ヒア アフター

劇場公開日:

ヒア アフター

解説

巨匠クリント・イーストウッドが、死後の世界にとらわれてしまった3人の人間の苦悩と解放を描いたヒューマン・ドラマ。サンフランシスコに住む元霊能者で肉体労働者のジョージ、臨死体験をしたパリ在住のジャーナリスト・マリー、兄を亡くしたロンドン在住の小学生マーカスの3人が、互いの問いかけに導かれるようにめぐり会い、生きる喜びを見出していく姿を描く。脚本は「クイーン」「フロスト×ニクソン」のピーター・モーガン。出演はマット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス。

2010年製作/129分/G/アメリカ
原題:Hereafter
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2011年2月19日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第83回 アカデミー賞(2011年)

ノミネート

視覚効果賞  
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(C) 2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

映画レビュー

5.0大好きな映画

2023年11月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD
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coo

3.0見る前にいくつか

2023年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

これは見る前にいくつかのハードルを越える必要のある映画ですね。
・津波のシーンがある(トラウマを抱える人には辛いかもしれません)
・死者と交信できる(死後の世界を肯定している)

考えたら、宇宙人が出てくるは、人の金を盗むは、結婚式で花嫁を奪って逃げるは、、、名作と言われる映画にはとんでもないウソが一つや二つは入っているもので、この作品も「そんなこと言ってたら、映画になんないよ」と、なりますね。

面白いのは、パラレルに展開する主人公たちの人生が、あるきっかけで交わり心が温まるようなケミストリーを生み出すこと。
人気キャスターだった女性が津波の被害に遭い、臨死体験をしたことを本に書くが周囲から冷たい目で見られ辛い思いをする。
常に一緒に行動する双子が交通事故に遭い、独りになった弟が、死んだ兄に会いたくてインチキ霊能者にだまされ続ける。
手に触れるだけでその人に深い影響を与えた死者のイメージを見ることが出来るが、それが辛すぎて隠れて暮らしている元霊能力者。そのせいでガールフレンドすらも去っていく。

この人たちが出逢ったら、何が起きるんだろう?という興味が、最後までワクワクしながらストーリーに惹きつけられます。

クリント・イーストウッドの死生観と、さりげなく心に沁みる上質の音楽、いつもよりちょっぴり苦みをおさえた味付けの演出と、見どころは多岐にわたります。

2017.4.28

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うそつきカモメ

3.5自分に正直に生きること

2023年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「自分に正直に生きること」に関する映画であり、その意味でまさにイーストウッドらしい映画。主な登場人物3人は、自分の真実を求めて周囲とぶつかり苦しんでいくが、そこに救済がもたらされる… ディケンズのクリスマス・キャロルやオリヴァーツイストとかも意図的に下敷きに使われてると思う。死後の世界の話って英語圏ではうけるけどフランスでは受けない、という点も面白かった。過去に囚われずに前向きに未来を生きる、という最終的なメッセージで終わって良かった。かな?

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msang

5.0三つの話のバランスの良さ

2022年12月1日
PCから投稿

ロンドン、パリ、SFの三か所で別々の事件が同時進行し、最後にまとまってゆくという演出技術が問われる作品を、さすがのイースト選手はバランスよく、ドラマとサスペンスを適度に織り込んで良質の作品に上げました。
双子の片割れがせつない。ディモン選手、難しい役でした。

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越後屋
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