悪人のレビュー・感想・評価
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気分悪い
ストーリー的には単純で、殺人を犯した男を好きになってしまい、その二人のまわりでおこる人間模様を描いた作品だと思うけど、
殺されることになる女のわがままぶりと、
その女をおきざりにする男のバカさ加減が
観ていて気分悪くなった。
退屈。
原作は未見。本も映画もそこそこ評価は高いようだが、俺には苦痛の139分。勿論1点未満で早送り決定。
だが、殺した理由はなんとなく理解出来る。勿論殺しはいけないが、殺さなければ妻武器はレイプ犯扱いになって刑務所いきって所か。あの風貌じゃな……。
つまり、この殺されたバカ女が原因!!いや出会い系が原因か。
群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ???おおいにノンノンノン。ただの出会い系殺人です。ハイリスクハイリターンだな。どこの馬の骨か知らないのに、ルックスよければ、ノコノコついていくバカどもへの警鐘か。
まぁ申し訳ないが、九州の方言が更につまらなさを加速させた。なんか聞いててメンドクセー。
追伸:全然関係ないが、あの市橋容疑者もこのように逃亡しつつ、ハメハメしていたのかな……。
人を殺しておいて、いいおもいしてんじゃね激怒
あと、映倫区分もPG12も間違っている。R-15だろこれ
あんた 大切な人、おるねん?
映画「悪人」(李相日監督)から。
全編通して耳にする「九州弁」に影響されてか、
「もうしたと?」「どがんす?」「ダサかろ?」などを
文字にすると、あっているだろうか?と気になっている。
さて、今回の気になる一言は、被害者の娘の父親役、柄本明さんが
ある若者に向かって呟く台詞のワンフレーズ。
「あんた 大切な人、おるねん?」
その台詞に続いて「その人の幸せな様子を思うだけで、
気分まで嬉しくなってくるような人は?」と訊き直すシーンが印象的だ。
さらに「今の世の中、大切な人がおらん人間が多すぎる」とまで。
(大切な人がいないから)自分には失うものがない思い込んで、
それで強くなった気になる。(それがこんな犯罪につながる)と嘆く。
それは「ごちそうさ~ん、まずかったぁ」と言いながら
食堂(居酒屋)を出て行くシーンにも同じことが言える気がした。
日本では「愛してる」と同じ意味に解釈される「大切にする」、
その大切な人(愛する人)がいない人生なんて淋しい過ぎる。
殺人を犯した「悪人」でもいい。大切にしたい人がいるのだから、
そんなメッセージをいただいた気がする。
「大切にしているもの」・・今から、書き出してみようかなぁ。
悪人というよりは弱人、悲人という、、
不器用で、純粋すぎて、偏狭であるがゆえに、殺人という罪を犯してしまう主人公。『悪人』というタイトルを冠しているものの、観るうちに、誰が悪人なのか分からなくなる。罪という題材を俯瞰的に奥深く表現している。
ラストに近いところで、主人公(祐一)が再び殺人を犯すがごとき行為に及ぶのだが、その真意は定かではなく、観るものへの謎解き的な問いかけとなっている。この際の深津の鬼気迫る演技は素晴らしい。
登場人物それぞれに深いドラマ性が内臓されていて、作品として非常にバランスのとれた良い作品である。唯一問題があるとすれば、光代(深津)が、なぜこれほどに、主人公のような男性に深くのめり込んでいったのか、という視点の描き方が足りないように思われた。
深津のこれほどまでに激しい濡れ場というのは初めて観た気がする。しかし、彼女は演技力で勝負する女優。今回も申し分ない演技をしている。濡れ場があってもなくても彼女への評価は変わらないだろう。
ラストシーンで、海を眺める、祐一(妻夫木)の表情がアップになるのだが、その時の、純粋さと、偏狭な狂気とがないまぜになった、いかにもそれらしいみごとな表情を演技する妻夫木の意外なほどの熱演が印象的な作品である。
原作が素晴らし過ぎて…
これから鑑賞ご予定の方、スルー願います。
うーん、もうさ、原作モノの映画化はやめにしない?と思ってしまいました。
尺の都合上、どうしても描き切れていない部分があって。
と言うか描けてないのですよね全然。
原作と映画は別物だから切り離して観たとして、そしたらわたしは祐一の事を彼の抱える孤独を寂しさを、あの映画から感じ取る事が出来ただろうか。
そこが一番のポイントと言っても良いぐらいだと思うのですが。
光代の気持ちはうまく表現できていたとは思う。
彼女のわがままで逃避行になってしまったという部分とかね。
それにしてもね、これではダメです。
やっぱり原作が凄すぎた。あの世界観の映像化は難しいよ。
泣く気満々でティッシュ握りしめて臨んだ訳ですが泣き所0でした。
終わった後、相方ちゃんに「珍しく泣かなかったね~」と言われました。
それどころかコンタクトが乾いてかぴかぴでマイティアCL注したいとかずっと思ってました。
妻夫木聡と満島ひかりの好演、祐一が光代に灯台からの夕陽を見せるシーンで☆1コかな。
今までで一番よかった映画
映画を見ない私が久々見ました。
いつも眠くなる映画があっという間でした。
妻夫木君をここまでいいと思ったことは初めてでした。
深津絵里さんは改めて素晴らしい女優さんだと思いました。
深津絵里さんがちらちらと見せるふとした表情が本当に素晴らしくて
何度も何度も映画を見てしまいました。
きききりんさんがいいとほかの人は書いてあるけれど
私は妻夫木君、深津さんの二人が素晴らしいと思いました。
また、音楽もすごく良くてとても臨場感をえました
けっこうきわどいシーンもありましたがこの映画には必要だったなと思いました。
殺されてしまった女の子も本当に嫌な女の子を演じるのが上手くて
心底ムカついてしまいました。
深い深い映画で
出演者全員がとてもマッチしていました。
DVDもぜひ買いたくなってしまいました。
完全に食われてる…
日本アカデミー賞で、妻夫木聡が、主演男優賞を受賞したときにスピーチしていましたね。
「周りから、演技がみんな一緒だ。と言われ悩んでいた。」
私も、うすうす思ってた。
じゃあ、今度のは、違うのか~。頑張ったんだね‼
んじゃあ見てみよう‼
深津絵里も大胆な濡れ場が‼あの深津絵里がか‼
てことで、鑑賞…
脇役達がうま過ぎた。
柄本明
樹木希林
文句なしでしょ。ドキュメンタリー見てるようにリアルだった。
岡田君(名前忘れた。)
満島ひかり
憎たらしい演技が二人とも最高。
満島ひかりは、殺したくなるような殺されて当然のような最悪女を見事演じていたと思う。
主演の二人が下手なんじゃなくて、周りがうますぎた。
妻夫木聡も頑張った感じが凄く伝わってきたけどリアルに見えない。
深津絵里の濡れ場は、綺麗過ぎる。そう感じてしまいました。
烏賊うまそう~
深津絵里ばかりが脚光を浴びているようですが、
深津絵里より、妻夫木聡、
妻夫木聡より、樹木希林がすばらしい演技でした。
あんな状況になってしまったら、
相手を殺すしてもしかたないと
思うほど、満島ひかりも憎らしく、
逆恨みで殺されてしまえ、と思うほど
いやな金持ちの岡田将生もなかなかです。
柄本明が手を下せ、手と下せと思ってしまいます。
全体的に暗い感じですが、それぞれの思い思いの終わり方が
あって、おじさん的には、最後は納得です。
告白時の烏賊、すごい新鮮そう
切ないです。
今日のおはシアは~
“悪人”をご紹介しました。
本当の悪人は一体誰なのか?
人を殺めてしまったのは、妻夫木さん演じる祐一ですが
そうさせてしまった原因は被害者にはないの?
殺人現場、その場所に放置した男は、まったく罪がないってこと?
人生の歯車がくるい始めると止まらない恐ろしさ。
暗い。重い。映画・・・です。
出演者の演技は素晴らしいですよ。
第34回モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した
深津絵里さんが注目されていますが
私は妻夫木聡さんの演技に目をみはりました。
いきいきとした生活とは、程遠い毎日を送る
うつろな目をした青年。
そして最後のシーンに見せる、ギラつくような眼。
圧倒されました。
脇役もイイ。犯人の祖母は樹木希林さん。
そして被害者の父は柄本明さん、どちらもスゴイ!
柄本さんの役は、原作者は弱い人間として
監督は強い父親を描きたかったそうで
2人で話し合い、監督の求める父親が
映像化されています。
この映画、原作者が脚本も手がけているんですよね。
スパナをふりかざすシーン。胸に来ます。
作者も監督も、父親が娘を置き去りした大学生を見ながら
その大学生の友人に語りかける言葉を
映画の根底に流れるテーマにして
観客にアプローチしたんだろうけど
私はそのシーン、それほどグッとはこなかったなぁ。
それより、被害者が祐一に向かって言った一言。
「あんたのことなんて誰も信じない。」
この言葉さえなかったら。
悲しい事件そのものが、起きることがなかったのに・・・
そればかり考えてしまいした。
クライマックスのシーン、どうして祐一がああいった行動をとったのか
誰の口からも語られることなく映画が終わるので
「世の中ってさ、こうなのよね。」と虚しさ、悲しさに
押しつぶされそうになりながら、映画館を出た私。
苦手なジャンルで星の数が難しい・・・。
役者さんの演技力だけで評価するなら
5つなんだと思います。
PS : バスの運転手さん(モロ師岡さんが演じています。)が
心をホッとさせてくれますよ。
【人間の本質は善と悪】
小説&映画で話題になった『パレード』の長崎県出身の作家【吉田修一】作品の映画化
ストーリー&映像 共に大好きな雰囲気だった
【松尾スズキ】と【でんでん】の登場には驚いた
妻夫木と深津コンビの演技がとにかく素晴らしい
『告白』に続き話題作に出た岡田将生も嫌味たっぷりの好演だし
『愛のむきだし』の満島ひかりの可愛さと【したたかさ】の2面性具合も相変わらずウマイ
そしてなんと言っても・・・【福岡】
舞台が馴染み深く 知ってる場所のオンパレードで
とんでもなく感情移入した
事件の発端が【三瀬峠】っていう時点でテンション上がりまくり
確かに三瀬峠は怖い噂話や事件が何度かあって
今回の舞台にはピッタリ
●免許を取ったらまず三瀬峠
●ドライブデートで三瀬峠
●夜中の肝試しにみんなで三瀬峠
●佐賀に抜ける時は三瀬峠
何度走ったことか!!
他には・・・
【福岡県福岡市】渡辺通り
(佳乃が父親の佳男に車で職場近くまで送ってもらう冒頭のシーン)
◆福岡市のド真ん中のメインストリート。佳乃が車から降りる場所も福岡市民なら誰もが【分かる】ポイント。自分も何度も同じ場所で降りたことがある
【福岡県福岡市】東公園
(佳乃を待つ祐一の目の前で増尾と佳乃が偶然に出会い出かけて行ってしまう重要なシーンで使われた公園)
◆福岡県庁近くの自然公園で年に一度の大きな祭りの時に何度も行った
【福岡県福岡市】長浜屋台ラーメン 川端店
(言うまでもなくラーメン食べるシーン)
◆中洲でかなり有名な店で泥酔状態で何度も御世話になった
【福岡県福岡市】けやき通り
(増尾に掴みかかる佳男のシーン)
◆福岡市中央区のオシャレ通りで枯葉が舞い散る雰囲気が大好き
【福岡県福岡市】SOL FAMILIA(ソルファミリア)大名店
(奴らがたむろしてる店)
◆福岡市中央区国体道路沿いのカフェバー
【福岡県福岡市】美・コミュニケーション P&P
◆この美容室・・・知らない
【佐賀県】JR佐賀駅
(妻夫木聡と深津絵里が出会う場面)
◆何度かしか行ったことないけど個人的に懐かしい場所
【佐賀県佐賀市】紳士服のフタタ 佐賀西バイパス店
(光代が働く国道208号沿いの紳士服量販店)
◆通常営業しながらの強行撮影したらしい。いつかスーツを買いに行こう
【佐賀県・唐津市呼子】いか本家本店
(祐一が自分の罪を光代に告白するシーン)
◆地味ながらも印象的な場面。この店は入ったことないんで次回は必ず
【佐賀県みやき町】クローバーリーフ TSUKASA 506号室
(映画の中で2回目に出てくるラブホテル)
◆撮影に使われた506号室にいつか行って・・・みたい
【長崎県茂木町】茂木港
(少年時代の祐一が母親に置き去りにされる回想シーン)
【長崎県平戸市】堤漁港
(祐一が房枝と住む漁村と自宅)
【佐賀県佐賀市】諸富警察署
(自首しようとする祐一を光代が止めるシーン)
◆交通規制し人工雨を降らせる大掛かり撮影
【長崎県五島市】大瀬崎灯台(おおせざきとうだい)
(クライマックスシーン)
◆いつか必ず行きたい CGの様な素晴らしい景色
そんな感じで福岡市民としては観ずにはいられないロケ現場の嵐で興奮しっぱなしの2時間半
脚本も演技も含めて『悪人』ワールド 素晴らしすぎる・・・
近々 小説を読むしかない
・・・
うーん・・・満島ひかりさんの名演技で殺されて当然のような生意気な女に、妻夫木くん、深津さんの役柄が正当化されてしまったような・・・。一度でも人の親をやったことがあれば納得いかない内容な気がします。本当に愛しあってるなら殺人をした罪を償う強さも二人で持たなくちゃ・・
ただ、名女優樹木希林さんの演技には脱帽でした。深津さんより、樹木さんにいろいろ賞をあげたいです。
男女間のコレがリアル
ついこの前まで映画館で上映されてたイメージでしたが
3/4レンタル開始だったので早速観てみました。
「アウトレイジ」「告白」と少しかぶってそうですが悪人の種類が
全然、違ってこの悪人はセックスや恋愛の面も描かれてました。
映倫PG12指定、『悪人』(あくにん)は吉田修一原作の長編小説でそれを基にした
実写映画で出会い系サイトで知り合った男女のリアルのストーリーです。
嫌な気持ちになる人も多いかもしれませんがこれが男女間の真実ですね。
長崎県から90km離れた五島市の大瀬崎灯台の五島列島の福江島がロケ地だったので、
長崎や佐賀やここにどうしても行ってみたくなってます。
深津絵里の地味っぽい女の演技も妻夫木聡の肉体労働者でガテン系ぽい演技も
他の出演者の演技もみんな素晴らしかったです。
金髪でスポーツカーに乗ってるガテン系の人を見るとしばらく
「悪人」みたいなイメージで見てしまいそうです(笑)
正直、ビッチやファックな人間も多いので再度考えさせられる1本でした。
これは観るべきかもしれません。
すごい
なんだろう…
見終わったあとの胸の苦しさというのか。
久々に見終わった後、いろんなことを考えて無口になりました。
前半は「出会い系のお話?」と勘違いして嫌悪を示す人もいるかもしれません。でもこの映画のすごさはラストの30分あたりからです。
このラストを見ずして何も語ってはいけません(笑)。
誰もが悪人。
小説も読みたいけど、まだ図書館で予約待ち状態(´Д`A;)
terraは基本、映画を観るときはなーにも情報入れずに観ます。
先入観もたない方がおもしろいことが多いので。
この映画も予告編さえ観ずに行きました。
映画を観たあとで予告編観たんですが
なんだかこの予告編にすべてが詰まっているような…(´Д`A;)
今から観る人は観ない方がいいかも。
とにかく誰もが悪人であるようで、誰もが愛に餓えているようで。
妻夫木くんって、今まで興味がなかったけど演技上手いね~。
深津さんもギリギリの演技しますね。
映像的によかったのかな?
女優だね。
ネタばれOKな方はterraのブログをチャックしてみてねd(。ゝд・)!!
引いてましたね
妻父木聡さん及びファンの方には大変申し訳ないのですが…。
妻父木さんが並々ならぬ肩入れをして映画化したそうなのですが…。
彼女にイタコがついているかの感触を得たあたりから(映画なのでもちろん後先逆に撮影されることもあってちりじりにはなっていましたが)、「こりゃ勝ち目なし」と完全に引いていた印象。
深津絵里さんを観にでかけ、きっちり深津さんに魅了され、相方さんが誰なのか、どんな演技をしたのか、すらろくすっぽ記憶に残らないほど、深津さんの映画でした。
とてもとてもとても、すばらしかった。
ただただそれだけの4.0点です。
悪人
妻夫木さんの普通っプリと深津さんの心の深さにびっくり?・・・
しかし暗すぎて、しばしぬけ出せなくて大変でした。
どうやったって妻夫木さんはかっこいいままだろうと高をくくっていたら
すごい姿をみてしまった!!て感じ・・・
暗っ!
本当は観る気はなかったのです。
多分、「暗い」と思うと感じていたので...
でも、再映で安くなっていたので、つい
観てしまいました。
観た甲斐はありました。
出演者の演技の確実さ。
素晴らしいと思いました。
特に、岡田将生君に感心しました。
「ただのイケメンじゃないんだ。やっぱり」
でもね...終始映像が暗い。
ストーリーがあまりにリアル。
世相を反映しすぎていて、逃げ場がない。
舞台が長崎、佐賀、福岡と自分の地元だから
尚更そう感じたのかな?
方言も良かったですよ。
大袈裟になりすぎる事なくとても自然だと
思いました。
でも、この映画を好きかどうかと聞かれれば
やっぱり、好きじゃない。
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