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計画を綿密に練るリーダーのブレイン以下、女(ミシェル・イェ)、依頼人との交渉役ふとっちょ(シュー)、タバコ吸い過ぎでアルツハイマー気味のオヤジ(フォン・ツイファン)の4人。彼らの手口は、全くの偶然を装って暗殺すること。最初の仕事は香港の裏路地にてターゲットが渋滞に巻き込まれ、ある店の垂れ幕が車に引っかかり、それを外そうとすると窓ガラスが割れて彼にふりかかるというもの・・・確実に死ぬとは限らないのに(笑)。
そんな彼らの次なるターゲットは依頼主の父親。依頼主が車いすを押している間に感電死させるという計画だったが、凧を上げ、雨が降らないと上手くいかない計画。何日も偶然の雨を待ち続けるストイックさはなかなか面白い。そして、絶好の大雨となったとき路線バスが突っ込んできて、仲間の“ふとっちょ”が轢かれて死んだ。事故なのか?それとも他の組織による綿密な偶然死なのか?メンバーは疑心暗鬼。そんなときブレインの自宅に空き巣が入る(これがよくわからない)。
依頼主と接触していた保険屋フォン(レン)をマークするブレイン。そして、金を受け取れるはずのないメンバーの女が金を受け取ったことから、彼女を殺してしまう。そして、おやじは自宅から転落して大怪我。ブレインは儲けを考えずフォンを殺そうとまでするのだ・・・
そんな折、偶然の皆既日食(笑)。なんなんだ、これは!そのくらい調べておけ!てな感じで、意識の戻ったオヤジから電話があり、「バスの事故は俺が引き起こしたものだ・・・事故だよ」と、アルツのはいった男の無責任さ。フォンは関係ない??と、思い起こして、偶然の事故を止めようとするブレインだった(なんだよ、この展開は)。しかし、フォンの妻が車に撥ねられ死んでしまった。
そうやって、自責の念に苦しむかと思ったら、フォンによってブレインは刺されてしまう。