インフェルノのレビュー・感想・評価
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怖い怖い
真剣にみていると人類の未来に対して悲観的になってしまう
今のままのほほんと生きていていいのだろうか
近代になり爆発的に増え続ける人類はこの先どうなるのだろうか
この事を基本にした作品は古くから多数ある
人が人を淘汰するようなもの
ノアの箱舟のようなもの
この作品もそんな中の一つ
増え続ける人口、今もなお進む医療
もしも寿命以外で死ぬことのない世の中が来たとしたら人類はどれほど増え続け資源を使い続けるのだろうか
ましてや自分の複製が作れる時代が来たのなら…
きっと民主主義は崩壊するかも
愛や恋なども今ほど簡単に口にできないのではないのかな
今直ぐにではないにしても二代三代先には…
怖い怖い
おもしろかったが
細菌が半分の量になる時刻は?、11時59分。
映画「インフェルノ」(ロン・ハワード監督)から。
「スイッチがある。それを押すと・・人類の半分が死ぬ。
押さないと、人類は100年以内に絶滅する。君ならどうする?」
こんな問い掛けで始まり、生物学者ゾブリストが、
人類増加問題の解決策として、恐ろしい伝染病を作り出し、
それを世界に広めようとする。
「人類は、自らの体内に発生したガンなのだ」と言い切り、
今、人類が直面している問題の多くは、人口が減れば解決する。
一見、無茶苦茶に思えるその理屈に、妙に頷いてしまった。(汗)
さて、その人口を減らす計画を実行に移すのは今しかない、と
主張する生物学者の説明に、またなるほどなぁ・・とメモをした。
「1分ごとに増殖する細菌をビーカーに1つ入れる。
最初の細菌を11時に入れた場合、ビーカー一杯になるのは12時。
だが、細菌が半分の量になる時刻は?、11時59分。
今が、その時刻だ。真夜中まで、あと1分だ」
人類は、まだまだ大丈夫なんて思って行動しないけれど、
実はあっという間に、限界に到達してしまう。
だから、ビーカーの半分の量の時に、課題を対処しなければ、
手に負えなくなる、という視点は、参考になった。
ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」のからくり・謎解きは、
私にとっては、あまり意味がなかったかも・・(汗)
相変わらず荒唐無稽
今回は、ジェイソン・ボーンと007のシチュエーションをミックスして、パズル的な謎解きをダンテの「神曲」に求めるという趣だが、シリーズを通して感じる荒唐無稽さは変化ない。従って、いくらリアルに作っていようとも、全くリアリティが無いのは今までの通りである。
しかし、「ダ・ヴィンチ・・・」でのルネッサンスからのメッセージの媒体が人間であるとか、「天使・・・」での物質の中に反物質を閉じ込めるというような、もはやいくらなんでも容認できないような代物ではなく、ウイルスといういくらか現実的な恐怖と、謎そのものは現代人がパズル的に作っているというアイデアについては、一応納得はする。(動物実験をどのような施設で行ったのかというような細部は、この際目をつむる)
それにしても、トム・ハンクスが大真面目に取り組んでいるところを見ると、それなりに原作は人気が高いのであろう。
良作なシリーズ
驚いた。
このシリーズで一番展開が読めなくて面白かった。
記憶をなくした主人公が頼れるのはずっとそばにいてくれた女性…
でもその女性の秘密とは。
愛した男性の主張までも愛せるものだろうか。
しかも命を奪うという過激な思想であっても?
シエナの最後まで必死な様子がなんだか悲しかった。
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