テルマエ・ロマエのレビュー・感想・評価
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何も考えずに楽しみましょう
原作は未見ですが、特に気にすることはないです。
難しいことを考えずに肩の力を抜いて見れば良いと思います。
馬鹿馬鹿しい話を真面目に作ってる感がいいです。
時節柄、ハラハラドキドキよりもこういう笑える作品の方が良かったというのもあるかも。
異世界と現代日本が繋がるという設定にありがちな「主人公らの行動でこちらの世界が大混乱に陥る」という描写も、本作にはなく。
細かい突っ込み所はあるのでしょうけど、BGMのオペラを聞いていたらどうでも良くなる。
笑いを狙って作っている箇所は随所にあると思うのですが、昨今のお笑い芸人のような押しつけがましさも感じなかったです。
後半の展開はオリジナルだそうですが、変に盛り上げようとしていないので、肩の力を抜いて見れば自然と入って行けるかなと。
一年間走り続けてきた日本への、ほんの一服清涼剤といった感じです。
意外とシリアス
荒唐無稽な内容を予測していたが意外にもシリアスだった。ジジィ連がおぼれた時点でローマへ飛んだことは分かったが再登場まで遅かった。ジジィ連の活躍があればもっと楽しい作品になっただろう。阿部寛のおそらく絞ったであろうバランスのいい肉体をみたい方にはおすすめ。
まとまってます
起承転結がハッキリしてて、着地もキレイ。
作品がキレイにまとまってる。
ああいうハッピーなエンディングは好きだ。
阿部寛にはコミカルな役柄がよく似合う。
そして上戸彩が、とてつもなく可愛い。
時の皇帝にそんなに風呂職人がやすやすと会える訳ないのだが、
まぁ、娯楽作品なんでネ。
漫画でいいじゃないですか。。。
興行収益上々でよかったですねという感想です。
別に映画化する必要があったのでしょうか?
あっ、収益とれるから映画化するのですね、失礼しました。
DVDでよろしいかと思います。
阿部寛が面白い
阿部寛が真剣にローマ人を立派に演じていて、とても面白かった。特に前半の現代日本の文化に驚くところはとても笑えた。
ところが、後半ローマに行きっぱなしになると普通の感動ドラマみたいな展開になって、笑いどころもなくちょっと退屈だった。そんなの求めていないし、感動話としてもあんまり出来はよくなかった。コメディなんだから笑いの要素を入れてほしかった。
前半とても面白かっただけにちょっと残念だった。
前半と後半では別の作品のようでした
多くの人は、予告編を観て、ある種の文化比較みたいなものの面白さを期待して観に行ったのであろうが、自分もその一人。
前半部分は、ある程度、期待したような文化比較論的な面白さを強調したシーンが続き、後半では、どちらかというと、ローマの史実と「お風呂」とを絡めた歴史物のテイストで出来ている。
予告通りの内容を期待する部分では、前半のほうが良いのかもしれないが、その部分は案外さらっと流す感じであり、かつ文化比較というよりは、現代文明と古代文明との比較という側面も半分くらいはあるように思われた。もっともウォシュレットは日本独自のカルチャーですけれど。(笑)
個人的には、後半部の、主人公が日本のお風呂文化”湯治”に親しみ、かつ日本人(平たい顔族)の不思議な国民性に支えられながら、一大事業をこなしていく、歴史IF的なストーリーが面白かった。
阿部寛はまさに適役というか、彼以外にこの役柄は考えられないように思う。
イタリアでも映画祭で公開され好評であったということだが、古代ローマの歴史とからめたストーリーなので、イタリア人が観ても楽しめる内容であったと思う。
話題性で過剰な期待を持たずに見ると良し。
いま最も人気があるであろう邦画作品。
公開前に上戸彩が、いろんなTV番組に出て宣伝しまくっていたおかげ(?)で、興行成績は絶好調。
その上、イタリアその他海外でも公開が決定したと言うし。
これだけ話題になっていたら、邦画をあまり見ない私でも、やっぱり気になってしまいます。
ただし、過剰な期待を持たずに見るのがお勧め。
爆笑できる作品ではありませんから。
(日本人なのに)古代ローマ人という設定の阿部寛をはじめ、顔の濃い俳優さんの面々は、現地イタリアの人たちに違和感無く溶け込んでいたとか。
濃い顔ってすごいね。
あ、でもルシウスの妻を寝取った太った男は古代ローマ人には見えなかった。
映画作品として、物語はうまく纏まっていたと思いますし、そこそこ笑いも取れてるんじゃないでしょうか。
私は声に出して笑った場面はなかったですが、面白かったですし、周りにいたお客さんはクスクスと笑っていましたし。
私的には、笑いのセンスで言えば、先日レンタルDVDで見た「大木家のたのしい旅行」のほうが笑えたなぁ。
「トゥーランドット」くらいしか知りませんが、BGMのオペラが◎。
劇中で歌ってた男性は、まさか本物のオペラ歌手ではないと思いますが。
上戸彩が演じる漫画家志望の女の子は、原作漫画には登場しないということを聞きましたが、私は原作を読んだ事がないので、上戸彩の役がルシウスを手助けする良い役割を担っていると思いましたよ。
前半は「ギャグ盛り込み・お風呂タイムスリップ劇」、後半は「ローマの未来をかけた、ルシウスの一大奮闘劇」といったところでしょうか。
「もしもケイオニウスが次の皇帝になったら、歴史が変わっちゃう!」というところで、「じゃあルシウスが模倣シャワーや模倣ジャグジーや模倣ウォシュレットをあの時代に作った事は歴史に影響はないの?」とか細かい事は気にせず。
現代日本の銭湯を目の当たりにし「完全にローマの技術を凌駕している!」と驚愕するルシウス。
もちろん、今日(こんにち)の日本の風呂文化がここまで進化したのは一朝一夕のことではなく、長い時間をかけて研究・開発した人たちがいたから。
人間というのは、暮らしをより良く豊かにしようと常に考える生き物だと思うし、その中でも日本人はコツコツ努力して独自の文化を発展させたと思う。
「政治」で言えば、ハドリアヌス皇帝のようにカリスマ性があり、強固な信念を持つ強い「国のリーダー」が今の日本には必要なのかも知れません。
が、この日本という国の「文化」は、堂々と世界に誇れるものがあると、この作品を見て思いました。
阿部寛って
もしかしてローマ人といいたくなるほど、違和感なく外人と溶け込んでた
原作が大好きで、観に行ったんだけれど、阿部寛の綺麗な裸にまず感動!!
前半はすごく笑えて、脇役の老人達の配役もすごく良かったと思う
原作を思い出してしまった
しかし上戸彩はなんのために出てきたんだろう
なんか中途半端な感じ
彩ちゃんはおいといても、けっこう楽しめる映画
オペラのBGMも良かったね
たしか彩ちゃんの時はマダムバタフライだったような
とにかく何も考えずに観るのにはいいんじゃない
面白いのですが・・
最近では久々のヒットでした
会場も笑いに包まれてこんなに皆さんが笑ってる
映画館初めてでした
面白かったんですが・・・が・・
それは前半に限ります
笑いたくて足を運んだので後半の展開は
いらなかったです
無理やり感動を押し込まなくてもよかったのでは?
別にそこは期待してなかったので
前半のただただバカバカしく面白い内容で突き通して
ほしかったです
面白い、けど阿部寛あってこそか?
阿部寛とローマの情景は違和感ない~、と予告編から思ってましたが、本編を見るとなおさら実感しました。海外の人から見てどうかは分かりませんが、私には向こうの人種の中にすっぽりハマッていました。
この点、市村さんはちょっと日本人ぽかったかな?
さらに阿部さんについて言うと、格好悪い役柄をやっているはずなのにじつに格好良い。演技の幅が広くて、彼の出演作はどんな役柄でも見る価値があると改めて感じさせられます。些末なことに大真面目に取り組むことのギャップで笑いを取るのが本作の特徴ですが、阿部寛ならではのカラーでもあると思います。
本作の「笑い」の箇所はそれぞれ素直に笑うことが出来ます。現代日本の浴室にカルチャーショックを受ける場面(一時代昔の銭湯の設備から最新の家風呂まで)は演出も含め上質でした。タイムスリップの表現も少しずつ工夫が加わり飽きさせません。
また、現代で得たアイディアの古代ローマにおける再現方法もつい笑える仕上がり。一つのネタで二度おいしい作りです。個人的には、お風呂上りはコーヒー牛乳だろう!と思いますが、あの時代のローマにコーヒーは多分まだ無いのでしょう。
あくまで「お風呂」をテーマとして、どうやってこの話を終わらすのだろうか、という楽しみもありますので、割とお勧めできる作品でした。
後半ちょっと眠くなりがちですので、ほどほどの期待で見に行かれるのが良いかと。
しかし、上戸彩は立派なものをお持ちですね・・・つい目が行ってしまいました。
後半、やや眠い・・・
注:原作未読で鑑賞、鑑賞後に原作購読、再度鑑賞
原作はまだ続いているので、最終的には映画オリジナルストーリーとなっている。
本作は予告編で知り、多少は面白そうだということで観たが、実際、非常にバカバカしくて笑える。バカバカしいことを大まじめにやる面白さと言おうか・・・ただ、後半は前半の勢いが衰えてやや冗長な印象があった。
配役は申し分ないと思う。上戸彩がやや不評のようだが、類似のキャラクターは原作にも登場しており、映画の完全なオリジナルキャラクターと言うわけでもない。結構、肉付きが良くて目の保養にはなる。
原作も面白いので、映画はともかく、これからも付き合わざるを得ない・・・
肉体美っ
原作未読。
ローマ、銭湯、阿部寛という情報のみで観た私。
唯一、上戸彩が邪魔らしい…という噂を聞いていたが、原作を知らない私にとっては、あまり気にならなかったというか。まぁ、確かにあのわざとらしさ満開の方言は、邪魔といえば邪魔。
そんなことはさておき、この作品結構ツボ。
テンポよく展開していき、面白かった。
個人的にラストがちょっと都合よすぎる気が。もう少し含みを持たせた終わり方でもよかったかなぁ…なんて。
また観たい度:★★★★☆
劇場じゃない方が。
原作未読。面白かったですね!キャスティング(特に上戸さん竹内さん爺ちゃん)、脚本、音楽…文句なしですが、自宅で風呂上りにビールでも飲みながらの方が楽しく観られそうな気がしました。劇場向きではないのかも。★3.0 http://coco.to/4034
コミック原作対決は、テルマエに軍配!
ほぼ同時期に公開された、コミック原作の実写版映画として、自分の中で、「テルマエ・ロマエ」vs「宇宙兄弟」を勝手に評価したいと思います。
私的には、「テルマエ」の圧勝でした。
原作がコミックという点で、私は両方の原作コミックファンです。そして、両実写版とも、原作をベースにする部分があるという意味では、やはり原作の楽しさをどうしても、考えざるを得ません。確かに、そういう意味で言えば、原作への忠実度という意味では、実は両作品とも、60~70%の再現率と言えるでしょう。
そうなると、脚本家が如何に、原作のイメージを膨らませるかということに映画としての完成度が左右されると思います。
そういう意味では、「テルマエ」のストーリーの膨らませ方は、原作を読んでいない派にも配慮されていて、映画として観ても、しっかり練られていたと思います。
それと、主演の阿部さんはもちろんぴったりとはまって良かったのですが、原作では殆ど数ページの出演でしかなかった役の上戸彩が絡み、胸キュンのほのかなラブストーリーとしても成立しており、原作には無い、路線で成功しているといえます。
私自身、上戸彩を再評価することが出来ました。初登場シーンでは、本当にどっきりしました!
笑って、ホロりとさせられて、これは是非、メイキングをDVD・ブルーレイ化の折、観てみたくなりました。
濃い顔、そして薄いのは…
原作は未読で鑑賞。
まずオープニングのスケール感には「うぉぉ!!」となった。そして面白かったのが、古代ローマ側のメンツの顔が濃いぃこと。逆に平たい顔族には老人や若干貧相に見える役者を配して薄さを強調することで、よりローマ人側の濃さを際立たせている。これは良いキャスティングだなぁと感じた。ルシウス役の阿部寛が古代ローマ人に見えてくるから不思議だ。また原作にはないキャラだという上戸彩の役もハマっていたと思う。阿部寛のコメディセンスと上戸彩の少しオーバー気味の演技の相性が合っていた。
ただストーリー的には起伏が無く、現代日本にタイムスリップして、風呂トイレの技術をパクり戻って古代ローマのテルマエ(風呂)に活かすというくだりを4回繰り返していて、かなり薄味だ。細かい理屈はぬきにして観ればコメディとしては充分楽しめる。タイムスリップ中の大音量オペラは、まるで作り手側が“考えないで!理屈抜きでヨロシク”というメッセージを発しているかのようだ。確かにそうして観れば、笑えるし楽しいし、風呂上がりのような気分で映画館をあとにする事ができる。
笑ってリラックス!そしてまた、ひとがんばり
面白かった、大真面目に作っている感じが素晴らしいです。家族で楽しみました。
古代ローマがとても生き生きと描かれていて、その中にローマンな日本人キャストが妙にしっくりしてて。まず、それだけで笑っちゃいました。
場所も時間も飛び越えての見聞に、イチイチ目を剥いて驚くルシウス役の阿部 寛が面白かったです。それに、市村 正親!登場する度「おぉ〜」の貫禄、よくぞキャスティングしてくださいました。
可愛い漫画家の卵が、じいちゃん達のおおらかな優しさやルシウスのプロ意識に触れて、元気を取り戻すのも良かったです。
ホカホカとリラックスして、またひとがんばり。五月病予防は、お風呂かもよ。
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