ALWAYS 三丁目の夕日’64のレビュー・感想・評価
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もう。最高です\(^O^)/
ALWAYSシリーズ大好きです。
人と人との繋がりがとても温かい作品です。
その世界だけでも満足してしまいます。
わたしは平成生まれなので、
昭和の出来事も町の様子もなにも知りませんが、
ALWAYSの世界観に毎回懐かしく幸せに感じています。
わたしもこの世界に生きたいなぁなんて
おもってしまうほど。
そして毎回おもうのが、役者の方々がハマってます。
そのへんの小学生までも良い味だしてます。
個人的には特にトモエ、一平、ヒロミが
当時の人々の特徴をよく現してるのかな?て感じがします。
新しいキャストも加わり
三丁目の人々の個性が今まで以上に光ってます。
みんな本当に温かい。
そして、環境の変化や成長が見れるのがこのシリーズの強みだとおもいます。
六ちゃんはキレイになって結婚して、
文学とヒロミにこどもが産まれて、
そして一平と淳之介の成長には目を見張ります。
この作品では美しき人々、涙してしまう幸せな出来事が描かれ、
実際はもっと苦しいこととかあったかもしれないけど
日本人が忘れかけている大切なものが
丁寧に描かれているとおもいます。
そこからわたしもたくさん想うものがありました。
自分の家族の温かさを改めて感じられたり
ヒロミと同じように「幸せ」ってなんだろうと考えられたり。
本当に大切なことを思い出させてくれます。
前作までへの思い入れもあってか、
シリーズで最も美しく感動できる作品です。
あまりの素晴らしさに2回見てしまいましたが、
2回目も安定の(涙)(涙)(涙)
きっと温かくなったり懐かしくなったり
幸せな気持ちになれる素敵な作品です。
3Dじゃなくてもいいけど、3作目としての出来は○
芸達者が集う極上の予定調和世界
昭和ノスタルジーシリーズの第3弾。今回は東京オリンピックをメインにカラーテレビや新幹線で時代の背景をつくり、小雪の出産などを描きつつ六ちゃんの結婚へとつなげていく。他にもエピソードは色々あるが、本当の悪人や悲惨なことは登場せず、「こうあって欲しい、こうであればいい」と思うような形で話は展開し、一件落着して行く。出ている俳優達も芸達者な人ばかりで、映画を観ている間は平和な気分で笑ったり泣いたりできる。
1964年当時小学生だった自分からすれば「良い面ばかりを見すぎている」という思いもあるが、映画的幻想と割り切って極上の予定調和世界に浸るのもたまにはよいものだ。
受け継がれていくもの
この映画の影の主役は東京タワーと、
昭和の人情あふれる下町を彩る夕日だ。
今回は、カラー放送が始まり意気揚々とそびえ立つ
東京タワーの雄姿をじっくりと見ることができる。
1作目はデジタル化された昭和の世界に少々違和感を覚えたが、
3作目ともなると、お馴染みの銭湯に浸かりに行く気分だ。
「あったかい映画だね!
茶川さんのお父さんの気持ちと、
鈴木オートのお母さんの優しさに
感動した!」と娘が言う。
渋々付き合ってくれた夫も
「盛り沢山の映画だった。
次は万博だな!人類が月面着陸した頃だし」
と、早くも次回作に期待している様子。
いつかは別れの時が来る事を知り、人は人に優しくなれる。
もう寅さんの新しい旅を見る事は出来ないけれど、
甥っ子吉岡秀隆が、ダメなヤツだけどほっておけない
愛すべき茶川を体現している。
茶川の背中を見て育っているであろう須賀健太は、
カメレオン俳優の片鱗をも覗かせているようだ。
見終わって、もうこれで打ち止めかな?とも思ったが
子供達の成長を三丁目の住人と観客が共に喜べる映画として、
昭和を振り返るきっかけとして、
もう少し続けて欲しいとも思う。
またもや懐かしいです
あの名作『ALWAYS 三丁目の夕日』、2作目『ALWAYS 続・三丁目の夕日』、そしてこの3作目『ALWAYS 三丁目の夕日'64』が公開されたのです。それも3Dでです。
2Dで観るのか?どうせなら3Dで観るのか?
悩んだ結果、劇場で観るなら3Dでと思ってみたのですが・・・・・
やっぱり懐かしいです。
観ていて懐かしい気分になれます。
人間味あふれる人々。
何もない生活でも楽しく元気に暮らしています。
本当に素晴らしいの一言です。
前作から5年後、東京オリンピックや新幹線と劇的に変化した年。
それぞれの人が成長し、子供が大人になっていたのです。
前回の失敗を反省して?か、メインとなるキャラクターを絞ったことが好印象です。
その結果、ほろりとくる渋い作品に仕上がっています。
ただ、3D以外は新鮮味がなかったような・・・・・
そうそう忘れていましたが3Dでの鑑賞について書きます。
イマイチです(>_<)
全編3Dで撮影されているので、すべてが3Dで見て取れるのですが、目を引くのはCGで製作されたところばかりです。やはりヒューマンドラマには3Dは必要ないようです。
これから観に行く人はストーリー重視で2Dでの鑑賞をお勧めします。
今回もご年配の人が数多く鑑賞されていました。
若い人にもぜひ鑑賞してみてください。
まだまだ続き観たいような・・・・・
そろそろ終わったほうが良いような・・・・・
大切なものを心に取り戻す作品。
「東京オリンピックだ!!うぉ~っ!!」って堤真一が演じる
鈴木オートが言う予告、今まで何十回観ただろうと思ったので、
さすがに本編で言った時には「ここかーっ!」なんて膝を打った。
長い長いシリーズの(原作はまだ継続中なんだもんね)第三作目、
さすがにこれで終わりにするのか(分からないけど)良い〆だった。
あの頃の東京を舞台に、ベタで正直で人情に溢れた下町物語。
東京オリンピックを前に激動の時代を迎えようとしていた1964年、
例によって三丁目の人々は皆元気に暮らしている。鈴木オートと、
茶川商店は、相変らず下らないケンカでお互いのしのぎを削り、
子供たちも成長し、恋をするもの、将来を夢見るものが出てきた。
いずれ親元から巣立つ子供たちへのメッセージがこの三作目だ。
…まぁ分かっちゃいるけど、泣けてしまった。
こんなベタなシーンを持ってきて…と思いつつ感情移入する自分。
今の世代はこういうクサいドラマ(ゴメンね)が鬱陶しいのだろうが、
当時はこんなドラマばっかりかかってたからな、ホームドラマ全盛。
親子の情とか絆とか、ご近所同士の繋がりとかねぇ。
そういうのを観るのが気恥ずかしいとか、下らないなんて思ってた
自分が今では、こういうドラマを無くしちゃダメですよね!なんて
書いていること自体、あぁ歳をとったんだな~と、感慨もひとしお^^;
今回は鈴木オートの六子と、茶川商店の淳之介の話がメインになる。
物語は在り来たりの展開を見せて、おそらくは…というラストへの
運び方も鮮やかというわけではないが、この物語に登場する人々の
全くスマートでない生き方^^;が話の進み方に投影され、共感を呼ぶ。
悩み苦しみ、傷つき躓いて、そこで支えられて立ち上がり前を向く。
人と人との繋がりが深い反面、その想いが強すぎて道を見誤ったり、
余計なお節介がつまらぬ誤解を呼び、想いと裏腹に反目し合ったり。
人と人がぶつかり合えばそれなりに、起こるであろう問題が起こり、
それでも幸せにしてやろうと周囲が助け合うところなどは微笑ましい。
上へ上へと伸びて完成した東京タワーのように経済も成長し、人間も
変わりゆく高度成長期にあって、確かにそれは素晴らしいことであり
有名になることもお金持ちになることも、これからは可能な時代だぞと
謳いながら、(さも今の日本を見透かしたように)だけど大切なものは
置いてきちゃダメだったんですよ、と囁いている感じの作品である…。
しかし、子供たちがホント成長してた!(早)
須賀くんの巧さは秀逸として、小清水くんの演技ももっと観たかった。
話題の染谷くんも出ていて^^;これもまた笑える。そしてモテキ^^;
3Dである必要が全く感じられないこの内容にも、失笑は必至かな。
(鈴木オートの堤真一に、殺すぞ!って脅して貰いましょうかね(怖))
氷屋が自動販売機の見張りとは
明治の人だから
とうとう昭和30年代最後の年、東京タワー完成まできました。
期待通りで安定の面白さ、心があったかくなりました。
ブンガクの実家で、叔母さんがブンガクの父を評して「明治の人」と言ったのだけれど、数々の懐かしワードの中で思いがけず一番心に残りました。
前へ前への時代だったけれど、二回の世界大戦を生き抜いてきた世代が、まだまだ睨みを利かせていた時代でもあったということです。昔気質な親の世代から受けた心を、どんな風に子の世代へ繋いでいくのか。上手く見せてくれたと思います。
おなじみの登場人物の中でも鈴木オートな堤真一とロクちゃんな 堀北真希が特に好き。また会えてホントに良かったです。
3Dは、東京タワーがとっても立体的でしたのでとりあえず満足、街の俯瞰も美しかったです。そんなに目が疲れる感じはなかったです。
映画職人達の創作意欲へのチャレンジに観客は何処までついて行けるのだろうか?
3Dにして、観る意味があるのかなぁぁぁ!!!???
Allways3丁目シリーズは私の好きなシリーズ映画なだけに、今回はあえて点を辛く付けたい。勿論今迄通りに、好きな作品ではあり、決して嫌いと言う事ではない。
前作ファン故に、それだけに自分も知らず知らずの内に勝手に自己の中で期待が膨らみ過ぎて、白紙の状態でこの作品を自分自身観れないでいるのかも知れないが、今回は感動の気持ちが込み上げてくる事はなかったんだよね。その理由は?と言うと以下のようになる。
この映画の主役は一体誰だっけ?主人公は誰だ???みたいな感じが今回特にある。
茶川なのか、鈴木オートファミリーなのか?ロクちゃんなのか?誰が誰だか徐々に解らなくなってきて、その結果として誰にも感情移入が出来難い状態になったのは、自分だけ?
1作目は、茶川を軸に、その彼の恋愛とご近所のおせっかいな人情話しのはずだし、続編では、売れない作家、茶川が賞を受賞出来るかも?との大騒動と茶川のヒロミとの結婚。
鈴木オート一家は、1作目、2作目も茶川の良きご近所さんで、常に茶川に絡んでくるのだが、その茶川の生活の中で大きな存在であるのが、ヒロミとの結婚と血縁関係こそ無いが、茶川と淳之介との親子の物語である。
そして同様に、鈴木一家も今回は、血縁でない六ちゃんの嫁入りに絡んでの親子関係も、茶川と淳之介との関係のパターンの繰り返しを描くのに似ている。主要メンバーが大勢で、それぞれのキャラが個性的で、笑えるのは本当に楽しいのだが、それぞれのキャラを立たせるためには、どれも丁寧に人物像を練り上げる必要が有り、尺がその分長くなるし、時間配分が同じ感じで過ぎて行く。六ちゃんの結婚となれば、相手を巧く描かなくてはならないし、中途半端に出来ないので、言うなれば、メイン料理が4品も有るフルコースでは、お腹が途中で一杯になり過ぎて、次に出て来る料理がいかにも綺麗で、美味しい料理ではあっても、、満腹になってしまった後では、決して豪華で見栄えの良い料理も、美味しさを堪能しきれずにいる事と同様に、この作品は、コースを残さず無理矢理詰め込んで完食させられた様な感じで、観終わった時の爽やかな感動が味わえなかった。とても残念でならない。
前菜も、スープもサラダテンコ盛りと言うのではなく、肉料理か、魚料理か二者択一してじっくりと料理を堪能するコース料理がお薦めな様に、この映画ももっとあっさりとした、詰め込み過ぎずない、シンプルな人情劇して、味わいたかった!!!
続編はもう無いよね???64と言うのを西暦ではなく、昭和64年?って勘違いをしたと言っていた友人がいたけれど、この先は、どうするつもりだろう?
『男はつらいよ』や、『釣りバカ日誌』の様に本格的なシリーズにしていく事も可能なのかも知れないが、これからはどうなっていくのだろうか?
私は、1作目と2作目の良さを大切にして欲しいので、これ以上続編の制作発表は、止めて欲しいと考えるのだが、あなたは、この映画をどう観るのだろうか?この映画で、あなたなりの昭和の旅を楽しんでもらえたらきっと作者は、それだけで幸せになれるだろうな!
映画としては4点、3Dとしては1点
もはや国民的映画となった人気シリーズの第3作目。
1・2作目と同様のベタベタな展開は相変わらずだが、それは「寅さん」や「水戸黄門」も同じ。
“また会える”というのが魅力なのである。
今回は東京オリンピックを背景に、旅立ちと別れがメインテーマ。
茶川と淳之介の擬似親子は、茶川とその実父の関係を彷彿とさせ、一番の見所。
もう一つ、六ちゃんの恋と結婚のエピソードは初々しくて良かった。(それにしても、堀北真希、綺麗になったなぁ…)
悪人は登場せず、終始ファンタジー映画のよう。
しかし、こんな人たちがまだ何処かにいたら…と願ってしまう自分がいた。
東日本大震災で暗い影を背負った人々にとって、3丁目の住人の温かな姿は、前作前々作以上に癒やしの時を与えてくれるだろう。
最後に一つ。
話題の3Dで見たのだが、3Dが凄かったのは、オープニングの東京タワーのみ。
後は3Dでやる意味も意義も必要性も全く無し。
日本映画の3Dのレベルの技術の低さにはガッカリした。
警告:目が潤んで3Dに見えなくなることあり!!
2作目はまさかのゴジラ出現だったが、今回は原点に戻って?模型飛行機によるオープニング。大通りに出ると、5年前に比べて車の交通量が遥かに多くなった。スタンドで100円分しか給油しないCMのパブリカが登場し、自家用車時代の幕開けを告げた時代だ。
予告篇で上空から見た東京タワーの3D画面があり、もっとゆっくり見たいものだと思っていたら、山崎監督はしっかり止めて見せてくれる。目の前に迫る塔の先端に、思わず手を伸ばしたくなる。
団子っ鼻の0系が斬新でカッコよく見えた新幹線の開業、10月10日の東京オリンピック開会式で青空に5つの輪を描いてみせたF86セイバーのブルーインパルス。鈴木オートの居間には家具調ステレオがあり、今度はカラーテレビが届く。「人工頭脳カラーテレビ」という呼称が懐かしい。
高度成長時代の、人々の生活の移り変わりを描きつつ、将来の進路に悩む淳之介や、ロクちゃんの恋の行方に焦点が当てられる。
ストーリー自体は単純だが、もはやストーリーを楽しむというよりは、きっとどこかにある夕日町三丁目に住む人々の暮らしを垣間見て楽しむ国民的シリーズに育った。「寅さん」のように息の長いシリーズになってもらいたい。
そして、邦画の映像技術の成長を促す担い手としても、大事なシリーズになった。
親の心、子知らず
みんな上を見て頑張っていた昭和60年代......やっぱ、いい時代ですね!
感動!感動!.....涙が止まりません....。
この映画に出演する役者さん達は、素晴らしい.....。
脇で写っているだけの時も表情豊かに名演技をしてますね.....。
そして、名セリフの連発にホロホロ涙が溢れます.....。
堤さん感慨深く....「このへん全部焼け野原だったんだぞ……食うものも何もなくて……それがどうだ、ビルヂングがどんどん出来て、世界一の東京タワーが出来て、とうとうオリンピックだぞ!」 ....貰い涙が溢れました....。
薬師丸さん....「好きな人と一緒にるって、それだけで、こんなに幸せななのかしら....」.....ジーンときました....。
小雪さん.....「私、幸せだよ」....言われたいです.....。
森山さん....「頼ってくる人たちを見捨てることができないんですよ....」
三浦さん....「安心する顔を見るだけで嬉しい 本当の幸とは、なんでしょうなぁ....」
堀北さん.....「社長さんと奥さんは、私の東京の両親だぁ・・・」
高畑さん.....「演技だったんだよ・・・・」
大森さん....「作家があの目をしたときは、本気ですよ....」
須賀君.....「僕、分ってますから....おじちゃんの気持ち、全部分かってますから.....。」
吉岡さん.....「こっちの方が、ありがとうだよ.....」....これも外せません...。
親子とは.....それぞれ愛情表現が異なります....そんなことを気付かせて貰う温かい映画でした....。
前2作には及ばない
青森の両親さどごいっぢまったんだ?
青森の両親さどごいっぢまったんだ?
が、エンドロールが始まった時の感想でした。
六ちゃん、とってもめんこくなっちまって
結婚しちまったんだなや
おめでとさん
子供達は前作と比べてものすごく成長していてびっくり
最初は別の役者かと思いました。
前作が昭和34年で今作は昭和39年
前作の公開が2009年なのでちょうど5年
成長するわけだ。
しかし、昭和33年に東京に出てきてもう6年にもなるのに
六ちゃんの訛りがまったく直っていないのは不自然不自然(笑)
ストーリーは前作からの完全な続話
今回は六ちゃんの恋愛話と茶川さんとこの親子話です。
お話は非常に泣かせる話ではあるのですが・・・・・
なにしろ、みんな馴染みの登場人物なだけにどんな人なのかを知っているわけで、それゆえ、話の展開、落ちが読めてしまうのがちょっぴり残念でした。
昭和のノスタルジーも、すっかり慣れてしまったので4の評価です。
ところで夕日町3丁目だって知ってました?
夕日ヶ丘3丁目だと思っちゃってました。
***の大統領とかいうドラマがあったせいだ。
人情味溢れる昭和の時代のノスタルジア
初めて3Dで見てみました。さすが3Dと思えるのは数箇所しかありませんでした。3Dでなくとも楽しめる映画でした。高度成長期の日本、東京オリンピックに沸き立つ日本。でも人々の絆が強かった時代で喜びも悲しみも皆で分け合い。小説家は先日の芥川賞受賞発表とオーバーラップして好きだから出来る職業だとつくづく思いました。六ちゃんの結婚もわが娘のごとく鈴木オートの人達が喜び。本当に三丁目の夕日が綺麗で将来に希望がもてる時代だったと思いました。今、昭和が見直されています。由紀さおりの歌が世界で喝采をあびています。若い人はどう思っているのでしょうか?映画館に行かないライブに行かないDVDで結構、内向きの若者が増えている気がします。時間にゆとりがないのかお金がないのか考えさせられます。
三作目にして、最高傑作。泣けます。
前作『ALWAYS 続・三丁目の夕日』から5年後という設定。実際にも、4年強経過しています。
一作目『ALWAYS 三丁目の夕日』、二作目の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のキャストを振り返ってみてみたんですが、子役も含めてすべてのキャストがずっと同じ俳優が演じていたことを再確認。そういう意味で、須賀健太もその子供時代からの古行淳之介を演じていた訳ですが、画面を通して、淳之介の成長と共に須賀健太の成長も見ることができるわけですよねぇ。
成長といえば、六子を演じる堀北真希。一作目の『ALWAYS 三丁目の夕日』の時は、「新人女優の一人だなぁ。」くらいの認識でしたが、今や人気女優の一人ですからねぇ。同時に、六子も堀北真希も17or18歳の頃からの成長を画面を通して見ることが出来ました。この作品で六子も結婚するわけですが、結婚の挨拶を鈴木夫妻に行うシーンは、ジーンと来てしまいました。堤真一も同じように感じたような事をインタビューで語っていました。
この『ALWAYSシリーズ』は、いつも物語後半に茶川の身辺をめぐって一騒動ある訳ですが、この作品でも同様です。って言うか、その茶川騒動は、いつもウルッと来そうになるんですが、この作品の茶川騒動は最大のウルッと来るポイントでしたねぇ。六子の結婚の頃と同時期に攻めて来られて、マヂやばかったです。
この作品は、3Dでも公開されているのですが、敢えて2Dで鑑賞しました。だってねぇ、アクション作品とかならば3Dを積極的に選択しますが、普通の人々の日常を描いた作品なので3Dを選ぶような内容でもないかなぁと。で、その選択ですが、結論としては間違ってはいなかったと思います。ですが、3D公開を前提にした作品ですので、明らかに立体視を意識した映作りになっていて、2Dでみると若干不自然に感じるシーンがあったことも付け加えておきます。
同時に、1964年当時の街の光景はもちろん、新幹線も画面には登場します。1964年の新幹線は0系な訳で、いまはもはや実車は営業していません。アップのシーンは、静態展示されている車両で撮影しようと思えば可能ですが、走行シーンはそういう訳には行きません。当然CGで作られているわけですが、昔よりは上手くできていますが、やっぱりCGだなぁと思いました。これは、東京タワーの映像も同じです。
シリーズ物の三作目となると、マンネリ化も進み、かなりつまらない作品になることが多いですが、この作品はそんなことはありませんでした。六子の結婚と、淳之介の独り立ちと言うこともあり、結構ウルッと来てしまいました。年取ったのかなぁ・・・。
泣きっぱなし
2回目を見ました。
ストーリーわかってても、やっぱり号泣でした。
この古きよき昭和の世界観が、とても好きです。
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2作目まで見てこのシリーズを好きになり、公開初日に劇場で見ました。
愛に溢れた街でのできごとひとつひとつに、泣きっぱなしでした。
私は普段洋画派なので、こんなに好きになった邦画は初めてです。
確かに、ドラマの延長である(別に映画である必要ない)という邦画の特徴はあるし、前作同様大袈裟な演出が出てきてちょっと冷めてしまうシーンはありますが、単純に見ていて感動し、幸せになれる映画です。
子役の子達が少し成長して、小さかった頃のかわいさは少々なくなったけれど、成長した彼らもそれはそれでいい味出しています。小雪は相変わらず美しく、そしてよい妻になっていました。それ以外の役者さんたちも、ひとりひとり素敵な演技をしています。
この後もこの街で人々が幸せに暮らしていてくれることを願わずにはいられません。ぜひ、大好きな方と見に行っていただきたい作品です。
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