ダーク・フェアリー

劇場公開日:

ダーク・フェアリー

解説

田舎の屋敷に巣食う魔物の恐怖を描いたTVムービー「地下室の魔物」(1973)を、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロの製作・脚本でリメイクしたサスペンススリラー。欧米に伝わる邪悪な妖精“トゥースフェアリー”を題材に、心を閉ざした少女とその家族が体験する未知の恐怖を描く。両親が離婚し、父アレックスと父の新しい恋人キムとともにロード・アイランドの古い屋敷に引越してきた少女サリーは、封印されていた秘密の地下室を見つける。地下室から聞こえる謎の声に導かれ、サリーは得体の知れない妖精を呼び起こしてしまうが……。「バットマン」の作画なども手がけるコミック作家のトロイ・ニクシーが初監督を務める。

2010年製作/100分/G/アメリカ・オーストラリア・メキシコ合作
原題または英題:Don't Be Afraid of the Dark
配給:フェイス・トゥ・フェイス、ポニーキャニオン
劇場公開日:2012年1月21日

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映画レビュー

4.0ある意味、ダークな「となりのトトロ」

2012年4月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

久しぶりにどっぷりと映画世界に浸りました。画面を凝視し過ぎて、登場人物並みに怯え、飛び上がって叫び出しそうになりました。床にぶちまけるポップコーンなんぞを持っていなくてよかったです。 艶やかで底知れぬ陰影、色鮮やかな草花やきらめく水面の光など、みっしりと密度ある美しい映像で綴られるゴシック・ホラー。いわゆるJホラーとはまた異なる味わいです。ラテンが誇るチャ・チャ・チャ三兄弟の一人、ギレルモ・デル・トロの面目躍如! 心地よく怖がらせてもらいました。 キャスティングもなかなかです。不敵とも繊細とも映る、こぼれ落ちそうな黒い瞳の少女はもちろん、あの「メメント」のガイ・ピアース、「ケイティ」のケイティ・ホームズ…と訳ありの薄幸そうな顔ぶれが揃い、過去の作品の影がちらついて色々な想像・妄想が広がりました。さらには、「見えそうで見えない」怖さに留まらず、「小さいの」がしっかり登場。その気になれば叩きつぶせるネズミなみの小ささ、それなりの愛嬌さえあるものの、闇から群れをなして登場すると迫力満点…。ゾクリとします。少々古いですが、グレムリンもあっさり一蹴されそうな勢いでした。 母親から離された少女、古い屋敷、豊かな自然、そこに昔から住むモノたち…と、実は「となりのトトロ」と主要素が共通する本作。この機会に併せて観ると、新たな発見も加わり、相乗的に楽しめるかもしれません。

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cma

2.0後半で失速

2022年7月23日
PCから投稿
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ビン棒

3.5どこか憎めない妖精

2021年9月1日
Androidアプリから投稿

トゥース・フェアリーという伝説は日本ではあまり聞かないかも知れないが、あちらでは古くから伝わる物らしい。本作の第一の感想として、「ギレルモ・デル・トロ」らしい作品だった。彼が好みそうな世界観であり、なぜ監督に回らなかったのかが不思議な位だ。過去にも「パンズ・ラビリンス」等を手掛けた監督だが、それに引っ張られるような作品では無い。一応ダークファンタジーというジャンルに当てはまるというところは共通だが。ホラーまではいかない恐怖感のため、そこを期待すると物足りないだろうが、世界観に引き込ませるのは流石の一言である。 妖精が程良く怖がらせてくれながら、開始一時間程で正体を表す。その間は気難しい一人娘と父親、その恋人の人間模様が描かれる。丁寧な描写であり、この家族が今どんな状況に置かれているのかは良く伝わるが、やや丁寧すぎる印象も残った。物語に新しいエッセンスが加わっている訳ではないが、バランスの取れた作品である。出演者らが豪華だが、本作に「華」を感じないのはダークな世界観だからなのだろうか。 過去の名作とはこちらも比べようとは思っていないが、本作の鑑賞後に「パンズ・ラビリンス」を観てしまったのは言うまでもない。

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Mina

2.0娘一人にしちゃダメでしょ...

2019年8月30日
Androidアプリから投稿

最所から娘に対する愛情が低すぎないか?と疑問を持ちながら見ていました てか雇い人(名前が分からない)が大怪我をしたのにも関わらず父親の無関心さがすごい。 娘が恐怖で怯えているのに仕事にしか関心がない父親よりも、急に娘がで来た父親の恋人の方が娘に対して親切で最後は切なくなった... てか、娘の精神状態が良くないって分かっているのに一人にするのが多すぎる 医者からもこんな幻覚は初めてとか言われながらも一人にしてるし...本当に娘のこと愛しているの?

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ぱんだ