ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコルのレビュー・感想・評価
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原点回帰でシリーズ最高傑作!!
本作の監督ブラッド・バード(Mrインクレディブルetc)はなんと初の実写監督を勤める。
それを知ったときはとてつもなく不安だったが
予想外!!
私的、シリーズ史上最高の面白さ!!
1作目はまだドラマの面影があったものの…
(面影というのは
・ミッションの緊張感!
・"チームで"なにかを成し遂げるということ・BGMの使い方など…)
2作目はそれがまったくなく、3作目はまだ改善されたものの
いまいち盛り上がりに欠けた。
そしてこのゴーストプロトコルは(以下M:i:4)とてもテンポがよく、笑えるシーンもありストーリーの構成が素晴らしくよかった。
しかし1作目からM:i:4まで見てきて思ったが、イーサン・ハント(および、そのチーム)濡れ衣着せられすぎじゃね…ww
アクションシーンはとにかく驚いた。
ドラマ版のように主人公が銃を使わずに戦うというのに
とにかく驚いた!!(そしてチームのメンバーも必要以上に銃を使わないという)
主人公たちが"銃"を使わないことにより緊張感がより増していたと思う。
フルフェイスマスクも登場するが使用できず、最新?ツールもほとんど意味を成さず……とにかく緊張感が増し、ほんとのほんとに今回の任務はシリーズ史上"インポッシブル"だった。
チームそれぞれの見せ場や個性がちゃんとあり、原点回帰だと思った。
このM:i:4は素晴らしいアクション映画となっていると僕は思う。
果たしてM:i:5はこれを上回れるのか…
M:i:4では"トム走り"健在wwww
スパイ大作戦が帰って来た~ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
子供の頃再再再再放送くらいの『スパイ大作戦』と『新スパイ大作戦』が大好きだった(・∀・)
大学生の頃レンタルビデオでテレビシリーズの傑作選を全部借りて全部観た(・∀・)
もう30年以上前のテレビシリーズだから、映像の画質は悪いしセットもちゃっちいし、何より出てくるスパイ道具とか特殊装置とか機械が何とも古臭い(ヾノ・∀・`)
でも作戦を実行してる時の緊張感とテンポの良さは素晴らしい(*´・д・)*´。_。)ゥミュ
それと丁度時を同じくして、デ・パルマ監督の『ミッション・インポッシブル』が公開。
もうこの頃はスパイ大作戦フィーバーでしたなワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
しかし・・・
その数年後のジョン・ウー監督『M-I:2』、そしてトム・クルーズ本人が監督を務めた『M-I:3』はちょっとな~(;´д`)=3トホホ・・
なぜかと言うと、2も3もオリジナルの『スパイ大作戦』を全く踏襲してないから( ゚Д゚)ゴルァ!!
単なるトム・クルーズのアクション映画になってて、映画としての出来が悪いとは思わないけどこれでミッション・インポッシブルという名前を付けんなや!!!と思いますね。
そして今回さらに4作目の『ゴースト・プロトコル』
蓋を開けて見てみたら・・・
オープニンから何とテレビシリーズと同じダイナマイトの導火線!!!
さらに「おはようフェルプス君」で始まる指令が何と携帯やスマホじゃなく公衆電話からかかってくる!!!!
そして「尚、この音声は自動的に消滅する。」でちゃーんと煙がシュワ~~~~
スパイ大作戦キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
1作目では飛行機に乗ってるジム・フェルプスの所にCAが映画のテープを持ってきてそれを再生させて指令を聞くという流れだけど、煙が出るのが飛行機の中だからフェルプスは煙草を吸ってその煙を隠すという流れ。
かなりスマートな演出ではあるけど、何かスパイ大作戦っぽくねえな~ヾ(゚Д゚ )ォィォィって感じ。
2作目3作目に至っちゃあ・・・思いっきり爆発してるしアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
スパイってのはあくまでこっそり目立たないように行動するからスパイなんであって、指令を出す段階で爆破って・・・そりゃあんた・・・ねえ?(゚∀゚)アヒャ
このゴースト・プロトコルはオープニングからしてもオリジナルのオマージュを感じます(・∀・)ウン!!
その公衆電話も崩れかけたみたいな汚いトンネルの中にあるってのもまたいいじゃないですかイェ──ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ──ィ
そしてこのシリーズ恒例のトム・クルーズのワイヤーアクション。
さらに今回はスパイ大作戦と同じく、チームプレイに重点が置かれてる。
1作目もチームプレイで進めるわけだけど、2作目3作目なんて明らかにイーサン・ハントの個人プレイばっかりで、そこが全然スパイ大作戦っぽさがない。
今回はメンバーがそれぞれ役割をちゃんとこなして、しかもスパイ活動をしっかりやってる感じ(・∀・)イイ!!
しかもメンバーが『ハートロッカー』『アベンジャーズ』のジェレミー・レナーに『宇宙人ポール』のサイモン・ペッグ、そして『デジャビュ』のポーラ・パットンという何とも豪華な顔ぶれΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
そしてイーサンが事件の首謀者として追われる立場になるという展開も1作目っぽいし\(◎o◎)/
インドのシーンでは光岡のビュートとか日産のフィガロなんて車が出てくるのもまた憎い演出じゃないの~(゚д゚)イーヨイイヨー
あとレア・セドゥも゚+。゚(・∀・)゚。+゚イイ!!
『マリー・アントワネットに別れを告げて』とか『ミッドナイト・イン・パリ』とかの文芸作品のイメージが強かったけど、美人で冷酷な殺し屋を見事に演じきってると思う。
そしてラスト、実は3で死んだと思われてたイーサンの妻は生きてて、遠くから見守ってるという描写は実にΣd(゚∀゚d)イカス!
チームも誰も死なず、アメリカ映画っぽい次に繋がるようなラストにしてるのも好感持てますね~
これはスパイ大作戦の映画版としても、そしてトム・クルーズのアクション映画いとしても両立できてて最高じゃないですか(゚∀゚)アヒャ
もちろん高層ビルの壁を手袋で伝うシーンもかなり手に汗握りますよ(;´∀`)
手袋が壊れてきて・・・成功するって分かってても緊張するo(`・д・´)o ウン!!
ただここのシーンちょっと長過ぎ(;´∀`)
もうちょっと短い方が印象が強く残る気がする。
そして監督のブラッド・バードは『Mrインクレディブル』とか『レミーのおいしいレストラン』を撮った監督で、今回が実写映画は初監督だとか∑(゚ω゚ノ)ノ
アニメも素晴らしいが、これからもどんどん実写映画を撮って( ゚д゚)ホスィ...
とにかくスパイ大作戦が帰って来たんだから、これは傑作ですよo( ゚Д゚)oブンブン
最高のアクション!をとりあえず楽しめ。
今回のアクションも体張って頑張ってます。
ドバイタワーでのアクションなんか観ていて肝が冷えました。
高所恐怖症の人には見てられないかも。
MI(スパイ映画)に不可欠なもの
①アクション
②カーアクション、
③スパイに不可欠なギミック
④裏切り、裏切られのストーリー
今回はどれもすごかった。
ドバイの砂嵐のなかのカーアクションやスタントシーン。
きっと傷だらけでしょう。
特に個人的に楽しみな③
今回は壁のぼり手袋やコンタクト型転送プリンターが登場。
これらも面白いアイデアなのですが、それ以外は全部スマホで
いけちゃうってのもつまんないですね。
確かにスマホはハンディーPCだからなぁ・・・。
又、イーサンの多彩な変装シーンも多く、1作目に戻ったがした。
今回はその変装マスク作成マシンまで登場。
まず、劇場で観てもDVDでみても損しない逸品。
これからもがんばれ、トム。
離婚した分、稼がないとね。
ゴーストプロトコルとは
言わずと知れた
『M:i』(ミッション:インポッシブル)シリーズの第4作めですね。
このシリーズは大好きなので公開日に見て来ました!
どうしてもあの音楽聞くとウズウズして駄目です。
感想!
IMAXすげぇぇぇぇぇ~(←Σ(~∀~||;)そこ?)
この映画はIMAXで撮ってるから絶対IMAXっ!
って思ったけど、あの映像のクリアさと音響!
お金を余分に払っても(値引かない定価で2000円)
ここは断然IMAXです!
3D以外でIMAX使うのは初めてでしたが
やっぱ2Dにおいても臨場感が全然違うと思います!
さて、
ゴースト・プロトコルってどんな意味だ?
気になって調べると12/15時点では「見えない指令=空任務」って出て来ます。
ま、それはそれで、そうなんだろうけど
今回の映画において、それだけでは、なんとなく物足りなくって
深く考えてみました。
すると、
give up the ghost
=物理的な生きている・動いている状態がなくなり、
存在維持に必要な全ての属性と機能を失う
という言葉を見つけて、
「何にも属さず、機能・存在していない(ことにする)協定」
って意味合いを気持ちの中に付け加えてみました。
勝手な解釈で間違っているかもだけど、
ゴーストカンパニー、ゴーストライターみたいに
「実態のない」「存在し得ない」という
アングラ的ネガティブ・ワードに使われる、「Ghost」という言葉。
今回、主人公のイーサンはクレムリンを爆破した
爆破テロの容疑者としてロシアの諜報機関に追われることになり、
国家的トラブルを恐れる意味でアメリカも
彼…ひいてはIMFそのものの属性や任務を切り離してしまうから
なんとなくそんな意味合いがふさわしい様に感じます。
「大統領はゴースト・プロトコルを発令した」
大統領:いいか?IMFは存在しない。
イーサン・ハントほかIMFのメンバーは国家機関とは何のかかわりもない。
そしてイーサン・ハントがソ連にテロリストとして捕まった場合はもちろん、彼はアメリカ国家とは全くかかわりの無いってことにするからね。
みんな(内部)そのつもりで記録と記憶を抹消するように!
…という戒厳令を国家機密関係者一同に通達する指令。
つまり「なかったことにしちゃうもんね協定」
うん、こんなところではないでしょうか?
ということで、クレムリン爆破の濡れ衣を着せられロシアから追われ、
アメリカからも「なかったことにしちゃうもんね協定」で
知らんぷりを決め込まれて、背を向けられ、
信じられるのは仲間の3人のエージェントだけ。。
…超インポッシブルなミッションをどうやってポッシブルにしていくのか。
手に汗握るハラハラさで最後までスピーディーに
それはもう…息つく余裕ないくらい、
ぐいぐい魅せられ、ストーリーに引っ張られていきます。
舞台もロシアからはじまり、ドバイやインドなど、グルーバルに世界をまたいでいきますが
なんでドバイ?っていったら、
おそらくそこに世界一高いビル「ブルジュ・カリファ」があるからで
トム、よっぽど上りたかったんだなと思いました(*^ー^)ノウンウン、ワカルワカル。
でも真剣な話、ドバイの「砂嵐」とかもストーリーをドラマチックに演出していて、とても良かったです。
最後ちょっとだけネタバレ…
映画で途中に出てきましたが、すっごい車がたくさん壊れる中、
コイツだけがかすり傷ひとつなく無傷でした!
↓↓↓↓
BMW4 i8 EV
ビジョン・エフィシエント・ダイナミクス 様(憶測数千万円以上)
100m垂直落下して大破する車もビーエムでしたが。。
「これだけは絶対傷つけちゃ駄目!」みたいなメーカー側の主張みたいなのが聞こえましたよ。
荒々しく滑走する中、魔法でもかけられてるみたいに何にもぶつかりません。
ガンガンぶつけまくったら、いっそ格好よかったのに。。。。(他人事)
ちょっとオトナの事情とか垣間見てしまって現実世界に引き戻されちゃいますね。。
えっ?ネタバレってそこ?ヽ(`Д´)ノフザケンナ
本当にネタバレ話を入れますね。
今回登場する重要キャラ(わりと)「分析官」が、ずっと後悔してやまない
「守れなかった"ある夫婦"の奥さんの話」には注目。
これが彼の心に深く影を落としているのですが最後の最後で思わずホロリ。
出演者リストに表だって出てこない「あの人」の友情出演(?)で、ちょっとした切なさが残る後味になります。
シリーズ見てなくても全然楽しめますが
前もって3を見ておいた方が楽しめるかもしれません。
前作からの【彼】の出世の経緯とか分かったり?(笑)
ちなみにシーリーズ全作品を通じて出演しているのは
イーサン・マシュー・ハント=トム・クルーズと
ルーサー・スティッケル=ヴィング・レイムスだけです。
今回ルーサーはちょこっと役ですので知らなくても大筋に全く影響はありませんが
つながりを詳しく知りたい方は1話からどうぞ。。
ちなみにSTORYの矛盾を指摘する方がいます。
私もいくつか感じましたが、(アタッシュケースとっとと壊せば良かったのにとか…)
このシリーズにおいては野暮ですww
ツッコミドコロはたくさんあっても純粋にスピーディー感を楽しむのが本話の楽しみ方ではなかろうかと。
最後にお話を見た片、締めくくりでイーサンは、ルーサーと待ち合わせていますが
ルーサーが待ち合わせ場所を決めて「アレ」を仕組んだ?…って私は想像したんですがいかがでしょうか?考えすぎ?
ルーサーの粋なはからいでイーサンが期せず出くわしたもの。
な~んて妄想すると
…見事にタイトルghost protocolに落ちます。
ご覧になった方、いかがでしょう?
ハズレはないでしょうー
トムにはハズレなんてないでしょうー&この作品は娯楽アクション映画の代表です!どんな人が見ても興奮して楽しめる。スリルとワクワク感。素晴しいですね。トムには毎回感動させられます。ただ肉体のビジュアルは、そろそろなのかなーと思いましたが、それも彼の役作りのひとつなのでしょう。まだまだアクションで活躍していきますね。最後は少し寂しかったですね。
トムをさらに魅力的な俳優にするバツグンの哀愁感でした。最愛の人を遠くから見守る。くーーーかっちょいぜ~~~!
妻を守るのは、君ではなくて、僕の役目だ
映画「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」
(ブラッド・バード監督)から。
映画タイトルが出るまでの、言わばプロローグ(導入部)で、
既にこの映画の持つスリルとスピードを味わい、
最初から最後まで、ハラハラどきどきの135分間だったが、
私が選んだのは、一件落着したあとのシーン。
前作で、確か結婚したんだよな、と思っていたから、
妻が死んだ・・という展開に、えっ?そんな、と絶句してしまった。
その妻の護衛役を任されていたのに、きっちり仕事ができず、
彼女を守れなかったということで苦しんでいたチームの仲間に、
トム・クルーズ扮する「イーサン・ハント」は、きっぱりと言う。
「妻を守るのは、君ではなくて、僕の役目だ」
この台詞、横で観ていた妻は、どう思っただろうか、と気になり
チラリと視線を移したが、何もなかったように画面に夢中だった。(汗)
しかし鑑賞後「ねぇ、どんな台詞が気になった?」と訊いてきたので
「妻を守るのは、君ではなくて、僕の役目だ」かな、と答えたら、
ちょっぴり嬉しそうだった。
「スパイアクション」なので、つい秘密兵器に目がいってしまうが、
本当は、人間味溢れるヒューマンやラブストーリーなのかもしれない。
この感覚こそ、他のアクション映画にはない「温かさ」を感じるとともに、
とかく駄作になりやすいシリーズ作品でも、
質を落とすことなくヒットを飛ばす秘訣、と私は感じている。
スリル満点、かっこよい
ミッションインポッシブルシリーズをちゃんと見るのは
今回が初だったんですが
とてもよかったです!!
トムクルーズ達が変装をして侵入するところや、
相手になりきって騙そうとするところなど、
ハラハラドキドキでした!
笑えるとこもあります。
トムクルーズは相変わらずかっこよく、
音楽もよかったです!!
スリル満点なので、そういう気分なときおすすめです(^^)/
鑑賞はぜひIMAXで
IMAXにて鑑賞。
IMAX用カメラで撮影されたシーンの迫力がたまらない。
ブルジュ・ハリファのシーンでは、思わず自分が下を見下ろしているようで高所恐怖症の自分は((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
文字通り手に汗握りました。鑑賞は可能であればぜひIMAXで。
トム・クルーズも50歳とは思えず、まだまだ健在。
それでいて過去のこのシリーズの欠点を踏まえて、ワンマンになりすぎずにいい具合に後進を育てたり、面倒をみている感じ。
IMFから切り離されたことで、より一層チームというものを強調していたように思うし、ジェレミー・レナーが引き継いでできそうな匂いも残しつつ、まだまだトムでもできそうでもあり。
ハードなアクションが連続して、ラストは思いのほかほっこり。ビング・レイムスやミシェル・モナハンが出てきたところで思わずニヤリ。
すごくよかった。
SFやハデなアクション好きな方はつまらなく感じると思います。
子供の頃見てた「スパイ大作戦」を思い出しました。凄く懐かしい雰囲気です。
BGMも古くさいオーケストラやビックバンドな感じがいいです。
出演者達の演技の表情も凄くよかったです。
古くさい80年代な感じなのにスパイ道具はかなり最新鋭です(笑)
いい意味で、映画見てると言うより、金かけたテレビドラマな感じもしました。
作戦会議が多いので、長く感じるかと思いますが、逆にこのまま終わらずに見てたいなぁと感じました。
生意気な女殺し屋が意外に可愛くて、もう少し見ていたかったです。
核ミサイルの最後はギャグマンガかと思った!
いいチームプレーだったなぁ。
みんなが頑張ってる感じがよく出てました。
悪役含めて、みんな素晴らしかった!
これぞスパイ大作戦です。
凄いと言うより素敵な作品
,絶対劇場で見てね!そしてみんなで楽しもうよね!!!
トムさまのこの『M:I』シリーズも毎回監督が代わるために、作品全体から受ける感覚は主人公は同一であるにも関わらず、連続性を感じられなくて、私には少しばかり安定感が欠けているような印象を持つこのシリーズ。今回4作目ともなれば、普通は主人公にスっと感情移入する筈だが、中々難しく思える作品だった。だが決して嫌いな作品と言う事ではない!
珍しく私は今回の作品を友人同伴で観たのだが、ラストが見えている作品はつまらなかったと友人はあっさりとバサッと切り捨てた。結末の見える平凡な作品で面白くないと言う感想を述べていた。
そう確かにいくら、ハラハラ、ドキドキと観客を煽りまくっていても、ラストのラストでは、作戦は失敗する事無く、成功する事に決まっているのがこの映画である。ラストの幕引きにどんでん返しがない作品は、水戸黄門と同じでつまらんと言う訳だ。
友人の意見にも確かに一理ある。しかし、たとえラストが見えていようとも、そこまでのプロセスをトムと一緒に映画体験を共有しようと言うのが、そもそもこの種の映画のお楽しみと言うものだ。
結末を承知していても楽しめる作品の代表作と言えば『タイタニック』だろう!
もう、観なくても、みんなも知っているラストだけれど、それでも充分に泣けるのだ!
同様に、このラストの新たな展開などないのだが、どう事件の山へ登り、どの道から下って来るのかな?ってそのプロセスは充分今回も楽しめる作品だったと自分は評価している。
突っ込み出したら、ファーストシーンも、病院も、ドバイも、無理な設定も当然ある。
だけど、そこはそれで、リアリティー欠如と言わずに、ただスピード感を楽しめば最高にご機嫌になれる作品で良かったと私は好きだったけれど、あなたはどう?
それに、人間は年齢と共にその肉体は衰えてゆくのに、トム・クルーズが映画でみせる、その彼の肉体は、生命体の老いと言う宿命からもインポッシブルなミッションに挑んでみせてくれる事に、脱帽する。実にハリウッドスターはギャラも高いのだが、しかしそれに匹敵する努力を惜しまず続ける事は、並々ならないと感心するのだ。
『カクテル』などの初期の彼の作品からは、今のトム・クルーズはとても想像がつかない!
彼がその鍛え上げ身体を、スタント無しで挑んで魅せる、アクションがどう、ラストへと繋がって行くのか?と言う映像展開のハデさを只楽しめれば、エンターテイメントなのだから、もうそれだけで、作品として大成功を収めたと言えると思うのだ。
その迫力は充分に楽しめる作品であったと評価して止まない!
もう一つこの映画が気にいった理由は、ラストの5分間がグっと胸に迫るのだ!!!
今回も、たとえ突っ込み処が随所に見られる作品であるのも事実だが、そこを差し引いても、必見の価値は充分にある作品だ!!!
出来る事ならば、DVDレンタルではなく、劇場でこそ、観て頂きたい作品である。
次回の『M:I』はどうなるのか?今から次回作が待ち遠しいご機嫌なシリーズだ!!
リアリティ-が無いのがちょっと・・・
一番の見せ場なのかもしれないが、ドバイの高層ビルをよじ登るシ-ンとか、あんなに凄いハイテク技術を持っているなら、もっと簡単に忍び込めるんじゃないのとか、現実味に欠け過ぎて、合成シ-ンなのがありありし過ぎて、ハラハラしなかった。無駄にあっちこっち国を超えてのストリ-に、スケ-ルを大きく見せようとしているけど、そんな必要があるのか? そんな事に金をかけるのなら、スト-リ-構成をもっと考えてほしかった。でも、奥様思いの人間味のあるラストはとても良かった。やはりアクションばかりでなく、もっと人間味を深く描いてほしい。でなきゃ、感情移入出来ない。
敵の悪女のあっけない死に方にもがっかり。もっとしたたかな悪女が見たかった。悪女によって、映画は最高に良くなるのに。
楽しめましたよ!
近くの映画館で夫婦二人2,000円の日に、ミッションインポッシブル観ました。
1,000円だから駄作でもいいか…と気軽な気持ちで観ましたが、2時間半息つく暇も無く楽しめました。
トム・クルーズが年取ったね…とか、普通死ぬよあのシーン…とか、ホテルの隣の部屋をそんな簡単に取れるか?…とか、核ミサイル飛んだらアメリカの迎撃ミサイルも飛ぶやろ?…とか、細かい突っ込みは無しです。
でも、心に残る映画か?と言われると、まあそれは無いですね…。
ミッション完了
王道ですが、初めて観ました。
あの名曲が流れてくるとワクワクします。
今回はインド調になってて笑いました。
オープニングの導火線に火をつけてからの入りが好きです。
音の聴かせかたとかが。
チームそれぞれの個性がいい。
予告でよく流れていたビルを登るシーン、
砂嵐の中を必死に追いかけるシーンも好きです。
最初から最後までハラハラドキドキでした。
アクション的にも心理作戦的にも。
でも不快感はなくてサッパリなのがいいです。
トムさんシリーズどこまでも。
デ・パルマ監督の一作目以降、ぜんぜんスパイ大作戦していない本作。
すっかりトムさん映画(あ、寅さんみたい)にシリーズ化され、様々な
監督で毎回楽しませる、っていう趣向になっているみたいなんだけど~
まぁそれはそれで、頭を空っぽにして楽しめるところが今回はアリアリ。
小ネタ満載、パロディ満載、ジョークまで飛ばしてるし^^;これホントに
スパイたちの会話なの?と思える面白さ、監督はかなりの映画好きねぇ。
だけどトムさん、49歳にしてあの走りだ(今回は真正面撮り!大爆笑!)
腕振り腿上げ運動としか思えない^^;もう体操のお兄さんと化している。
そこで笑わせておいて、あのブルジュ・ハリファ…やめてぇぇぇ!うぇぇ!
(高所恐怖症の皆さま、大丈夫でした?)私は手のひらに汗がびっしょり。
やめようよ~そういうジャッキーみたいなことするの~なんて思いつつ、
それでもあのシーンで笑わせてしまうんだから、これまたスゴイワケで。
私はあの、手袋がピュルピュル~っと飛んでいったのが好きで堪らない。
いい、あの動き!あれはマンガだ。
アニメ監督だけに小道具で笑える。そう、スパイには小道具必須なのだ。
いつも用意周到なトムが、土壇場で機転を利かせるところも活きている。
ゴーグルも最高だったね~。
ご本家と比べると断然スマートさに欠ける本作だが^^;
チーム戦、そして変装(軽いけど)、いたちごっこのような騙し合いが
これでもかと続くので、テレビで放映されても面白そうだ(早いですか)
そこでもったいなかったのが、J・レナーと、M・ニクヴィストの使い方で、
二人とも並々ならぬ演技力の持ち主なのに、これといった見せ場がない。
キムタクの映画に出てしまい行き場を失った有名俳優みたいな感じで、
トムさんのオーラに飲まれるわ消されるわ、もう可哀相なことこの上ない。
まぁ深みを魅せる作品でもないんだけど、ちょっと勿体なかったかなぁ。
ちなみにミカエルは本家「ミレニアム」の主人公。リメイク公開に向けて、
ワタシもハリウッドに呼ばれちゃいましたぁv的な扱い方だったのかな。
けっこう巧くメイクしてたけど、この人の悪役って観たことないのよね~。
S・ペグはうるせーうるせー(爆)もう喋りっぱなしで面白すぎ。
P・パットンはキレイでしたが、あの殺し屋L・セドゥーどうなんでしょう。
可愛すぎじゃないですか。あれで殺し屋って^^;
ちなみに冒頭のシーンはとある名作のとあるシーンの再現かと思うほど。
(殺される方が逆でしたが^^;)
絶対この監督、映画好きだと思います(いや、もちろんそうでしょうけど)
観終えて、やっぱりデ・パルマ作品は超えてないと思うけど^^;
今までの中では面白かったですねぇ。こんなに笑えたのはシリーズ初v
(ラストのサービスも活きてました。さぁ寅さんを追い越せ!トムさん!)
期待どーり
MIシリーズファンとしては満足。
ミッション失敗→失敗で三カ国目にしてよーやくコンプリートでした!
これでシリーズ完結となってほしくないです。
トムが動けるうちにまた続編みたい。
シリーズの中では最高
クリスマス正月休みは、家族や親しい友達と映画でも観て ゆっくりしたいと思う人は多いだろう。そんなときに観る映画は 豪華にたっぷりお金や人手をかけて作られた大型映画に限る。
トム クルーズの新作「ミッション インポッシブル ゴースト プロトコル」は それにうってつけのゴージャスな映画だ。トム クルーズって50になる、おじさんでしょう、1980年代の映画の人じゃない、などと言うなかれ。実はわたしも この人のことはすっかり忘れかけていたが、この映画を観て すっかり見直した。
やっぱりトム クルーズは ハリウッドの中心、メジャーなスターなのでした。たまたま2,3本主役をやって ちょっとの間 持てはやされて消えていく小粒のスターとは ひと味もふた味も違う。
彼は 単なる役者ではなく、主演もプロデュースも行う。普通、映画界では監督は神様のように偉くて、役者をオーデイションで選んだり、テストをして落としたりするが、トム クルーズの場合は自分が監督を選ぶ立場にある。
というわけで、第4作目のミッション インポッシブルは監督ブラッド バードがトム クルーズによって選ばれた。
ピクサー映画の「ミスターインクレデイブル」(2004)と「レミーのおいしいレストラン」(2007)で2度もアカデミー賞長編アニメ賞を受賞した監督。受賞作は二つともデイズニーアニメと違っておもしろかった。「レミーのおいしいレストラン」では、レストラン街に住みついていて、すっかりグルメの舌をもったネズミと おちこぼれシェフとの友情物語で、笑わせてホロリと泣かせもする よく出来た映画だった。
ミッション インポッシブルは 米国極秘スパイ組織IMFのエージェント、イサン ハンド(トム クルーズ)のスパイ映画。これが第4弾だが、シリーズの中で、これが一番良い。 今回の「ゴースト プロトコール」では 一番の悪役、核兵器テロリストを、スウェーデンの高倉健というか、渡辺謙のマイケル ニクビストが 演じた。スウェーデン映画で大人気を得た「ミレニアム ドラゴンタットーの女」、「火と戯れる女」、「眠れる女と狂卓の騎士」3部作で、主役のジャーナリストを演じた人だ。さすがスウェーデン映画を代表する主演男優、ハリウッド映画に出てきても堂々として立派だ。
ストーリーは
ブタペストの刑務所に潜伏、服役していたイサン ハントがIMFの仲間のよって脱獄に成功。次の新しい仕事は クレムリンに潜入して核兵器に関する最新の情報を盗み出して破壊することだった。
3人のチームを組んで、首尾よくクレムリンの情報室に侵入するが、すでに破壊すべき情報は 何物かによって盗まれていて、作戦は失敗。辛うじてチームは追手の逃れてクレムリンから脱出するが、その瞬間、クレムリンが爆破される。おびただしい死傷者が出て、ハント自身も大怪我を負い病院に収容される。IMFは自分達がクレムリンの爆破犯人にされることを恐れて、ハントたちのチームを「ゴーストプロトコール」によって、IMFとは全然関係がないとして、抹消する。ハントたちは 爆破犯人を捕らえて、自分達の容疑を晴らさなければ、生き延びることができなくなった。
ハントはクレムリンを脱出する直前に爆破犯人とすれ違っていた。彼は核兵器テロリストだった。ロシア警察の追手から逃げながら、ハントのチームは真犯人を追って、モスクワ、ドバイ、ムンバイと移動する。次の 核兵器テロリストのターゲット、米国への核弾頭発射を阻止すべく チームは奔走する。
というお話。
ナポレオン ソロが同じテーマソングでテレビシリーズのミッション インポッシブルを放映していた頃から このシリーズの面白さは スパイの使う武器や小道具の数々だった。
ハントがクレムリンに忍び込むときは ロシア軍将校の制服だが、逃げる時は 制服を裏返すと みごとにフードつきのジャンパーに取って代わる。世界一高い ドバイのビルデイングの130階から 外のガラスの壁に手袋だけで吸い付いて、ぶら下がったりするハイテク手袋。走っている車のフロントグラスに、手をかざすと携帯電話から地図が移ってきて、それを見ながら敵を追うことができたり、さびれた街角の壊れた電話器とか、貨物列車が IMFの司令塔だったり、コンタクトレンズを装着すると 変装していても人を見分けることが出来たりする。コンタクトレンズが、コピーマシンになっていて、文書を読むそばから コピーが送られて行くハイテクコンタクトレンズは 意表をついていておもしろかった。
スパイの使う武器や道具類を軽快な音楽と共に、トム クルーズが、息もつかずにものすごい速さで使いこなすところが、見ていてハラハラドキドキ おもしろい。スパイが使う、こうしたハイテクな道具類を 思わせぶりに じっくり見せながらスローテンポでやって見せたら 嫌味なミスタービーンみたいで、ただの喜劇になってしまう。
追われながら、一刻の猶予もないところで トム クルーズがボールペンで 手のひらにササッと 男の似顔絵を描いてみせ「これ 誰だ?」と聞くと、即座にどこそこの核兵器研究所の誰とかで、その人の経歴までスラスラと 仲間のメンバーが答えてくれる。そんなことは、あり得ないと思うが、映画を見ている時は 完全にスパイ映画の興奮とテンポの早さに巻き込まれているから 疑問に思う暇などない。何でも信じてしまう。
トムが100メートル以上ある高さのカーパークから 車ごとしたに飛び降りたり、大怪我をした身でビルから走っているトラックの屋根に飛び降りたり、川に車ごと落ちて銃弾を浴びせられても 長い間息をせずに潜っていられたり、もう、普通の人だったら20回くらい死んでいるところが、しかし、なんと言ってもトム クルーズだ。絶対に死なない。頭脳明晰で強い男も代表。核弾頭もいったん発射されたが、阻止ボタンを押した為、大事に至らずに済んだ。核爆発は防げてもシェルだけでもハドソン河に落ちたのだったら それなりに結構な被害が出ていたはずなのに、これも、何といってもトム クルーズだ。彼が作戦を成功に導いて 被害など、なかったことになってしまう。そしてそれを皆が信じてしまう。大した娯楽作品なのだ。
昔はスパイものというと、悪人はいつもロシアで、正義はアメリカだった。今回、悪い核兵器テロリストというのが、ロシア人でもアメリカ人でもアラビア人でもパキスタン人でもなく、アルカイダでもヒズボラでもない。資本主義の物質至上主義の社会で、欲にかられた大富豪の資金をもとに、個人が仕掛けたテロだった というところが この時代の世相を反映している。
何の役にも立たないのだけど、痛快で面白い。この映画、一見の価値がある。
個人技ではなく、チームプレーで魅せるスパイ芸
期待値のハードルが低くなっていたためか、かなり面白かった。
シリーズで一番の出来かな。
冤罪のおかげでフォローしてくれる後ろ盾のIMFが解散してしまったのが幸か不幸か、従来のイーサン個人の神憑りプレーより仲間とのチームプレーが際立っている。
息の合った連携の妙技が重視されたミッションはこれまでのシリーズと一線を画す迫力と面白味を生み、2時間があっという間に過ぎてしまった。
前作で結ばれたハズの奥さんとの恋仲は、既に破綻していて、未だに未練タラタラなのも、スーパーヒーローらしからぬ人間臭さが光り、興味深い。
メカニック担当のダン、男勝りの紅一点ジェーン、ワケありの分析官ブラントとの個性的チームメイトとの堅い結束力が巨大組織と張り合える唯一のエネルギー源であり、スパイモノでは付き物の仲間内の裏切り・騙し討ちの要素は意外と薄い。
“絆”が鍵を握る点も、今年を象徴しているのかもしれない。
故に、PVで必ず登場する超高層ビルのクライミングシーンは、その前後で繰り出されるチーム内の掛け合いを含めたうえで、今作の目玉と成していると評としても過言ではなかろう。
また、敵が見る奥行きまで計算された擬似スクリーンや、強力吸着手袋、人間浮遊ラジコンカーetc.ドラえもん顔負けのハイテクマシンが目白押しなのもオタク心をくすぐる。
更に、インドでのジェーン(ポーラ・パットン)が仕掛ける罠をメインに、美貌の殺し屋モローetc.女性陣の醸す危うい色気がオトコ心をくすぐらせる抜かりのなさも秀逸。
(個人的にはジェーンの活躍シーンはもう少しジラして欲しかったかな)
ハラハラドキドキのアクション、連携プレー、ハイテク危機、お色気、騙し討ちetc.etc.スパイモノの醍醐味がバランス良く詰め込んでいる点からも、本家の『スパイ大作戦』に最も近い作品であると云えよう。
ボリューム満点の食べ応え故に、「何じゃそりゃ!?」って唐突過ぎるサゲに面食らっちまうのは、チョイと難儀だが、そういう大風呂敷のバラまきを含めてスパイ映画の愛嬌やと割り切れば、クリスマスにゃあ〜なかなか結構な贅沢ディナーではなかろうか。
では最後に短歌を一首
『落城の 濡れ衣背負ひ 天を蹴る 砂場の目利き 太陽を読む』
by全竜
予告CMが映画鑑賞を誘う
公開前の予告CMがガンガン流れていて、ダイブしながら敵を撃ちまくるシーン。
イーサンと思いきや。。。
ロストのソーヤーだったとは!
ダイビンングしながら、空を仰ぎながら敵に向かって撃つって
イケテル~!しばらく脳裏に焼き付きました。
主役はトム様でしたが、主役を食ってしまうシーンだと思います~。
でもやっぱり、MIは、トムクルーズに楽しませてもらえる、究極の作品だと思います!
アクション満載で満足。
あの音楽と共に、イーサン・ハントが帰ってきた。
トムは、やっぱり第一線で活躍する俳優さんなんだな~と、改めて思った。
そんな作品だった。
第1作を思い出させるシーンがあり、≪これよ!これ!≫なんて思い、何だか嬉しかった。
トムが自ら挑んだあの世界一の高層ビルのシーンも、あれだけのアクションではなく、もっと見応えのあるものだった。
「ブルーは、グルー(接着剤)」
「レッドは、デッド(死)」
だなんて、そんな装備もあって、すごく楽しめた。
砂嵐があんな風になって・・・、だからこんなふうになって・・・。
ふむふむ・・・見事だなあ~。
派手な火薬に頼らないアクションシーンの数々は、お見事。
監督の感性でしょう。素晴らしい見せ方だと思った。
ロシアから、ドバイ、インドと各地の特徴を生かしたアクションも良かった。
チームに途中参加の分析官ジェレミー・レナーの存在が、新しい息吹を吹き込み、新鮮さが増した。
随所にユーモアもあり、それが息抜きとなり良かった。
私にとってもミッション終了(完了)かな・・・。
高評価が続く中で
またもや期待値のK点が高すぎたのか!?
このシリーズは1が一番好きなのですが、
シリーズの中で今作は一番楽しめなかったかも・・・。
楽しめなかった自分の感性を少々疑ってしまうのだが・・・
気になったことを数点。
<楽しめなかった最大の原因>
次々と現れては消えていく敵およびその周辺キャラクター。
・OPにレア・セイドゥーが暗殺者として華麗に登場したのに、あっさりダイブ!!
・拉致された科学者も、拉致の過程を挿入するも、あっさり瞬殺!!
(暗号コードの件だけのためのキャラ)
・ロシア刑務所で助けたロシア人および武器商人は武器調達だけのため!?
・執拗に追いかけてくるロシア警察は銭形のとっつぁんに成りきれず、
最後にあっさり味方に!?
・マッドサイエンティストは誰に化けてたの!?
(本編で紹介していたようだが、いまいち顔を覚えられず。変装する意味あったの?)
・インドで誘惑される大富豪さん、いる意味ある?
と、細かいようですがこれだけ気になってしまい
“クライマックスシーンが先にあって後からストーリーを考えたのでは?”と
勘ぐってしまう。
「笑いの大学」の西村雅彦ならば間違いなくこう言うだろう。
“あなたは人の人生を軽く描きすぎる!!”と。
「アイアン・ジャイアント」ではあんなに泣かせてくれたのに・・・。
ラストの対決シーンも
“起爆装置だけを遠くに投げれば良いのに、自らも落っこちて致命傷になる!?”と
思わずツッコんでしまいました。
“銃をぶっぱなしながら落ちていくソーヤー(LOSTファンなら、ついこう呼んでしまう)”や
“タワーからのジャンプ”のカメラアングルを見ると
ただ単に“落ちる被写体を上から目線でカメラで追いたいだけなのか?”と・・・。
レア・セイドゥーをあの場でダイブさせずに
ラストまで引っ張り、ポーラ・パットンVSレア・セイドゥーの後に
“実はワルの親分がマスク脱いで、実はソーヤーでした”とかなら
ドラマティックで面白かったのになぁと
勝手に想像を膨らませています。
なにせ、一緒に行った彼女は
制作発表時、ソーヤーがキャスティングされて
楽しみにしてたのに
OPで絶句してましたし・・・。
最後に音楽面で残念だったこと。
毎回楽しませてくれたテーマ曲を
アーティストがアレンジした“テーマソング”が無かったこと。
OPクレジットに1のように本編のカットを入れたのは
素直に嬉しかったのですが、
テーマ曲のテンポが遅く、ワクワク感が減退してしまったこと。
これでルーサーが出てこなくて、
奥さんも本当に死んでいたら
自分にとって本当に救いようがない作品でした・・・。
シリーズ全て(あの2も嫌いじゃない)が好きだっただけに
残念なレビューになってしまいました。
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