悪人のレビュー・感想・評価
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ラストよし
最後の数十分は素晴らしい。
妻夫木が深津を絞め殺そうとしている時などは、美しすぎる映像だった。
樹木希林の安定感。
妻夫木は、あともうちょっと、ソレっぽ感を出して欲しかったかな。
ていうのを描いてる自分が、柄本さんの「そうやって生きてろ」に合致しそうで…
普遍的な愛をテーマにした作品なので、コンセプトは好きでした。
善悪
●誰が悪人か。
すべては一部
いろんな人が、いろんな状況を抱えて出てくるけど、みんな不器用な生き方なんですよね。普通はそんなもんじゃないですかね。
器用に生きることが良いことだとも思わないし、不器用な生き方が恥ずかしいと思わない。
みんな、求めるものは幸せなんでしょうね。
人間って
見方によって印象の変わる作品
殺人を犯した男、それを庇う女、殺害された女、殺害された女を捨てた男、殺人を犯した男の祖母と母、殺害された女の両親、、
それぞれの心情が見事に描かれててよかったですね!
果たして本当の悪人は誰なのか?
これは見方によって色々意見が分かれるんじゃないですかね?
そこにこの作品の深さがあると思うんですよ
個人的には人はみんな簡単に悪人になるんだよって言うように感じた作品でしたね
まぁ単純な見方をすれば殺した男が悪いんですけどね…
でもそれだけで片付けるには勿体無い作品だと思いました
人とは?
苦しくて切なくて涙が止まらない
誰しもが持っている弱さ
人に流されたり
見栄をはったり
ずるかったり
表現できず
冒険できず
愛がわからず
そんな弱さが引き起こした事件
奇しくも人を殺してしまった後に愛を知り、温かみを帯びていく主人公
長くは続かない幸せがとても切ない
愛する人を守るため、全てを自分だけの罪にするために、首をしめるフリはとても胸が締め付けられるように苦しいシーンだった
本当に切ない映画
なにが悪いのかわからなくなる
こんなに苦しくて悲しい映画だが、とても心に残った
素晴らしい
感動しました
これは秀作です。が、若者にすすめていいか、悩みます。暗い。 この映...
人の本質
原作を読んでから映画を観た
重松清の「疾走」と少し似てるなと思っな
私はすごく祐一が愛おしいと思いました
ただ誰かに出会いたくて、ただ誰かを愛したくて
セックスをしたい、本当に誰かと出会いたい、
出会い系サイトを利用する様々な目的が存在すると思いますが、その一線って大きなものだと思うんです
母親の胎内から生まれ出た途端、「寂しい」という感情が発生するんだそうです
だから、人が誰かを求めるという事は多分本能で、
誰しもが抱く感情だと思います
だから祐一がかわいく思え、愛おしかったです
でももっと早く出会っていたら、事件を起こす前に出会っていたら、二人は本当に幸せになれたんだと思う
観終わった後、虚しくて、切なくて、落ち込んだ
また観るのには結構な気力が必要だと思う
いい映画、好きだなあ
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