美人図

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美人図

解説

18世紀末に実在した天才絵師シン・ユンボクが女性だったらという仮説をもとに描くラブストーリー。「僕の、世界の中心は、君だ」(2006)のチョン・ユンス監督がメガホンをとり、主演のキム・ギュリ(キム・ミンソン)とキム・ナムギルが今作をきっかけに大ブレイクした。4代続く宮廷絵師の家に生まれたユンボクは、幼いころから絵画の腕を称えられていたが、ある日、自ら命を絶ってしまう。実はユンボクの絵を描いていたのは7歳の妹だったため、その日からユンボクと名乗り、男として生きていくことになる。しかし少女へと成長したユンボクは、鏡職人のガンムと恋に落ち、一気に女として目覚めていく。

2008年製作/109分/韓国
原題または英題:Portrait of a Beauty
配給:ツイン
劇場公開日:2010年9月25日

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映画レビュー

4.0面白かった

2023年12月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

萌える

時代劇では、韓国ドラマほど壮大で切ないラブストーリーではないが、2時間でこの内容はまずまずではないだろうか。十分楽しめました!

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ノブ様

4.5キム・ミンソンの美に★★★★❗️

2022年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

キム・ミンソンの美しさだけでも観る価値あります。日本映画ではなかなか見られない女性の美しさが溢れています。
映像がとても綺麗で+0.5pointです。
ストーリーも良かったです。傑作でした。

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tuna

3.0宮廷画家

2022年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

宮廷画家の名門に生まれた女の主人公は才能を受け継ぎ、画の書けない兄の代わりに書いていた。
これがバレてしまい、兄は自殺、主人公は男装して画家の道に入る。
ヌードシーンが多いものの、映像が美しくとてもエロティック。

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いやよセブン

3.0韓国の春画物語

2019年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 18世紀末の朝鮮王朝時代。清が強大になっていた時代でもあり、ハングル文字は確立していたはずなのに全て漢字を使っているのが印象的(実は王朝モノをあまり見ていない)。そんな22代目の王様のために王宮にあった図画署。男として育てられた絵師のシン・ユンボクが名のあるキム・ホンドに弟子入りし、水墨画に限らず、庶民生活を中心に絵を描きためる。

 美しいもの。それも見る人によって視点が変わることを教えられ、様々な庶民生活を描くうちに女性の美しさ、さらにセックスの情景をも綺麗なものとして描き始めたユンボクだった。やがて鏡職人のガンムと知り合い恋に落ちていくのだった。と、ここまでは普通の芸術と恋愛映画といった感じ。

 徐々に他の絵師からは妬まれ、蔑まれ、男色の疑いをかけられたりする。まぁ、実際には女であることを隠して王に仕えていたので、最後にはその罪を問われるユンボク。乱れた寺の一斉手入れがあったりと、江戸時代の日本と変わらない世相。そこで捕まったガンムがただ一人処刑という憂き目にあうのだった・・・

 終盤にはドラマも二転三転して、どうでもよくなってくるが、男女の恋愛と師弟愛(女と知っていたようだし、絵を教えたのも実はホンド)が絶妙に交錯するのだ。あー、それならば処刑させておけば良かったのに・・・なんて思ってはいけない。自分のモノにするためには、ライバルであっても殺さない。はずだったのに・・・という目まぐるしい展開だ。

 絵師を扱った韓国映画では『酔画仙』(2002)しか観たことはなかったけど、この美人図もネット検索すればかなり拝見できるので、その世界にのめり込みそうになってしまいます。「乳は授乳以外では見せてはならない!」などと印象に残るセリフもあった・・・

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kossy