劇場公開日 2012年4月28日

テルマエ・ロマエのレビュー・感想・評価

全138件中、1~20件目を表示

3.5平たい顔族に生れて良かった(笑)

2024年1月30日
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鑑賞方法:TV地上波

笑える

過去鑑賞作(TV地上波)のレビュー。

肩の力を抜いて、こたつにでも入りながら、あるいは半身浴でもしながら気楽に観られるコメディ映画。

原作が奇想天外なので、映像化されたときは大丈夫なのか?と思って映画館には足を運ばなかったのだが、大ヒットしていた模様。この映画でヤマザキマリ女史が世に出たと言っても過言ではないだろう。

多少、作り込みの甘さを感じるところもあって採点は3.5にさせてもらったが、俳優陣の演技は良い感じ。特に阿部寛の演技は良いです。彼は、コミカルな映画やドラマで真面目な役を演じさせると最高な役者だと思う。本作でも、風呂作りに命をかけて一生懸命やればやるほど面白くなっていく(笑)。

市村正親の舞台役者っぷりと阿部寛に負けず劣らず濃い北村一輝もいい味を出している。

温泉好き、阿部寛好き、ヤマザキマリ好きな私にとっては好きな作品。

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TS

3.0古代ローマ帝国の浴場設計技師を主人公とするのはなかなかマニアック。...

2024年1月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

古代ローマ帝国の浴場設計技師を主人公とするのはなかなかマニアック。
タイムスリップの背景がよく分からないがそこそこおもしろかった。
毎回上戸彩の近くにタイムスリップするのは何か理由があるのか、それとも単に上戸の登場回数を増やしたいという製作者サイドの意図か。
上戸が古代ローマでの生活にすぐに馴染んでいるのがおもしろい。

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省二

3.0前半笑う

2023年7月29日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

萌える

キャスティング最高。
ローマ人にまぎれても、日本人俳優の濃い顔族はまったく違和感無い。

映画は漫画の原作部分にある、前半と、
映画オリジナル部分の後半に分かれる。

前半部分は面白い。
爆笑まではいかないけれども、声をあげて笑ってしまう場面がけっこうある。
後半が残念。
無理に上戸彩さんのオリジナルキャラを登場させる必要性がわからない。
漫画連載もまだ終わってないから、
映画ではどうオチをつけるか悩みどころだろうな~とは思うけど
シリアス方面に持っていくにしろ
温泉の温度よりヌルイ感じだった。

原作も読み切り形式のものなので、
映画でも全編を通しての一本通ったあらすじのようなものは無い。
随所の小ネタを楽しめるか否かが評価の分かれ目かもしれない。

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こまめぞう

5.0平たい顔族、、、。

2023年6月2日
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楽しい

幸せ

ウォシュレットの下りとか涙が出る程笑った大爆笑の渦!一家団欒にオススメ。阿部寛の顔が濃いい〜あの恍惚の表情だけでも笑えるのに、次から次へと笑いのテンポは留まるところを知らない。
全てを忘れて笑いに身を委ねれば、ウォータースライダーに乗りたくなります。

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ホビット

4.0お風呂の作品って惹かれますよね笑

2023年4月29日
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楽しい

なぜでしょう?
お風呂を舞台にする作品って、なんか惹かれてしまいます。
私もスパ銭好きだからでしょうか?笑

まずこの作品は、キャラクターが秀逸です。
配役もベストで、見ていて飽きません。

ストーリーも分かりやすくて面白く、
古代ローマを扱ってはいるけれど、複雑さは無いです。

お風呂を利用して一つ一つ困難を乗り越えていくのがとてもおもしろいです。
何度見ても飽きないと思います。

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りりか

3.5えーと、ギンレイホールで『桐島…』と同じ日に見た記憶

2023年4月23日
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鑑賞方法:映画館

上戸彩の扱いに引っ掛かりを覚えるが、まあ楽しかったのでね。古代ローマ人を顔の濃い役者にやらせるという開き直りが…好き。

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なお

4.5日本の風呂文化を学ぶ古代ローマ人を描いた王道喜劇

2023年4月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

古代代ローマと現代日本という異質な国と時代を舞台にしたユニークな作品である。

主人公は古代ローマの公衆浴場設計者であり、現代日本へのタイムスリップを繰り返しながら、古代ローマの大衆浴場に日本の銭湯文化、科学技術を取り入れて成功を収めていく。古代ローマと現代日本を大衆浴場という接点で結びつけてしまった着想に脱帽したが、主人公の真面目さが堪らなく可笑しい。

国を超え、時空を超えても、主人公は古代ローマの大衆浴場設計者として大真面目に振る舞う。現代日本を同時代の平たい顔族(日本人)の国だと信じて疑わない。また、特に、古代ローマの部分は建物、街並みのセットも立派で、主人公以外も真剣に演技をしている。歴史上の人物(皇帝)も登場するので歴史劇を観ているような雰囲気がある。

喜劇の王道は、本作のように、場違いな場所、状況で、役者が真面目、真剣に振る舞うことだと言われる。邦画では『男はつらいよ』が典型である。主人公である寅さんは、いつも大真面目で恋愛をしているが、それが叶わぬ恋であること、寅さんの気持ちが一方通行であることを観客は熟知してる。故に、寅さんが大真面目になればなるほど、観客は爆笑する。観客を無理に笑わせようとして可笑しなことをしたり、突飛な行動をする必要はないのである。

また、主人公はウォシュレットも古代ローマに取り込むが、自動化、電化したものは、奴隷がやっているだと誤解した結果である。しかし、主人公の誤解に無理はなく納得してしまう。意図的か否かは分からないが、自動化、電化といっても、所詮、人間が手動でやってきたことの置き換えにすぎないという科学技術に対する痛烈な皮肉になっている。

友人に勧められるままに、事前情報を一切収集出来ずに観たが、想像以上だった。王道の喜劇をベースにしながら、歴史劇、科学技術への問題提起を盛り込んだ傑作であった。

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みかずき

3.5「テルマエ・ロマエ」はラテン語で「ローマの浴場」のこと。

2023年3月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2012年4月公開
原作・ヤマザキマリ
監督・脚本:竹内英樹
主演:阿部寛、上戸彩

NHKのBSで観ました。
観たのは10年ぶりです。
10年前の印象はただひとつ。
「阿部寛の肉体美」でした。
今回の再見では確かに阿部さんの全裸・入浴シーンが多いのですが、
ムキムキではなくてごく自然な肉体美という印象で、
その後に観た鈴木亮平の「変態仮面」の彫像のように美しい肉体とは違い、
ボディビルなどで特に鍛えてない自然な・・・という意味です。

内容は古代ローマ人がタイムスリップして現代日本の銭湯に現れる。
ここまでは覚えていましたが、
これ程頻繁に何回も行き来していたとは?
タイムスリップの度に黒服のパバロッティを普通にしたような
変な外人がオペラを熱唱。
BGMにはテーマ曲の「誰も寝てはならぬ」以外にも多数のオペラ曲が、
・・・「蝶々夫人」なども使われています。

紀元前138年古代ローマ。
浴場設計技師のルシウス(阿部寛)がローマ皇帝ハドリアヌス(市村正親)に
公衆浴場の設計を任されて、アイデアに詰まる度に現代日本に、
現れてアイデアを頂き、その斬新なアイデアが皇帝に痛く感心される。
まあ2000年以上の文化の差があり、驚くのも当然なのですが、
ウォッシュレットのトイレに驚いたり、泡風呂や、シャワーの他、
子供が石鹸の泡に目が染みないように使う
シャワーキャップとかフルーツ牛乳などの小ネタも多い。

古代ローマ人を日本人俳優が演じたことで、
「濃い顔」を「よくぞこれだけ揃えた」
と当時の観客たちに言われたそうです。
濃い顔の人とは、
阿部寛、北村一輝、市村正親、宍戸開、竹内力。
ねぇ、やはり濃いですねー。
実は彼らは市村(上半身)以外、ローマ風呂に入らないのですね。
それは意図したらしく、日本人も、お風呂に入るのは、
全員ご老人ばかり。
目の保養にはなりません。
そのため余計に、阿部寛の濃い顔のイケ面ぶりが目立つのは、
多分意図して区別化したのだと思います。
10年前の上戸彩ちゃん。
今現在の好感度満点の美しさからすると、かなりイモ姉ちゃん。
(すいません!!)
役柄も漫画家志望の傍ら派遣社員をする山越真美の役。
衣装がまたヘンテコ。
でもルシウスをモデルに漫画を書こうと、ラテン語を猛勉強。
オマケに真実(マミ)まで古代ローマにタイムスリップ。
真実はルシウスに恋心を持つのですが、残念ながら
恋には発展しません。
しかしタイムスリップの定番とも言える、
真実は紀元前138年当時のローマ帝国史を知っているけど、
ルシウスは当然未来を知らない訳です。
それで歴史を改変しないように真実がサポートする。
という訳です。
この映画は大ヒットを記録。
日本各地の温泉地ロケに加え、
イタリアのチネチッタでのオープンセットで1000人のエキストラによる
2週間に及ぶ撮影が行われたそうです。
(今では考えられない贅沢で潤沢な資金力)
キャッチコピーは、
「ひとっ風呂、タイムスリップしませんか。」
「時空を超えた入浴スペクタル」

それにしてもイタリア在住30以上で夫もイタリア人で、
しかもローマ古代史オタク。
ローマ皇帝やローマ帝国史の登場人物の名前が日常的に
会話に飛び交う一家だそう。
そんなバックボーンがリアリティを生むのでしょう。
(ヤマザキマリさんは、テレビでよくお見かけします)

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琥珀糖

4.0とりあえず銭湯へ行こうか。

2023年2月26日
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笑える

楽しい

幸せ

シリアスなシーンがあるが、一部は湯気のようにユーモアで覆われていて、見てる側は飽きなかった。見た後には、温泉に行きたいという気持ちになった。永らく行ってない温泉。家のこじんまりした風呂に入る日々を送っていたが、たまには悪くないと思い、タオルだけ持って銭湯へ向かった。

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盲田里亭

4.5ゆるっとコメディ、でもちゃんとした盛り上がり、面白かったです。

2023年2月13日
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鑑賞方法:TV地上波

金曜ロードショーで鑑賞。小学生の子供は大事なところが見えそうで見えないと面白がって大騒ぎ。
少し気まずくなるシーンはありますが、さら~っとなのでまあ幼い子供もみれると思います。
(子供にはあんまり見せたくないな~というシーンがさら~っとありますがその辺は大人の判断で…)

阿部博さんいいですね。日本人なんだけど、ローマ人と言われれば違和感ない。どっちもいける。
ローマ人役の俳優さん、濃い顔集めてるんだ~と思ったら面白くて。
ゆるいコメディがみたいなあ~って思ってたので今の自分にはちょうど良かった。

コメディらしいコメディというわけではないんだけど、ちょいちょい「ふっ 笑」という笑いが入っていて、癒された。
真面目なシーンもバッチリ入ってますが、さらっとしてそんなに重くないので、見やすいと思います。
おっさんたちがなんかかわいいな~って癒されちゃった。まさか竹内力さんに癒される日が来るなんて。
みんなで協力したりするシーンも素敵だな~ってじ~んわり。
最後の見せ場も、ちょっと感動が入っていて、なんかよかったなあ~って。
温泉みたいに、なんか、ゆ~ったり、心穏やかに見れました。
今の自分にぴったりでした。

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にん

3.5前半だけなら非常に高得点でした

2023年2月12日
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鑑賞方法:TV地上波

総じて普通でした。 前半だけなら非常に高得点でした。 斬新な設定で、 笑いもあり、 楽しめました。 しかし、 後半の はなしは退屈で、 進行速度も遅くなり、 つまらなかったです。 前半の面白さを最後まで引っ張ってほしかったです。

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2.0原作は見ていません。 ショートストーリーをつなげて一本にまとめた感...

2023年1月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作は見ていません。
ショートストーリーをつなげて一本にまとめた感じの出来。
正直、面白いとは思いませんでした。

2013.4.2

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うそつきカモメ

3.0風呂の幸せは時空を超える

2022年11月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

主人公のルシウスは、時空を超えて古代ローマと現代日本を行き来する。そんなことがなぜ可能なのか、そこにへんな理屈をつけないのがいさぎよい。風呂に入ることの幸せを理屈抜きで描く。

空が大きく見える露天の温泉に行きたくなった。

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惑星

4.0阿部ちゃんが好きなので。 阿部ちゃんの濃い顔がローマ人役に合ってま...

2022年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

阿部ちゃんが好きなので。
阿部ちゃんの濃い顔がローマ人役に合ってますね(笑)
共演者のキャラがみんな濃いのもおもしろさを倍増している。
出てくるおじいちゃんも味があります。
初めて観た時は劇場だったけど周りも声を出してウケていたので
そういう意味でも印象深い。
おもしろい阿部ちゃんを観るには最高です。

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よっしー

4.0平たい顔族って

2022年6月5日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

そりゃアンタ(阿部寛)と比べりゃ平たい顔だけどね。
顔が濃く、体格が良い阿部寛しかできない役柄だと感心するが、めちゃくちゃ笑える映画だったなぁ。
とても好きな映画で、何回観ても良いと思える。

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鈴龍

4.0割と原作に忠実

2022年5月31日
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鑑賞方法:映画館

原作は読んでいたので、実写映画ではどうかなあ、と思っていましたが、キャストはまあ、よくこんな(失礼!)濃い面々をそろえたなあと感心したし、ストーリーもテンポ良かった。考え過ぎず見られる娯楽作品でした。

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ひろ

3.5いい湯だな、アハハ

2022年4月11日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

いや〜、たまにはこういうのもいいですね。
何も考えず、世代年齢関わらず楽しめる映画です。

阿部寛をローマ人にするとは考えたものだ。
日本人を平たい顔族というのもまたよく考えたな。
配役が良くて、絵に飽きが来ない。阿部寛も絶妙な演技で、身振り素振りで笑えてしまう。結婚できない男に似ているな笑

古代ローマから現代日本に移動すると、今まで日本語で喋っていた阿部寛がローマ語で話すようになるというのは、非常にわかりやすくて面白かった。これはさぞかし、原作がよくできているんだろうなぁ。映画がなかなか良かっただけに、原作が気になりました。素晴らしい実写化だ。

前半がかなり面白かったのもあって、後半の失速感と見応えの無さにはちょっとガッカリ。完全に面白味を失い、今までの楽しさも欠けた。んー、なんだろうか。少し受け入れにくく、あまりしっくりこないシーンが多かったからかな。上戸彩との関係性も「ん?」って思ったし。

ま、でも、何も考えずに映画を楽しみたい方にはぜひともオススメしたい作品でした。阿部寛、やっぱりいい役者だ。

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サプライズ

4.0いい!

2022年1月30日
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日本のことをもっと好きになる作品
そしておもしろい!

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ともみ

5.0Thermae Romae:ローマの銭湯

2021年12月19日
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鑑賞方法:VOD

昭和から普通にある銭湯がローマ帝国の銭湯設計技師にはまるでドラえもんのひみつ道具のように映る所から作品が幕開け。銭湯にある当たり前過ぎる光景がそんなに感動するものかと思う。ホテルの大浴場ならスタイリッシュだが下町にあるような銭湯なんてとてもじゃないが行く気になれない。銭湯なんだから清潔に決まってるがイメージとして無理(苦笑)。ちなみに温泉法に基づいて経営される温泉と公衆浴場法に基づいて経営させる銭湯、日本列島は法治国家だと実感する瞬間ですね。

日本のコメディーも上手くなった(面白くなった)と思わせる作品。阿部寛にここまでコメディアンとしてのセンスがあるとは思わなかった。残念なのはエンディングでの 市村正親扮する皇帝の決め台詞。これが日本映画らしい悪趣味なのが残念(そう簡単には変わらないか)。独断と偏見の濃い顔リスト 松本潤・長瀬智也(ジャニーズ事務所)、平井堅(アーティスト)、ゴリ(お笑いタレント)、本並健治(元ガンバ大阪GK)、石原良純(俳優)、鈴木亜久里(元F1)、藤岡弘(俳優)、その他。

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HILO

2.5秀逸な設定だがあくまでコメディ

2021年10月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

「テルマエ・ロマエ」は2012年4月28日公開。阿部寛主演作品。監督は「翔んで埼玉」で日本アカデミー賞を受賞した武内英樹です。原作はヤマザキマリの同名漫画です。

設定が秀逸なのは原作の通りですね。
キャスティングも阿部寛、北村一輝など濃い顔の日本人をあえて起用し、古代ローマの雰囲気を違和感なく再現しているのは見事であります。

あくまでコメディとして気を抜いて見る映画であり、ストーリーは稚拙で退屈です。場転の謎な演出もサブいです。家族で笑ってみるもので本腰を入れてみるものではないですね。

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ロロノアゾロ