東京オアシス
劇場公開日:2011年10月22日
解説
「かもめ食堂」「めがね」の小林聡美主演によるアンソロジードラマ。東京を舞台に、女優トウコの小さな逃避行と人々とのほのかな交流を描く。撮影現場から逃げ出した女優トウコは、コンビニで出会った見ず知らずの男ナガノの車に乗せてもらう。ある映画館では、以前一緒に仕事をしたことのあるキクチに声をかけられ、人気のない動物園では、浪人生活が続き落ち込んでいるヤスコに思わず声をかける。共演は加瀬亮、黒木華、原田知世。監督は「マザーウォーター」の松本佳奈と新鋭・中村佳代。
2011年製作/83分/G/日本
配給:スールキートス
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2019年3月23日
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鑑賞方法:VOD
撮影現場から逃げ出したトウコは、会社から家族から世間から逃げ出したいと思っている現代人にみえました。逃げてみたら思いもよらない出会いと時間が身近にあって。「東京にもふとしたところにオアシスがありますよ。」という癒し系作品です。生きづらい現代人の本質は語らないので、良くも悪くも何も考えずに鑑賞することができます。
2014年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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TSUTAYAで借りて観ました。
特に人は死なないし、恋愛でもないし、アクションなわけでもなく(回転レシーブを除く)。すごくシンプルな作品。だけどなんかすごくほっこりしました。観て良かったです。
関連作品も見てみたいと思いました。あと動物園にも行きたい・・(笑)
2014年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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映画「東京オアシス」(松本佳奈・中村佳代監督)から。
知らない間に、30分が過ぎてしまう・・そんなストーリー。
「僕は悪い人かもしれませんよ」と呟く加瀬亮さんに、
小林聡美さんが明るく言い返す。
「こんなにたくさんのレタスの段ボールを積んだ人に、
悪い人はいませんよ」
あれっ、映画「かもめ食堂」の「ガッチャマンの歌を
完璧に覚えている人で、悪い人はいませんからね」と同じ?と
メモを取っていて、思わず笑いが・・。
今回選んだ一言は、まったり流れる場面が続く中で、
撮影現場から逃げ出した女優トウコ役の小林さんに対して
動物園で出会った、(たぶん美大を)5浪している女性の台詞。
「似顔絵描くの、すごく難しい顔してます。
ここがポイントだっていう部分がないんです。
だからって、印象が薄いってわけじゃないし・・
なんというか、捉えどころがないんですよね」
さすが美大受験生、常に絵の対象になってしまう観察力が、
私を驚かせた。
でも、なんでも「気になる一言」の対象にしてしまうから、
驚かれたことがある。
いい映画なんだけど、あまり印象に残らないってことも、
それと同じ感覚なのかなぁ。
2013年6月14日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
東京をさすらう女優のトウコは3人の男女と出会う。孤独な心と心が触れ合って、人生を見出していく…。
「かもめ食堂」から続くスローライフムービー。
荻上直子監督作ではないにせよ、小林聡美、加瀬亮、市川実日子、もたいまさこ、光石研とお馴染みの面々。(新顔として原田知世)
メリハリが無く、ゆったりとした時間の流れや雰囲気も同じ。
「プール」「マザーウォーター」もそうだが、この手の作品が好きで癒やしを求める方にはイイ。
だけど、この手の作品には正直もう飽きた。
小林聡美も一体いつまで似たような作品に出演し続けるのか。
本家の荻上直子監督作だったらまだ独特のユーモアがあるんだけど…。