テルマエ・ロマエのレビュー・感想・評価
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おもしろかった。原作は知らない方が楽しめると思う。
マンガの実写化はすごく難しいと思いますが、実写化する場合は3パターンあると思います。
1・原作と同じにしようとする。
2・原作のエピソードをうまく使って、つかず離れずのオリジナルストーリーを作る。
3・キャラや設定だけ使って、まったく新しいオリジナルストーリーを作る。
1の場合は、必ず原作と違うから許せないという批判が出るし、2の場合はつなぎうまくいかず、内容がよくわからなくなることがあるので、最近はやっているのは3のパターン。興行的にも成功しているものが多い。
だけれども個人的には2のパターンが大好きで、最近見た中では、「アフロ田中」や「ライアーゲーム再生」なども、これに含まれると思う。
この映画は、全体的には大好きな2のパターンで、つなぎ方もうまくいっていました。
最初のところはほぼ原作どおりで、1のパターンでいくのか?と思ったけど、最終的には2のパターンになった。
この橋渡しをして、うまくつないでいたのが上戸彩さんの演じている役でした。
原作に出てくる住宅設備機器の展示場の女性だとすれば、すごくうまくふくらましてストーリーに組み込んであったし、なおかつ上戸さんがとても可愛く、上手に演じていた。
上戸さんの熱演もあり、感動したのだけれども、テーマ的にちょっとくだらない感じがしたのと、竹内力さんが浮いていたのが残念かな?
でも全体的にはかなりお勧めのいい映画だと思います。
映画もまた良し
上戸彩でなければ成立しなかった!阿部寛でなければ・・、モチロン作れなかった!
なんと馬鹿馬鹿しい(´・Д・)」
馬鹿馬鹿しいが、サイコーだ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
素晴らしい!!!
邦画の底力?
日本人の才能てのを、トクと・・ごろうじろ!とな♪───O(≧∇≦)O────♪
イタリアの公開で大爆笑をさらったとか?
いや、イタ公にも笑いが分かるのねo(`ω´ )o?
クールジャパンとは〜こゆ事(つД`)ノ
☆評価は・・
DVD100円基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎◎◎◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇◇
観た後の行きたいお店】
湯布院は日本の財産・世界に誇る温泉地です( ̄^ ̄)ゞキリッ
観た後の飲みたいお酒】
イタリアワイン♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
伯爵品質保証作品に認定!
・・見て損は無い!いや・・
見なければならない(=´∀`)人(´∀`=)♪
>目がッ!目がぁぁぁ〜ッ!
彼らは確かに平たい顔族じゃない
うん。顔が濃い。よくぞこんだけ集めたってくらい顔の濃いキャスト達によるコメディー映画です。
阿部寛っていうのははまり役だったと思います。顔濃いし。演技もコミカルだし。
全体的にも頑張って原作の雰囲気を再現して、その中でも映画ならではの部分を作っていて良かった。風呂でおぼれて流されていくときの映像とか、あれだけちゃちくても、逆に笑えたし。クラシックもなぜかマッチしていたし。
唯一の微妙なところは無理やりラブストーリーをくっつけて2時間弱の中で起承転結を作ったところ。いやまぁ、映画である以上仕方ないことなんだけれども・・・。原作でもラブストーリー始まるかもしれないし。でもやっぱり、何か違う気がしてなりませんでした。そこだけ残念。
恐るべし、平たい顔族
映画「テルマエ・ロマエ」(武内英樹監督)から。
くだらない・・と思いながら、知らず知らずのうちに
観続けてしまった、古代ローマの公衆浴場作品。(笑)
歴史が変わっちゃうから、未来のものを持ち込んじゃだめ、
そんな言い訳は関係なく、ちょっとアレンジして
日本の風呂文化を、古代ローマに活用するなんて面白い。
特に笑えるのは、キャスティングの妙。
古代ローマ人役の俳優は、外国人と間違えるような、
やや日本人離れした彫りの深い俳優陣たちで揃えたのに対し、
現代日本人役は、・・・(汗)なるほどな。
「彫りの深い顔」とは、彫ったような凹凸のある顔だが、
典型的な日本人の顔はどんな特徴があるだろうと考えていたら、
「恐るべし、平たい顔族」の台詞が跳び出し、大笑いした。
「日本人」イコール「平たい顔」ねぇ、
もちろん私も、典型的な「平たい顔族」の仲間だな。
P.S.
ローマ人(のはず)なのに、彼らの台詞が時代劇調で可笑しい。
「ありがたき幸せ」「御無礼は、重々承知致しております」
「大儀であった」・・
バカバカしくって下らない原作を生真面目に演じるコントラスト
救いは阿部寛さんだけ
原作未読の鑑賞がおすすめ!!
はっきり言おうオリジナル要素はいらなかったと!
原作が好きなので実写映画はどうかと思い見るのを渋っていましたが評判が良いそうなので見ました。
古代ローマのセットもリアルで雰囲気出ていましたし、特に大浴場はかなり良くできていました。主人公ルシウスがタイムスリップするシーンはシンプルな演出でうまく表現されていたと思います(変にCGを多用すると安っぽくなってしまいますからね)。
そしてなによりも素晴らしいのが阿部さん演じるルシウス、見た目からしてイメージにピッタリで、日本の銭湯や風呂の設備でいちいち驚く演技は最高で、大爆笑してしまいました。
でもって、オリジリナルのヒロインとの絡みですが、これまったくいらないです。ルシウスの出現する場所に必ず居合わせるというだけでもご都合主義なのに、漫画家を目指す田舎娘って、どんだけ浅はかな設定ですか。
さらにルシウスと一緒に古代ローマにタイムスリップして、周囲の人間もそれにつられて過去に行くわけですが、これでは時間を越えるという本作の肝といえる設定が非常に安っぽい印象を与えてしまいます。
原作自体ヒロインらしいヒロインが無いのですから、映画も無理にヒロインを造らず、前半のノリで突っ走って欲しかったです。
ローマ人
新しいことやろうとはしてるけど(´・ω・)y-~
古代ローマ人が現代の日本にタイムスリップして、その風呂の技術を持ち帰って自分たちの風呂に採用し続けるとう話だけど・・・
まず日本の「平たい顏族」の風呂からざばっと出て来るその絵で、とんでもない違和感と異物感、そして出落ち感の両方が出ないとこの手の映画はまず成立しないわけですな( ゚Д゚)y─┛~~
この古代ローマ人を現役のハリウッドスターが演じてたりしてれば、それこそとてつもなく面白い映画になると思うけど、さすがに今の日本映画界ではそれは厳しい。
そこで欧米人に限りなく近い、つまり「顏の彫が深い」日本人の俳優を起用するしかなく、そこで阿部寛をルシウスに起用したのは現状では仕方がない・・・と言うかこれが大正解Σd(゚∀゚d)イカス!
最初に銭湯の浴槽からざばっと出て来る時は、風呂に入ってる日本人を必要以上に弱々しいと言うか、ぶっちゃけしょぼい「平たい顏族」に描くことで阿部ちゃんがローマ人だということに説得力がついてる(・∀・)
と言うか阿部ちゃんのローマ人はかなりはまってると思う(゚д゚)イーヨイイヨー
それ以外にも市村正親、宍戸開、北村一輝等彫の深い俳優陣も古代ローマ人を熱演してて相当頑張ってると思う(。_。(゚д゚(。_。(゚д゚ )ウンウン
最初の古代ローマの街並みとか、公衆浴場のセットなんて邦画の中でも相当努力してるし、かなり大がかりなセットは話のスケール感を出すにも一役買ってる(・∀・)
最初に画面の左端にBILINGUALっていうスーパーが出たり、他の外人役者の台詞を吹き替えにしてるのも、一種の言い訳ではあるけど方向性としてはありだと思う(^_^)
ただそれをするなら、阿部ちゃんとか日本人のローマ人も、地声で日本語を話させないで吹き替えっぽく台詞と口の動きを外さなきゃ(;´∀`)
とまあここまではいいんだけど・・・
上戸彩が一緒に古代ローマにタイムスリップするのはどうだろ?(;・∀・)
そこで「どうしよう!歴史が変わっちゃう!!」何て言ってるけど、もはやルシウスが平たい顏族から風呂の技術を色々観てきてそれを採用して作ってる段階で歴史変わってるだろ!!!ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
さらに他の日本人までがタイムスリップして、戦場にテルマエを作れと言われて最初その数人で岩を持ってきて温泉を掘って・・・っていう流れは現実離れし過ぎてないか?
だって笹野高史はじめみ~んな年取ってる感じだし、そこで何の道具や工具もないのに温泉宿に仕上げるって無理だろ~。
て言うか年寄りに力仕事をさせるなっつうんだヽ(`Д´)ノ
しかも旅館の主人が風呂の作り方まで分かるか???
さらにせっかく竹内力を出してるんだから、もう少しキャラを生かさなきゃ(;´∀`)
つうか竹内力の顔の彫の深さだったら、この映画なら十分ローマ人役でOKだと思うけど、なぜかここでは日本人にしてるんだよな~(^_^;)
そこでまあ負傷した兵士を癒す場所として徐々にでかくなっていくわけだけど、それで戦に勝つという流れが速攻で進むからここにカタルシスがなくなってる。
途中ルシウスが「私は自分のアイデアではなく、平たい顏族の技術を盗んで今までテルマエを作ってきた・・・」なんて反省するシーンがあるけど、上戸彩の田舎の温泉宿が経営難っていう設定をわざわざ作ってるんだから、ここでローマ人から学び取ってそれを帰った時に生かして温泉宿を立て直すっていう流れが当然あるかと思いきや・・・
全っっっ然それがない(´Д`)ハァ…
文明が発達してない古代ローマ人を、文明が発達した現代日本人が上から目線で描いてる部分しか目につかない。
文明が発達した現代こそ、古代人から学ぶべきものがある!!!
こういうメッセージ性があって然るべきだ(`・д・´)9m ビシッ!!
それから日本で上戸彩がお見合いした見合い相手はどうしたの???
この時ルシウスはワニの檻にタイムスリップしてるけど・・・どうやって外に出たのかね~?(゚∀゚)
でかい男根祭りのシーンがちょろっと挟んであるけど、あれその後何にも使わないのも納得がいかん(;゚д゚)
あと上戸彩がラテン語を話せるようになるっていう設定はかなり無理がある(;´Д`)
ラテン語なんてそんな簡単に習得できるもんじゃない!!俺は勉強したことあるから分かる!!!
つうか外国語がそんな簡単に話せるようになってたまるか!!!( ゚Д゚)ゴルァ!!
ラスト近くで上戸彩始め日本人が現代に帰るところで、どうして水に使ったりしないで戻れるんだ???
このあたりの設定が曖昧だから何かぼんやりする(;´д`)=3
映画化するにあたって、原作にはないスケール感を出そうとして色々考えたんだろうけど、ちょっとその部分が適当になってるかなと(´・ω・`)
でも方向性は悪くないし、ディテールの部分さえもっとブラッシュアップすれば十分面白い映画になったと思うから残念_| ̄|○
何も考えずに楽しみましょう
原作は未見ですが、特に気にすることはないです。
難しいことを考えずに肩の力を抜いて見れば良いと思います。
馬鹿馬鹿しい話を真面目に作ってる感がいいです。
時節柄、ハラハラドキドキよりもこういう笑える作品の方が良かったというのもあるかも。
異世界と現代日本が繋がるという設定にありがちな「主人公らの行動でこちらの世界が大混乱に陥る」という描写も、本作にはなく。
細かい突っ込み所はあるのでしょうけど、BGMのオペラを聞いていたらどうでも良くなる。
笑いを狙って作っている箇所は随所にあると思うのですが、昨今のお笑い芸人のような押しつけがましさも感じなかったです。
後半の展開はオリジナルだそうですが、変に盛り上げようとしていないので、肩の力を抜いて見れば自然と入って行けるかなと。
一年間走り続けてきた日本への、ほんの一服清涼剤といった感じです。
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