ラルジャン

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解説

「抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より」「少女ムシェット」などの名作を残したフランスの名匠ロベール・ブレッソン監督が、ロシアの文豪トルストイの原作をもとに、偶然手にしてしまったニセ札を知らずに使ってしまったことから、一家惨殺事件を引き起こし転落していく人生を歩む青年イボンの姿を描いた。1999年に他界したブレッソン監督の遺作。日本初公開は86年。2011年、ブレッソンの名作をニュープリントで上映する「映画の國名作選III ロベール・ブレッソンの芸術」にてリバイバル。

1983年製作/85分/フランス・スイス合作
原題:L'argent
配給:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム
日本初公開:1986年11月29日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 カンヌ国際映画祭(1983年)

受賞

コンペティション部門
監督賞 ロベール・ブレッソン

出品

コンペティション部門
出品作品 ロベール・ブレッソン
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映画レビュー

5.0ブレッソン流の愛

さん
2019年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

スクリーンで観なおし。

ギリギリまで切り詰めた映像や、編集、音声がとても良いです。
余計なものを排除し、人物よりも悪やお金といったことに集中して見る事ができます。

集中してみると、悪やお金のすぐそばには、愚かさや純粋さもあり、時に愛さえあったりもします。

そしてその愛さえも…

心理的な追い詰め方は、ベルイマンとは違えどキリスト教的な厳しさを感じます。

感情を刺激されてはいないはずなのに、ちょっとした何か(囚人の乾杯や、手紙の検閲など)でポロっと涙がこぼれてしまう。
稀有な作品です。

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凪

2.5カツカツカツ、ゴゴゴゴゴ・・・ズドッ

2014年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

パリの風景に響き渡る足音と車の音。それが全編に満ちていて、どうしたら良いのか分からない不安感の中に放り込まれます。金をめぐってジリジリと誰もが心を軋ませてる、そんな様子を淡々と描き続けます。
ラスト近くの赤色に彩られたシーンの緊迫感が忘れられません。
予想通りと言いますか、ブレッソン、体力使いますよ、この鑑賞体験は。

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チャーリー

3.0普通の人が社会からはみ出し犯罪者になるまで

Cape Godさん
2014年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

難しい

総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:65点|音楽:0点 )

 トルストイの原作を基にしているそうで、いかにもロシア文学らしくやたらと重い。自分の目先の利益だけしか考えないたくさんの性質の悪い人々のあおりを受けて、仕事と家族を失い心が死んでしまった空虚になった男が、社会秩序を失い暴走してしまう。あまり感情も表すこともなく静かに突然の凶行におよぶ姿は、人というよりも近寄ってきた獲物を本能だけで襲う爬虫類のようで、些細なことからすっかり理性と社会性を喪失し変わってしまったのに、人間の形をしたまま社会に放され行動する姿に怖さを感じる。
 また、音楽もなく犯罪すら静かに淡々と進んでいく演出が独特で、時に何が起きているのかをはっきりと示すこともなく突然場面を切り替えて結果だけを示唆することにより、視聴者に何が起きているのかを想像させる。直接見せないから、何がどうなったのかがわからないという不安と怖さが残るようになっている。ただしこの演出は静かすぎて退屈を感じることもあるうえに、何かが起きたときにどうなったのかがはっきりとわからないという欠点もあり、いいことばかりではない。

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Cape God
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