アメイジング・グレイス
劇場公開日:2011年3月5日
解説
時代を超えて愛され続ける名曲「アメイジング・グレイス」の誕生秘話と、この曲に支えられて戦った政治家ウィリアム・ウィルバーフォースの生涯を描く伝記映画。18世紀イギリスで、裕福な家庭に生まれ育った青年ウィリアムは、貴族階級の大きな収入源となっていた奴隷貿易制度に疑問を抱いていた。21歳の若さで議員となったウィリアムは、数少ない同志や愛する妻、そして師であるジョン・ニュートンが作詞した「アメイジング・グレイス」を支えとして、数々の困難を乗り越えながら貿易制度撤廃を目指す。
2006年製作/118分/G/イギリス
原題:Amazing Grace
配給:プレシディオ
スタッフ・キャスト
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2020年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
奴隷貿易船の船長から悔い改めて牧師となったジョン・ニュートンにより1772年、「アメイジング・グレイス」が作詞された、ニュートンを心の師と仰ぐウィリアム・ウィルバーフォースとケンブリッジ大学での親友ウィリアム・ピット、若き政治家が志した奴隷制度廃止が成立したのは1833年、実に作詩から61年を要したことになる。人の欲望と抑制はホモサピエンス発現以来の永遠の命題であろう、創りだした手段や便法も神仏や理性、法と罰など一様ではない、現実には21世紀の今日ですら支配と隷属、人身売買は世界から一掃されていないのだから人類の闇は深い。
奴隷解放はアメリカのリンカーンに象徴されるが英国にも不屈の運動家がいたことが分かったことは勉強になった、未来に残したい伝記映画であった。
2019年10月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
話の流れや登場人物がストレート。そのままであまり捻りはない。
それよりも、考えさせられる事の方が多い映画。当時の人々も奴隷は良くないと、頭でわかっていたが自分達の利益の事を考え、撤廃するのにかなり時間を要している。その間にどれだけ多くの犠牲が出たのだろうか。人は目にしていないものには鈍感になれる。
色々と勉強になる映画だった。
途中の奴隷の状況説明で辛くなってしまったので、心が元気な時に観たほうがいいと思う。
話のメリハリの無さや、露骨な奴隷が虐待されているシーンがない所はイギリス映画らしい。(嫌いじゃないです)
2019年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
名曲「アメイジング・グレイス」の誕生秘話と、この曲に支えられて戦った政治家ウィリアム・ウィルバーフォースの生涯を描く伝記映画。
2018年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
過去の回想シーンと現代のシーンの区別が最初難しかったが観ていくうちに主人公のやつれ病弱になりつつある今と希望に満ちていた過去が顔や雰囲気に出ていることに気がついた。
どんな苦境にも負けず最後まで自分の信じたものを貫き通し、他の人に認めさせた姿は、かっこよかった。
もっと綺麗な歌声を披露して欲しかったし歌の重要性をもっと出して欲しかったなぁと思ってしまいました。