが、つまらない…

話は、けっこう変えてあります。

早よ終われ、早よ終われ、と思いながら観ました(笑)

よほど『時をかける少女』が好きな人じゃないとキツイと思われ…

20~30点ぐらいです。

これで映画版は全て観たけど、

個人的なオススメは…

1983年の原田知世さん版

2006年のアニメ版

この2作を観とけば、OKだと思います。

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RAIN DOG

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