劇場公開日 2010年9月11日

悪人のレビュー・感想・評価

全198件中、141~160件目を表示

4.0引いてましたね

2011年2月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

妻父木聡さん及びファンの方には大変申し訳ないのですが…。
妻父木さんが並々ならぬ肩入れをして映画化したそうなのですが…。
彼女にイタコがついているかの感触を得たあたりから(映画なのでもちろん後先逆に撮影されることもあってちりじりにはなっていましたが)、「こりゃ勝ち目なし」と完全に引いていた印象。

深津絵里さんを観にでかけ、きっちり深津さんに魅了され、相方さんが誰なのか、どんな演技をしたのか、すらろくすっぽ記憶に残らないほど、深津さんの映画でした。

とてもとてもとても、すばらしかった。
ただただそれだけの4.0点です。

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grassryu

4.0悪人

2011年1月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

妻夫木さんの普通っプリと深津さんの心の深さにびっくり?・・・
しかし暗すぎて、しばしぬけ出せなくて大変でした。
どうやったって妻夫木さんはかっこいいままだろうと高をくくっていたら
すごい姿をみてしまった!!て感じ・・・

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nonti8316

3.0暗っ!

2011年1月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

本当は観る気はなかったのです。
多分、「暗い」と思うと感じていたので...
でも、再映で安くなっていたので、つい
観てしまいました。

観た甲斐はありました。
出演者の演技の確実さ。
素晴らしいと思いました。
特に、岡田将生君に感心しました。
「ただのイケメンじゃないんだ。やっぱり」

でもね...終始映像が暗い。
ストーリーがあまりにリアル。
世相を反映しすぎていて、逃げ場がない。
舞台が長崎、佐賀、福岡と自分の地元だから
尚更そう感じたのかな?

方言も良かったですよ。
大袈裟になりすぎる事なくとても自然だと
思いました。

でも、この映画を好きかどうかと聞かれれば
やっぱり、好きじゃない。

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ucchi-

5.0胸に突き刺さる作品でした

2011年1月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

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tako

4.5妻夫木さん

2011年1月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

いろいろな人が傷ついて、本当は誰が悪いのか考えさせられる映画。

深津さんはもちろん素晴らしいのだけど、最後に出てくる妻夫木さんの泣いているような、笑っているような表情がなんともいえません。
これだけでも観る価値があります。

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ポテト

4.0深い・・・

2010年12月13日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

難しい

原作読んでないので前知識無しでしたが、思った以上に深い映画でした。
爽やかイケメンと全く逆の妻夫木君とはかない深津ちゃんの演技は流石でした。

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やよいそら

4.0主演ふたりの演技に入り込む…

2010年11月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

原作は読まずに観にいきました。

まず主演ふたりの演技が素晴らしかったと思います。

ふつうに考えたら遠い話に思えてしまう場面でも、
見事に感情移入してしまいました。

あと個人的には県ごとの訛りが好きでした。
九州出身者が見たらまた違うと思いますが…。

マイナスポイントは、ストーリー展開が若干早いような気がした点です。

ふたりが出会って気持ちが変化するまでの描写が短く、少し違和感を感じました。
ここはおそらく映画の尺の問題かな、、原作を読めばわかるのかもしれません。

ストーリー的にカップルで観るには向かない映画かもしれません。

ぜひじっくりひとりでorシリアス映画好きの人と観てください。

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kita yukiko

4.5誰が一番の悪人なのか・・・

2010年11月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

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yurimo

4.5感動が奥深かったです!

2010年11月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

見終わってからも2週間ほど、この映画の感動となぜ?が抜けなかったです。
原作を買って読み終わり少し落ちついたものの、最後は光代が祐一の本心がわからずに終わっているのでもどかしく悲しかった。
今でもラストシーンの祐一の笑顔が忘れられず胸を締め付けます
こんな映画は珍しいです。そのとき感動してもたいてい忘れてしまうものです。
祐一のあの笑顔、幸せを求めて、命よりも光代をかばい、幸せをつかめずに終わる人生、
どうか、刑務所から出てから二人が結ばれますようにと架空の物語なのにそう思ってしまった。

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まあこちゃん

4.0本当の「悪人」とは誰(何)なのか、原作同様に問いかけてくる秀作

2010年11月6日
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鑑賞方法:映画館

これは、すごい、、、すごすぎでした。

原作も読んで、もう打ちのめされるくらい、感動…というか、
言葉を失うくらい衝撃を受けたのですが、
映画でもほぼ同じ感覚を受けるなんて、、、

とかく長編小説を映画化した場合、“はしょってる感”が出てしまって
物足りなくなってしまうことが常だと思うのですが、
そんな物足りなさが皆無。
(反対に、短編を映画化したほうが、 “膨らませられる”ので成功しているような、、、
『ショーシャンクの空に』とか)

「百聞は一見にしかず」
という映像の特性を完全に生かしきって、
原作では何ページも割いて説明した情景を
一瞬の映像でわからせてしまっています。

うーーーーん、すごい、、、

これも一重に、原作者の吉田修一さんが、
脚本にもしっかりとかかわっていたからでしょう。

これほど高評価なのに★5つにしなかったワケはただ一つ。

主演の妻夫木くんです、、、

どーみても、この主人公の、
「不器用で誤解されやすい、車マニアの土木作業員」祐一に見えません、、、

原作を読んだイメージでは、やたらガタイのいい、
見た目はいかにもヤンキー=黙っててもケンカ吹っかけられるタイプを
想像してたんですが、、、(TOKIOの長瀬くんとか山田孝之さんみたいな)。

他のキャストがいやになるくらいピッタリだったぶん、
似合ってない感が目立ってしまいます。

まあ、妻夫木くん本人がこの原作に惚れ込んで、
プロデュース的なところから関わってきたというから、
仕方ないのですが、、、

でもそれなら余計に、客観的な目をもって、
本人は別の役(あの最低な大学生・増尾の友達役がハマリ役のはず)を
演じて、作品を見守ってほしかったです。

ぴったりキャストの中でも
私が「ひゃ~~~っ!!」と喜んだんは松尾スズキさん。
うさん臭さ全開で、最高です☆

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めぐ吉

1.0スコアの通りです。

2010年11月6日
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まこたふ

3.5一体なにをつかんだのか?

2010年11月2日
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鑑賞方法:映画館

もったいない…

佳男が増尾の友人に語りかけるシーン

いれなくてよかったのに

映画に理屈を混ぜこむのは大きらいだ




そだててくれた祖父母に縛られる祐一

恋も満足もなにもない

だれかに甘えたいけど、
甘える相手もいない

自分に差し出せるものはない

お金しか

出て行った母親にも、
金をせびる

1000円でもいい、
なにか差し出せと



紳士服屋で、
終わりのない仕事を続ける光代

姉の奔放な愛をねたみつつ

それを抑えこむ

ねたみすら表現できないほどに、
力をなくしている



女をばかにすることで、
自分の力をあらわすことをおぼえた増尾

自分でわらいとばしてしまえば、
同情されなくてすむ

まだ、
わらえると、思っていた



男に必要とされることで、
自分がしあわせな気がする佳乃

必要とされていないと感じると媚び

必要とされると罵倒する

自分の存在価値を見つけだすのに、
かかりきり



美容院には興味のうすい妻が、
夫が大事にしている美容院の、
鏡を磨いて夫を待っている

夫は、
犯人への執着心を、
感情的な手段でさんざんはらしてきたというのに、
妻はそれを無垢なままに受けいれる

さんざん欲にまみれた顔をした人間を、
受けいれる

佳乃の、父と母



だれからも愛されていないとかいう、
妄想からはなれられなくなって、
すこし与えられた愛に、
飛びついてしまう

むしろ、
それは愛ですらないかもしれない

これしかない

これ以外つかめるものはない

執念

執着

さみしい

なんでもいい

溺れるものは藁をもつかむ

つかんだものは本当につかむべきものだったのか?

そんな選別すらなされないまま、
つかんでしまう

端からみれば、
一体なにをつかんでいるのかと笑ってしまえるようなものも

ばかなものをつかんでしまった、
なんて、
気づくのは10年後かもしれないし

もしかしたら、
気づく間もなく死ぬかもしれない

それなら、
つかめばいいのだと思う



なんだか大人気になりそうな映画だったけど、
なぜかいい映画かもと思えて、
見に行ってみた

私の勘はなかなかいいみたいだ

(後半1/4くらいはいらなかったけど)

映画も、
ことばと同じで、
いらない表現を、
切り落とす必要があると思う

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Maki69

5.0悪の連鎖

2010年10月29日
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泣ける

悲しい

悪意は連鎖するんだと思う。
増尾が佳乃を見下し、佳乃が祐一を見下す、
悪意が連鎖して強くなり最悪の結果に。

佳乃の嫌な面が初めに描かれていて
絶対友達になりたくない!と思ってしまうくらい嫌な奴で・・
でも親にとって子はかけがえのな大切な存在。
子を思い増尾につかみかかる佳乃の父、
そんな状態でも佳乃や父をばかにする増尾。
かわいそうな人な人ですよね。

あんた大切な人はおるね?その人の幸せな様子を思うだけで、
自分まで嬉しくなるような人は。
佳乃の父が淡々と語るシーンで胸が締め付けられました。
少しの優しい気持ちがあれば悪意は消えていってしまうんだと思う。

いつも母が見守ってくれていたら、
祐一は罪を犯さなかったのかなぁ・・と。

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sora311

5.0偽善と偽悪

2010年10月28日
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泣ける

幸せ

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リンタ

1.0エエかっこしいと自己憐媚

2010年10月23日
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エエかっこしい とそれの裏返し 自己憐媚 そして自己陶酔
登場人物のだれもがこれを繰り返す。
それを愛とよんで誰が悪人?とハマってしまっている貴方達は
あぶないですよ…と作者、監督が暗に問いかけているとすれば
たいしたものなのだが…

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tomi

2.5もったいない映画

2010年10月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

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座布団

4.0予想していた以上に

2010年10月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

暗く重い作品でした。

この作品を見れば誰もが

何が悪なのか?

誰が悪なのか?

と悩むのではないでしょうか。

しかしながら、どんな事情があっても人を殺せば悪人なのです。

そんな悪人を愛してしまった一人の女性。

彼女は彼の何に惹かれたのか?

彼は彼女に何を求めたのか?

見終わった後も考えさせる映画でした。

そして忘れてはいけないのが役者たちの演技です。

モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した深津絵里はもちろん、妻夫木聡、柄本明、そして樹木希林にも注目してください。

彼らの熱演がこの作品をより暗く重い作品に仕上げています。

時折映る海が暗く重く描かれているのですが、この作品を物語っているように見えたように思えます。

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アスカフェニックス

4.5悪人であり善人であり。

2010年10月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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ハチコ

3.5一瞬の出来事の代償の大きさ

2010年10月9日
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悲しい

難しい

原作者自ら脚本を書いただけあって、話の展開がスムーズ。その脚本にも携わった李相日監督の演出は「フラガール」から一段と進歩したようだ。無駄な台詞やナレーションなど使わず、カット割りだけでその人物の心情を表現してみせる。光代が単調な日常から逃れる決心をする場面などがそうだが、安易な演出の作品が目立つ昨今、こうした映画の基本的なテクニックに磨きをかける李監督の姿勢に好感が持てる。
また、映画は光と音の総合芸術。今作は音を使った演出もいい。GT-Rのエキゾーストノートが祐一の心の葛藤をかき鳴らし、雨の音の強弱が光代の心の動きを伝える。控えめな雷鳴も却って効果的だ。夜のとばりに包まれた理容店の店頭サインがカタカタ回る音など、派手さはないが音響的な演出に長けている。
本題の「悪人」だが、文字通り殺人を犯した祐一に非があるわけだが、事件に至る様々な問題点と、事件後の逃亡劇を組み合わせ、悪かったのは犯人だけだったのかと問いかける。
殺人者の青年は、何もない海辺の寒村で年寄りの面倒を見ながら建設現場で働いている。これといった異性との出会いもない。一方、出会い系サイトを利用して漁るように彼氏を求めた被害者と、そんな行動を何一つ察知できなかった両親。被害者のしつこさに嫌気がさして事件のきっかけを作った裕福な大学生。そして殺人者を逃亡させてしまった年上の女。
映画は、おそらくこのあと裁判で取り沙汰されるであろう事象を摘み上げながら構築されている。いろんな要素が絡み合って事件が起きる。だが、事件が起きれば親は娘を永遠に失い、母親代わりを務めてきた老婆は孫を殺人犯として失う。一瞬の出来事の代償は大きい。

樹木希林が相変わらず巧い。昔から実年齢がどこなのか判らない女優さんだ。
妻夫木聡が予想以上によく、目を使った演技ができるようになってきた。
深津絵里はひと皮もふた皮もむけた。光代が祐一に惹かれていく様を、映画という限られた時間枠のなかで無理なく見せた。ここに無理があると作品がガタガタになってしまう。

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マスター@だんだん

4.0ありふれた悪。。。それだけに怖い。

2010年10月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

出てくる登場人物は特別でもない普通の人ばかり。
悪い面も愛される面も普通に持ち合わせた人ばかり。
ただ若さ故、暴言も感情のコントロールの下手さもありで、、、
主人公含め、被害者の見栄っ張りOL(満島ひかり)や
スカした大学生(岡田将生)の暴言も出来心な“悪”さえ
ありがちな光景だけにエグイ。。。

殺人を犯した主人公:祐一(妻夫木)の“悪”も揺るぎない
事実だけれど、普段は、祖父母の面倒を観る良い一面も
あったりする青年。
孤独から求めた出会いと裏切られた感情の爆発で
犯してしまった殺人は事故のようなモノ。。。

冒頭やさぐれてた祐一が光代(深津)との出会いで、
本来持っていた優しさと良心の呵責に苛まれる姿が
それだけに切なかったです。。。
そして最後にとった愛故に突き放す行動も。。。

肝心の深っちゃんの演技は受賞ニュースで期待しすぎたのか
結構フツーに感じちゃいました。。。(上手いんだけどね)
孤独からの出会いで、会ってすぐあそこまで好きになること
あるんかなーと、やはりそこは少しひっかかりましたが、
理由が理由なだけに、自分には愛で優しく包み込むしかない
+逃避行がこの一瞬を盛り上げたに違いありませんw

祐一の祖母(樹木希林)と被害者OLの父(柄本明)
の肝の座った愛情の演技は見物☆
殴りたくても殴らない、こらえる佇まいだけで泣けます。

悪についてあれこれ考えさせられる面を持ち合わせつつ
それ以上にいろんな愛情の面も教えてくれたよな
切ないけど優しい気持ちにもなれる後味でした。

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harizo