テルマエ・ロマエのレビュー・感想・評価
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主演キャスト陣が日本人なのに、話の中でローマ人として成立させてるのすごい
世界史が好きなので鑑賞。主演キャスト陣が日本人なのに、話の中でローマ人として成立させてるのすごい。特に阿部寛の顔の濃さは頭ひとつ抜けてる。大量のローマ人のエキストラに囲まれても違和感なし。
脇役陣もよい味出てた。おじいちゃんたちの演技が可愛いし、話し方とか間がリアルで周りにいそう。
ふだんシャワーしか浴びないけど、これ観て風呂入りたくなった。今日は湯槽に浸かろっと。
ワルノリ映画
原作を読んでいる人には許容できなかったかもしれません。
そう! この映画は、漫画を読んでオモシロイ!と思った人が、ワルノリで作り上げた映画に ほかなりません。
私は原作を読んでいません。なので、楽しめちゃいました。 …、すみません。
本当に、着想が良いですねぇ。原作者のテレビインタビューをたまたま見てましたが、なんでも
”ローマ人が日本の銭湯の湯船に飛び出したイラストを描いたら、なんだか可笑しくて一人でずっと笑ってた。そのイラストの為に自己満足で作った漫画なので、売れてびっくりしている”
という事をおっしゃってました。
練り上げられたものだけが、優れたエンターテイメントではありません。
この着想はとても楽しめました。
それに、ワルノリ映画にしては・割と・よく出来ています。
阿部寛、市村正親のキャストは ドハマリ
舞台装置も・それなりに・作ってます。
後半 理屈っぽくなった分 確かにダラケますが、
序盤のセリフ「顔が…平たい」で、ハマリ込んでしまいました。
平たい顔族に生れて良かった(笑)
過去鑑賞作(TV地上波)のレビュー。
肩の力を抜いて、こたつにでも入りながら、あるいは半身浴でもしながら気楽に観られるコメディ映画。
原作が奇想天外なので、映像化されたときは大丈夫なのか?と思って映画館には足を運ばなかったのだが、大ヒットしていた模様。この映画でヤマザキマリ女史が世に出たと言っても過言ではないだろう。
多少、作り込みの甘さを感じるところもあって採点は3.5にさせてもらったが、俳優陣の演技は良い感じ。特に阿部寛の演技は良いです。彼は、コミカルな映画やドラマで真面目な役を演じさせると最高な役者だと思う。本作でも、風呂作りに命をかけて一生懸命やればやるほど面白くなっていく(笑)。
市村正親の舞台役者っぷりと阿部寛に負けず劣らず濃い北村一輝もいい味を出している。
温泉好き、阿部寛好き、ヤマザキマリ好きな私にとっては好きな作品。
古代ローマ帝国の浴場設計技師を主人公とするのはなかなかマニアック。...
古代ローマ帝国の浴場設計技師を主人公とするのはなかなかマニアック。
タイムスリップの背景がよく分からないがそこそこおもしろかった。
毎回上戸彩の近くにタイムスリップするのは何か理由があるのか、それとも単に上戸の登場回数を増やしたいという製作者サイドの意図か。
上戸が古代ローマでの生活にすぐに馴染んでいるのがおもしろい。
笑える
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古代ローマの建築技師である阿部がタイムスリップで現代日本へ。
そこで見た風呂を丸パクリしてその斬新さが受け当世で有名になる。
何度も現代へ行くうち、古代語を学んだ上戸と親しくなる。
そして今度は上戸やその周辺の人がローマへタイムスリップする。
阿部は戦場に温泉がわいている事を発見、風呂を作る事を提案。
それが皇帝に認められ、戦争も勝ってハッピーエンド。
上戸らは元の世界に帰るが、またまた阿部がタイムスリップ。
こうして2へと続くのだった。
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阿部の新鮮な演技が良かった。おもしろかった。
テルマエとは風呂の事らしい。
前半笑う
キャスティング最高。
ローマ人にまぎれても、日本人俳優の濃い顔族はまったく違和感無い。
映画は漫画の原作部分にある、前半と、
映画オリジナル部分の後半に分かれる。
前半部分は面白い。
爆笑まではいかないけれども、声をあげて笑ってしまう場面がけっこうある。
後半が残念。
無理に上戸彩さんのオリジナルキャラを登場させる必要性がわからない。
漫画連載もまだ終わってないから、
映画ではどうオチをつけるか悩みどころだろうな~とは思うけど
シリアス方面に持っていくにしろ
温泉の温度よりヌルイ感じだった。
原作も読み切り形式のものなので、
映画でも全編を通しての一本通ったあらすじのようなものは無い。
随所の小ネタを楽しめるか否かが評価の分かれ目かもしれない。
お風呂の作品って惹かれますよね笑
なぜでしょう?
お風呂を舞台にする作品って、なんか惹かれてしまいます。
私もスパ銭好きだからでしょうか?笑
まずこの作品は、キャラクターが秀逸です。
配役もベストで、見ていて飽きません。
ストーリーも分かりやすくて面白く、
古代ローマを扱ってはいるけれど、複雑さは無いです。
お風呂を利用して一つ一つ困難を乗り越えていくのがとてもおもしろいです。
何度見ても飽きないと思います。
えーと、ギンレイホールで『桐島…』と同じ日に見た記憶
上戸彩の扱いに引っ掛かりを覚えるが、まあ楽しかったのでね。古代ローマ人を顔の濃い役者にやらせるという開き直りが…好き。
日本の風呂文化を学ぶ古代ローマ人を描いた王道喜劇
古代代ローマと現代日本という異質な国と時代を舞台にしたユニークな作品である。
主人公は古代ローマの公衆浴場設計者であり、現代日本へのタイムスリップを繰り返しながら、古代ローマの大衆浴場に日本の銭湯文化、科学技術を取り入れて成功を収めていく。古代ローマと現代日本を大衆浴場という接点で結びつけてしまった着想に脱帽したが、主人公の真面目さが堪らなく可笑しい。
国を超え、時空を超えても、主人公は古代ローマの大衆浴場設計者として大真面目に振る舞う。現代日本を同時代の平たい顔族(日本人)の国だと信じて疑わない。また、特に、古代ローマの部分は建物、街並みのセットも立派で、主人公以外も真剣に演技をしている。歴史上の人物(皇帝)も登場するので歴史劇を観ているような雰囲気がある。
喜劇の王道は、本作のように、場違いな場所、状況で、役者が真面目、真剣に振る舞うことだと言われる。邦画では『男はつらいよ』が典型である。主人公である寅さんは、いつも大真面目で恋愛をしているが、それが叶わぬ恋であること、寅さんの気持ちが一方通行であることを観客は熟知してる。故に、寅さんが大真面目になればなるほど、観客は爆笑する。観客を無理に笑わせようとして可笑しなことをしたり、突飛な行動をする必要はないのである。
また、主人公はウォシュレットも古代ローマに取り込むが、自動化、電化したものは、奴隷がやっているだと誤解した結果である。しかし、主人公の誤解に無理はなく納得してしまう。意図的か否かは分からないが、自動化、電化といっても、所詮、人間が手動でやってきたことの置き換えにすぎないという科学技術に対する痛烈な皮肉になっている。
友人に勧められるままに、事前情報を一切収集出来ずに観たが、想像以上だった。王道の喜劇をベースにしながら、歴史劇、科学技術への問題提起を盛り込んだ傑作であった。
「テルマエ・ロマエ」はラテン語で「ローマの浴場」のこと。
2012年4月公開
原作・ヤマザキマリ
監督・脚本:竹内英樹
主演:阿部寛、上戸彩
NHKのBSで観ました。
観たのは10年ぶりです。
10年前の印象はただひとつ。
「阿部寛の肉体美」でした。
今回の再見では確かに阿部さんの全裸・入浴シーンが多いのですが、
ムキムキではなくてごく自然な肉体美という印象で、
その後に観た鈴木亮平の「変態仮面」の彫像のように美しい肉体とは違い、
ボディビルなどで特に鍛えてない自然な・・・という意味です。
内容は古代ローマ人がタイムスリップして現代日本の銭湯に現れる。
ここまでは覚えていましたが、
これ程頻繁に何回も行き来していたとは?
タイムスリップの度に黒服のパバロッティを普通にしたような
変な外人がオペラを熱唱。
BGMにはテーマ曲の「誰も寝てはならぬ」以外にも多数のオペラ曲が、
・・・「蝶々夫人」なども使われています。
紀元前138年古代ローマ。
浴場設計技師のルシウス(阿部寛)がローマ皇帝ハドリアヌス(市村正親)に
公衆浴場の設計を任されて、アイデアに詰まる度に現代日本に、
現れてアイデアを頂き、その斬新なアイデアが皇帝に痛く感心される。
まあ2000年以上の文化の差があり、驚くのも当然なのですが、
ウォッシュレットのトイレに驚いたり、泡風呂や、シャワーの他、
子供が石鹸の泡に目が染みないように使う
シャワーキャップとかフルーツ牛乳などの小ネタも多い。
古代ローマ人を日本人俳優が演じたことで、
「濃い顔」を「よくぞこれだけ揃えた」
と当時の観客たちに言われたそうです。
濃い顔の人とは、
阿部寛、北村一輝、市村正親、宍戸開、竹内力。
ねぇ、やはり濃いですねー。
実は彼らは市村(上半身)以外、ローマ風呂に入らないのですね。
それは意図したらしく、日本人も、お風呂に入るのは、
全員ご老人ばかり。
目の保養にはなりません。
そのため余計に、阿部寛の濃い顔のイケ面ぶりが目立つのは、
多分意図して区別化したのだと思います。
10年前の上戸彩ちゃん。
今現在の好感度満点の美しさからすると、かなりイモ姉ちゃん。
(すいません!!)
役柄も漫画家志望の傍ら派遣社員をする山越真美の役。
衣装がまたヘンテコ。
でもルシウスをモデルに漫画を書こうと、ラテン語を猛勉強。
オマケに真実(マミ)まで古代ローマにタイムスリップ。
真実はルシウスに恋心を持つのですが、残念ながら
恋には発展しません。
しかしタイムスリップの定番とも言える、
真実は紀元前138年当時のローマ帝国史を知っているけど、
ルシウスは当然未来を知らない訳です。
それで歴史を改変しないように真実がサポートする。
という訳です。
この映画は大ヒットを記録。
日本各地の温泉地ロケに加え、
イタリアのチネチッタでのオープンセットで1000人のエキストラによる
2週間に及ぶ撮影が行われたそうです。
(今では考えられない贅沢で潤沢な資金力)
キャッチコピーは、
「ひとっ風呂、タイムスリップしませんか。」
「時空を超えた入浴スペクタル」
それにしてもイタリア在住30以上で夫もイタリア人で、
しかもローマ古代史オタク。
ローマ皇帝やローマ帝国史の登場人物の名前が日常的に
会話に飛び交う一家だそう。
そんなバックボーンがリアリティを生むのでしょう。
(ヤマザキマリさんは、テレビでよくお見かけします)
とりあえず銭湯へ行こうか。
シリアスなシーンがあるが、一部は湯気のようにユーモアで覆われていて、見てる側は飽きなかった。見た後には、温泉に行きたいという気持ちになった。永らく行ってない温泉。家のこじんまりした風呂に入る日々を送っていたが、たまには悪くないと思い、タオルだけ持って銭湯へ向かった。
ゆるっとコメディ、でもちゃんとした盛り上がり、面白かったです。
金曜ロードショーで鑑賞。小学生の子供は大事なところが見えそうで見えないと面白がって大騒ぎ。
少し気まずくなるシーンはありますが、さら~っとなのでまあ幼い子供もみれると思います。
(子供にはあんまり見せたくないな~というシーンがさら~っとありますがその辺は大人の判断で…)
阿部博さんいいですね。日本人なんだけど、ローマ人と言われれば違和感ない。どっちもいける。
ローマ人役の俳優さん、濃い顔集めてるんだ~と思ったら面白くて。
ゆるいコメディがみたいなあ~って思ってたので今の自分にはちょうど良かった。
コメディらしいコメディというわけではないんだけど、ちょいちょい「ふっ 笑」という笑いが入っていて、癒された。
真面目なシーンもバッチリ入ってますが、さらっとしてそんなに重くないので、見やすいと思います。
おっさんたちがなんかかわいいな~って癒されちゃった。まさか竹内力さんに癒される日が来るなんて。
みんなで協力したりするシーンも素敵だな~ってじ~んわり。
最後の見せ場も、ちょっと感動が入っていて、なんかよかったなあ~って。
温泉みたいに、なんか、ゆ~ったり、心穏やかに見れました。
今の自分にぴったりでした。
前半だけなら非常に高得点でした
総じて普通でした。 前半だけなら非常に高得点でした。 斬新な設定で、 笑いもあり、 楽しめました。 しかし、 後半の はなしは退屈で、 進行速度も遅くなり、 つまらなかったです。 前半の面白さを最後まで引っ張ってほしかったです。
風呂の幸せは時空を超える
主人公のルシウスは、時空を超えて古代ローマと現代日本を行き来する。そんなことがなぜ可能なのか、そこにへんな理屈をつけないのがいさぎよい。風呂に入ることの幸せを理屈抜きで描く。
空が大きく見える露天の温泉に行きたくなった。
阿部ちゃんが好きなので。 阿部ちゃんの濃い顔がローマ人役に合ってま...
阿部ちゃんが好きなので。
阿部ちゃんの濃い顔がローマ人役に合ってますね(笑)
共演者のキャラがみんな濃いのもおもしろさを倍増している。
出てくるおじいちゃんも味があります。
初めて観た時は劇場だったけど周りも声を出してウケていたので
そういう意味でも印象深い。
おもしろい阿部ちゃんを観るには最高です。
平たい顔族って
そりゃアンタ(阿部寛)と比べりゃ平たい顔だけどね。
顔が濃く、体格が良い阿部寛しかできない役柄だと感心するが、めちゃくちゃ笑える映画だったなぁ。
とても好きな映画で、何回観ても良いと思える。
割と原作に忠実
原作は読んでいたので、実写映画ではどうかなあ、と思っていましたが、キャストはまあ、よくこんな(失礼!)濃い面々をそろえたなあと感心したし、ストーリーもテンポ良かった。考え過ぎず見られる娯楽作品でした。
いい湯だな、アハハ
いや〜、たまにはこういうのもいいですね。
何も考えず、世代年齢関わらず楽しめる映画です。
阿部寛をローマ人にするとは考えたものだ。
日本人を平たい顔族というのもまたよく考えたな。
配役が良くて、絵に飽きが来ない。阿部寛も絶妙な演技で、身振り素振りで笑えてしまう。結婚できない男に似ているな笑
古代ローマから現代日本に移動すると、今まで日本語で喋っていた阿部寛がローマ語で話すようになるというのは、非常にわかりやすくて面白かった。これはさぞかし、原作がよくできているんだろうなぁ。映画がなかなか良かっただけに、原作が気になりました。素晴らしい実写化だ。
前半がかなり面白かったのもあって、後半の失速感と見応えの無さにはちょっとガッカリ。完全に面白味を失い、今までの楽しさも欠けた。んー、なんだろうか。少し受け入れにくく、あまりしっくりこないシーンが多かったからかな。上戸彩との関係性も「ん?」って思ったし。
ま、でも、何も考えずに映画を楽しみたい方にはぜひともオススメしたい作品でした。阿部寛、やっぱりいい役者だ。
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