ワン・デイ 23年のラブストーリー

劇場公開日:2012年6月23日

ワン・デイ 23年のラブストーリー

解説・あらすじ

アン・ハサウェイ、ジム・スタージェスの共演で、ロンドンとパリを舞台に23年間に及ぶ男女の愛の軌跡を描いたラブストーリー。監督は「17歳の肖像」のロネ・シェルフィグ。しっかり者のエマと自由奔放で恋多きデクスターは、互いにひかれ合いながらも友人でいることを選び、親友として毎年7月15日を一緒に過ごすと決める。旅行や恋愛相談など友人としての交際を続けながらも、エマは秘かにデクスターを思い続けていたが、あるときデクスターから別の女性と結婚することを告げられ……。

2011年製作/107分/G/アメリカ
原題または英題:One day
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2012年6月23日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)2011 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.5 奥手なアン・ハサウェイが見た現代恋愛事情

2025年10月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

7月15日は「聖スウィジンの日」とのこと。

(スウィジンは9世紀のマンチェスターの司祭で「雨の当たる屋外に」との遺志により、教会の参道の下に埋葬されたため、長雨にまつわる逸話やマザーグースになったお人)。

物語の筋と「聖スウィジン」は何の関連もないのだが、「きょうは7月15日だ、聖スウィジンの日だね」とベッドで囁かれたアン・ハサウェイ嬢は、この【日付】が強烈に記憶に刻まれてしまった・・というスタートです。
7/15がぜんぶ雨の設定ならば、もっとストーリーに筋が通ったとは思うんですが。

・ ・

映画冒頭のこの「日付エピソード」を見ていて、つい先ほどの仕事場での「ホントどうでも良いやり取り」を思い出した ―。
以下、
23個口の荷物を積み込みながら「23」「23」と忘れないようにブツブツ言っていたところ荷主さんが「えっ?23って何ですか?」と言う。
僕は答えて:「僕と元嫁の誕生日の数字なんですよ、Lucky Numberなんです」。
荷主:「・・。」「わかりました。もう一生忘れませんよ」と返してきたが とても困惑した表情ではあった。

劇中、アン・ハサウェイと彼氏は、「毎年おんなじ日に、=【7/15】に、どこにいようとも駆けつけて《友人として》デートをしようと」約束したのだ。
ゲームとしてこれは楽しいです。会えなかった年にも彼らはお互いを想っている。彼氏はほかの女の子を抱っこしながら【7/15】を想っている。

でもアン・ハサウェイさんはそれで良しとしているわけで。《友だち以上〜恋人未満》 でずっと一線を引こうとする不思議ちゃんな彼女なのでした。

・ ・

中年版の「6歳のボクが大人になるまで」だなぁ。
最後までダメダメな彼氏なんかよりも、その息子を諭すお父さんが大層魅力的なのだが、
それでも「あの頃の若気の至り」は誰にも止められない。

しかしまあ、結婚って、自由恋愛って、婚姻届って なんなんだろうねぇ。カトリックの聖人スウィジンもびっくり驚くストーリーではありました。

エンディング曲はエルヴィス・コステロの「Sparking Day」。
沁みました。
〽命短し恋せよ乙女 ということで。

同年代の我が娘は今どこでどうしているだろうかなぁ。途中から非道い胸騒ぎです。どうかどうかデクスターみたいな男に引っ掛かりませんように😭
ちょっとおじさんにはついていけないドラマでした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
きりん

2.0 くどすぎる

2025年9月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

デクスターみたいな男が嫌いなので全く感情移入できなかった。キスする関係は友達ではないと思うが…終盤の悲劇はなんでもかんでも先延ばしにしたつけが回ってきたという結構キツめのメッセージだと受け取った

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ゆうき

3.0 ただのお気軽な恋愛映画と思いきや…

2025年7月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

何の予備知識もないまま、ただアン・ハサウェイ主演のラブストーリーものだからとりあえず観とけ的なノリで鑑賞。
観てみると、恋愛的には行ったり来たりしながらもやけにあっさりし過ぎていて物足りないし、かといってラストは突拍子もなく衝撃的過ぎて唖然というか愕然。そして、あまりよろしくない後味のまま迎えるエンドロールで流れる歌は何となく不釣り合い。
観終えて堪らず本作の趣旨は?と色々と皆さんの考察を読んでやっと納得。本作は観方を間違えると主人公達の気持ちとすれ違ってしまい、内なる良さを堪能できないのかもしれない。深く観るとより深く入り込めるディテールが散りばめられているようだ。
そもそもただのお気軽な恋愛映画ではなかったということだ。
監督も評価されているようだしもう一度観てみようかとも思うものの、自分には追いきれなさそうな作風にてあきらめよう。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いけい

3.0 雰囲気

2025年5月27日
iPhoneアプリから投稿

お洒落な雰囲気の映画。

予告に煽られる。
ベストセラー、奇跡の映画化、どの辺が?

卒業🎓からそんなに経ったら、なかなか普通の幸せは難しい😓、特に女性には。

男性にははっきりしていただきたい。

男女の友情が成り立つのは、どっちかが好きか、お互いに好きか、どっちかがくず?
いい感じに別れた元恋人とお互い幸せな状態で少し時間経ってからならギリありかなぁ。
アンハサウェイぐらいの時が経つほどお美しくなるレベルの女性じゃないと有り得なさそうな話なのだが。

それなりに時間の経過は感じます。23年目まで観ると、あ〜、ここまで長かった、と。
もっと時間を忘れるような前のめりになる映画が観たい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
かーな