007 スカイフォールのレビュー・感想・評価
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あんまり期待しないで見たら丁度良いかな
50周年作品でしたっけ。
あんまり期待しないで観て丁度良いくらいの内容でした。
強烈にスリリングでもないけど、退屈しないで楽しめます。
何故評価が5かというと、ダニエル・クレイグの007が素晴らしいからです。
過去最高に仕事をした007だと思います。
ダニエルより前は艶っぽくてバブリーな男の夢の007でしたが、ダニエルは馬鹿っぽい派手さもなくスマートでクールな007です。
この点で時代と合ってて共感を覚えるのだと思います。
‘M’にビックリ!こうなっちゃうんだ…
期待し過ぎた!!!
初007
007はどの道を行こうとしてるのか!
少し遅れて楽しみでありましたスカイフォールを観に足を運びました。
冒頭は相変わらずのアクション三昧で中盤あたりまで、007のファンのみなさんは大喜びでしょうね
しかしですね今回のBOSSの基地へ行ったあたりから変な臭いがしてきますw
内容は言わないようにしますけどね 変なんですよw 世界でもTOPレベルのハイテク技術を持つ今回のBOSSがですよ
中盤あたりまで007達を翻弄するのに 後半 敵味方共 原始人くらいにレベルが落ちてしまう始末 そして驚愕の結末w。
ダニエルクレイグからは007=ハイテク秘密兵器ではない と
ある程度納得できるんですけど 今回は過去の作品より3倍くらい酷かった。
後半から別の映画を観てるみたいで私たちは翻弄されますです 監督が意図したことでもあるんでしょうか まぁ開き直って1粒で2度おいしいと思えば良いかw
そういや エンディングを観たあとで感じたんだけど 今回の007は節目を考え(50周年とかの意味じゃない、この映画を最後まで観ないと感じない気持ち)ネリにネまくった脚本って感じで重みを感じたねぇ。
007らしく 007らしくない 男版トゥームレイダーのようなw
しかし!!!!次回の007がとても楽しみになる前章でした。
でもなぁーーーーー最後はビックリすぎるぜ!!
ダニエル・クレイグ最高!
ネタバレがありますので、要注意。
ダニエル・クレイグの007三作目。シリーズ生誕50周年を記念する、第23作目の007作品でもあります。
ダニエル・クレイグの007は、作品史上最もハードボイルドですが、今回もハード。しかも、下手な甘いアバンチュールなど無く、前編ほとんど激しいアクション満載。見応えありますねぇ。
それにしても、ダニエル・クレイグの007はイイ! ショーン・コネリー、ジョージ・れー前ビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンと、これまで数々の俳優たちが007を演じていますが、一番好きです。
印象的なのは、物語前半、MI6が爆破され殉職者の棺がユニオンジャックに包まれているシーンと、物語終盤、007が建物の屋上に立っていて、そこから見える多数の建物にユニオンジャックがはためいているところ。今回の物語のベースに、国に対する忠誠心というものがあるんですが、忠誠心を暗示させる映像ですね。
ジュディ・デンチのMはかなりお馴染みになってきていますが、今回はMが狙われます。それと、Qが一気に若返っています。Qと言えば、何やら怪しい武器を007に提供していましたが、今回の若いQは、そう言う昔懐かしいあやしい武器はレガシーと言って提供していません。若いQとの提供する武器は極めてオーソドックスです。
Mがかつて使ったエージェントから命を狙われるという話、Qの若返り、007の能力への疑問と、今回の作品は、過去との決別というテーマがあるような気がしますね。アストンマーチンが出てきますが、それも過去との決別につながっています。
見応えがあります。イイです!
完全リブート3部作
シリーズ23作目の本作は、映画シリーズ化50周年のアニバーサリー作品でもある。
そのため、ストーリーとは別の楽しみも多い。
兵器開発のQが、第20作「ダイ・アナザー・デイ」(2002)以来10年ぶりに登場する。ダニエル・クレイグがボンドになってからは初めてだ。
本作でボンドとQが初めて対面するロンドン・ナショナル・ギャラリー。二人の目の前には油絵が展示されている。イギリスの風景画家の大家、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの海景『解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール号』だ。1838年の作品で、就役を終えた木造帆船が新鋭の蒸気船に曳航されて解体のためドックに向かうところが描かれている。産業革命による新旧交代を象徴する絵だ。本作のテーマはまさに新旧交代。
ここでQからボンドに手渡されるのがワルサーPPKのスペシャル版。
ボンドといえばこの愛銃PPKとボンド・カーだ。第3作「ゴールド・フィンガー」(1964)でQが様々な装置を搭載して初登場する。そのときの懐かしいアストンマーチンDB5が色褪せない勇姿を見せる。
そしてもうひとつ、007といえばボンド・ガールだ。今作もナオミ・ハリスとベレニス・マーロウが魅力を振り撒くが、なんと今作の筆頭ボンド・ガールは77歳のジュディ・デンチだ。
ご存知、MI6の責任者Mで、第17作「ゴールデン・アイ」(1995)で初の女性Mに就任して以来、本作が7作目となる。
ダニエル・クレイグによるボンドが登場してからは、Mはやや無鉄砲な行動があるボンドをたしなめる母親的存在に見える。思えば「カジノ・ロワイヤル」や「慰めの報酬」でも、諜報員としてだけでなく人として逞しく生きる指標をボンドに与えてきた。
今作では、事件の鍵を握る彼女が、心の中ではボンドに対し絶対の信頼を寄せる姿が描かれる。
007の音楽といえばジョン・バリー。トーマス・ニューマンによる音楽は、低音の尾を引く響きがジョン・バリーのサウンドを彷彿させ耳に心地いい。アデルによる主題歌もシリーズらしいスケールがある。
そして音響に変化があった。ここ2作は高音域が硬く耳に痛い効果音が多かったが、本作は全体に柔らかい音質で落ち着きがある。
冒頭でボンドを誤射してしまったイヴのフルネームが明らかになるラストに、007ファンはニンマリすることだろう。
「カジノ・ロワイヤル」によってリブートされたはずのシリーズだが、観終わってみればダニエル・クレイグによるボンド3作品によって完全リブートを果たす結果に。
今作では、完全リブート3部作をあたかも初めから狙っていたかのような脚本と演出で、これが実に巧妙だ。
いよいよ6代目007、本格始動
007大活躍!でした。「これまで」と「これから」をバランス良く織り込んであって、とても楽しめました。
アデルの歌うテーマ曲も、とても印象的でよく合っていました。
主演のダニエル・クレイグ、前の二作で6代目ジェームズ・ボンドとして定着し、今作でいよいよ007として本格始動って感じ。今後のシリーズの方向が楽しみです。6代目の渋いオトナ〜な雰囲気はとても良いです。
シルヴァを演じるハピエル・バルダムはせっかくの演技達者なので、台詞はもっと少なくても充分表現してくれたんじゃないかな、という気はしました。
ボンドガールでは、あの方は別格として、ナオミ・ハリスが印象的でした。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズではクセのある役を堂々と演じてたけど、この度はキュートでカッコよかったです。
新しいQを演じたベン・ウィショーも、可愛げあって良かったです。地味な諜報活動シーンのアクセントとして、やっぱりQの小道具はあると嬉しいんですよね。
007マニアでなくても面白かった
実は生まれてこの方007には興味がなかった方の人間です。
ファンの方にしてみるときちんと観れば面白いよ!って言われるかもしれませんが…。
なにせこれまでのボンドの秘密兵器が超人的だから。
昔の007に登場したガジェットを見ると機能としてはすごいけど、少々大がかりなので、どっちかっていうとネタになってしまうんですよ。今ではスマホやPCでいろんなことができるのにね。
だから現実味のあるダニエルクレイグのあたりから好きで観るようになりました。
今回のスカイフォールは登場人物の内面をうまく描いててアクションのみならずドラマの要素も盛り込んでいます。
それでいて自分たちも共感できる感情なので、アクションとドラマが相成ってハラハラします。
ダニエルボンドで初登場のQも今の時代を象徴するようなキャスティングだなと思います。だからガジェットも昔から007を見ている人にしてみれば「地味」って思うかもしれないです。でも自分には見た目は今の時代にありそうなガジェットだけど、超高性能ってくらいがちょうどいいです。
祝!50周年!
007シリーズ誕生、もう50周年にもなるんですね。
トム・フォードの細身に仕立てられたスーツ。
オメガ・シーマスター。
ワルサ―PPK。
アストン・マーティン。
どれも、ジェームズ・ボンドのためのものだ。
ご本人から小道具まで、すべてが一流である。
それが、憧れの的でもあり、007のステキなところだ。
今回のダニエル・クレイグは、髪の毛を短くし、精悍さが増している。
強くてカッコ良くて最高にクールな男は健在だ。
最初のアクションシーンは、イスタンブール。
列車上でのアクションは、見ごたえ有り、良かった。
ダニエル・クレイグの仕草がなんともセクシーだ。
長崎の軍艦島でのシーンも良かった。
エンドロールで、漢字で「軍艦島 長崎市」と出てきて、何だか感激してしまった。
セットは、隅から隅まで、じっくり見たいと思ったくらいステキ。
クライマックスでの戦いも、これでもか!の連続。
飛翔や落下が、見ている者にも実感できる撮影は、お見事。
なのに・・・ なぜか・・・
イマイチ、スカッとしない。
なんでだろ~~??? と考えるに、
どうも、話が深刻すぎたのでないか。
暗い深層心理の葛藤や苦悩は、このシリーズには似合わないのではないだろうか、と思った。
アクションと痛快さとカッコ良さの大判振舞で、良いのでは。
悪役のハビエル・バルデム。
体重をかなり落とし、髪を金髪に染め、奇妙さ・不気味さが抜群に良い。
Qもマロリーも、可愛くて存在感があり、GOOD。
少し注文をつけたりしたけれど、楽しめる作品であることに間違いはない。
ところで、ダニエル・クレイグ着用のトム・フォードのスーツは、ストレッチが効いているのだろうか?
そんなわけないよね。
でも、あれだけのアクションをするのだから、是非、動きやすいようにしてあげてほしい。
肉体派スパイ
大人の色気がすさまじい映画でした。
ボンドもボンドガールも、そしてどんな端役でさえ。
仕草色っぽいなあと眼福です。
あと小舟の上で仁王立ちになるボンドさんは笑いどころでしょうか。
とても面白かったです。
映画の内容としては、体の老いを乗り越える、新旧刷新、過去の清算などがテーマ?
爽快アクション!というよりは、殴り合いって印象が強いですね。
頭脳戦でもありませんし、スパイ作品ではないみたい。
逃げるから追うでは、子供の追いかけっこのようです。
007は有名すぎて潜入工作に向かない、ので
逃げるから追う、みたいな猟犬じみた追走劇を繰り広げたのでしょうね!
頭をひねるような仕掛けがあったら良かったのに。
シリーズものとしては過去作を踏襲していていいのかも知れませんが
現代映画スパイもの、と比べるとう~ん、ちょっとなあ、印象弱いかもしれません。
鑑賞後すがすがしい気分で帰宅!
大人の鑑賞に耐えられる内容ある007
最近の大作は長い。
ダニエル・クレイグのボンドはとても良く、毎回劇場で観ていますが、映画の方はちょっと残念。
ヒーローの年齢や挫折を織り込む辺りは、先の「ダークナイトライジング」を彷彿とさせ、ある種荒唐無稽なこれまでのシリーズとは一線を画す、重厚な演出になっています。
しかし、最近の娯楽大作は、長すぎると感じているのはきっと私だけではないでしょう。
中弛みする部分があるのもボンド映画の味ですが、人間ドラマは目配せ程度にしておいて、2時間以内に収めた、切れ味のいいアクション映画がそろそろ観たい。
今回は、スパッと「ノーカントリー」の殺し屋対ボンドで、90分台のアクションが観たかったなぁ。
ともあれ、ちょっと残念ではありましたが、ファンには嬉しいシーンも多く、手抜きの無い大作。一見の価値ありです。
シリアス路線の到達点
カジノロワイヤルでシリーズをリセットし、新たに、と言うか原典に戻ったと言うべき007シリーズ。
原作の世界ではジェームズ・ボンドという屈折した反骨心と悲しき十字架を背負う秘密諜報のエージェントが映画の世界では諧謔主義的スタイリッシュの権化と化し、リアルスーパーマンよろしく、ファンタジー路線で世界最長のシリーズとして確固たる地位に君臨したが、第20作ダイ・アナザー・デイの空虚感満載のお祭り騒ぎによって終焉に向かう危機に陥った事をイオンプロは敏感に察したに違いない。
よってカジノロワイヤルより急激に舵を切り、原作原典に立ち返った凄まじいまでの愛憎飛び交うスパイ映画テイストを徹頭徹尾追求したいわゆるクレイグ路線は見事007シリーズを死臭から解き放った。
カジノロワイヤル、慰めの報酬、そして本作スカイフォール、この真生ボンド三部作によってジェームズ・ボンドは完全に過去のイメージを払拭した。
大まかに総括すればこの三部作は真生ボンド誕生篇と云えるかもしれない。
念を押すがあくまでクレイグボンド路線は新たに始まった真生ボンドシリーズであって、それ以前の過去20作と混同して同列に批評するのは愚の骨頂である。別映画として捉えるべきである。
何はともあれ今から次回作が楽しみだ!
楽しんだけど!
"Bond...James・Bond"
新旧のファンも大満足!最高の007!
製作会社の問題で少々公開が遅れたシリーズ23作目。
待った甲斐があった!
お馴染みの冒頭アクションから始まり、MI6やMをも巻き込む本拠地ロンドンでの事件、ボンドの背景、レギュラーメンバーの世代交代、アストンマーチン登場に流れるテーマ曲…シリーズ50年を飾るに相応しい展開とファンサービスには思わず目頭が熱くなった。
ジェームズ・ボンドは紛れもなく映画史上に残るヒーローだ。
しかし、ボンドだっていつまでもヒーローではいられない。
任務中に負傷し、怪我の後遺症で体力に限界を感じ、切られる時はバッサリ切られる。
ボンドも生身の人間なのだ。
かつて、MI6にはもう一人のボンドが居た。
その男の名は、シルヴァ。
国に任務にMに忠誠を誓いながらも、道を踏み外しMに切り捨てられ、Mに復讐する。
Mへ対する憎悪は、まるで厳格な母親の愛情を欲する不良息子の愛憎だ。
これはボンドにとっても他人事ではなく、その存在は表裏一体だが、ボンドとシルヴァは決定的なまでに違う。
シルヴァは自らの歪んだ感情により悪に堕ちたが、ボンドはそうはならなかった。
Mに対して時折不満を持ちつつも、確固たる意志と忠誠心がそうさせなかった。
悪に堕ちるか堕ちないか、心の強さが問われる。
Mとて決して潔白な身ではない。
シルヴァはMの罪なのだ。
オスカー受賞者もしくはノミネート経験者の名スタッフが集結し、ドラマ面でも映像面でも魅せるものが有る。
ダニエル・クレイグのほとばしる熱いボンド像。ハヴィエル・バルデムは相変わらずの抜群の存在感。今回遂に勇退するアノ人…。
この興奮と面白さはシリーズ最高級。
大満足!
あ、「スカイフォール」ってそういうことだったの・・・
“00”素人ですが、とても楽しめた作品でした。
Mを軸とした物語は、シルヴァの復讐劇だけでなく、ボンド出生に触れつつMとボンドの関係を押し出す展開になっていて、とても満足いく作品でした。
また、“新・旧”ということもテーマの一つになっていて、古いスパイ活動を続けるのかという議論でのMのセリフ「影は生きている(確かこんな感じ)」に007シリーズの重みを感じました。
ただ、「スカイフォール」の意味には拍子抜けしちゃいました。
悪役のシルヴァですが、ハビエル・バルデムのいやーな感じの演技がたまらなく良く、ブロンドの髪がまた雰囲気ありました。ただ、ものたりない感があり、もう少し蛇のようなイメージの怖いキャラにしてほしかったです。
物語の随所に007の小ネタが用意されており、生粋の007のファンの方ならニヤリとしてしまうのではないでしょうか。そういう意味では50周年記念作品です。他作品とのつながりもあるので、以前の作品を見たくなりますね。
個人的には、007の使う武器やアイテムは、初期の007のような、もう少し遊び心のある機能がほしかったです。
秘密道具など、誰もが憧れるかっこいいスパイアクション。しかし、ダニエル・クレイブのボンドはただスタイリッシュかつスマートであるだけでなく、多少の粗さがあり、かっこよさの中に人間的な弱さを感じさせてくれます。これからの“007”シリーズにも期待です。
ド頭から引き込まれました
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