借りぐらしのアリエッティのレビュー・感想・評価
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NHKの特集番組、「ジブリ・創作のヒミツ」がよかった。
最近のジブリの映画は、つまらないのが続いていて、別に見なくてもいいかな?と思ってました。
でもNHKの特集番組、「ジブリ・創作のヒミツ」見たら、見たくなって見てしまいました。
恥ずかしながら、アニメの監督の仕事って、今までのイメージだと、脚本なり、絵コンテなりをスタッフに渡して、後はなにもせず、できたものを納得がいくまで書き直させることと、声優さんに演技をつけることぐらいだと思ってました。
でもマロさん見てたら、ベテランのスタッフには何も言えないし、逆に文句言われる。
宮崎さんには意識的に無視される。
仕事をいっぱい抱え込んで、プレッシャーに耐えながら、原画全部チェックして、演出上重要な部分や、抜けている部分を一生懸命書いているのを見ていたら、こんなに頑張っている人もいるのかと思い感動しました。
そして宮崎さんが無視する理由が、マロさんがジブリに入りたいと思った映画「耳をすませば」の監督、近藤善文さん(宮崎さんが演出に口を出しすぎ、プレッシャーをかけたせいか、映画完成の数年後に死亡。)からきているという話も意外でした。
そうして完成した映画を見てみると、音楽は素晴らしいし、さすがジブリのNo1アニメーターだけに、すごい画力と心情描写でした。
ストーリーはやや弱いけれど、ジブリ作品は、事前にいろんなキャラクターを書いて、そこからストーリーを作っていくらしい(別のアリエッティーが仲間を探しに行くストーリーもあったらしい。)ので、キャラクターや絵が生きていて面白く、心情描写がしやすいストーリーなら、多少弱くてもいいような気がしました。
うんうん、面白いじゃない
終わっちゃった・・・
ハリウッドでCG使って実写でやりそうな内容
2度見れば納得
一度見た感想は、消化不良で何かが足りないような…、正直面白くありませんでした。
それでも、何かに魅かれてもう一度見てみると、結構印象が変わりました。
この映画はアクションがあるにはあるけど少し地味で、ストーリー展開も劇的に変わるわけでもありません。初めて作品を見るとき、どうしてもアクションとストーリー展開の方に目がいってしまいがちですが、そのせいで消化不良を起こしてしまったのかもしれません。
でも、ストーリーがわかった上でもう一度見てみると、借り暮らしで生活する小人たちのたくましさや登場人物の人間臭さがとても丁寧に生き生きと描かれていることに気付かされました。
特に、アリエッティと翔の生きることに対する正反対の考え方と翔の考え方の変化、交流による2人の心情の変化を追ってみるととても面白いです。
アクションありき、展開ありきの目線では楽しめない作品だと思います。
過去の作品に例えるなら、展開を地味にした魔女宅ってところでしょうか?
ただ、もう少しアリエッティと翔の心の交流のシーンがあっても良かったんじゃないかなぁと思います。
起承転・・・転?
観終わった感想は、終わり無き終わり?って感じです。
起承転結の結が無い感じ・・。
アリエッティ達家族の暮らしや、少年には共感は持てたし
画像もきれいだし、話の展開にも引き込まれたんだけど
最後は、何?これで終わり?って感じです。
お陰で途中のワクワク・ハラハラ感が、シュンと消えちゃいました。
原作?元作品?なるものがあるんだろうけど、もう少し最後に
主人公達の「やったぁ~~!」って感じがあって欲しかったです。
その辺が、最近のジブリ作品を観終わった時の、ちょっと複雑感
モヤモヤ感になっているような・・・。(笑)
余韻を残したり、この先を読み取るみたいな事も
作品としてあるんでしょうが、観終わった時の不完全燃焼感は
悲しいなぁ。
自分も小人になった気分
引越しの映画です
ジブリファンへ
実は~貰っちゃってる?!
今日のおはシアは
“借りぐらしのアリエッティ”を紹介しました。
さすがシブリ作品、映像の綺麗なこと!
ジブリGREENというのでしょうか。
鮮やかでしたよ~~~~。
さて、内容についてですが・・・
床下に住むアリエッティ一家3人は小人です。
人に見られたら、その場所を離れなければならない運命。
ある日、アリエッティ達の住む家に病弱な少年がやって来て・・
というお話。
う~~~~~~ん。なんかハッキリしないっていうか
ワクワクドキドキな展開もなく
ゆるゆると時間が過ぎていく感じなんですよねぇ。
今回の映画の特徴ですが、人しか出てこない。
(猫はイイ味だしています。)
それも端役を入れて9人だけ~。
ジブリ作品特有のぬいぐるみなどにしたいような
キャラクターがいないんですよね。
ちょっと大人っぽい雰囲気の作品です。
私の場合、ジブリ作品て何度か見ているうちに
良さがわかることが多いので
この作品もそうなのかも~という印象でした。
“借りぐらしのアリエッティ”星は~
3つです。
そうそうタイトルの“借りぐらし”ですが・・
映画の中でアリエッティも言っています。
「私たちは人間から色々な物を借りて生きている・・」
みたいに。
確かに住んでいる場所は持ち主の同意もナシに!ですが
借りています。でも食べ物や生活必需品については
どうやら借りたものを返す予定はないみたい。
“貰っちゃってるぐらしのアリエッティ”が
正しいかも?!
美しい映像です。
まぁまぁ落ち着いて
「子供の心をなくしつつあるな俺は」と思わせてくれます。
18にして少年の心をなくすとははずかしい
この映画幼心を忘れてる人は楽しめないだろうなといった感じ。
きっと「ジブリだから」何か訴えかけることあるんでしょ と考えながら見てたら、楽しめない映画だと思います。
小人というちょっと現実味のある話
映像がきれいで アリエッティの敵も多い分興奮させられます。
人間から見た小人という物珍しい生物 小人から見た人間という敵 どれだけ人は世界を自分達の視点からだけで決めつけているのか
なんだか続編も出そうな終わり方でしたが、あとは自分達で考えて ということでしょう。
内容薄いから続きのシナリオ考えられないですけどね
忘れそうになった心を気づかせてくれたので評価は高めです
新人監督としては及第点か?
ジブリの今後はどうなるのかな
ジブリ映画。ジブリの名があれば客が入るほど、
ジブリはブランドになった。それは宮崎アニメと言われた。
この作品は宮崎アニメではない。監督は米林。
ジブリではトップアニメータらしいが監督としては未知数。
初監督作で宮崎駿と比較されるのだから酷だ。
宮崎監督には毒があった。だから、大人の鑑賞にも耐えられた。
この作品は子ども向け。映画館に子どもの団体客がいた。
子どもといっても小学校低学年。
子どもはこの作品を観て何を感じるのだろう。
猫はおもしろい。カラスは恐い。小さい者にはやさしくしよう。
ジブリは組織を維持するために作品を創り続けなければならない。
米林は初監督としては合格かもしれない。
しかし、宮崎駿の頂ははるか遠い。
ほんわか、時にシビア
このところのジブリには、私的にはガッカリ作が続いてたんですが
これはハードル上げてなかった分、満足な出来栄えでした。
ほんわかゆったりと見せかけて、時にシビア。
相変わらず美しいですね、ジブリは。
ビビッドな驚きが所々に散りばめられて、小品といった趣です。
小人達が、隠れた扉を抜け、釘の階段を登る姿は
実にケナゲ。いとしいです。
も少しインパクトがあれば、というのが惜しいところ。
気持ちが温かくなりました。
ジブリ作品は大好きで見ていますが、巨匠・宮崎駿監督の作品のみしか感動しないななんて思っていましたが、この作品は良い意味で期待を裏切り、気持ちがホワンとしました。
映像美は文句無く素晴らしいですが、物語がいつも不満でしたが、この作品は自分の中では良かったです。最後は泣けました・・。
映像はきれいだけど・・・
消えゆく存在同士が巡り会い、生きる意志を強固にする物語。
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