猿の惑星:創世記(ジェネシス)のレビュー・感想・評価
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高い知能を持った猿たち☆
オリジナルの猿の惑星は一度も見たことがないのですが、順序が丁寧で分かりやすかったです。
お父さんの認知症を治す為に、チンパンジーで実験をしていたウィル。投与したチンパンジーに効果が表れますが、副作用のせいか、暴れ始めます。暴走して射殺されたこのチンパンジーの子どもをシーザーと名付け育てるウィル。シーザーは薬の効果の遺伝子を受け継いだ為とても高い知能でウィルの家族となります。
その後、お父さんの認知症は治り、ウィルはシーザーと彼女と幸せな日々を過ごしますが、長くは続かず。
お父さんを助けようと野獣のごとく人間を襲ったシーザーは、恐怖の目で見られるようになり、保護施設へ。
ウィルとも引き離され、施設の人間にも嫌がらせを受けたシーザーは薬を盗みだし、施設の猿たちにも知能をつけさせ森へと逃げだします。
しかし人間たちを襲ったとはいえ、猿たちは自分たちの居場所である森に帰っただけで、そこまで大きい被害を与えてもいません。
おそらく、続編からが猿が地球を支配することになっていくのかな?
長々書きましたが、個人的には一度見れば十分な作品でした。
猿の支配にはまだまだ遠い道のり
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
猿に支配された世界に踏み込んで驚愕する人間を描いた「猿の惑星」の再映画化というよりも、高い知能を持ちながら人間に見下され虐待されて自立を試みる類人猿を描いた、人間劇ならぬ類人猿劇。主人公が人から猿に変わっているし、雰囲気も主題も全く異なる別作品。
それでこの映画自体の内容だが、映像や演出は質感が高かったし、シーザーをはじめとして登場するものたちも個性があった。原版の「猿の惑星」では全く謎だった、何故わずか2000年という短期間で猿が高い知能を持つまでに進化し、英語を喋り、文明すら発達させることが出来たのかという疑問に答える物語を挿入してくるところはしっかりしている。それでもかなり無理のある物語だが、元々の原版がそもそも無理があるのだから仕方がないか。それにこの作品ではまだまだ物語の序章というところで話が小さく、猿が全世界を支配するには道のりが遠そうで盛り上がりに欠ける。そのあたりは次作に期待することにしよう。
見応え十分!!
そもそもは父さんを助けたいという息子の純粋な気持ちから始まった。
色々が繋がり絡み合いクライマックスに、更に新世紀に繋がっていく。
話はずれるが志村動物園のチンパンジー、最終的に人間相手に暴れましたよね。
初めてシーザーを見た時真っ先にあのチンパンジーを思い出しました。(見た目も似てるしな)
つまり全く架空の話として見れなかった。
ALZ112 113みたいな物だって近い将来開発されるかもしれない。
生まれながらに重い運命を背負ったシーザーだけど、これも人間の身勝手な視線かもしれないけどやっぱり彼は幸せだったと思いたい。
ウィルやお父さん、キャロラインとのシーンは本当に素敵で、セコイアの森のシーンなんかもうやばいですよ。
で、またラストで同じセコイアの森…Homeに帰っていく。同じアングルでシーザーを見送るウィルの優しい視線に泣かされます。
シーザー以外だと優しいオラウータンのモーリスと弁慶ゴリラのバックが素敵です。
元ボスのロケットはシーザーの天性のリーダーシップに気がついて従ったんだろうな。
ちなみに吹き替え派!
ウィルが上司に対して、フランクリンがウィルに対して敬語なところが自然。あとウィルのシーザーへの対応が吹き替えのが好みでした。
あと最後のおまけのワンシーンは怖いね。ウィルスの拡大していく映像などいい味出してると思います。
つうかお隣さん笑っちゃうほど可哀想…汗
おもろいって!
「猿の惑星 創世記」見ました。
オリジナル版は未見です。
これは深い、とても深い。
この手の進化を扱った作品として、まず進化する理屈がしっかりしているし、誰でも理解しやすくなってる点がいい。最近だと「トランセンゼンス」というクソ映画で、その理屈の部分が全く理解出来ずにかなり苦しんだ想いをしました。この映画では、すんなり話を捉えられたし、感心しました。
あと、なんといっても猿が可愛い。特に小さい頃のシーザーはとても可愛いです。女医さんに傷を縫ってもらってる時のウホウホも可愛いかったですねー。モーションキャプチャーでよりリアルな動物の動きを再現してるらしいが、ただ少し違和感を感じた。大人になったシーザーを森へ連れていき、帰路で犬を威嚇する場面。首輪を嫌がる仕草をしますが、この動作が猿真似をしてる人間そのもので、少しおかしいと感じました。ただ、シーザーは普通の猿と違うという設定なので、その人間っぽさの良し悪しは人によりけりだとも思います。
このモーションキャプチャーが活きてると感じる場面もあって、序盤のルーカスタワーの一幕。リングを棒に刺す時に、微かにリングが棒に当たってから落ちる。この微妙な演出が非常にリアルで、猿自身が未完成である事が簡潔に語られている。
この映画はテーマが深いと言ったが、猿があそこまでの反乱を起こさんとする理屈は弱いように感じました。ただ、その理由と意図は続編で説明されているので良しとするべきか??
他にも不可解な点があって、主人公がいとも簡単に新薬を盗み帰ったり、「デートに誘え」ってシーザーが言うけど人間の恋煩いを理解してるとは思えない。とか。
いろいろ言ってきましたが、粗はあるが良くできてる映画だと思います。オススメです。
人間ドラマ!
新作の予習でDVD鑑賞。
なかなか骨太な人間(猿だけど)ドラマになっていて楽しめた。
置き去りにされた時のシーザーの悲しみや人身掌握術などうまく表現されていて、きっとアンディ・サーキスの力によるところも大きかったのかなと。
しかし、最後いい感じに終わったけど、いやいや、人類滅ぼすウィルス作ったよね…ww
猿の見方が変わるね
映画評価:80点
まず完成度が高いです。
こういったSF作品は、未来要素というか妄想要素みたいなものが入ってくるので、こじつけが生じてしまうんですけど
この作品に関しては、違和感なく納得して観ることが出来ました。
主人公となるシーザーは、清閑で勇敢なリーダーって感じで好感が持てましたし、他の猿も個性的で続編に対しての伏線もバッチリという感じで良かったです。
クライマックスでゴリラがシーザーに対して忠誠を披露するのだが、まるで人間の様でした。
胸が熱くなる。
そしてオリジナルの猿の惑星ではヒトの目線から作品を観るのに対して、今回の猿の惑星はサル目線である。
これが一番の違いだろう。
そんな訳で早く続編が観たくなりました。
【2014,9.23観賞】
さくっと楽しい1作
創世記ということで全てはここから始まるという記念すべき1作。感想を言うと、題名の通り、さくっと気軽に観れた。時間も長くなく、ストーリーも分かりやすいので、アクションを単純に楽しみたい人は気に入ると思う。なぜ、人類が滅びたのか?という疑問にこの1作は見事に答えてくれている。猿が知恵がつけて人間を排除し出しただけでは、そうは言っても人間が猿に負けるはずないだろうと思っていたが、猿に知能向上という効果を与える一方で、抗体を持たない人間を殺す作用があるという一石二鳥(猿にとって)の薬を発明したことで俄然、納得がいった。そして、知能をつけた猿を抹殺せずに森に放っておいてしまったことが人間が滅びることになった一因でもあると思う。
この猿たちは人間よりも人間らしい。ゴリラの自己犠牲を観た時は、さすがにうるっときてしまった。単純な俺。
知性を持つということは、黙るということだ。余計な事に、いちいち感情的にならない。そして、目的の為にひたすら考え、実行する。そして、その実行力に周りを実力を認め、リーダーとして、敬う。これは、人間にも当てはまることで、力を誇示する者は、一時的には崇められるかもしれないが、周りを支配しようとすると逆にそれに逆らう者が必ず現れる。それより、周りを裕福にするということに力を注ぐリーダーは、尊敬される。
そんなリーダー観も考えさせられる映画。おすすめです。
評判良いので
観て納得。
さすが、猿の出来は良いです。
猿の惑星の起源として、単に、進化した猿が色んな行き違いなどから人類に反逆して…というだけでなく、人類が滅びた理由、シーザーと人間の愛憎半ばする関係。猿の中での思想の違い…などと、工夫こらした話になってるのが良かった。
本当にエピソード1て感じなので、
続編が気になる。
テンポ良し。アクションとドラマのバランスも良し。音楽はどうでもいい感じでした。
ティムバートン版も、好きですけど。
いいバランスの娯楽映画
いろいろシリーズがあるのだろうが初・猿の惑星。新世紀が始まる前にTVでやっていたので視聴。
もっと差別だの偏見だの重いテーマを前面に出しているのかと思ったがそんなこともなかった。シンプルで楽しめるストーリーですぐにシーザーがかわいく、そしてかっこよく思えてきた。もっとオランウータンの活躍が観たい。人類や地球はどうなるのか続きが気になるラストだった。
旧1作目の未来の"解体"
旧シリーズ1作目の"自由の女神"、そして2作目の"コバルト爆弾"と必ずシンボルが登場してた本シリーズだけど、本作のシンボルは"ゴールデンゲート・ブリッジ"かな。
『X-MEN』シリーズ3作目でもあの橋は何かと酷い目にあっているけど(笑)、本作は単なる壊された場所じゃなくて、歴史が大きく変貌した"分岐点"になっているのが、大きなポイント。だから最後の争乱は圧巻のクライマックスになってたし、有名な"自由の女神"までの空白の時を想像したくなる!
続編も3D版で見に行くし、本当良いタイミングで見ることできた!
「猿の惑星:新世紀」の前に観る価値はある
「猿の惑星:新世紀」を観たいと思い創世記を観ました
昔の方は観たことがないので比較はできませんが、話自体はとてもよくできていて、新世紀にちゃんと繋がってると思います
ただ、シーザーたち猿が反乱を起こすところは筋的に納得がいかないし、
どーやらウィルは新世紀に出てこないということで、彼はどうなってしまったのでしょう?
という状態に陥ってます
ただ、人間がほぼ壊滅した原因のウイルスがこっちの最後に登場するので新世紀の前に観る価値はあると思います
ヤンキー猿
面白かった。後付けだけど完璧な後付けのように思う。原作の方が生きておられるかは分からないけど納得の出来じゃないだろうか?猿がヤンキーのようでメンチの切り方タイマンのしかたが格好良かった。別れのシーンがあっさりしてたのだけ気になったくらいで後は妙に腑に落ちた。ゾンビ映画のようでもあった。始まりはだいたい人間の怠慢によるミス。
シーザーの悲劇の進化
父のアルツハイマー型認知症を治そうと薬物研究者のウィル・ロッドマンはそのための新薬を開発、実験台としてそれをある雌猿に投与したが、実験は失敗し、雌猿は凶暴化した末に死亡。その後、ウィルはその雌猿が死ぬ前に産んだ仔猿を引き取りシーザーと名付けて育てることにした。シーザーは成長するにつれ驚異的な知性を発揮していくが、ある日、隣人とトラブルを起こしたウィルの父を守ろうとしたシーザーは隣人を襲ってしまい、それが原因でランドン親子が経営する霊長類保護施設に送られてしまう。だが、シーザーはそこにいる普通の猿達とは馴染めず、しかも横暴なランドン親子の度重なる虐待を受け、人間そのものに対して深い失望感と憎悪を抱くようになる。お金を出してシーザーを取り戻そうとしたウィルの迎えも拒んでしまう。やがて密かに施設を脱走したシーザーはウィルの家からその薬を大量に盗み出し、それを施設中の猿に与えた。そしてシーザーは同じく高い知性を得た他の猿達を率いて革命を起こす。
いつも思うのだけれど、若い人より、オールドファンの人達の方がマナーが悪い。
いつも思うのだけれど、若い人より、オールドファンの人達の方がマナーが悪い。
夫婦でしゃべりながら見たり、前があいているからといって靴をぬいで前の座席の背もたれに足をかけたり、子供用の座席マットを足の下にひいたり、持ち込み禁止なのに外で買ってきたものを飲み食い(たいていゴミはそのまま置いていく)、あげくのはてには携帯の着信音を上映中に鳴らしていた(さすがに通話はしなかったが・・・)。
もうこっちの方が「猿の惑星」状態になっていて、映画に集中できず、非常に困った。
内容的にはティム・バートン版と同じで、昔のシリーズとはほとんど関係ない、設定を一部だけ借りた、あやかり映画でした。
展開はわかりきっている感じでしたが、脚本や演出がよいため、最後までまったく飽きずに、おもしろく見られた。
猿の顔はCGなのに、特殊メイクみたいに表情が豊かで、しっかり演技していたし、体型や動きは、現実を多少超えているところもあるけど、CGならではのもので、素晴らしかった。
キャラ的にも、怖いというよりかわいい感じで、ディズニー映画でも通用しそうだった。
ただ減点ポイントとして、猿なのでなにを考えているかわからないけど、人間不信になるきっかけの迫害やイジメが、すごく甘いものだったこと。
あの程度の迫害やイジメで、反撃や反乱では、あまり同情できず、すっきりしない。
あと、テーマがよくわからない。
次回作以降にわかるのかもしれないが、猿と人間の友情なのか?人間社会でよく起こっているデモや暴動にかけているのか?人間の傲慢さが神の怒りをかったということなのか?(それとも、どれでもない単なるご都合主義?)その辺をはっきりしてもらえればもっとおもしろかったような気がする。
平均
何も面白くなかった、
ということもなければ
面白かった!とも言えない
なんとも中途半端な映画。
猿の惑星として見るなら
規模が小さすぎて面白くない。
だって惑星じゃなくてアメリカの一つの州でのお話だから、まだ惑星とは名乗れない。
CGはやっぱりすごい、
超最先端で、動物の顔がここまで
リアルになるのか。。
と思った
大幅にアレンジされた現代版「猿の惑星」
原作は第二次世界大戦当時の社会風刺で、使役人だった日本人を猿として描き、立場逆転し捕虜にされたフランス人小説家の経験を元に作られたものだが、今作はその予備知識を一切取っ払ってみる必要がある。
原作に近いリブート前の前作は、SF要素全開の作品であったので、今作は原作ファンからすると納得できない仕上がりかもしれないが、エンタテイメントとして現代にあった作風と柔軟な捉え方も必要だと思う。
シーザーへの同情と心情変化をドラマティックに描き、ウイルスパニックの要素を加え、どのようにして猿が著しい進化を遂げるのかの説明的序盤までを収めた内容ではあるが、今後に期待できる映像と展開に満足できる終わり方だった。
まだ猿の惑星というまでは話が進んでないので次回作への期待を含め評価した。
映像・あらすじは素晴らしい!だけど、何が言いたかったの?
どうせ、旧作みたいな終わり方だろ・・・(もやもやする終わり方は苦手な私)と公開当時は予告もろくに観ずノーマークだった私が気まぐれで借りた猿の惑星:創世記。
最近新調したばかりの40型TVで再生して、ジェームスフランコってこんなに老けてたっけ!?とスパイダーマン出演時と比べて感じましたが十年以上も前だったんですね(驚愕)
逆に私もそれだけ老けたってことか・・・
スパイダーマン3のときは傷があったんで皺もメイクかと思っていました。
さて、本作は製薬会社に勤務する主人公が開発したアルツハイマー薬の開発過程で動物実験を行ったところ脳が活性化どころか知能が本来よりも格段にアップするという最強の薬を開発してしまったところから始まります。
知能が向上したことにより猿が逃げてしまい会社内を暴れまわってFDAかなんかに新薬のプレゼンテーション中の部屋に入ってしまい憤慨されて薬の開発がそこでストップ。猿はちょうど部屋内で殺されましたがこの猿には子供がいました。この子猿こそ物語の核であるシーザーです。
なんやかんやあって、シーザーを育てることになった主人公。育てていくとシーザーも高いことに気づきます。
どの位すごいかというと人間の子供以上の知能。笑
見た目は猿!頭脳は子供!その名もめi(ry
薬の開発がストップされて数年がたち、主人公はアルツハイマー薬の開発を主に自宅でほそぼそと続けていました。そんなとき、アルツハイマーの父親の症状が悪化して死を予見した主人公がなんと開発したアルツハイマー薬を投与します。結果からして、一時的には病気は治り知能も飛躍した父親でしたがすぐに抗体ができ、再び病気の状態になってしまいます。
これは更に強力な薬の開発が必要だと躍起になっていた中、シーザーが揉め事を起こしてしまい動物の施設にいれられてしまうことに。この施設の職員は荒々しいやつで虐待を受けるうちに人間に対する嫌悪感がマックスに。
脱走して主人公の開発した更に強力な薬を手に入れたシーザーはその薬を施設の猿全員に与えて人間に対して反乱を起こす!だけの映画です。
ストーリーは悪くありませんが。
メッセージ性がよくわかりません。
途中、自然の摂理を乱すな的なことを言っていた方がいましたがそれだけ?って感じですね。
ただ、映像も素晴らしかったので観る価値はあると思います。
特にゴールデンゲートブリッジが圧巻でした。
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