パレルモ・シューティング

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パレルモ・シューティング

解説

「アメリカ,家族のいる風景」(2005)、「ランド・オブ・プレンティ」(04)など2000年代はアメリカを中心に描いてきたビム・ベンダース監督が、およそ12年ぶりにヨーロッパを舞台に撮影したロマンティックスリラー。世界的に成功を収めた写真家のフィンはイタリア・シチリア島のパレルモへ旅に出るが、跡をつけまわすナゾの男の存在に悩まされる。そんな時、美術館の壁画を修復している魅力的な女性フラビアに出会い、2人はフラビアの祖母との思い出の地へ繰り出すが……。主演はドイツの人気パンクバンド「ディー・トーテン・ホーゼン」のカンピーノ。撮影時は存命だった「アメリカの友人」のデニス・ホッパーが共演。

2008年製作/108分/ドイツ・フランス・イタリア合作
原題または英題:The Palermo Shooting
配給:boid
劇場公開日:2011年9月3日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第61回 カンヌ国際映画祭(2008年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ビム・ベンダース
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映画レビュー

3.0ヨーロッパの重さ

2014年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

アメリカが軽いというわけではありません。しかしアメリカはこころの寂寥感を風景のあっけらかんとしたところが支えている気がします。それに対して、この映画の舞台であるヨーロッパは限りなく重いのです。シチリアを舞台にすえながらも、その日差しはほとんど印象に残らず、むしろ日差しの届かない建物の影の重さが印象に残ります。
後半、ジョヴァンナ・メッツォジョルノの圧倒的な美しさで何だかこの重さから解放されたかのような気分が一瞬しますが、この美しさにもやはり重さが貼り付いているようです。

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チャーリー

3.5プラウベル・マキナ67とツォルフェライン・スクール

2012年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

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