コロンビアーナのレビュー・感想・評価
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儚くもセクシーな殺人者の物語
コロンビア版ニキータと思っていましたが、
設定が違いました。自分の過ちで殺し屋の
世界に入ったニキータと、不遇にも巻き込まれた
今作品とでは感情移入が違います。
マフィアの家に生まれたとはいえ、両親を
殺され殺し屋の道を選んだ少女、カトレア。
世間一般の社会と馴染もうとするが故の悩み。
特に恋人とのやりとりは完全にニキータと
シンクロしていました。
スリルと非情の悲しみに酔う120分でした。
リュックベッソン!!
96時間とかトランスポーターとか、爽快感重視のアクション映画が好きならとても楽しめます。
女性主人公ですが、監督達が女性にしかできないようなアクションがしたい!というのが第一にある感じで恋愛とかは期待しないが吉。
でも野良猫が家に来てくれるようなこの恋愛は素敵だと思います。
叔父さんがまたいい味出してる〜!!
他人には冷徹だけど、血縁にはどちゃくそ甘いのがたまらん!
もしもマチルダが殺し屋になったら…??
リュック・ベッソン製作・脚本で、「アバター」のゾーイ・サルダナを主演に迎えたヒロイン・アクション。
麻薬組織に両親を殺された少女がやがて殺し屋となり、復讐をする。
先日見た「エージェント・マロリー」と何処がどう違う?と問われたら、こちらの方がより娯楽重視。(話もまるで違うけど)
「エージェント・マロリー」はRotten Tomatoes支持率80%、「コロンビアーナ」は同支持率27%。
だけど個人的には、本作の方が楽しめた。B級グルメが好きなので…(笑)
リュック・ベッソン印なので、「ニキータ」や「レオン」を彷彿してしまうのは必然。
それもそのはず、本作は「レオン」のその後として企画された作品。
でも、ナタリー・ポートマンにはこの役は合わなかった気がする。
ゾーイ・サルダナはアクション・ヒロインには華奢だけど、スマートな身のこなしのアクションとセクシーな魅力を振り撒く。
ゾーイの土壇場のように思えるが、ヒロインの少女時代の子役とギャングの叔父クリフ・カーティスが好印象。
「レオン」レベルを期待するとがっかりするかもしれないが、定番のB級ベッソン・アクションとして見れば…。
「レオン」は「レオン」、「コロンビアーナ」は「コロンビアーナ」。
● 食べちゃダメ ●
強い女性の映画を見ると、自分も強くなれた様な気がして元気になります。
ゾーイ・サルダナ細すぎるけど、アクション決まってましたね〜。
格好良かった。
ムキになった結果が悲しい。
おじさん家族が可哀想でした。
ラストの安心させておいて…っていうホラー的な展開好きですけど、ワンちゃん使ったらダメだよー。
その後…っていうストーリーで、続編を作って欲しいなぁ。
ちょっとがっかり、、、。
ニキータやレオン並の期待をすると、少々がっかりすることに。
そうか、リュック・ベッソンが監督じゃないのか。
FBIの捜査方法など感心するシーンも多かったけれど、最初の留置所での暗殺に比べてドン・ルイス邸への殴りこみはあまりにも乱暴というか、雑すぎませんか?
おいおい、いきなりロケットランチャーで攻撃かよ!
マシンガンとかぶっ放すのではなくて、もうちょっと知的な侵入や、一人づつ抹殺するなどして、ドキドキ感を演出して欲しかった。
面白い映画って、主人公が絶対的な窮地に立たされても、あっと思わせるようなアイデアで脱したり、ピンチをギリギリ切り抜けたりの連続で傑作になるのに、そうそう期待するほうが無茶ですよね。
それにしても多くの方が言うように子役のアマンドラさん、いいね!
カトレアの華。
L・ベッソン製作の、レオンとニキータを混ぜたような作品。
なので今まで観てきたようなお決まりの展開はあったにしても、
(分かりきった状態で観ても)面白い!さすがこの分野に長けてる。
主演のZ・サルダナはバレエやダンスで培った肉体美と俊敏さを
存分に活かしたアクションを見せてくれるが、
子役の女の子(これがまた巧い!)同様、物憂げな表情も抜群。
女性を主役にしてこれだけのアクションが描けるなら、
スパイシリーズなんかも、まだガンガン作れるんじゃないの?
ベッソン氏には是非製作と脚本をお願いしたいところ。
殺し屋になりたい。って物騒な言葉が繰り出すのも、
親がマフィアの片棒を担いで目の前で殺されれば当然の台詞。
なにせコロンビアですもの!もう街全体が危ない描かれ方。
こんなとこに制服着たお嬢ちゃんがいて、大丈夫なの!?と
思うところだけど、ま~負けちゃいない(爆)凄かったわあの啖呵。
しかしながらニキータ同様、
少女も大人になって恋人なんかできちゃって、愛を知ったりすると
けっこう女々しい部分も出てきちゃったりして。
とはいえ、復讐はしっかり果たします!という初心だけは忘れず。
話の流れと暗殺パターン、そこまでのノウハウが交互に映し出され、
こっちはハラハラするんだけど、割と当の本人は普通に暮らしてる。
こういう緩急のつけ方もなかなか見事で、
いい加減こんなことばかりやってると、痛い目に遭うぞ!!の
叔父の言葉通り、いよいよ主人公カトレアに捜査の手が迫る。
まぁ善し悪しを問う内容ではない^^;ので、
あとはどう決着をつけるか、どこまで追い詰めることができるかの
勝負をしっかりと見せつけて、最後メソッド通りに運ばれる事態に
口アングリの観客がニンマリという、爽やかなラストが待っている。
やり方が小粋だねぇ。
(しかし殺された数はハンパじゃないの。グロ&ゲロもハンパないし)
スカッとするアクション
とても痛快なアクション映画で気持ちが良かった。子供時代、大人しい子だと思ったらとんでもない身体能力で逃げ回るのがかっこよかった。大人になってからも素晴らしい作戦行動がとてもスリリングでよかった。ガンアクションも格闘もすばらしかった。
ただ、特訓場面がなかったのがちょっと寂しかった。
主人公があんまりかわいくなくて、オアシズの大久保さんに見えてしかたがかった。でもリアルでよかった。
コロンビアーナ
殺し屋と恋愛が両立できない主人公の葛藤の描き方があいまいでストーリーに入り込めなかった。
冒頭の悪漢から街中を逃げるシーン、室内でのアクションは見ごたえがあり引き込まれた。
ただ、ラスト、結末ちょっと萎えた。
ゾーイのボディライン
久々にベッソンらしさをみました。ゾーイのきゃしゃなボディが
みどころです。子役の子もGOOD。復讐一筋なのはわかりMすが
あそこまで露骨に行動してしまうと、みんながまきぞいをくいます。
おじさんたちがかわいそう。恋人が少しまぬけ。最後は犬のえさの
豪華さの意味がわかります。
ハイテクな情報戦を制してアナログな方法で仕留める
コロンビアの首都ボゴタ。中心から数キロ離れただけで麻薬が売買される危険なスラム街があるという。
冒頭の舞台となる1992年のコロンビアは長年の内戦が続く中、ゲリラ活動や暗殺が繰り返されていた。
山の中腹にゴミ溜めのように無数の建物が積み重なるスラム街を俯瞰した映像と、当時の不安定な内政を象徴する実写フィルムを交互に使ったオープニングを見て、日本にこういう地帯があるか?と訊かれたら即座に無い!と断言できる。日本とはなんと素晴らしい国であろう。ひょっとしたら「無い」と断言できる国は世界中で日本だけなのではないだろうか。
主人公・カトレアの父親はスラム街をアジトにするマフィアの幹部だ。首領の裏切りに、ためらいなく銃を手にする母親も只者ではない。9歳の少女・カトレアを残して両親はマフィアの手によって散ってしまう。
この少女時代のカトレア(アマンドラ・ステンバーグ)がいい。長い睫毛をもつ瞳がまっすぐ現実を捉える。大人を相手に物怖じせず直感で行動する気性はその身体能力とともに、既に暗黒社会で生きる術を身に着けている。
そんな少女がマフィアの手を逃れ、南米・コロンビアからどうやって国境を越えてアメリカに入国し、さらにシカゴの叔父のもとに辿り着くのか、この作品の中で一番面白いのが実はこの少女時代だ。
大人になって(ゾーイ・サルダナ)暗殺者として暗躍する中盤以降も面白いが、“仕事”がややデキ過ぎのタイミングで行われ、少し興醒めするところがある。
血なまぐさい日々から開放を求めて、男のもとで安らぎのひとときを得るカトレア。ここでは暗殺者となった大人の女の孤独を垣間見せるが、演出が人間臭さを出すことよりも、終盤への伏線を張ることにとどまり、せっかくのラブシーンが形式的なものになってしまい色気がない。
両親の仇を取ろうとするカトレアが、マフィアと捜査当局から追われる事になる後半、まず今どきの情報戦の凄さに改めて目を見張る。通常なら何ということもない、ちょっとしたデータのやり取りが、FBIやCIAの手に掛かるとあっという間に身元確認や現在地の探索に結びつく。またマフィアの組織力によるネットワークも手強い。
マフィアとの一騎打ちを心に決めたカトレアが、逆に情報を得るためにFBIとCIA双方の捜査官を相手に本気度を発揮するシーンはスカッとする。
ハイテクな情報戦を介して最後の銃撃戦に入るが、ケリをつけるのは案外にアナログ的な古臭い方法だったりするところがイケる。最後になって作品の半分に流れるフランス映画の血が騒いだといったところか。
コロンビアーナ
なんともヒドイ映画だ、悪者どうしの殺し合いの復讐劇、そりゃ善悪に関係なく、肉親を殺されたら復讐したくなる気持ちは判るが、それだけで物語を引っ張る力はない、ディテールの書き込み不足。
特に特徴がないアクション映画
リュック・ベッソンということで期待が強かった感もある。
ひょっとしたら、ニキータ、レオンと並ぶ映画かもと思ったが、
期待はずれだった。
何か2作に通じるストーリの重さ的なものもなければ、
狂気じみた悪役も登場しない。
特に特徴もないので記述することがない。
無性にニキータとレオンを観たくなった。
華が無い
『レオン』の続編が権利上の関係でボツになり、代わりに新しい映画として作られたのが本作。
なるほど内容は面白い。テンポが早く、無駄な部分を極力省いてるため展開は強引だけど、その分ストレートで単純。アクション映画の醍醐味が十分堪能できる印象。
ただしB級色漂う安さも否めない。主人公はブサイクな黒人女性。知ってる俳優もほとんど出ておらず、映画に華がない。
これナタリー・ポートマン主演だったら満点だったけどね(笑)
べッソン節
プレビューから大よそ想像がついていましたが… リュック・べッソン節 炸裂!の本作品。 要は イタリアンマフィアからコロンビアンマフィアへ 変更。 活躍するのは 小さなナタリーではなく 大人のゾーイ。 キーワードは「復讐」、「殺し屋」、「女の子」。。 マフィア紹介の映画に感じて、ちょっと煙たいです。。。
両親を目の前で殺害され、マフィアに追われる身となる カトレア(英語発音では カタリーア)。 コロンビアからアメリカへ亡命ののち、彼女は両親の仇をとるため 復讐をはじめる。。。というストーリー。 ……似てますね、『レ〇ン』に。
冒頭のカタリーアは まだほんの10歳。 子役ちゃん(アマンドラ・ステンバーグ)からのスタートなのですが、彼女が なかなかいいです。 そのまま(10歳のままで)報復もいいかも?と思いますが、それこそ 『レ〇ン』の写しになっちゃいますからね、ゾーイを採用。
大人のカタリーアを演じた ゾーイ・サルダナ。 相変わらず 細いです。 その身軽さが 殺し屋として短時間の“仕事”を スマートにこなします。 が、細すぎやしないですか? 後半の武器や車などなど、「ホントにゾーイで大丈夫?」と 変な心配をしちゃいました。 もう少~しだけ 肉付きがよくなれば ほうれい線も消えてセクシーさもアピールできたかも。
カタリーアを可愛がる叔父さん・エミリオ役に クリフ・カーティス。 その強面の外観から 悪役が多いようですが、今回はそれにプラスの “家族思いのマフィア”を好演。 大きな手と 独特のなまり(喋り方)が印象的。 南米系の顔立ちですが、実は ニュージーランド出身の俳優さん。 マオリ族(ポリネシアン)なのだそうです。
リュック・べッソンコレクションの一本として観るなら 楽しめるかなと思う作品。 でも“新鮮さ”を求めると シラけちゃう危険性あり。 この間観た シアーシャの女子アクション映画と比べると、リズム感と感情表現で劣っているのと 後半の流れが投げやりな感じが否めず。。 「もっと頑張ってほしい」という気持ちも込めて 2.5評価。
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