ALWAYS 三丁目の夕日’64のレビュー・感想・評価
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この時代に生きてみたかった。
家と家が近いから近所の人同士仲良くてなにかあれば協力するし嬉しいことがあればみんなで祝う。
今この時代にはないことですよね。
人情に溢れた素敵な時代です。ただ見てるだけで幸せになります。ネットも携帯もないテレビで喜べるのってすごい幸せです。私たちはなにもかもあるのが当たり前になってるけどこーやって食料や家族、生活を便利にする生活用品に恵まれているけどどこか大切なことを忘れたように感じます。生活は便利になっても人の気持ちが冷たくなってくのは何より悲しいですよね。
やっぱり人と人は助け合って生きていくことが大切ですね。大変なことはたくさんあった時代だけれどその分小さいことでも幸せを感じられたこの時代を生きてみたかったです。
東京オリンピック!
三部作の中で一番好き
ALWAYSシリーズ最終作。昭和39年、東京オリンピック開催に沸き立つ東京の下町の姿が愛おしい。
その時代を経験したはずなのに
今までで一番泣いた
何回観てもいい。
成長主義へのレクイエム
完全に泣かせ方を分かっている監督さん。
親父と子どもの昔ながらの不器用な愛。
娘を嫁に出すときのおやこころ。
そしてクライマックスで茶川が走る走る。
不器用だけどかっこいい前のめりになりながら走る。そして音楽にのせて夕陽に輝く顔のショットが続き、最後の最後に夕陽を映し出す。この流れでやられてしまう。
永遠の0でもそうだが、この監督さんは泣かしどころをわかっている。
ベタだが、やられてしまう。
内容は
少々美化されすぎた郷愁を描く。
田園風景に加え、この東京タワーと泥臭く活気のある下町が新たに日本人の中に作られた心象風景となりうるのかもしれない。
永遠の0といい、ヤマトといい、なにかこの人の作品からはいつもナショナリスティックなものを感じる。
これを見て、あの時はよかった。
みんな上を向いてたなど安易に考えてしまいがちだ。
劇中に言ってたが、この時代の首都高や無尽蔵な開発を初めとした過度な成長主義がのちの時代に歪みとなって現れたのは確かだ。
なにが幸せなのか。それは個人的価値観で絶対的なものは存在しないが、経済的成長や科学の進歩が幸せをもたらした時代は終わった。
そのレクイエムのような映画だった。
これは昭和?
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