劇場公開日 2011年8月5日

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「クロエ・モリッツの魅力全開!」モールス ミスター・クリーンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0クロエ・モリッツの魅力全開!

2011年7月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

怖い

萌える

リメイクの元である「ぼくのエリ」があまりにも完成度が高く、また、アメリカ映画としてはオリジナル作品が表現し得た様々な“タブー”も制限されてしまう。そんな手枷足枷をはめられながら、技巧派(?)のマット・リーブス監督はよく善戦した、と賞賛されてもいい。
しかし、何といっても本作を光り輝かせているのは、クロエ・グレース・モリッツ。まさに大人へと脱皮しつつある彼女の危うい魅力を、まさに今しか記録できないその瞬間を、本作は映像に刻んでいる。これを見るだけでも価値があると断言できる。なお、脇役には渋い役者を配して、背景の街や時代の気分をよく盛り上げている。

ミスター・クリーン