ライフ いのちをつなぐ物語のレビュー・感想・評価
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命の連鎖
『ONE LIFE』
イギリスBBCが、6年の製作期間
総製作費35億円をかけ撮影したという
地球生物の
ネイチャー ドキュメンタリー
過酷な自然環境の中
生き物たちの真剣勝負、命の連鎖・・・
素晴らしかったです。
2004年に観た
「DEEP BLUE」を思い出しました。
動物と同じ目線で撮影された映像は
かなり、迫力がありました。
いったい、どうやって
撮影したのかという場面の連続です。
凄い(≧▽≦)
最新技術の素晴らしさに感動。
18ヵ国24ヶ所
全大陸ロケということで
日本もありましたよ。
猿の世界の厳しさは
わかっていたつもりでしたが(^^ゞ
温泉に入れず
震えるお猿さんの横で
温泉に浸かり
いい湯だな気分の猿もいて
猿の世界も
階級社会の掟があるんだと
初めて知りました。
ナレーションは、
松本幸四郎さん、
松たか子さんの親子が担当。
温かな語り口で好印象でした。
2024/9月 DVDにて 再鑑賞
新鮮味まるでナシ。宗教的解釈が不快。
映像は、よくがんばって撮りましたね、という野生動物の実写集ですが、残念なことに新鮮味がまったくありません。
この手の映像って、テレビで日常的に流されているから、どうしても「無料感」が漂うところが残念なところです。
その映像を、むりやり「家族のきずな」みたいな独善的かつ思い入れタップリのナレーションでつないでいるわけですが、ごめん。
あまりにも白々しすぎて、このナレーションのせいでマイナス2点ぐらいになってしまいました。
(つまり純粋に映像だけだったら、撮影の苦労に敬意を表して★4個あげてもよかったという意味です)
WWFとかBBCとか、この映像の出所が「その手の人たち」なので、「キリスト教にもとづく家族の価値観」を押し付けようとしたかったのでしょうが、あまりにも宣教師じみた解釈の押し付けに、ほんと辟易としました。
期待して、公開初日に観に行ったのですが、ガッカリでした。
BBC製作のドキュメンタリー。 いのちのドラマ。超ハイスピードカメ...
BBC製作のドキュメンタリー。
いのちのドラマ。超ハイスピードカメラによる撮影技術が凄い。すごい近いし。
陸海空を駆抜ける生き物たち、野生の王国。
松たか子好きなのでナレーションも良く感じた。
生き物のドキュメンタリー
この日は、映画の2本立て~!
2本目に観たのは「ライフ-いのちをつなぐ物語」。
「オーシャンズ」みたいな内容だったら どぉしようと思ったけど
(「オーシャンズ」の時は、帰りは無言で 暗い気持ちになった確実で)
普通にドキュメンタリー映画だったので、それなりに楽しめました。
欲をいうなら、もっとたくさんの種類の生きものたちを観たかったなーw
最後のメッセージにもあったように、地球は人間だけのものじゃない・・・。
それぞれが それぞれに一所懸命 生きてるんだよね。
だからやっぱり、人間たちが自分本位に動物達を虐待(殺戮)しているのを見ると異様に腹が立つという。
世界と言う広い舞台上で繰り広げられる生き物たちの生命のドラマ
お馴染みネイチャー・ドキュメンタリー映画。
類似作品が多く作られているが、今作は秀逸だった。
映像に力があった。
大型動物から小さな虫まで、その視点で追った映像には驚かされるばかり。
また、スローモーションの多用が実にドラマチック。
製作陣に天晴れ!
生き物たちの姿には人間も教えられるものがある。
亜熱帯に住むとあるカエルは、我が子オタマジャクシを安全な場所まで運び、成長するまで餌を与え続け子育てする。人間にこんな無償の愛情が出来ようか。
高山地方に住むワシは骨の中のタンパク質を獲るため骨を岩肌に叩き落とし、ジャンルに住むとあるサルは硬いヤシの実を石を使って割る。生態と進歩の知恵。
自然界はいつだって弱肉強食。
カマキリがバッタを狙う…が、カマキリはカメレオンに補食される。
岩山で、逃げるシカと追うキツネは一触即発の生死のドラマ。
一噛みして水牛が毒や細菌で衰弱するのを執拗に待ち続けるコモドドラゴンの狡猾な姿にはヒヤリとさえする。
そして全ての生き物たちに共通するのは種の繁栄。
身を犠牲にしてまで子を産むタコには生への盲目的な強さすら感じた。
世界には数え切れないほどの生き物がおり、それぞれに営みと生態と受け継いでいく生命がある。
この世界は決して飽きる事など無い生命のドラマに溢れている。
素晴らしい・・
よくこんな映像とれましたよねー。まだまだ知らない生き物たくさんいるんだろぅなぁ。。そして意外な一面もたくさんみれて勉強になりました!しのごの悩んでいないで生きよう!!
動植物の映像の圧倒的な迫力
BBC制作のネイチャードキュメンタリーといえば、私が最初に映画館で見たのは『ディープ・ブルー』ですが、それ以来ちょくちょく新作が公開されていて、"ジブリ映画""ピクサー作品"などと同様、一つのジャンルとして確立したように思います。
個人的には、この手のドキュメンタリーは大好きで、作品として代わり映えのしないものであっても飽きずに見ることができてしまいます。だからどうしても点数が甘くなります。
この作品自体は、世界中の何種類かの動植物を取り上げて、その姿や生態を素晴らしい撮影技術で克明に映し出した映像をつなげただけで、相互の強い関連性や全体を貫くストーリー性はあまり感じませんでした。
一応、"いのちをつなぐ"というのがテーマなのでしょうが、全ての生物はいのちをつなぐからなあ(^^;)、ちょっと漠然とし過ぎ。
冒頭と最後に日本語の文字だけのシーンが入っていたけど、あれはオリジナル版でも英語の文字が入っているのか、日本での上映にあたって付け足したものか?なんというか「いのちを大切にしよう」的な、やけに文科省的な押し付けがましい言葉で、「それ、直接言っちゃってどうする?!」とツッコミたくなりました。ナレーションも、ちょっとそういう傾向があったなあ。
松本幸四郎と松たか子のナレーションも、全然悪くないのですが、このキャスティングである必然性は特にないような気がしました。
…と、これだけネガティブな意見を書いておきながら★4つ。それはやっぱり、地球上の動植物の映像の圧倒的な迫力に、ネイチャードキュメンタリー好きの私が充分満足したからです。
あ〜🌀
動物大好きな僕
ライフ 超楽しみにしてました〜
初日に張り切ってみてみたら
あ〜
某レンタルショップでかりた 『ライフ』と『えじきになるまえに』の
寄せ集め総集編なのね(涙)
新しいのは 松・幸四郎のナレーション と ミスチルの歌だけみたい
しらぬお前が悪いということで
人間・動物・植物 みんな同士で1つの地球
普段は見れない動きがスローで観れたり、何より音と映像の組み合わせが素晴らしかった。普段聞くことが出来ない生命の音に感動した。
ー生きるとは生き抜くことー
まさに生きるということを体感出来る素晴らしい映画。
人間も動物も植物もみんな生きている同士。
みんなで1つの地球。
生命という意味において、人間も動物も植物もみんな同じで
どの種族が偉いとかそんなものはないんだなと改めて感じた。
この映画は是非映画館で観て下さい。
感心しっぱなしの90分
テーマも映像もすばらしい。
さまざまな生き物の知恵というのか生き抜くすべに触れて、なかなか実感することのない地球の壮大さを感じました。
それに自身では決してみることのできない映像が満載です。
撮影は相当大変だったろうな。。
生き物たちの知恵と撮影スタッフの努力に感心しっぱなしの90分でした。
命を紡ぐことの尊さを忘れてはいけない
動物苦手なくせに、何だかんだで、「アース」や「オーシャンズ」も劇場で見てて、今回も大スクリーンで鑑賞です。
ちなみにホラーは苦手だけど、生き物の弱肉強食の殺し合いは大丈夫です。
毎回落ちちゃいそうになるのですが(苦笑)今回は、驚きのあまりあっという間の90分でしたとなりのおばちゃんも関心してた!!
どうやって生き延びるか、子孫を残すか・・・。ほんとよく考えている。そうやって各々独自の進化を遂げてきたんだな~。
地下でキノコを栽培する蟻も、天然の囲い網で猟をするイルカも、獲物が息絶えるまでしぶとく何週間もまつトカゲも・・・。
生き物は、人間が考えるようなことは、すでにやっている。考えもしないことも、やっている。
by養老孟司さんのコメントより
本当の使命。
このところ毎年、BBCが製作を担当した映画が公開されており、
それを毎回観ている私。回を重ねれば当たり前のように、
だんだんネタが被ってきてないか?と思うふしもあったけれど
今回は超ハイスピードカメラの映像美と、動物たちの知恵比べ、
なかなか面白い仕上がりになっていて、とても楽しめた。
陸海空、すべての世界を対象にしているので、様々な動物たちに
出逢える。さらに昆虫もいれば植物大系にまで話は及んでいる^^;
すべては「ライフ」と銘打った命のドラマ。ということで、
もっとゆっくり観たいぞ。と思う気持ちを右から左へと…早い(汗)
しかし飽きさせずに最後まで一気に見せてしまうところはさすが。
今回はとにかく(映像が素晴らしいのはいつものこととして)
どうやって撮ったの!?と思う肉薄映像と超ハイスピードの世界、
ネズミの俊足逃げ、アリの葉運び隊、蝿とり草の2タッチなど^^;
動物の大きい小さいではなく、その動きとリアルさがたまらない。
そして命をつなぐためには、外敵からどうやって子供を守るか、
どうやって餌を獲るか、食べるか、その数々の知恵が素晴らしい。
そんなこと思いついたんだ!?すっげー!!となること請け合い。
人間さまがエライなんて思ってると、そのうち追い抜かれそうだ…
日本版ナレーションを担当した松本父娘と同様に、
やはり親が我が子を守ろうと必死になる様子にはグッときてしまう。
そこまでして守るか?命と引き換えにしても子孫繁栄なのか…?と
思うほどだが、人間とて私の命に代えても!という気持ちは同じだ。
そんな伝統はおそらく本能として古代からずっと育まれてきたもの
なんだろうなぁ。それをアッサリとやってのける動物の方がなにか
人間より、大切なものを守ってきてるじゃないか、などと思わせる。
私達はこういう映像を観て、
かわい~いの♪とか、すっご~い♪なんて喜んでいられるけれど、
彼らにしてみれば生死に関わる重大事項、守れるか守れないかで
家族構成まで変わってしまうんだから。。
(ダチョウの旦那、傍らで奥さん食われてるの、辛かったもんな…)
だけど、生きる。ってこういうことなんだよな、とつくづく思う。
断崖絶壁を登る勇気と本能を子供に与えるのが、本当の親の使命だ。
たったひとりになってからも、ちゃんと生きてゆけるように。。
(動物から学ぶこと、多いですね^^;今度は猿からも学べそうですし…)
動物目線( Д) ゚゚......凄いです!
人類は、なぜ文明を持ったか???
それは、人間だけが道具を使うことができたから....そんな概念が覆るドキュメンタリーでした.....。
ここで登場しるアリンコなんか、高級マンションの建築から、キノコ栽培農場まで作って生活している......凄すぎます....。
硬いヤシの実の皮を剥いて一週間置いて熟した頃、専用の砕き場で割って食べる.....子供達も遊びながらそれを学んでいく.....ほのぼのしました....。
また、どの動物も生きるため、次の世代に命を繋ぐために一生懸命ですね!.....冒頭のアザラシや子育てをするカエル.....感動的ですね!
コモドオオトカゲは、怖いですね!
大きな水牛の後ろ脚にひと噛みし、バクテリアを注入.....あとは、水牛がお亡くなりになるまで、じっと待っていました.....。
ハゲタカも凄い.....骨を上空から落して砕き....中の髄液でもチュウチュウするかと思えば、まだ大きいまま丸飲み!....
消化できるそうです......。
また、この落下砕き術も中々ノウハウがいるみたいです.....。
渋温泉のニホンザルも出てきました....。
ナレーションでは、すべての猿が温泉に入れるわけではありません...って言うから、やっぱ、水が怖い臆病者もいるのかなと思っていたら、ある特定の力のある部族しか入浴できないようで.....知らなかった......。
運良く、その部族に生まれた子猿は、気持ち良さそうに入浴してましたが、それを凍えながら周りで見ている猿さん達......悲しかった.....なんか、人間社会でいう貧富の差みたいなものを考えてしましました......。
ナレーターがしゃべり過ぎ
ナレーターがしゃべり過ぎですね。
動物の行動を見て何を感じるかは、観た人それぞれ違っていていいはずですが、ナレーションがその余白を奪ってしまっています。
松本幸四郎、松たか子親子を起用してしまった時点で、しくってますね。
この親子を呼んできて無味乾燥なナレーションをさせるわけには行かないし、親子の愛情とか、いのちとか、そういうことをナレーションで強調したくなりますからね。
強い映像があるんだから、映像に語らせて欲しかった。
生物の進化と多様性の摩訶不思議
この手のネイチャードキュメンタリーは公開されたものは一通りみているつもりですが、毎度思うのは「よく撮影したな、これ」ということが第一。今回は特にそう思うシーンが多かったかも。
思いのほか爬虫類や昆虫が多かったのは気のせい? コモドオオトカゲが怖かった!(笑
それにしても生物の進化と多様性とは実に摩訶不思議。これだけ姿も形も生態も違う生物が(人間を含めて)この地球上に存在していることに、あらためて考えさせられました。
ありきたりですけど、自然を、生き物を大切にしなければいけませんね。
映像だけで語れる事はもっと多かったかも
あのぅ……なんかここの所、タイトルに“ライフ”と付く
映画ばっかり観てる気がするんですが。
映画館のチケット売りの方にも
「(ポスターを指しつつ)こちらの“ライフ”でよろしかったですよね?」
なんて聞き返されたし。
似たタイトルばかりだと映画館の方も何かと面倒かもね。
要らぬ心配はさておき映画のハナシ。
『アース』『オーシャンズ』などのいわゆる
ネイチャードキュメンタリー映画を観たことが無い自分。
なのでその辺りとの比較はできないのだが、とりあえず間違い無いのは、
大画面で観るアザラシの赤ちゃんが死ぬほど可愛いかったこと(笑)。
ゾウの子どもとか温泉に浸かるニホンザルとか
もう悶絶しそうなくらいに可愛いし、
ハエトリソウに捕まるハエのクローズアップは
もう悶絶しそうなくらいに気色悪い。
アイベックスの崖下りも本当にスリリングだし、
“調理”するサルなんてのも初めて目にした。
さすが最新の撮影技術を謳うだけあります。
しかし、最新技術を駆使した映像は見事であるものの、
大自然の生態に迫る!みたいなドキュメタリーは
これまでテレビでもさんざん演ってる訳で、
本作の映像も僕には六割方デジャヴを覚えてしまうような内容だった。
似たような映像が世間で出回っている以上、
あとは作品のテーマやテーマに見合った編集で
独自性を打ち出すしか無いと思うんだが、
本作はその辺りがイマイチかなあ。
ゾウ親子のシーンとかワシの骨割りとか、
宣伝で『100%の真実』と謳っていながら、
『ドラマチックにしよう』という意図が見え隠れする
編集があちこち施されちゃいないか。
そこに『人工物』のにおいを感じ、ちょっと気持ちが醒めてしまった。
最初と最後に流れるメッセージや、饒舌過ぎるナレーションも……
なんつーか、「さあ感動しなさい!」と言われてる感じがしてどうも。
ナレーター自体は特に不味くなかったと思うケド。
こういう映画の場合は過剰な演出がどうにも煩わしい。
これだけの映像が撮れたなら、映像だけで語れる事はもっと多かったのではと思う。
ま、それで動物達の可愛らしさや逞しさが薄れる訳じゃない。
動物好きの方は観て損ナシじゃないかな。
出産や狩りなど、血の多いシーンも極力映らないように編集されてるので
血の苦手な方や小さなお子さんと一緒に観る映画としても最適。
動物園を観に行くくらいの気軽さでドーゾ。
<2011/9/4鑑賞>
わくわく動物らんど世代にゃあハマる一品
先日、不況経済でもがく人間共の弱肉強食を描いた『ヤバい経済学』を観たけど、捕食するモノ、されるモノが生きるために激しい攻防戦を繰り広げる厳しい自然界の弱肉強食の方が、面白味もスケールも何段も上手である。
水辺を走るトカゲを水面下から覗いたり、超ローアングル&スローモーションを駆使して、小ネズミとトカゲの追いかけっこをetc.工夫を凝らした撮影方法は興味深い。
断崖絶壁で繰り広げられた鹿の子供と狐との壮絶なデスレースはどうやって撮影できたのか不思議なほどダイナミックなカメラワークで一挙手一投足に息を呑んだ。
秋元康がパンフレットに、
「まるで神の眼差しのようで見事だった」と讃辞を送っていたが、本当にその通りやと思う。
特にチーター3兄弟がダチョウを狩る場面は鬼気迫る迫力に圧倒された。
動物モノの定番中の定番やけど、ああいうハンティングシーンは、やっぱりテンションが上がるね。
その要素は、動物だけ
でなく、ハエトリ草や葉切り蟻etc.バリエーション豊富で、膨大な取材量を“親子”愛でテンポよくまとめ上げる構成力に、人間という生物の逞しさとズル賢さを感じたような気がする。
では、最後に短歌を一首
『生きるため 試練を越えて 地球(ほし)の上 宿した命 幾度も抱ひて』
by全竜
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