モールスのレビュー・感想・評価
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切ない純愛
どうやらオリジナル版を鑑賞した方にはあまり受けが良くなかったようですが、私は原作やオリジナル版は全く知らずでの鑑賞だったので、想像以上に楽しめました。
立場は違えど同じ「孤独」と言う共通点を持つ少年と少女のピュアな初恋、そして純愛。
いいじゃないですか、これ!
どうも原作では少女の正体はアレだったとのことで、そうなってくると話は全然違ってしまいますが、この映画は設定を変えて純愛に拘ったからこそ見応えがあったんだと思いました。
別に原作と違おうと面白ければそれでOKな私としては、心にグッと来る映画をしっかり作ったことを素直に評価したいですね。
更にハリウッドリメイクならではの特筆すべき点としては、何と言っても子役の演技力、存在感に他ならないでしょう。
いじめられっ子でちょっと中性的な雰囲気漂うオーウェン役にはコディ・スミット=マクフィー。
ヴァンパイアとして日々苦悩の毎日を送る悲しげな瞳が印象的なアビー役にはヒット・ガールなクロエ・グレース・モレッツ。
これは完璧なキャスティング!2人の迫真の演技に終始見入ってしまいしたよ。
これだけいじめられ希望が見えない生活を送っていたら、オーウェンが最後に選んだ選択には至極納得。
欲を言えば、家庭環境の劣悪さをもう少し描いてくれていたなら、尚納得の結末だったのですがね。
それにしても、クロエの小悪魔っぷりはなかなかのものでしたね・・・あと、お父さんの正体にちょっとビックリでした・・・。
とにかく、アビー可愛い!
アビーが物凄く可愛いですね、「ああ、こういうのを美少女っていうんだな」と改めて実感しました。とにかく可愛い。
全くストーリーをを知らずにDVDを借りてみたので、最初の方は驚きの連続だったんですが、期待以上に面白かったです。
何処か悲しい感じの映画ですね~
CGモレッツちゃん主演で成功/CGモレッツちゃん主演で失敗‥
映画業界のリメイク/リビルドの是非←云々には触れないでおこう‥
制作者や閲覧者‥それぞれに想いも有るだろうし‥
原作映画●モールスに触れるパターンと‥
触れないパターンでレビューを書きたい(*^_^*)♪
◆◇◆◇◆
△触れるパターン△
原作?●ぼくのエリは‥主人公が男児だった‥。
色白で/か細く/長髪‥まさにいぢめの対象になるような‥
イメージまんまの!?
ユニセクスなのが逆にセクシャリティな男児‥
◇北欧‥
白夜も有る/陽の昇らない日も有る‥そんな国だからこそ‥
ユニセクスな男児と地黒の南米風な女児の初恋物語として映画が成立した‥。
男児は悲しく無力な子供で有り‥/女児は彷徨える、街に不釣り合いなジプシーだった‥。
だから切なかった‥ヽ('ー'#)/
だが‥
こちら●モールスは‥
舞台はアメリカニューメキシコ‥
ナニヨリ‥
主演男児に華が無い~ヽ('ー`)ノ~
そしてクロエに華が有り過ぎる(*^_^*)
これでは男児の初恋映画として成立しない(`o'ヾ
◇クロエのアイドル映画には題材が重いし(●キャスパー/●アダムスファミリー思い出した‥Cリッチ)‥
◇ホラースリラーサスペンスには‥作りが弱い‥
●ぼくのエリの設定のまま‥
クロエがあちらに出演してたら、まさに模範回答だったのでは└|∵|┐♪┌|∵|┘?
☆評は‥
DVD\80円水準にて‥
DVD買う度⇒②★★
モ、1回見たい度⇒②☆☆
オススメ度⇒③♪♪♪
デートで見る度⇒②◎◎
観た後の飲み物】ブラッディシーザー
◆◇◆◇◆
△‥触れないパターン△
俺が‥
EワトソンやあしまなやDファニング好きなのを差し引いても‥
本作はクロエが前に出過ぎだ(`曲´#)
全てがクロエに意識が行ってまう‥
こんなんなら‥
ナレーションをクロエがしたり‥/結びのシーンを冒頭に持って来たり‥
彷徨える親子(?)ジプシー的なシーンを追加したり‥
やり方は様々有ったハズだ(`曲´#)
結局‥
いつも言うヒトコトで結ぶハメになっちゃったヽ('ー'#)/
極上のステーキ‥
料理人が活かしきれず‥焦がしちゃいましたとさ(-"-;)
☆評価は③だけど‥クロエがかわい過ぎるから‥⇒【④!】
タイトルは原題“レット・ミー・イン”の方が良かった気がする
スウェーデン製ホラー映画「ぼくのエリ 200歳の少女」をハリウッドでリメイク。
オリジナルは秀逸な作品だった。
寒々とした雪町が作品世界に見事にマッチし、ホラーでありながら非常に淡々と、しかしながらショックシーンは印象的に、主役二人の悲しみと淡い恋が切実に描かれていた。
この二人がまた儚げであると同時に、何処か薄気味悪さも感じた。
好評を博したので、ハリウッドがお得意のリメイク。
オリジナルに忠実に仕上がっている。
しかし、イジメのシーンやアビーが人を襲うシーンなどが少々強調され、やっぱりハリウッドリメイクだなぁと思ってしまう。
ヒロインを今注目の少女スター、クロエ・グレース・モレッツが演じているが、ブレイク作「キック・アス」ほどの印象は残せられなかった。
オリジナルの少女の方がミステリアスな佇まいは遥かに上。
決して失敗のリメイクではなく、オリジナルを尊重している為、オリジナルと見比べてみる価値有り。
リメイクしない方が良い
私は原作モールスの大ファンである。まずスウェーデン版の「僕のエリ」は邦題は気にくわなかったが二人の恋物語もなかなかの出来だった。そしてハリウッドリメイク。大好きなクロエが出ていたので見に行った。
まず、ホラー化しすぎ。クロエをあそこまで怪物にする必要はないと思う。エリは少し人間に近いバンパイアに見えたが、アビーはもう地球外生命体の何者でもない。
演技はコディもクロエもまずまず。しかし、プロすぎてスウェーデン版の二人の素朴さがない。そして、モールスという映画に必要なスウェーデンの様な厳しい寒さや美しさが伝わってこない。とにかくホラー…
そもそもがハリウッドリメイクしたことが失敗。ファンとしてはスウェーデン版だけでやめて欲しかった…
白銀の世界
各場面で色味を統一してあるので、ぱっと見た場面がどの部屋か分かりやすいという特色がある。
タイトルにもなっているモールス信号を使う場面は少ない。
救難信号を送っているわけでもない。
思ったのとちょっと違いました。
モールス信号で女の子を助ける話だと予想していたのですが、
助けたとは言いづらい。
女の子の「孤独をいやす」という意味では助けた話なのでしょう。
主人公の子が可愛く、女の子じゃないのと序盤何度も疑いました。
でもちゃんと男の子なんですね。
透き通るようなラブストーリー
クロエちゃんだぁ〜!わぁ〜い!うふふえへへ
みたいなノリで観に行ったんですが、
これが結構かなり良かったのです。
ホラーとかスリラーって感じではなく、
ホラーテイストのラブストーリーですね。
個人的にラブストーリーって苦手なんですが、全然大丈夫でした。
うまいことできてます。
200年も孤独を背負って生き続け、
だけど永遠に少女のヴァンパイアは
こうやって生きてゆくしかないのだろうな。
なんて考えながらしんみりと悲しみに浸れた映画でした。
クロエちゃんとぞんぶんに堪能するも良し、
悲しげなラブストーリーの結末に思いを馳せるも良し、
ちょっぴり怖い展開に鳥肌を立てるも良し、
万人にお勧め出来る映画だと思います。
恐ろしくて、美しい
恐ろしくて、美しい。劇場鑑賞できて良かったと思える作品でした。
大きなスクリーンで鑑賞でき、幸いでした。
吸い込まれるように見入っていたみたい。気がつくとエピローグという感じで、切ないような虚しいような雰囲気につつまれていて。
エンドロールもなんだか良かった、冷たくなっていた心の温度が戻ってくる気がしました。オリジナルは未鑑賞です、ぜひ観ようと思います。
クロエ・モレッツがひきつける
オリジナルのほぼ完コピ。
それでもグイグイと惹きつけられるのはなぜだろう? おそらく、それはクロエ・モレッツのもつ魅力。うまく言い表せないけれど、彼女はそうしたものをもってる。彼女をみるための映画といってもいい。
内容については「ぼくのエリ」と同じ感想。ハリウッドリメイクらしく、少し刺激的な恐怖シーンが増えているのと、北欧の寒々しさが薄れた感はあるけれど、それでも、ここまでオリジナルと同じで、しかもオリジナルからさして年月がたっていないのに、飽きずに見られたのは収穫でした。
個人的にはオリジナルより上かな
2010年アメリカ映画。116分。2011年34本目の作品。名だたる巨匠たちが本作を絶賛、女の子を演じるのがクロエ・モレッツ、さらに怖いらしい。こういったのがあって観に行きました。本作は「ぼくのエリ 200歳の少女」のハリウッドリメイク。こっちを先に観ました。
内容は;
1,主人公の男の子はいじめられっ子で友達がいない。
2,そんなある日、マンションの隣に老人と女の子がひっこしてくる。
3,男の子は女の子に恋するが・・・。
怖くはなかったです。ただし魅入ってしまった。しかもかなり。オリジナルにくらべて本作はけっこうサスペンス調に仕上げている印象。それが魅入った原因の1つなのだと思う。あとは統一感のある色調とダークさ。そこに切なさがうまく融合された。だから魅入ったのだと思う。
少女の正体があっさりネタバレされた時点で、本作の狙いは他にあることが分かる。それはたぶん「切なさ」。これがけっこうハートにしみて途中から男の子と女の子への感情移入がハンパない。
男の子の視点というのもうまく描かれていた。物語に肝心な登場人物以外はほとんど遠目からの姿だけで顔が見えない。男の子の内面がよく反映されている。無駄な情報は一切加えずその内面世界を追求したからこそ、ラストまで説得力が持続したんじゃなかろうか。
クロエ・モレッツは底知れない女優さんです。14歳だけに今後がちょっと不安になるけど。
本作の前に観た「トランスフォーマー」でくらった最低な気分が見事にふっしょくされました。
原題、わざわざ変えなきゃいいのに
怖くないです。キモくないです。(個人差あり)
子供たち可愛らしいです。(たぶん個人差なし)
「モールス」という表題は!? コレいかに!
原題「レット・ミー・イン」が、ストーリー的に意味があるのだから。
私は、スウェーデン版オリジナルの方は、見ていません。
なので、ストーリーわからず見ました。
お父さんは、仕事してないんだろうか? とか、引越し多いだろうけど、住民票とかどうするんだろう? アパート借りるのに身分証明とかどうしてんの? とか見ながら思ってた。
ヒロイン「アビィ」の長く悲しい年月や、これから二人の年月の重みを、可愛らしい子供たちのオブラートに包んでどうぞ召し上がれ。
でもこの映画、恋愛映画じゃないのではないでしょうか。
恋愛が成立する組み合わせではないですよね。種の問題ではなく、精神年齢の差の問題で。
いろいろありますが、この映画の見どころは、一言で言えば、クロエたんですかね。
純愛映画!
どこまでも切ない、究極の恋愛です。
ホラー映画が苦手な自分でも集中して、最後までみられました!
確かに怖い場面とか、ドキドキする場面もあるんだけど、それよりも純粋だからこそ、遂げられる愛のかたちに感動しちゃいました。
ホラー映画にしなくてもおもしろいのに…と、自分は思ったのですが、
連れは、ホラーにしたからこそ、それほど大きな壁を乗り越えて純愛を貫いたというメッセージが伝わりやすい、という意見。
確かにそれにも納得でした。
マイノリティーな2人だからこそ、つながれたというところ。
ホラーが苦手でも純愛映画が観たい人にはオススメです。
確かに、なぞっただけですが…。
今作はオリジナルを見てるかどうかで評価が変わってくる作品。
僕はオリジナルを見てる方ですが、おもしろかったしわかりやすかった。
一応、言っときます。これから見る方はオリジナルを見ない方がいいかと思います。
こちらはシンプルに結末がわかるので衝撃が強くなるし楽しめると思うので。
見所は結末と僕の大好きなクロエちゃんの演技!
この子は伸びますよ。
主人公と一緒にベッドに入るクロエちゃんの顔は失神するほど可愛いかったです!
今作を見て自分的にはイマイチだったオリジナルが改めて好きになりました。僕にとっちゃこのリメイクはありがたいです。リメイクもオリジナルもどちらも好きになったのは確かなので、ぜひご鑑賞を。
リメイクの必要性がない
結論から言おう。
スウェーデン製作のオリジナルの方が圧倒的にデキがいい。
そもそもオープニングからして、肌を切り裂くような寒さを感じない。田舎町を取り巻き、林を漂い、古いマンションの中庭を流れる空気、そのどこにも凍てつくような透明感がない。
オリジナルが駄作だったのならともかく、秀作であり、しかもオリジナルの公開からたった2年しか経っていないなかでのリメイクに、いったいどんな意味があるのか、その必要性がわからない。
これほど早くリメイクするのであれば、オリジナルを超える〈何か〉が必要なはずだ。
オリジナルは原作者自ら脚本を書いた。今作は脚本がマット・リーヴス監督本人になっているが、物語の進行、カット割りすべてがオリジナルから抜け出ていない。
透明感のある肌をもったコディ・スミット=マクフィー。綺麗な顔立ちだけでなく、少年特有のナイーヴさも併せ持つ。早くも女優魂を見せるクロエ・モレッツ。猟奇なストーリーの上にピュアなラブ・ロマンスを成立させるには、このうえないキャスティングだが、映画史上に残るようなオリジナル作品で使うべき逸材だろう。こんなリメイクごときに使ってしまうとはもったいない。
邦題も映画の内容からすると弱い。タイトルになるほど、モールス信号が活用されていない。
オリジナル愛し過ぎ。
いやー、完コピでしたねー『モールス』。
元々、これはスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のリメイク版の位置づけなんですかね。
それとも、同じ原作を共有した、アメリカ版として認識すればいいんでしょうか。
いずれにしても、スウェーデン版をかなりリスペクトした造りだったと思います。物語が完コピなんでw
ここまで一緒にしちゃったの?という。
一言一句、物語なぞり過ぎでしょwという。
まあ、それだけ『ぼくのエリ』が変更しようのない、完璧な映画だったんでしょうけど。監督の中で。
んー。ということで、ストーリーに関しては語れることはないかな、と。
それは『ぼくのエリ』でやっているので。
ただ、物語以外は、やっぱりハリウッド版ならではというか、演出面がハリウッドナイズで刷新されてますよね。
グロ描写もこっちの方がキツめ。ハッキリ見せてるエグいシーンが結構あります。
画面から受ける印象も、落ち着いたトーンの中にも、見せるべき場面にはシッカリ派手さが加味されてる感じでした。
そして…ええ。そうですね。忘れてはいけない、彼女。
クロエ・グレース・モレッツ!!!!
今回の大収穫はクロエたんw彼女に尽きます。
『キック・アス』の暴力少女。アレはアレで魅力的でしたけど、今回はヴァンパイアガールです。
哀愁を帯びた美少女が、凶暴なモンスターに変貌!!!!ゾクゾクするぐらいに美しい!!!!
クロエたんの仕草、表情、一挙手一投足、全てが見逃せない。
そういう意味では、絶対に観て損はない一本です。
彼女を愛でる為の、最適な映画だったと思います。
(ん??こんな〆方でいいのかな…)
ドラマチックホラー
感情の機微が繊細に健気に表現した二人の12歳が良い。
そこだけで満足。
死という光に向かって歩む未来の悲哀に溜め息。
孤独と狂気と達観の世界感がミステリアス,かつドラマチック。
スウェーデン版と対になる出来映え。
クロエ・モリッツの魅力全開!
リメイクの元である「ぼくのエリ」があまりにも完成度が高く、また、アメリカ映画としてはオリジナル作品が表現し得た様々な“タブー”も制限されてしまう。そんな手枷足枷をはめられながら、技巧派(?)のマット・リーブス監督はよく善戦した、と賞賛されてもいい。
しかし、何といっても本作を光り輝かせているのは、クロエ・グレース・モリッツ。まさに大人へと脱皮しつつある彼女の危うい魅力を、まさに今しか記録できないその瞬間を、本作は映像に刻んでいる。これを見るだけでも価値があると断言できる。なお、脇役には渋い役者を配して、背景の街や時代の気分をよく盛り上げている。
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