猿の惑星:創世記(ジェネシス)のレビュー・感想・評価
全169件中、21~40件目を表示
宇宙船イカルス号!
『猿の惑星 エピソード1』的な作品でアンディー・サーキスがシーザーの表情を見事に演じる。
2回程名前が出でくる宇宙船イカルス号。(1時間17分頃に子供が投げ入れる新聞に"イカルス号 遭難か?"など。)
ニュースでイカルス号が火星探査中に消息を立った事が報道されていて、『猿の惑星』(1968)で、チャールトン・ヘストン演じるテイラー達の宇宙船の名前と同じらしい。
他にも過去作とのトリビアを色々調べてる人がいました。
・霊長類保護施設長の息子で、収容動物たちをイジメる男の役名がドッジ・ランドンだが、『猿の惑星』(1968)でテイラーとともに猿の惑星に降り立った白人がランドン、黒人がドッジという役名だった。
・シーザーの母に、ジェームズ・フランコ扮する科学者ウィルが"Bright Eyes" と名づけられるが、『猿の惑星』(1968)で、テイラーがジーラ博士から"Bright Eyes"と名づけられている。
・シーザーやモーリスという名前は過去作でも使われていた。
・他にも今作でシーザーが自由の女神像を組み立ててるシーンがある。
あったっけ?
突然終わる
...............................................................................................................................................
製薬会社勤務の主人公が、投薬されて暴れ出した猿を殺処分。
しかし妊娠していて、その子供を主人公が育てたら天才的な猿だった。
痴呆症対策の薬品だったので、猿が賢くなったとのこと。
そしてこの猿は生体実験用の猿収容所内でリーダーシップを発揮。
その薬を盗んで猿の群れ全体を賢くし、大脱走する。
そして生体実験されている研究所や動物園で仲間たちを救出する。
こうして人間との全面抗争となる中、主人公はボス猿のもとへ。
猿は恩義があるので丁寧に対応するが、自分の居場所はここだという。
そのまま突然終わるが、人間との抗争は続いて行くのだろう。
...............................................................................................................................................
猿の惑星のリメイクかと思ったら、全然違う内容だった。
人間の身勝手さが出ていて、どっちを応援すべきか迷ったわ。
でも人間と戦って猿が勝てるはずがない。武器が違う。
そのあたりは覆すことはできないだろう。
プリクエル(序章)の序章
この映画は何回かみたことありますが
序章なので話の進展はあまりありません
製薬会社で働いてる主人公の新薬を猿が使って知能があがって
人間に反撃する話です
今回は序章なので次作から面白くなると期待したいです
猿の惑星見続けてわかったことは人間とペットは対等ではない
人間と猿 猿と人間 どちらかが叶ず支配する側になるということです
貴族と民のような 人間社会でもかならず支配層のようなものがいる
そういうようなことを訴えている映画でもあるのかもしれません
VFXの素晴らしさは認めるものの、オリジナルの衝撃度には程遠く・・・・・・・!!
シーザー誕生
シーザー(アンディ・サーキス)と名付けられたチンパンジーはウィルによって家族同然に育てられ、母親のDNAの影響で驚異的な知能を示す。ウィルがアルツハイマー治療薬に熱心だったのは父親(リスゴー)の病気を治すためだった。会社ではチンパンジーが暴れまわったためにプロジェクトは中止になったのだが、彼はこっそり試薬を持ち帰り、父親にこっそり投与した。それが驚くべき効果を発揮し、みるみるうちに健常人へと変化したのだ。しかし、3年後にはウィルスを使ったその薬の効果は薄れ、新たにALZ113を開発しようとした。父親を実験台にしてしまったことをボスに報告し、さらに強力な新薬の許可をもらったのだ。しかし、その薬は人間には免疫がなく、パンデミックとなりそうな予感をさせエンディングを迎える。
シーザーはというと、獣医であるキャロライン(ピント)とウィルによって可愛がられていたが、父親のアルツハイマーが再発し、パイロットである隣人とトラブルになったとき、彼を襲ってしまったのだ。そのため霊長類保護施設の檻の中で屈辱と絶望の日々を過ごすことになるが、ここでは動物イジメ大好きな男にいつしか復讐をしようとする。ボス猿をもゴリラと仲良くなり服従させ、オランウータンのモーリスとも仲良くなる。
ナイフを手に入れたシーザーはウィルの実家へと忍び込み、新薬を盗んで刑務所のような檻でその薬を散布する。手懐けた仲間とともに脱走し、やがて動物園や製薬会社も襲って、ゴールデン・ゲート・ブリッジの上で反乱を起こすのだった・・・
オリジナルはかなり尊重されていてコーネリアなんて名前も登場するし、宇宙船イカルス号のニュースも散りばめられていた。なんといってもCGの見事さ、ストーリーはわかりきっているのでしょうがない。お隣のパイロットさんもいい迷惑だったろうけど、父ちゃんにまで暴力ふるっちゃだめだよな。
人類の行方
リアリティ感じさせる映像とストーリー
面白かったです
前作までを観ていないと……
猿の惑星 新たなフェーズはアンディ・サーキスのモーションキャプチャーから始まった
.
自宅で鑑賞。原題"Rise of the Planet of the Apes"。云わずと知れた『猿の惑星('68)』の前日譚だが正確には『猿の惑星・征服('72)』のリメイク。シリーズへのオマージュとも云うべきネーミングや引用が全篇に亘り鏤められている。人類滅亡を示唆するラスト~エンドクレジットも佳い。手話をする類人猿(実在する)はM.クライトン原作『コンゴ('95)』にも登場していた。製作者の背景や物語自体を踏まえ人種差別等の悪評もあるが深読みせず純粋に物語として愉しみたい。続篇製作中。65/100点。
・『キング・コング('05)』でも演じたA.サーキスの“シーザー”は云うに及ばず、キャプチャーされた類人猿は滑らかな動きで違和感を憶えない。クレジットロールのキャストでは、類人猿から紹介され、人間役はその後になっている。亦、撮影済みだったオリジナル版ではJ.フランコ演じる“ウィル・ロッドマン”が死ぬと云うエンディングだったらしい。
・鑑賞日:2012年5月3日(木・憲法記念日)
生命を弄んだツケ
猿の惑星オリジナルの前六部作は、猿をマイノリティに投影し人種差別を浮き彫りにさせた、SFというより強烈に人間社会を皮肉った映画で、人間は核戦争で文明衰退した設定だった。
猿のリーダー•シーザーがいかにして猿の文明を成し得たのか。
地球が滅ぶ直前タイムマシンで過去の人間世界に脱出した猿科学者夫婦が、最初は人間に歓迎されるも次第に迫害されるという状況下で産み落としたのがシーザーだった。この時点でシーザーには他に奴隷にされた猿仲間たちがいて、最初から人間を憎悪して当たり前の環境にあった。
そして歴史はループするのである。
新解釈のジェネシスは、一人の科学者ウィルによって作成されたウイルスが原因になっている。
アルツハイマー病の特効薬の研究に猿が使われ...という設定は、現実に行われていそうだし、音楽家だった父のアルツハイマー病を治したいというウィルの執着も、すんなり受け入れられる。
研究打ち切りになった後、シーザーを家で引き取り、新薬も許可無く父に投与するウィル。倫理的にスレスレの選択ばかりしているのだが、前シリーズと違うのは、「善かれと思って」行われた事が悲劇を引き起こしてしまった事だと思う。
結果、シーザーは見た目猿なのに中身は人間により近くなってしまい、種としてこれ以上ない孤独を感じてしまう。
ウィルのように愛し合う女性もいない。両親もいない。怖がられるので隔離されるように家で過ごさねばならない。生きながら牢獄につながれている。
しきりに「僕は君の父親だ」と諭すウィルに、「僕はペットなの?」と問うシーザー。
そこで事件が起き、外見は仲間だが異質の猿の集団へと放り込まれる。シーザーは戸惑いながらも初めて自分の存在価値を見いだし、口だけで助けてくれなかったウィルの手を拒むのである。
寝ているウィルの側で佇むシーザーは、「幸せだったあの頃」と決別していたのかもしれない。
そして「no」の咆哮に鳥肌が立った。この凝縮された一瞬のためだけに、前半があったといってもおかしくない。
後半はとにかくウィルの愚かさと甘さが際立ち、「家へ帰ろう。俺が守るから」とシーザーに言い続けたり、かと思えば心中覚悟でシーザーを止めるということもせずに、最後は自分の傑作を愛おしそうに見送りさえしているのだ。
生命を弄んだつけが、人間の滅亡をもたらすとも知らずに。
エンドロールで、人間滅亡のシナリオは猿のせいではなく人間自身のせいだったことがわかるのも皮肉。
何度も観てるはずだが観入ってしまう作品
最新作を観るため、復習鑑賞!
私利私欲のために、自然の摂理に逆らおうとする人間。
そんな人間たちの身勝手に苦しめられている仲間を助けるため、ウィルと別れ、立ち上がるシーザー。
シーザーは人間、ウィルたちとの絆があるだけに変わっていく姿は切ない、、
いや、本来の仲間たち、ホームに戻っただけなのか、、
シーザーの「Noooooooo!!!!」と覚醒シーンは震え上がる迫力。
そして、人間たちへの仕打ちなのか、自分たちが作り出してしまったウイルスが蔓延する世界を示唆する終わりも面白い。
もっと早くパニック映画に移行するべき
終盤の猿の襲撃は みていて興奮しました。 しかし、 そこに至るまでのプロセスは非常に平凡かつ退屈なものでした。 もっと早くパニック映画に移行するべきだったと かんじました。
全169件中、21~40件目を表示