キナタイ マニラ・アンダーグラウンド

劇場公開日:

キナタイ マニラ・アンダーグラウンド

解説

カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭の受賞作を中心に、各地の映画祭で話題になりながらも日本未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2011」にて上映。貧乏な警察学校の生徒のペッピングは、恋人と生まれてくる子どものために麻薬の売買などにも手を出していき、裏社会への道を転げ落ちていく。やがて自らの内に潜むどす黒い殺意に悩み……。2009年・第62回カンヌ国際映画祭監督賞受賞作。監督は、前作「Serbis」(08・日本未公開)がフィリピン映画として初めてカンヌのコンペティションに選出されたプリランテ・メンドーサ。

2009年製作/110分/フランス・フィリピン合作
原題または英題:Kinatay
配給:熱帯美術館
劇場公開日:2011年8月13日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第62回 カンヌ国際映画祭(2009年)

受賞

コンペティション部門
監督賞 ブリランテ・メンドーサ

出品

コンペティション部門
出品作品 ブリランテ・メンドーサ
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(C)Swift Productions 2009

映画レビュー

3.5とにかく暗い。暗くて暗くて眠りに落ちかける

2011年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

寝られる

描かれる世界も暗い。
スクリーンの映像も夜中心で暗い。
手持ちカメラ多用で車酔いを誘うかの
ごとく登場人物の動きが縦横に揺れる。

この合体技で攻められてしまうと、
次に迫りくる敵は、ズバリ睡魔!!

もお、ヤバかった。
何度、落ちかけたことか(苦笑)

◆   ◆

たぶんクライマックスだろうなぁ、と
思う場面では『冷たい熱帯魚』(10)を
彷彿とさせるエログロシーンがお出迎え。

◇   ◇

チケット購入時、
受付の女性に、素で

「キタナイ1枚下さい♪」

言い放ってしまったのですが、
(「『キナタイ』ですね」と
切れ味鋭く、受付嬢も返し技一本)

それが、あながち嘘ともいえない
キタナイ世界が広がっていました(苦笑)

◆   ◆

う~ん、これが、監督賞受賞作品かぁ。
テーマ性と、将来性を買ったのかもしれませんね(笑顔)

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septaka