君に届けのレビュー・感想・評価
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まあよくある感じの恋愛ドラマではある
少し起伏に乏しく予定調和な感じで中だるみしちゃった。途中から飛ばしながら見た。
多部未華子さんの演技はとっても良かったけど、役としてはもうはっきり言ってなにかの精神障害を持ってそうな性格ですよね。強迫神経症とか統合失調とかよくわからないけどまずはそこを治しましょうって思った。それに貞子って言われたならなぜ髪を切らないのかと。もう無理やりキャラを作った感じがした。それに性格が暗いわりにスカートが短い。
ただただ」未華子ちゃんの演技で成り立ってる感じ。
春馬くんと話し終わった後いたたまれなくなって逃げ出す感じの演技がリアル。
三浦春馬君
「もう友達」
真面目で内気な黒沼爽子は、その容姿から貞子とあだ名されている。一方、クラスの人気者の風早翔太は、外見も中身も爽やかそのもの。そんな翔太は、爽子の良い面を知っていて密かに想いを。
あんまり恋愛物は観ないけど、見やすくて良かった。爽子とだいぶタイプの違う千鶴やあやねが友達になるところが、ちょっと簡単すぎる気がしました。それでも二人は根がまっすぐで、物語の良い役どころ。高校生って、自分に自信を持てなかったり、くだらないうわさに惑わされるよな、と思いだされました。
多部未華子は出てきたときの印象が、なんかやぶにらみのかわいくない感じがあって、役にぴったり。三浦春馬は、爽やかそのもので、年とってもそうなのかと思っていたら、永遠になってしまったのが残念。
”多部未華子さんが演じる黒沼爽子”が大好きな”三浦春馬さんが演じる風早翔太”に共感
嫌いな恋愛物だが見やすかった
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主人公は昔から暗く、しかも髪型が似ているため、学校で貞子と呼ばれてた。
が、男1人・女2人が彼女の純粋さを理解してくれ、友達となる。
しかし自分と関わることで迷惑がかかると考えてしまい、葛藤する。
男はそんな主人公に恋をし、女二人も彼らの恋を応援していてくれる。
が、その男を好きな別の女生徒が主人公に「友達」ヅラして近づいて来て、
恋の邪魔をしようと陰険な策略を用いて来るが、友人たちがそれを看破。
ついに男がクリスマスは一緒に過ごしたいとコクるが、とまどった主人公は拒否。
が、大晦日の家族イベント中に我慢できんくなって、父に相談すると、
父は行きなさいと言ってくれて、逆告白みたいな感じでハッピーエンド。
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うーん、甘く切ない物語やね。
恋愛映画は嫌いやが、主人公が古臭くて暗いから、おっさんでも見れたわ。
それでも恋愛映画特有の、背筋がムズムズする感覚は随所であったけどね。
女友達2人との関係が微妙になった時の2人のセリフ、
「何やかんや言って私たち、気付いたら(主人公)の話してるよね」
いやあ、何か昭和時代によくあったような臭いセリフ(場)
正直、そんな奴いねーよって思うけどね。
大人になるって嫌なもので、その人の行動の理由を逐一考えてしまうわけね。
誰からも相手にされない人間を相手にするってのは相応の理由があるわけで。
1つは、授業をまとめたノート貸してくれたり、使える奴、従順な奴だから。
もう1つは、弱い奴を守るという自己満足を得ることが出来る相手だから。
(もちろん前提として、彼女らが根が優しかったというのもあるが)
そして主人公も、相手にして欲しいがためにノートを貸したりしている。
このように、彼女らの関係は美談でも何でもなく、
お互いがお互いを有益に使ってるだけで、学生友達なんてそんなもの。
主人公がいつも自分のことよりも他人のことを優先するってなってるが、
それも、自信のなさ&敵を作らないために身についた性質なだけ。
結局、特別でも何でもなく、普通の人間心理で説明できる行動に過ぎない。
つまり綺麗事のオンパレードの映画というわけである。
でも青少年向けなのだから、それはそれでいいと思う、
映画は人を感動させるためにあるのだからね。
少なくとも呆れるほどにアホみたいな演出にはなってなかったので、
あえて自分をピュアな気持ちにする事で受け入れることが出来た。
汚れた大人こそ、こういった純愛ものを見るべきなのかも知れないww
1日1善を心がけてる主人公黒沼さん。とても努力家で一生懸命な性格が...
青春
目立たなく、暗い女の子でも、心が綺麗で、優しい子に、ある、男の子に...
こんな青春送ってみたかった…
原作未読によるネタバレなしのレビューです。
「アイネクライネナハトムジーク」「私に運命の恋なんてありえないと思ってた」「あやしい彼女」を鑑賞し多部未華子さんにハマっているのでこの映画を鑑賞しました。
まず、映画としての完成度がとても高い作品だと思いました。
甘酸っぱい恋愛に友情を入れた青春映画。恋愛映画に無理やり友情感を感じもなく面白かった。恋愛映画に友情をつぎ込むと展開が無理やりになったり話がごちゃごちゃしたりしやすいが違和感なく構成が綺麗で見やすかった。
青春映画としては理想の作品だと思う。
キャスティングも最高だ。人と話すのが得意ではない黒沼を演じた多部未華子さんはとても演技がうまかった。時間がたつにつれて人と話すのに慣れていく感じがとてもリアルで注目して見ても面白いと思う。また、風早を演じた三浦春馬さん。さわやかイケメンで役にとてもあっていると思う。爽子のクラスメイト矢野あやね役うを演じた夏菜さん、同じく爽子のクラスメイト吉田千鶴役を演じた蓮佛美沙子さん。ほかにも桐谷美鈴さんや勝村政信さんなどそれぞれしっかりと役にあっており良かった。
人知れず人の為に行動する爽子、それに気づき見守りいい子だなぁと思い気持ちが届くまで見守り待つ風早。そんな二人を応援する親友のあやねと千鶴。青春だなぁ…
そして何より映画『君に届け』主題歌を担当したのはロックバンド・flumpoolで「君に届け」エンディングで流れたこの曲は最高だった。まだ見てない人にはぜひエンドロールもしっかりとみてほしい。映画の話の後それぞれどのような感じに進んでいったかをエンドロールともに映像が流れている。エンドロールの後にも映像があるのでしっかりと最後まで見てください!!
とてもいい映画でした。
ぜひ皆さんも見てみてください!!
自己表現の過程
周りが持つイメージと、本当の自分のギャップ。
そこを乗り越えて、爽子も風早くんも思春期に自分を発信できるようになるまでの過程が描かれている。
ゆず「うまく言えない」PVの延長のような三浦春馬が、観る者を最後までずっともどかしい気持ちにさせる爽子を、ただただ待つ物語。
ひたすら1年近く待った挙句、「付き合うとか、無理っていうか、ごめんなさい」と断られたらそれは意気消沈凄まじいことだろう。
風早くんは、入学式の日から爽子を気になってはいたのだろうけれど、まだ爽子をよく知らず、大好きかどうかは確信に至っていない頃から、周りの目や噂に流されずに爽子に接している。桐谷美玲が好きになるのもわかるが、桐谷美玲、リサーチ不足だなぁ。まっすぐな男子が、裏でこそこそ手を回したり、化粧が濃い子を好むとは思えないもの。
ツッコミどころは満載。
あれだけ貞子貞子とからかわれていて、両親も爽子には目をかけていながら、なぜ髪の毛を切るよう助言しないのか?
どう見ても頭の良い学校ではないところに、なぜ勉強はできそうな爽子が進学したのか?
ショートカットの夏菜に見慣れていると、ギャルが夏菜で驚くが、とても似合っていた。
井浦新も、え、こんな役もやっていたんだと驚き。
三浦春馬が亡くなったことが未だ信じられない。
本当に来た役を一生懸命こなす、誠実さに溢れ、でも周りが持つイメージや期待とのギャップも抱えているような、深みや感受性もしっかりありつつ、まっすぐ向き合う人間性が、ファンまでいかずとも大好きだった。
この作品同様多部未華子と組んでいる、僕のいた時間。生前でも大泣きして見たのに、今はもう作品の内容と三浦春馬への喪失感が相まって、悲しすぎて見返す勇気がない。
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